毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

少年たちと円山

2008-09-22 21:14:14 | ご近所山
昨日の藻岩山の帰り、
なんだか体力余ってて(笑)円山も登っちゃいましょかと。

循環バスを降り円山公園口鳥居付近に、
フラワーバスケットが飾ってありました。
私の大好きな、



フクシアです。
山歩きをする前には毎年数種類育てていました。
耳飾りみたいでしょ?

で、このフラワーバスケット前で、
何やら打ち合わせをしている少年達が5、6人。
バスケットボールを持っている子も。
どこか広場へ行くんだろうなと気には留めなかったのですが…

公園内を歩いてゆきますと、
視界の隅に、
何やらしゅしゅしゅっと駆け抜ける黒い物体が。



うわ、こんな公園のど真ん中にエゾリスです。
写真中央の木の右横、
輪になった柵の後に一本飛び出したような柵、
実はエゾリスです。
すっごい腕前でしょ(笑)。



確かに大きな木はいっぱいあるけれど、
山から出てきたのでしょうか。
迷子、それとも人から餌を貰って公園内で暮らしてる??
車には気をつけなよと言い聞かせ、
円山登山口へ。



あら、さっきの少年たちも登山口方向に向かっている。
登るのかい??
バスケじゃないのかい??

私は一礼をしてぽこぽこお地蔵さんコースをGOですが、
少年達は入り口付近の案内図をじっくり読んでいる。

と、下から元気と言うか賑やかな声が…
『うぉ~、すっげ~、ばあちゃんが出てきそうな道だ~っ!!』
ば、ばあちゃんが出てきそうな道ね、なるほど、いい。

階段一段抜かしの歩幅と勢いで、
あっという間に私を集団で抜き去った…
そうよね、エネルギー有り余ってるわよね、発散発散。
と思ったら意外にも集団でへばっている(笑)。

『きっついわ、オレだめ、なによこれ』

はいはい、私は省エネぽこぽこノンストップですので、
少年達を抜くのですが、
また後からすぐどどどどど~っと。

これを何度も繰り返しでして(笑)。

初めての山登りだったようで、
ちょっと上っただけで、
『うぉ~、見ろ見ろ、駐車場もうあんなにちっけぇ~!』とか、
『うわぁ、リスリス、リスがいるぞ~!』と。
私の心の叫びをそのままストレートに口にしております。

おそらく中学校1,2年でしょか。
声が大きいので話が筒抜けにございます。

『ここゴミ落ちてないな。おい、落とすなよ』
『オレ、ガム出したいんだけどティッシュ持ってない』
『このボール、恥ずかしいな』
『富士山はもっと苦しいぞ!頑張れ、オレ~』

この賑やかさですから、リスもぱぱぱっと逃げてしまいます。
そう、
昨日はやっぱりリスの大ヒットdayだったようでして、
シマリス3回、エゾリス6回も見かけました。
ぼくちん達もいい思い出になったでしょう。

二股にコースが分かれているところで、
先行していた彼等は左、
私は右へと進みまして、
声だけは『うぉ~、落ちるぞ死ぬぞ』としっかり聞こえております。
あの大声なら、
何かあったらすぐ分かるでしょ、
私はどんどん進んで行きますと、
後から必死になって追いかけてきた(笑)。

その後はほどほどの距離を保って山頂手前まで。
先行していたのは私ですが、
彼らの初登頂と努力を評して山頂第一歩は彼らに譲りましょうと。
ところがコイツら、
『待て、神様に挨拶だ』と山神様の前で手をあわせ始めた(笑)。
いい子たちじゃ。
でも、その手を使いたかったのは私なんですけどね(笑)。



藻岩山も混んでいましたが、
円山も混んでおります。
もっとファミリー的登山の人たちがいっぱいです。



ラッキーなことに山頂トップの岩場が空いてまして、
まずは私がどっかりと。
すぐ後に少年達が私の横にどっかりと(笑)。

『うぉぉ~、ドームがふたつ見えるぞ~!!』
良かったね、
道中頑張っている姿を親御さんに見せたかったよ。

さて、私は帰りましょか。



三角点。



振り向いたら、
少年の一人が私を見つめてた。
『おばさん、帰りも一緒じゃないの?』と言いたそうな…

大丈夫、おばさんはちゃんと聞いていた。
『おい、上りより下りのほうがめっちゃ怖いぞ!!』とか、
『滑ったら落ちるぞ危ないぞ』とかね。
公園の入り口からちゃんと道を調べて歩いていたのも知ってるよ。
こうやって大人になってくんだろうな…

さて、
分岐で少年に気を遣って撮れなかった写真でも。



八十八番のお地蔵さん、首無かったっけ??





