毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

中州橋まで

2018-03-31 21:53:53 | パワーアップ希望な日々 2018

 

琴似発寒川河畔の道は開通しているのかどうか、

午後からぷらっと出かけてきました。歩きですが。

 

 

 

 

大丈夫っぽいぞ。

いい感じで乾いていると言ってもいいんでないかい。

 

 

心配どころは途中にある福井サイクルトンネル内だけど、

 

 

 

 

大丈夫だ。

濡れてるけれどびしょびしょ溜まっているほどでもない。

これはいける。

 

 

 

いつもの折り返し地点右股橋を越え、さらに上流めざし歩いてみる。

途中さきほどのトンネル内程度の水濡れ箇所はあったけれど、

 

 

 

 

難無く中州橋に到着。

全区間ほぼ乾いています。

 

 

 

 

魔の中州橋(笑)。

今年はここで車待ちで潰れないぞ(笑)。

我が家からこの橋まで歩いてきてかかった時間は50分強。

ということは、約5キロってとこか。

 

この中州橋より上流は道に雪が残っているor水で濡れていそうで、確かめにいきたいけれど、

帰り道が薄暗くなるは嫌なので、ここで戻ることに。

 

 

 

 

 

ふきのとうがぽっこぽこ。

 

 

 

お!

 

 

 

 

ミズバショウも顔をだしている!

 

 

 

 

 

今年は早いのか? 道が乾くのも早いよな気がする。

 

 

 

 

 

これも一種の根開かな。走れ走れと道は呼ぶ。

 

 

 

 

 

走っている男の人数名いました。

これぐらい乾いているとね。

でも寒いわ(笑)。走ったら暑いんだけれど、やっぱりまだ寒いわ(笑)。

寒いのは平気なんだけどね、寒いのに暑くて汗だくというのがどうも苦手です。


17ページ 6行目 231

2018-03-29 23:20:20 | 本 3

 

昨夜、下書き保存にしたはずの白塗りピエロ「パドルズ」の動画がででーんと投稿されていて、

驚いた方も多かったのでは。

私もさきほど開いた途端ででーんと大きな白いピエロが現れ、げげっとしてしまいました。

ほぼ24時間そのままだったので、いまさら引っ込めるのもあれですので、そのままにしておきます。

 

では、今日は29日なので、いつもの19ページシリーズの日となります。

この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 

 

 小説フランス革命11 徳の政治/佐藤賢一

街の古株』は読み飛ばされないことだった。これが『デュシェーヌ親爺』となると、軍隊という軍隊

 

 

 

 小説フランス革命12 革命の終焉/佐藤賢一

されるまま、友人を殺すことになってしまった。それを無念と思うならば、なるほど、ロベスピエー

 

 

 

2冊まとめて。

やった、ついに全12冊読み終えた。80%は意地だったな(笑)。

ルイ16世、マリー・アントワネットの処刑の話は有名だけど、革命を起こした側の話、

王処刑前後の話を詳しく読んだのはこれが初めて。

歴史の教科書だと1ページもあるかないかなんじゃない?フランス革命の記述って。

それを単行本12冊で語るんだから、大変な大変な作業というか苦役でした。

なのにマリー・アントワネットやその子どもに関しては数ページもなく、これにはがっくり。

全巻読み終え、流れはなんとなく掴めたけれど、もう少しぐだぐだなし簡潔にまとめてくれればと。

やっと終わった。

しかし、いったいなんだったんでしょね、フランス革命って。

 

 

 

 

 

 アウシュビッツを一人で生き抜いた少年/トーマス・バーゲンソール 池田礼子・渋谷節子訳

 

17ページは扉絵。

 

フランス革命小説が届くまでの待ち期間に読んだ一冊。

ナンセン(フリチョフ・ナンセン アムンセンの師匠)の息子オッド・ナンセンが恩人として登場していて驚いた。

予期せぬところで名前を見る驚きと興奮。

 

 

 

 

 

 おじさんは白馬に乗って/高橋源一郎 絵・しりあがり寿

 

 

