ハンカチの木もそうですが、シダの標本をじっくりみるつもりだったのに、
私の想像だと、北大植物園に行けば三角山でみかけるシダが揃っていて、
きちんと名前が表記されていて、お悩み解決最短手段になるはず(うはは)と思っていたわけです。
ところが実際行ってみると、温室にあるのは見たことない(今後三角山で出会うこともない)シダばかり。
学ぶのに最短手段ってないんですね(笑)。
では、見てきたなかからいくつかを。
温室です。
苦手なかた、ごめんなさい。いきなりですが、
絶対毛根、絶対抜けた剛毛、譲っておたまじゃくし。
これがシダだなんて。
葉柄もすごい。
いやぁ、植物というより動物。
エラフォグロッスム クリニツム
毛だらけでしだ。
上を見ると、
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??
シダのイメージと全然違う。
でもシダだそうで、ビカクシダ。漢字では鹿角羊歯。
ああ、鹿と角がでてくるとそれっぽい。そもそもなんでシダって羊と歯なんだろ?
ビカクシダに似ているけれど、マイタケのようなカザリシダ。
シダではないけれど温室内での写真。
中は結構派手。
見た目なかなかインパクトで、名前を探したらゾウコンニャク(象蒟蒻)。インパクトさらに増量でした。
バナナの花!温室すごいな(笑)。
次は外。
ゼンマイ
でね、私ずっと2形というもの見たかったんです。
三角山だとイヌガンソクの去年の胞子葉が見られますが、今年のを見てみたかった。
葉の裏にぶつぶつ胞子嚢がつくのではなく、栄養葉と胞子葉、この組み合わせ。
ぐぉぉ。
すごいことになっている。
まるで「たらのこあえ」、たらのこあえって全国区でなければ加熱した鱈の子。タラコじゃなくて。
ヤマドリゼンマイ
思いだせないんだけれど、なんかこういうの、ある。
この綿毛、図鑑に書いてあるとおり、触るとするするっと剥けた。
バイケイソウは三角山では見たことがない。あるのか、ないのかは不明。
櫻子さん(櫻子さんの足下には死体が埋まっている)のシリーズ何作目だったかに出てきたハシリドコロ。毒草です。
禁酒禁煙! そのものズバリ!
この方の功績より名前に目が。外国にも山本山みたいな(古っ)回文めいた名前ってあるんだ。
あ、でもカナ表記だからか?
以上、北大植物園でした。