あ、確かに動くかも。
その後は動物園コースから。
こちら次から次へと人が歩いてきます。



帰りは神宮さんに寄りまして。



ちょいと休憩。
日差しが秋ですわ…



おお、今回も花嫁さんじゃ。幸あれ~。



三角山にも登れそうな気力と体力でしたけど、
なんか少年達でココロがミタサれまして(笑)。
一言も言葉は交わさなかったんですけどね。
ぽくぽくと家路に着いたのでした。




人だらけトンボだらけ藻岩山

2008-09-21 20:42:42 | ご近所山
娘のとんぼ返りで、
ぽっかり空いた日曜日。

もそもそ起きてぼぉ~っとしておりますと、
『藻岩通るけど乗ってく?』と夫。
そういうことは前日に言ってくれよな…
予定を聞いておかない私も私だけど…

パジャマでぼへ~っの1時間と10分後には、
藻岩山慈恵会コースの入り口にしゃきんと立っておりました(笑)。

今日もノンストップで歩きましょっと。

で、歩き出して5分も経たないうちに、
目の前をエゾリスが横切った!!
『これはツイてるぞ』と思ったのですが。

???

横切ったエゾリスの左の耳に赤いものが…
えっ??リボン?葉っぱ??それとも私の目が変??
あ~きっと私変なんだわ、
そうよまともじゃないんだわ…
キティちゃんリボンのエゾリスがいるわけ無いじゃない…
怪我をしているようには見えなかったよな…
ついに私もここまで来てしまったか…
でも耳の付け根が赤かったわよね…

何ともいえない???のままノンストップで。
足は何ともないけれど、
息が肺が苦しい…
肺活量心肺機能低下してるわ…

で、分岐を過ぎ、
岩がごろごろ顔を出す辺り(27番地蔵さんぐらいかな?)で、
我が目を疑う光景が…
だ、団体さんがずぅっと、延々と続いている…

これは幻覚ではありませぬ。
先行者もツマっていて、
『一体何人いるんだ』と苦笑い。

で、団体さんのスタッフらしき方が、
『左に寄って~』とか、
『上り3名行きます~』とか指示を出すんですけどね。

苦しい真っ最中でも、
避けられたら、
やっぱり多少スピードアップで追い越すことになるでしょ。
抜いても抜いても続く列…
数えませんでしたけど(無理だって)、
5、60名はいたと思います。

ここでのトップギアが効いたのか、
50分で山頂に着いてしまった…
自分でもびっくりなタイムでした。
いつもはぽこぽこちんたらですからぁ。
やれば出来るじゃない(笑)。



あ~、あまりにも人だらけでして、
スネて(笑)草文字など(笑)。
『ワ』に勢いがあるでしょ(爆)。
もう2草足すと『も~い~わ』。

とりあえず『もりもと』のパンかじって、
展望台でも行きましょかと。
で、空を見上げると、
げげげっとくるほどのトンボです。
何?何でなの~??

『すごいトンボだね~』と話しかけられまして、
藻岩山展望台をお掃除してくださる青い制服のおばさまでして。
『この時期はこうなんですか?』と尋ねましたら、
『いや、こんなの初めて見たよ』と。





景色を写してもトンボ参入しております。
さらに先程の団体さんも上がってきまして、
こんなに混雑の山頂も初めてにございます。

人がいない場所はここだけ(笑)。







これ人気ないのかな。
私も写したのは初めてだけどね。

長居せずにとっとこ下山。
バス時間の都合から、また慈恵会コースで。

下りながら、
さっきあんなに苦しくてツラかった道を、
とっとこ下りてる自分に妙な快感が…
え~い、どうだ、参ったか~、へっへっへ~と。
自虐的になっている…



セイコマでボルビック。
これは美味い。
でも小天狗岳&温泉の帰り道で買って飲んだボルビック、
あの時が一番美味しかったと思います…

ちなみにこのボルビック、
飲み口が広く大きいので、
歩きながら飲むと鼻にかかりますからご注意を。

時計を見てもまだ12時前。
自虐の虫が『もう一つ登れ~』と囁きまして…
この後円山目指してGOとなったのでした。



ノイバラ三角山

2008-09-18 20:41:41 | 三角山
午前9時の室温28.9度…
正午の室温は30.1度…
まだ工事が終ってないので連日この調子です…
ああ窓を開けたい、開けたい、開けたい…

どうも粉塵にもダメな体質みたいでして、
窓を開けるとじんましんがぼろぼろでます…
開けて無くても体中痒い…
私だけではないみたいでして、
花粉症のような症状が出ている住民も。