…ページの表記なし。

同じくフランス革命小説待ちの一冊。

自分のことをタカハシさんタカハシさんと呼んでいて、なんかそういうところにひっかかってしまう私は狭いんです。

 

 

 

 

 やさぐれるには、まだ早い!/豊島ミホ

私のことがきれいさっぱり消えてもいいから、モノは残って欲しいのである。

 

 

同じくフランス革命小説待ちの一冊。タイトル借り。

印象に残ったのが宝くじの話。

買います? 宝くじ。

昔何度か買ったことはあるけれど、買うときって10枚かと思っていたら、

豊島ミホさんは「買うならジャンボを連番で三枚だけ」と決めているそうで、

三枚というのは、一等プラス前後賞をゲットし得る最小の枚数だからで、

おお、なるほど、そういう買い方もあったのかと(笑)。

これなら1000円でおつりがくるし。あ、今でも一枚300円でしょか。

名前にちなんでグリーンジャンボってのどうかななんて。

まぁ買わないと当たらないのですがね。

 

 

以上、フランス革命小説をついに読み終えた231回目でした。

 


愛着

2018-03-28 21:35:35 | パワーアップ希望な日々 2018

 

人って、一生のうちに何台洗濯機を買うんでしょね?

買い換えるというか。

私はというと、今のが2台目というか2代目。

これってどうなんだろう、少ないほうなのか、みんなこれくらいなのか。

1台目は一人暮らしを始めるときに購入、結婚、引越し3回目でポタポタと水が漏れはじめ、

あわててダイエーに駆け込み買い換えたのが、今現在使っている洗濯機。

22年目? 

全自動洗濯機なのにほぼ手動(笑)。

給水がダメで、毎回駆けつけては蛇口をひねり水を注いでる。

洗剤も柔軟剤もその都度入れている。

これが普通なので全然苦ではないのだけれど、やっぱり使用年数が年数だけに心配で。

突然壊れたら困る家電って、冷蔵庫でしょ、パソコンでしょ、それから洗濯機も高位置にランキングよね。

 

先日、家電量販店にイヤホンを買いに行き、ついでにふらっと洗濯機のコーナーに立ち寄ってみた。

立ち寄ったところで、なんというか、もう浦島太郎というか、

見る物全てが眩しすぎてわけわかんない(笑)。

せいぜい理解できるのが、何キロまで洗えるのかという表示。

わからないなりにも蓋を開け、中を覗いたりしていると、

店員さんが近づいてきて、まわりに他のお客さんがいなかったので独占、

あれこれいろいろ説明してもらい、これいいんじゃない?という一台を見つけてしまった。

 

壊れてしまった、あるいは壊れそうな気配が音が水漏れがという状況ではないので即決はせず、

まずは今家にある洗濯機とどこがどう違うのか、最低水量とか大きさとか、

そこらへんを確認してからまたきますなんて言って帰ってきたのだけれど、

あれよね、そんなこと知らないで、もうすぐお払い箱になるかもしれないのに、

健気にもうちの洗濯機また今日も働いてくれてるわけ。

私の汗だくのジャージをうふんあはん洗ってくれてるわけよ。

意地らしい。

今では洗うものも減ったけど、日々成長する娘の衣類もせっせせっせと洗ってくれていた。

どれだけ大量の衣類を洗い続けてくれてきたことか。

ああ、それを私は切り捨てようとしてるのか。鬼だ、鬼。

ホースを手に持ち洗濯槽に水を注いでいると、そんなことが浮かんできて、

最大の難関は愛着愛情感謝の念かと。

結局3年も前から買い換えられず現在に至ります。

 


そこに看板あったっけ

2018-03-26 22:36:36 | パワーアップ希望な日々 2018

 

記憶というのは不確かなもので、って、それって私がちょっと増量しているだけなのかもしれないけれど、

レトロスペース坂会館が好きで年に数回行っているし、

中にはいらなくとも建物の前を通ることは何度もあるのに、

今日、建物の側面にこんな看板があるのを見つけた。

 

 

 

 

 

こんなのあったっけ? 今まで気がつかなかっただけ?

