購入してあったトリマー用アリ錐を使い「アリツギ加工」のテストを行いました。
アリツギとは、入口よりも奥側が膨らんでいる継ぎ方で、強度は非常に高いですが加工難度も非常に高いものです。(写真3)
鋸、ノミを使用した従来の加工方法では、職人技が必要でした。
現在では、購入したアリ錐を使用することで、素人でも簡単にアリツギ加工ができるようになりました。
とはいっても、加工時の精度はかなりのものが要求されます。
購入したビットの底辺は12.7mmですが、これより広い溝を作ることができます。
一旦12.7mmの溝を作った後、ビットを必要量ずらして更に切削することで、希望する幅に切削できます。
ただし、1mm以下の加工精度が要求されます。
構造上、12mmの深さで一気に加工する必要があり、堅い木の場合はビットが壊れる心配があります。
この場合は、写真2の真ん中の加工跡のように、ストレートビットで前処理をすると、アリ錐への負荷を減らすことができます。
アラレ組みと同じように加工することもできます。
市販されている専用の治具(櫛形)を使用すると簡単にできそうですが数万円します。
この場合、ベアリング付きのビットが必要なようです。

トリマー用ビット「アリ錐」です。
最大幅12.7mm 深さ12mm 軸径6mm

右:普通に切削した状態です。
中:ストレートビット6mmで切削。
左:右のように切削した後で、位置をずらして切削。

アリツギ加工です。

写真3を上から見た様子です。

矢印3箇所が加工部分です。

加工の拡大写真です。

底辺を17mmに拡張したアリツギです。

加工精度が悪くて入らなかった例。
修正して合致するようにしました。

小さく加工してユルユルになった失敗例。
切削時の調整が難しいです。
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アリツギとは、入口よりも奥側が膨らんでいる継ぎ方で、強度は非常に高いですが加工難度も非常に高いものです。(写真3)
鋸、ノミを使用した従来の加工方法では、職人技が必要でした。
現在では、購入したアリ錐を使用することで、素人でも簡単にアリツギ加工ができるようになりました。
とはいっても、加工時の精度はかなりのものが要求されます。
購入したビットの底辺は12.7mmですが、これより広い溝を作ることができます。
一旦12.7mmの溝を作った後、ビットを必要量ずらして更に切削することで、希望する幅に切削できます。
ただし、1mm以下の加工精度が要求されます。
構造上、12mmの深さで一気に加工する必要があり、堅い木の場合はビットが壊れる心配があります。
この場合は、写真2の真ん中の加工跡のように、ストレートビットで前処理をすると、アリ錐への負荷を減らすことができます。
アラレ組みと同じように加工することもできます。
市販されている専用の治具(櫛形)を使用すると簡単にできそうですが数万円します。
この場合、ベアリング付きのビットが必要なようです。

トリマー用ビット「アリ錐」です。
最大幅12.7mm 深さ12mm 軸径6mm

右:普通に切削した状態です。
中:ストレートビット6mmで切削。
左:右のように切削した後で、位置をずらして切削。

アリツギ加工です。

写真3を上から見た様子です。

矢印3箇所が加工部分です。

加工の拡大写真です。

底辺を17mmに拡張したアリツギです。

加工精度が悪くて入らなかった例。
修正して合致するようにしました。

小さく加工してユルユルになった失敗例。
切削時の調整が難しいです。

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