お洗濯物はもちろん部屋干しなので湿度は↑↑。
この室温での家事は過酷です(笑)。
だからここ最近へばり気味なのね(笑)。
楽しいのは水仕事だけなのさ~。

夜だって網戸撤去されてるし(笑)、
足場を組んであるから窓なんて開けて寝られないし。
おまけに趣味の布団干しも出来やしない…
暑いし痒いしで何度もがき苦しむ夜を過ごした事でしょう(笑)。

あと半月で終ってね。
工事の人も大変だろうけど、
閉め切った室内の住民もぼろぼろです。

でね、
外の方が涼しいのね(笑)。
今日の札幌の気温は30度はなかったでしょ、きっと(笑)。

今日はノンストップで山頂へ。
やれば出来るじゃない。



ベンチの真上の葉っぱ。
秋色になっておりました。



眺め良好。



山頂のノイバラの実。
今まで何度写してもボケてボツでした。



秋なのじゃ…



帰りも一気に下りてきました。
これぐらい調子よく手稲山も歩けたらいいなぁなんて考えながら、
蒸し風呂我が家に戻ったのでした…暑っ…



青空塩谷丸山

2008-09-16 20:44:44 | 塩谷丸山、春香山
睡眠時間4時間で高速バスとJR.
着いたところは、



塩谷駅。また来ちゃいましたね~。
だってね、やっぱり好きなんですわ、ここ。

登山口というか、最終民家付近には車がいっぱい。
ざっと数えて12台はあったような。
みんな考える事は同じよね、この天気ですもの。

ここで、本日の行動計画を頭の中でばばばっと。
きっと山頂は混雑しているでしょうから、
450㍍台地で景色を堪能しましょっと。
そのためには、
あのイヤらしく、キツく、くそも面白くない(失礼)、
450㍍台地までの道を頑張りましょと。



へぼへぼになりながら抜けるぞっと。



来た~!見える~!!今日はいいかも。



振り向いたら真っ青な海と空だぜぃ。
ここからは景色を見ながらススキの道を超スローペースで(笑)。
いやぁ気持ち良~い。



ササが刈ってあったんですけど、
落ち葉や枯れ葉と違って、
茎が足に絡まるのよね。

カメのような歩きでも、



1時間ちょっとで山頂到着。
意外と早かったのね。
はい、山頂は人がいっぱいでして、
いつもの位置に座れたけれど、
他の方角は写せない。正面オンリー撮り(笑)。



とっとと食べて即下山。
また450㍍台地を味わいましょっと。



祠近くの木の実。



何度撮り直してもピントがあわなかったノリウツギ。



小樽方面。



振り向かなくても海がある。って当たり前なんですけど。
あ~帰りたくないぞっと。



ヤマハハコ。



道端の一本松。
松かどうかは定かではありませんが…さらばじゃ。



あんなに咲いていたウツボグサもドライフラワーになっておりました。



初めて見ました、エゾシオガマだと思います。
そうよね、
去年の今頃は松葉杖生活だったから、
この時期の山は歩いていない。



ハルジオン。

ゆ~っくり450㍍台地を歩きまして、
過ぎたら後はJRの時間にあわせてぽこぽこと。

でね、九十九折でね、
いやぁまたヘビですわ…
今回はミニサイズで30cm弱。
茶色に模様入り。
ちゃんと道を外れずに歩いているんですけどね、
なんかヘビに遭う回数多いよなっと…
写真撮る前に逃げちゃいました。
もしも私の視力が悪かったなら、
こういうのって気づかずに終っちゃったのかなぁ。



塩谷駅のプレート。
私好みに葉っぱが絡まってきてて嬉しいなっと。



プレート横の花壇の花。サフランかな?



塩谷駅は美しい。
塩谷丸山も美しい。
年内にまた歩けるかな…



帰りは小樽駅構内のロッテリア…
恒例化しております…
駅はキャリーごろごろの観光客でごった返しておりました。

歩いている時は寝不足関係なく順調だったけど、
いやぁ高速バスは睡魔との闘いでした。
アラームセットして携帯握り締めて…(笑)。
ちゃんと乗り過ごさずに帰ってきました。

秋晴れ手稲山 Ⅱ

2008-09-12 21:04:44 | 手稲山

昨日の手稲山の続きというか本編です。

バスは通学の高校生ばかりでぎゅうぎゅう(笑)。
まぁまぁ皆さん朝から賑やかでして…
高校近くのバス停に着くまで私はぺっしゃんこでした…

さて、久しぶりの手稲山、
上りだけは写真は控えめに、
出来るだけぽくぽくと歩きましょうと。

布敷の滝までは順調だったのですが、
その先が苦しいやらキツいやら…
ココロがついて行かないのです…
体がキツくても一歩一歩進めば山頂に近くなるわけですが、
途中で投げ出して帰りたくなってくるのです…