昔はレストランだったということは知っている。

この看板はまさしくカラトリー、レストランを彷彿させるけど、

今まで見たことがないような気もするし、

画像を見ているうちに、そういえば意識することなく見ていた(視界に入っていた)ような気にもなってくる。

ああ、どっちなんだ。私は見ていたのか。

にしても、ちょっと年季が入っているし、でも文字はレストランではなくレトロスペースと書かれているし。

ああ、頭の中の記憶巻き戻ししてすっきりしたい。


荻田泰永さんの講演会に行ってきた

2018-03-25 22:47:47 | パワーアップ希望な日々 2018

 

円山動物園に新施設「ホッキョクグマ館」が3月13日にオープンしましたが、

北極男、

といっても今年の初めに南極点無補給単独徒歩到達に成功したニュースを見た人も多いかと思いますが、

荻田泰永さんが来園し、

北極で出会った野生動物の話を直に目の前で話してくれるという、胸の高鳴るイベントが円山動物園で催され、

いそいそわくわくどきどきしながら荻田さんに会いに円山動物園まで出かけてきました。

 

 

 

 

 

 

荻田泰永さん。

もっとフルマッチョな感じかと思っていたのですが、そこまで大柄でもない。

さすがに南極点に到達する間に10キロ体重が落ちたそうですが。

 

画像でもわかると思いますが、コープ(生協)のトドックがスポンサーだったようで、

そちらの事前予約の家族連れが多数、一部私のようなマニアック気味の人が少数。

誰が聴いてもわかりやすく飽きのこない話にあっというまに時間が経過、

残り20分間は質問タイムとなったのですが、

子どもたちの質問は絶妙でした(笑)。

 

 

・「どうちてそんなに北極や南極に行きたいんでしゅか?」    -爆笑ー

・「なんでトドック君を連れてったんですか?」   -失笑ー

トドックくんとは生協のキャラで、荻田さんは北極にトドックくんのぬいぐるみを持参し一緒に写真を撮っている。

大人はそれは事情があるからと暗黙の了解だけど、

幼い子どもからみると、大の大人の男がなぜぬいぐるみをとなるのだろうか。おじちゃんさびちいのだろうか。

荻田さんは「ふるさとをみせてあげるのに連れて行った」とナイスに答えていました。

 

 

・「どうしてスキーを履いてるんですか?」

年齢が上がってくると、質問内容もいいとこついてくる。

「歩くには足をあげなければ進まないけれど、スキーは足をあげなくてもいいのですごくラクなんです。

それに薄い氷面などでは点で重さがかかるより、板で分散したほうがいいんです」

咄嗟にスコット隊のことが浮かびました。

実際に極地を歩いている人からこういう言葉がきけ、ただただ感激。

 (余談ですが、スコットの最後の日記(手紙)の日付は1912年3月29日となっており、今日は3月25日。

猛吹雪のテントの中で飢えと寒さと絶望の真っ只中でした)

 

・「いままでで一番ひどい忘れ物はなんですか?」

一番ひどい出来事とくるかとどきっとしたけれど、一番ひどい忘れ物はという質問に、荻田さんの答えがすごかった。

「僕は忘れ物はしないんです。現地にものを置き忘れてくることもない。」

忘れ物などもってのほか、物を忘れてくる、すなわち死につながるわけです。

アムンセンが南極点を目指したとき、ビスケットやチョコレートのかけらまできちんと重さを量り記録し詰め込んでいた。

何から何まで緻密に念には念を入れ準備をし怠らず、そうしたものにだけ成功を掴むことができる。

準備するのは楽しいと語っていました。

山に行くには山の道具を売っている店に行けば道具は買えるけれど、

北極や南極へ行く道具を売っている店はどこにもないから、自分で作らなければならない。←特注という意味合い。

そうすると構造がわかるから修理もしやすいんですよと。

 

 

 

その道具ですが、会場に並べてありました。

 

 

 

 

 

これが南極点無補給単独徒歩のときに食糧や荷物をつめ曳いて歩いたソリ。

 

 

 

 

 

 

ブーツとグローブが巨大なのには驚いた。

人が多いので比較対象物を探し並べて写せなかったのが残念。

下の白いテーブルは、一般的な会議とかで使うテーブルですから、30センチ近くはあったのではないだろか。

 

 

 

 

 

荻田さんのHPから写真を拝借してきましたが、実物だぁ。

 

 

 

 

 

ニオイも試してみたかったけれど、人目があるので自己抑制。

でもきっとクリーニング済みよね。

 

 

テントも設置してあったのですが、興奮して写し忘れました。

なぜ興奮し映し忘れたかというと、

サイン&一緒に写真撮影をしてくださったからであります!

