きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

討入り飯

2013-06-14 | ゴハン・パン・メン
池波正太郎さんの「食エッセイ」の中で、ダントツ1番に大好きな話は..........
赤穂浪士が「討入り」直前に食べたという、【鴨のつけ焼き生卵がけご飯】だ

梱包してしまったので手元に本がなく、確かめようがないもんで
ネーミングはアタシが勝手につけているものです、あしからず(笑)

残った「鶏肉」をみていたら、急に食べたくなって「主婦めし」で真似てみた

◆鶏もも肉(一口大に切る)

 ・少量の油で炒め焼きし

◆酒・醤油
◆めんつゆ(隠し味で少量)

 ・濃いめの醤油味に炒りつける

◆なま卵
◆熱い飯(炊きたてじゃなかったのチンして)

 ・なま卵の中に、焼き汁ごと鶏肉を混ぜて
  熱いご飯にかける.................

めちゃくちゃ旨かった、葱も入ってたかなぁ~あとで確かめてみよう


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


大石ひきいる何十人かは、あるお屋敷に集まったのだが
そこで、「最後の晩餐」の1つとして供された献立らしい(池波説)

差し入れの大量の卵、合鴨のつけ焼き、炊きたての熱い飯

ジリジリと、醤油香ばしく焼きあげた熱々の鴨肉を刻んで
大鉢に大量に割り入れた「とき卵」に混ぜこみ
熱い飯とともに供す....................

雪が落ちそうな厳寒の夜、死を覚悟して討入る男達の為に
身体を温め滋養をつけさせ、最大限に「働けるよう」心配りをした

今生では最後になるかもしれぬ「この夕餉」を、最高に美味しく
お腹一杯、食べさせてあげたかったに違いない...................

台所をあずかる女達は、精一杯に機転をきかせふるまったのだ
どんな思いで仕度したかと思うと、想像するたびに涙が滲む


実際はどうだったか知らないけれど(笑)

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甘辛やきとり弁当

2013-06-14 | お弁当箱
 
ラスト弁、冷蔵庫はスカスカ何もない

◆鶏モモ肉(ぶつ切り)・サラダ油
◆酒・めんつゆ・味の母・醤油・きび砂糖・テーブルコショウ
◆金ごま・水菜茎の漬物・紅しょうが・ごはん


ラスト朝餉、これまた何もないわ疲れきってるわで

・・・かにたま丼・・・


◆蟹缶・卵・めんつゆ・テーブルコショウ・バター・ごはん
◆スナップ豌豆のおつゆ・沢庵


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雨は止まないし、明日土曜もオットは仕事が入っている(やくにたたん)
前々から解ってたろうに、なんでこんな時に「引っ越し」を入れるかね~だ
いかにも「何もしない人間」の考えそうなことだな、と黙って従ってるけどサ

ま~引っ越し前夜まで【キャバ嬢】に入れ揚げてた時より「マシ」だけど~(笑)
いっしょ~忘れないからなぁ~、まだ全然許してないからな~、あ~腹立ってきたぁ

むかむかむか


当日は曇り予報だし、運ぶのはプロの人達だから心配してない
どんなことをしても、完璧に運び入れてくれるのはわかっている

今度のとこは、今までで一番「道路が狭い」らしく「どうするのかな~」と思っていたら
近くまで大型トラックで運んだあと、小型トラックに「小分け」して運んでくるらしい
ムリだった場合だから、どうなるかは知らないけど....................

え~時間かかりそう、と危ぶんだら「たった」2~30分のロスで済むらしい
すごいな~プロって...............


さてラスト数日、カウントダウン、そろそろ仕上げの作業にはいらねばっ

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