そんなココロにムチ打って、
やっぱり自虐の詩なんですけど、
なんとかガレ場に到着。



白ペンキが登場しておりました。
…これって霜や雪がうっすら状態なら見えないと思うんですけど…
そんな時期に登る人はちゃんと進路が分かってるかぁ…



ガレ場途中にあるミヤママタタビ。
やっぱり実はついてませんでした。

いつもは楽しいガレ場もボヤキの連続でして(笑)。
せめてもの救いは、
見上げれば雲ひとつない空。
これは眺めは最高だろなと。

山頂到着。
あっぱれ見事な眺望です。



定山渓天狗岳に羊蹄山。
雲がな~い。



よい血だけ(すっごい変換が出た!)、いえ、余市岳に朝里岳。



無意根山。
神社の裏に回って、



銭函天狗山に、



石狩湾とその向こうのお山さん。

ここでお昼ごはんのつもりだったのですが、
山頂混んでおります。
いつも私が腰掛ける岩には先客が…

予定変更しまして、
リフトの日陰で食べましょと。
ところがどっこい、リフト2機にも先客(男性)が…
そうよね、みなさん考えてる事は同じよね…

残ってる場所はあそこよねと、



ゲレンデ上の「スナックハウス」??だったっけ、
日差しを遮るものは無いけれど、眺めの良い場所へ移動。
上の景色を見ながら早すぎる時間だけどお昼ごはんを。



あ~いい天気。
恒例の靴を脱いで靴下脱いで~。
ここまでで既に1リットルは飲んでおります。



自虐的山歩き記念にセルフ撮り(笑)。

でね、でねでね、
ここで予想外の出来事が…

ゲレンデのヤナギランの綿毛、
もう雨風で飛んで無くなっていると思っていたんです。
だから期待は全然していなかったんですけど、
ゲレンデになにやら白いものが見えているんです。

とっとこ下りて行きますと、



残っています、ヤナギランの綿毛です。



見るのは初めてです。
もっと、タンポポの綿毛っぽいのを想像してたのですが、



羽のような、白いわんこのカール毛のような、



真綿のような綿毛でした。



↑は7月にヤナギランの群生を見に行った時の写真です。



草は刈られてましたけど、
まだ白いのが所々残っているのが見えるでしょ??

なんだか頑張って山頂まで来て、
おまけに混んでいて良かったなと(笑)。

デジカメに写真を収め、
さぁ帰るかと。



しっかし、



なんでこんなにご~ろごろ。



慎重に慎重を重ねて、
ひとつひとつ丁寧にこなして行きます。



ナニワズ。
これって実に生ってくんでしょか。



名付けて、ゴージャストリカブト。
見てといわんばかりに、
道に飛び出し自己主張しておりました。



うっそ~って感じなんですけど、



所々、もう落ち葉の道でした…



待宵草でしょか。
なかなか繊細に撮れた気が…単なるピントがユルいだけ??



いっぱい咲いておりました。
名前は調査中。



ゲンノショウコ。現証拠って書くそうな…
図鑑によりますと、
【薬用としてすぐ効果が現れることからこの名がついた】
何に効き目があるのでしょう…

とまぁ、無事に登山口まで戻ってきたのでありました。
この日に飲んだ水は全部で2.1リットル。
さすがに帰りはザックが軽かったわ(笑)。



道端のムラサキツメクサ。
子供の頃にちゅうちゅうしたっけな…



懲りずにミラーマ~ン。
だって頑張って歩いた記念ですからぁ(笑)。
しっかし2年前には想像も出来なかった姿だなっと(驚)。
あっ、後、貨車よ貨車!なんで~??



枝が、花が、滝のように美しかったので。



でも疲れていたのか、
意外と雑な写し方ですね、これは。

いつもの道の一本手前で折れまして、



寄り道して前から気になっていた小橋を渡りましょと。



今度からこっち経由だな(笑)。
ひぃひぃぜぃぜぃ苦しかったけど、
ヤナギランの綿毛に会えた手稲山でした。


秋晴れ手稲山

2008-09-11 19:45:45 | 手稲山
手稲山平和の滝コースを歩いてきました。
く、苦しかったぁ…



ガレ場手前で戻ろうかと思ったほど、
今までの手稲山で一番ハードな歩きでした。



お暑いのはお好き?
違うって、そっちはお熱いでしょ。
いやぁ、雲ひとつないすかっ晴れ。
暑いというより水分がどんどん放出される…
同期会前にして、
また日焼けしてしまいました…最悪だ…



帰りはちょっと寄り道してゲレンデへ。
その後またガレ場を通って帰ってきました。
今日は体も脳も休ませてくれと叫んでいます(笑)。
私が一番休みたいだけなんです~(笑)。
明日まとめます。