いえ、私が頼み込んだのではなく、荻田さんの厚意により、来場者にサインと写真撮影の時間を設けてくれた。

 

 

 

 

 

 

あ、テントが後ろに写ってた(笑)。

私のほうが大きいかもしれない。

そう、最初にもっと大柄かと思ったと書きましたが、私と並ぶとわかりやすかったかも(笑)。

 

 

そしてサインは、

 

 

 

 

アイフォンか!!

いえ、なにも用意してなくて、これしか浮かばなかった。

これからは苦しいとき辛いときにはアイフォン握り締め念じよう。

感謝です。

 

 

 

 

 

暖かな一日。

 

 

 

 

 

例の場所ではキバナノアマナが手を振っていました。私にはそう見えるんだけど。あぶないか?(笑)。

 


ふきのとう 福寿草

2018-03-23 23:30:30 | パワーアップ希望な日々 2018

 

突然「ホームレス中学生」を読んでみたくなり蔵書検索をしたところ、

いつも利用している図書館&次に利用する回数の多い図書室には蔵書&在庫がなく、

第三位というか、たまに散歩がてら出かけてはなんとなく楽しむ図書室には在庫があるのを確認、

午後からぷらっと出かけてきたのだけれど、

やっとついたセンター内の図書室の前に張り紙がしてあり、「図書整理につき休館」となっていた。

げ、詰めが甘っ。

在庫を確認するついでに、本日開いているのかどうか調べておけと自分にいいきかせたい。

 

 

 

こうなったら強行寒風散歩に変更。

 

 

 

 

 

琴似発寒川。

サイクリングロードは除雪が入っているように見えた。突入しなかったので。

福井のサイクルトンネルだったっけ? そんな名前の橋のそばにあるトンネル、

あそこまではいけそうな気がする。あくまでも未確認。

 

 

 

やや!

 

 

 

あそこに見えるのは、

 

 

 

 

ふきのとう!

三角山のあの奥の瑞々しさとは差がありすぎるけれど、それでもやっぱりふきのとう。

やったね、でてるでてる、いらっしゃいだわ。

 

 

 

となると、例年載せている春一番の福寿草、あれはどんな感じだ?

 

 

 

 

 

さて、どこでしょう。

 

 

去年はいきなりのドカ雪で、なんというのか変な雪の積もり方だったけど、

そのせいなのか、それとも人の手が加わらなかっただけなのか、

今年は前の年の草花もそのまま共存状態。

 

 

 

 

ピントがあってない(笑)。そっちじゃなくこっちだってね。

気持ち先走り(笑)。

 

 

 

 

というわけで、黄色いのがちょこっと顔をだしておりました。

 


サザエさん?

2018-03-20 16:57:57 | パワーアップ希望な日々 2018

 

また雪が積もりました。

解けては積もり、積もっては解けてを繰り返すうちに、解けが優勢になり、春になる。

 

 

歩いていると、

 

 

 

 

お?

誰かいる。

 

 

 

 

 

これこれ、この雪像は、

 

 

 

 

 

 

サザエさん?