マタタビ三角山

2008-09-09 20:45:45 | 三角山
秋晴れ快晴雲はなし。
よっしゃぁ、三角山に探しもの見つけに行くかぁ…
そうです、今日で何回目でしょ、見たいものがある…



へんてこりんちゃん改めツノハシバミ。
こんなんなってました。
あんなにたくさんついていたへんてこりんな実も、
ほんの少ししか見当たりません…
落ちた?収穫された??
わからないけど、まぁなくなる前に見れてよかったぞっと。

でね、私がずぅっと探していたもの、
ありました、見つけました。



マタタビの実です。
♪マタタビ~ひとり~旅~
いえ、マタタビの葉はみつけていたんです。
でも肝心の実がついていない…
上を見たり、
葉をめくったりを繰り返し歩いていたのですが、
今までめくったことのないマタタビにひょっこりと。
やっと見つけたわ…



こちらはトリカブトの実。



ヤマシャクヤクの実。



図鑑によりますと、
【袋果は縦に裂け、赤い偽種子と黒い球形の本種子が現れる】
だそうです。



なんかヤマシャクヤクのそばに、
まねっこしたみたいな虫を発見。何?これ??

さて、三角山にきても、
いつもマタタビ探しやお花写真やらで、
歩いてるのか止まっているのか状態でして…
今日はせめて上りはまともに歩きましょうと。
虫写真以後は真面目歩きを実行。



でもやっぱり撮っちゃいました(笑)。
一枚だけね。



山頂到着。すかっとあっぱれ良く見えます。
ベンチのおばちゃんが、
『あれが夕張岳』なんて連れの方と話しておりました。

帰りはね、やっぱりのんびりモードで。
やっぱり目はマタタビを探してる(笑)。



ウリノキの実。
SマクロLED撮影なり。



ツルニンジン。
異臭がすると図鑑に書いてあったっけ…
臭いのか??どんなんだ??
試しにくんくん嗅いでみましたら…
なんか輪ゴムみたいな臭いがしました…



ズーム。コクワの実。
マタタビ探しで見つけたんですけど、
コクワを見つめる私の前方で、
実を拾っている人が…
少しずつ集めて、ジャムを作るんですって。



またマタタビ発見。
いつも探していた場所だけど、
今回はかなりツルを持ち上げ奥を覗いたらありました。
LEDつけて撮影したら夜みたいな仕上がりね。



マムシグサの実。



クルミもごろごろ落ちておりました。
あっという間に秋なんですね…



小樽天狗山は天狗だらけだった

2008-09-07 21:12:12 | 小樽
昨日はカラー石仏でびっくりでしたが、
今日は天狗山でびっくり編を。

山頂というのか、
ロープウェイ乗り場に到着。



藻岩山山頂みたいな感じかと想像していたのですが、
なかなかどうして、
なんだかいろいろお待ちかねにございます。

それはさておき、
真の山頂を目指し、



自然遊歩道をずんずんと。
コースの半周ぐらいまでは、
銀色に輝くスライダーのコースも一緒(笑)。



この標識から折れるのですが、
なんとここでヘビが道にど~んと(笑)。
長~いアオダイショウです。
足音(振動)に気がついたのか、
デジカメ出した時には草の中に…
でも、尻尾出ているって(笑)。

尻尾撮影は止めにしまして、
道をあけてくれよとその場でどたどた足踏みすること数回。
ちゃんと逃げてくれました。



はい、これが小樽天狗山の山頂標識です。



藻岩山より高いんだぁ…



見晴台から。
中央のぽちぽちっとしてるのは松倉岩。



第三展望台。
小樽天狗山にもやっぱり岩場はあるんだ…



ズームで奥沢水源池。



第二展望台。



塩谷丸山が呼んでます(笑)。



ロープウェイ駅舎上の展望台。
景色を見つめて思うのは、
やっぱり小樽海岸自然探勝路、5月にあそこよくぞ歩いたなと…(笑)。
唐門からずぅっと歩いて水族館越えて日和山灯台まで。
途中オタモイ海岸、山中海岸チャラセナイの滝と、
2回も海辺まで下りたしね(笑)。



第一展望台。
眺望はここまでにいたしとうございます。

先程もなんだかいろいろあると書きましたが…
シマリス公園なんてありました…





親子連れがいっぱい。
そうよね、
シマリスなんて滅多に会えるものではないわよね。

山の中で偶然シマリスやエゾリスに出会った時の感激と、
目の前で飼育されてるシマリスを簡単に見られるのと。
わたしなら100回に1回でもいいから、
山の中で出会えるほうがいい。
でも山に行く人のほうが少数派ですものね。
可愛いけど複雑な心境となりました。

あ、ここ無料です。
入り口のガチャポンにて100円でひまわりの種が売ってます。
手のひらに乗せるとリスが食べに寄ってきてました。
↑ウォッチャーしてましたから(笑)。



天狗山神社。
自然遊歩道の入り口はこの奥です。





で、地蔵コースで番不明となっていた、
後続番号のお地蔵さん、



ここにありました。
でも…風車からからは苦手なのじゃ…

さてと…一発。



あっち向いてぇ~、



ほいっと。遊ぶなって…



これって魔物よね、
必ず顔を突っこみたくなる。って私だけ??
さすが一人では恥ずかしゅうて出来ませぬが…

天狗の館に突入。



うわぁ…



部屋の壁という壁一面、
天狗さんだらけでした…
幸い?ここでメモリーカードの容量一杯に。
せこせこと失敗作の消去作業を。

手前にスキー資料館もありましたが、
スキーは恐怖の対象なのでパス。
まっさかこんなに観光するとは思ってもいませんでした(笑)。
恐るべし、天狗山…







帰りはロングラインコース。



延々こんな感じでして、
地蔵コースで下りればよかったと後悔しつつ歩いたのでした…


…今夜は待ちに待ったF1GPスパです、スパ!!
オールージュよ~。



小樽天狗山 地蔵コース石仏さんの?

2008-09-06 21:47:47 | 小樽
久しぶりの高速バス、
小樽駅で路線バスに乗り換え、あっ、また終点で降りる…
ロープウェイの駅舎を背に直進、
ペンションの角を曲がると、
あったあった、



最初の標識。
でも、この先道が二手に分かれているのに標識はなし…



右は↑、



左は↑。さぁどっちじゃ、どうする??

ここに立って軽いショックが走りました…
山頂近すぎる…すぐそこじゃない…
確かに路線バス、喘ぎながら今にも止まりそうな状態で、
坂道を走って?きた…
もっと下からの山歩きだと思ってたのに、
かなりの高さまでバスで来ちゃったみたいです。

で、



オンナの勘で右へ。
いえ、ちゃんと地図持参してますからぁ。
地図に従って進むけど、なんだか大胆な道でして…
ガイド本や他の方のブログで下調べはしてきてますけど、
このままこの調子でスキー場直登だったらどうしましょ(笑)。



秋の気配のススキ道。
お地蔵さんの気配はないけれど…

お、あった、見つけた分岐の標識。



正しかった(笑)。
ここからは大胆な道ではなく、山道らしい雰囲気が。
沢へとずんずん下りまして、



渡って対岸の斜面を上りますと、
あ、お地蔵さんの大群!!



おぉぉぉ。噂には聞いていましたが、



その派手さは圧巻です…



目が慣れてきて、心も落ち着きを取り戻し、
(かなりのインパクトでしたからぁ)



よくよく一体ずつお顔を見れば、
なんとも優しげな表情なのです。

で、なぜ今回小樽天狗山を選んだかといいますと、
この極彩色のお地蔵さん群を見たかったから。
中でも、



こちら様です、愛染明王。



す、凄いインパクト…



ヘッドがぱっくりまたヘッド。
これをナマでみたかったんです…
雪の中の姿ってどんなんでしょね。



カラフルさに目がいってしまいがちですが、
優しいお顔の石仏さんでした。

ここで満足して帰るはずありません。
ここのお山は眺めも良いとか…
地蔵コースを進みます。
カラーな石仏さんはあの一帯だけでして、



あ、いいな、この顔。



こんな感じの木漏れ日の道でして、
お地蔵さんを見ながら(見守られながら?)ぽこぽこと。



『気ぃつけて行きなはれ』と手を振ってくれます。







傾いております。
倒れないか、ずり落ちないか心配だ…



四国八十八ヵ所の石仏さん、四十四番はちょうど半分?
と思いきや、



番外二十五番。番外??
そのそばに、



番外六十七番…分からない…



何番なのか分からないお地蔵さんも。



ちょっと奥まったお地蔵さんのまわりのササは刈られてます。
一体何番まで進んだのか分からなくなってきた頃、



突如とロープ場出現…何故ロープ??
全然使わなくても平気な斜度なんですけどね(笑)
お参りに来る人のためにでしょか。
そう考えると、参拝者には親切ね。
ここを越えると、



ぱかっと出ちゃいました。



ロングラインコースって、下に標識なかったような…
この先どっちへ進めとかもありません。
ハイカーには親切ではない(笑)?
…って上を見りゃわかるんですけどね(笑)。



すでに眺めはうっはうは。
うん、実に気持ちよか。



あとはこのスキー場の斜面をぜぇぜぇと。
遮るものがありませんので日差しがキツい。
日差しはキツいけど、
振り返るとあまりの景色にぐふふっときてしまうのです。

車道に到着。



あそこ歩いたのよ、オタモイ~赤岩よと自己満足。
いやぁ、眺め抜群で感激。
でもこの先、どっちに行けばいいんだい??



今回はそっちには行かないからどっち??
どっちって、
ロープウェイの山頂駅の建物の方へ進むに決まってるんですけど、
車道に出た途端、
あまりにも現世というか、
それまでの道の雰囲気とはがらっと変わってしまい、
スピーカーから流れる音楽と、
銀色に光るスライダー、客待ちのタクシー。
これからそこへ行くのかと思うと怯んでしまったのでありました。

でも真の山頂はロープウェイ駅舎の奥。
開き直って観光しちゃえと(笑)。

明日は観光&真の山頂編を(笑)。

……で、タイトルにもなっている石仏の?なんですが。
昨夜、手持ちのガイド本を見直したんです。
そうしましたら、



あれ??石仏さん、カラーじゃない、素のままだぞと。
廃版になっている『札幌・小樽ゆったりハイキング』。
ネットで見つけて購入したんですけど、
1刷が1994年7月11日となっております。



↑昨日の写真。



こちらはガイド本。同じ石仏さんでしょ。
ということは、近年塗り替えられたってことなの??
誰が?何故?なんのために??と私の頭の中は???が舞うのです。

ちなみに、夏山ガイドも見てみましたら。
最新版(2003年5月)は塗ってないけど、
改訂版(最新第2版2008年4月)はカラー、
「コース沿いに並ぶカラフルになった石仏」と。
赤岩の石仏さんも強烈な色のもあったしね。

う~ん、わからないけど、
地蔵コースはなかなか趣のある良いコースなのは確かです。


小樽天狗山へ

2008-09-05 21:47:47 | 小樽
久しぶりに小樽へ行ってきました。





帰宅後PCの更新をしたら、
異様に動きが悪くなってしまいました…
写真一枚編集するにも待て待てと…待ちきれない~っ。
あまりのじれったさに、パンチしたいくらいだぞっと。ばちん!!

小樽天狗山、なんだか楽しかったです(笑)。
明日はもりもり編集します。
パソコン、動いてくれよ…頼んだぜぃ…


北大植物園へ Ⅲ

2008-09-04 20:46:46 | 北大植物園
昨日、一昨日に続き、
今日は北大植物園の樹&建物&番外編を。

お花もいっぱいですが樹もいっぱいでして…
いやぁ~、いっぱいすぎて圧倒され、
樹に関しまして写真は数枚だけです。



ヨーロッパのクロマツ。
何故樹皮の写真かといいますと、
最初の時点では樹皮の違いも勉強しようと思っていたからです…
はい、その数の多さに即挫折、
お花の写真ばかり撮っておりました…



色が目立っていた、フンゲンストウヒ‘ホプシー‘



ブナノキ。
これがよく聞くブナノキなんですね~。



ムラサキセイヨウブナ。

樹って高いので写真は難しいなと。
地面に寝転がって、
根元から見上げたらどんな写真が撮れるのかな?
なんて考えてはみたものの実行はせず…
…樹の写真は以上です…
次回は心して挑まないと植物園は手強いぞっと。



ぱっと見て、何を写した写真かわかります??
池の水面に映る雲と木々です。

建物編へ。



あ、違います、駆け込んだわけではありません。
レトロな雰囲気と反対側に抜ける直線が綺麗だったので…



宮部金吾記念館。
芝生に座ってこの建物の絵を描いている人が結構いました。
それも気持ち良さそう。
絵は描きませんが、そういう趣味ってのもいいなと。



博物館。
明治15年に建てられ、現役の博物館施設としては、
北海道で最も古いものだそうです。
入ると真正面にいきなり、



クマにございます。目つきがぁ…
私の姿も写り込んでしまいました。



なんか脱力系な顔…



と説明書きが。
これってご臨終の際の顔ってこと??
剥製にしたら表情って変わるのかな??
それにしてもデカい。パンチは食らいたくないというか、
まず遭いたくない。
手(爪)の写真も撮ればよかった…

奥に、



スケルトン2体。
ずばり当てた人は凄いです。
後はエゾシカ。ツノから想像できるかも。
手前はなんとヒグマです。
ヒグマも皮肉取れば怖くない(笑)。
立ち上がったらデカそうだ…



これは世界で(世界よ世界)唯一残されたエゾオオカミの剥製。



樺太犬タロの剥製。
あの南極物語のタロです。





博物館横の建物。
重要文化財群となっております。



はぁ~、それにしても広かった…
パンフレットでは、
内まわりルート約45分
外まわりルート約1時間30分と書いてあります。
おやつ持参すればよかったなっと。

これで様子は大体わかったぞっと。
次回はもっと時間を取って、
ポイント定めてまわりましょ。



植物園正門そばで咲いていたお花。

帰りはさらに寄り道をして、
いえ、疲れてたので大通り公園ベンチで小休止。
なんだか休んでばっかりでした…





西8丁目?の花壇。



噴水にカラーボール。
暑い暑い一日でした。

北大植物園へ Ⅱ

2008-09-03 20:49:49 | 北大植物園
昨日は温室エリア、
今日は出たところから。

順路にそって進みますと、高山植物園、
カナディアンロックガーデンとなります。
ところが…
高山植物園でお腹が痛くなってきた…
ピンチを迎えることなく落ち着きましたけど、
写真どころではございませんでした…つらかった…



アポイトリカブト。



帰宅してからパンフレットの地図以外、中を読んだんですけど、
ロックガーデン部分は、
トムラウシ山の8合目を模して岩組みしてあるんですって。
だからなのね、
無性に岩をよじ登ってみたくなったのは。
ちょっと面白そうでした。
あ、もちろんやりませんでしたから(笑)。

ロックガーデン~バラ園の間。





ボケましたが、ガーデン・コモン・スノーベリー。
スノーベリーですって。
どんな味がするのでしょ。



フリンジド・ブリーディングハート。



アメリカノウゼンカズラ。
ぎりぎり間にあったみたい。地面に一杯落ちてました。





チシマワレモコウ。



サラシナショウマ。
こういうのって触りたくなりません?



ドロップみたいなヤマゴボウ。

バラ園に到着。





遅かったかな。花びらが茶色くなってるのが多かった…



クサフヨウ。





上の2種は名前を見つけられず。

順路では北方民族植物標本園と向うのですが、
はい、疲れました、私。
ここはカットいたしまして、芝生で大休止後、
灌木園へ。



ミナヅキ。
肌密度ならぬ花密度。重たいだろうなぁ。



これは良く見かけるノリウツギ。



ガクアジサイ。



タマアジサイ。



アマチャ。

アジサイも終わりの頃でちょっと残念。
ここまで歩いてくったくた。
でも、まだ博物館とか記念館とかあるようで…
植物園を甘く見ちょりました…
はい、根性で全部歩いてきました(笑)。
明日は樹や建物編を。

北大植物園へ Ⅰ

2008-09-02 20:45:45 | 北大植物園
北大植物園に寄り道してきました。

JRタワー展望室に行った時、
ビルの群の中にぽっかりと緑の森が…
ちょっと気になりましてね。
一体何があるのかなと…

400円の入場券を買い、
いざ植物園へ。
学生時代に一度お弁当を食べにきただけでして、
まるっきり分かりませんので、
地図を片手に順路に従って進みます。

最初は温室です。
…はっきり言って今日は暑いのに、さらに暑いときたもんだ(笑)。



ストレプトカルプス・カウレスケンス
一生懸命メモったけど書き間違えてたりして(笑)。



ヤナギトウワタ



これは名前の標識が見つけられず。



なんだかジャングル風な温室。



鮫か怪獣のような鉢植え。
これも名前は見当たらず。



えっ??、バナナって空に向かって実が生るもんなんですか??

次は蓮。
私、蓮好きなんです。蓮根も好きだし。







温室中央の水槽の写真ですが、
ズームでやっと。
近づきたいけど無理。

外にはポリバケツで育てている蓮が。



よっ、トンボ。



原始蓮



ラベンダーレディー



酔妃蓮

外のポリバケツの周りをくるくると。
風はあるし、
近寄りすぎて折ってしまっては大変と、
意外とストレスの溜まる撮影会でした(笑)。



シコンノボタン
先っぽがなんか凄い。



カリアンドラ・エマルキプタ
名前も凄いけど、先が金色に光ってるのにはちょっと感激。
こんな立派な名前なら花火ちゃんとは呼べないな…



モールのような、ベニヒモノキ。



全体写真です。
風に揺れたら猫が狂喜しそうな…



ランタナ七変化(ほんとにそう書いてありました)



七変化まではいきませんが、二,三変化で。



食虫植物。
一年中サンタさんを待ってるような…

しっかし、まだ最初のエリアだというのに、
もうこの時点で疲労の色が…
北大植物園って広いし膨大な量なんですね…

ランエリアに来ましたが、
写す気力が↓↓。
暑いし日差しはキツいし…



真っ白な蘭。
名前は見つけられず。



バンダの一種と表記してありました。
で、足元?が凄かった。



なんだかうわぁでして…
一瞬浮いてるのか?と錯覚してしまいました。



バンダ・トリコロル(豹紋蘭)。
確かに納得のいく名前です。

明日は別のエリアの写真でも。