雪山からにょっきりサザエでございます。

 

そういえばサザエさんの髪型ってルイ16世風なんだ。前髪カールは多いけれど。


17ページ 6行目 230

2018-03-19 23:02:02 | 本 3

 

時間の配分がうまくいかず、更新が滞りがちなこの頃です。

まぁ書いてもたいしたことも書けないのですが。

勢いで書けるときはいいのですが、勢いのないとき、

変に振り返ってしまうときなど、げ、こんなくだらないことまずいんでないかと溝にはまり、

そのままストップしてしまうことが多いんですね、これが。

 

さて、今日は9のつく日ということで、17ページシリーズの日、

登場するのは、2冊。

ほかに2冊読んだのだけれど、ちょっと載せるのもどうなのよという感じで、パスします。

ではたったの2冊ですが、17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 

 

 ヴァレンヌ逃亡/中野京子

 

17ページは革命当時のパリの地図

 

いやぁ、それが、佐藤賢一さんの「小説フランス革命」に書いてあることとかなり違っていて、

歴史小説というものは何がなんだかわからないなと(笑)。

時系列は違いがないのだけれど、

例えば1791年6月20日王一家はパリから逃亡したのは間違いないのだけれど、

佐藤本ではフェルゼンが下見もせず計画性に乏しく道に迷ってばかり、それが原因で大幅に時間をロスし、

ルイが見切りをつけ解雇、もうフェルゼンぼろくそに書いてあったのに対し、

中野本ではフェルゼンの計画は万全だったのに対し、ルイの嫉妬で解雇、

以後ルイの甘さで時間をロスし、ルイぼろくそで逃亡失敗などなど、

挙げればきりがないほど肉付けが違っていて、いやはや面白いというか、いったいというか。

著者の好みも反映しているのかもしれないけれど、

巻末にある林真理子氏との対談でちょっと謎が解けた気が。

古い資料は前からあったが内容はバラバラで、どれを取るか悩み、結局最後は自分はどっちの資料を選ぶかなんだと。

なるほど。

にしても、こうも人物像が異なると。

まぁそれは別にして、前回も書いたけれど、現代の感覚で捉えてはいけないんだよなと思うことがたびたびあり、

何事も自分の物差しを振りかざし騒いではいけないんだよなと。

余談ですが、当時パリは相当臭かったそうな。

臭くて臭くて臭くて、マリー・アントワネットは目先の臭さから逃げ出したかったのではなんて。

セーヌ川は糞尿だらけ、1度もお風呂に入ったことのない民衆体臭、道はもちろん糞尿だらけ。

ヴェルサイユはまだ森に囲まれた広大な面積だったけれど、

パリ市街は凄まじい臭気の壺というか、そういえば、前に読んだ「香水」もパリの臭さに触れていたな。

あれですね、最初にどの本を手にとるかによって印象ががらっと違ってしまうのが歴史小説なのでしょか。

 

 

 

 

 

 死刑執行人サンソン 国王ルイ十六世の首を刎ねた男/安達正勝

ディエップの広場に設けられた処刑台の上にジュアンヌ親方が立っているのをシャルルが見た

 

王の子は王に、死刑執行人の子は死刑執行人に。

天と地ほどの違いがあるけれど、どちらも世襲制で自分の意思で変えることはできない。

いろいろフランス革命本を読んできたけれど、この本が一番おもしろかったかも。

おもしろいといっていいのか、なんというか、言葉って困ります。

いろいろ読んできたから話の内容がうまく掴めたのかもしれないけれど。

 

ルイ十六世の首を刎ねたのは4代目サンソン。

本によってはこの4代目サンソンが粗悪な人物に描かれたいたりするけれど、

本書では善良で思慮深い人物に描かれていて、そのサンソンの世襲制による、

王から与えられた職務をまっとうしているだけなのにもかかわらず人々から忌み嫌われ、

人の手で人を殺さなければならない苦悩、敬愛する王を処刑したあとの苦しみなど、

そもそもギロチンはどうして必要だったのか、

その時代背景もわかりやす説明で書かれていて、

「パリの断頭台」よりずっと脳にインプットされた一冊。

フランス革命本でなにを読めばいいのか聞かれたら、私ならこれを推しますね。

 

 

佐藤賢一本「小説フランス革命」11と12、ちょっとしたトラブルでまだ手元に届いていません。

あまり間を空けると、ますます読み進める気力が減ってきてしまいそう。

この2冊でフランス革命本は卒業する予定。

次はメアリー・スチュアートかヘンリー7世(8世ではなく7世!)にはまるか、

アムンセンの積んである本に手を伸ばすか。

なんて書いていると、予期せぬ図書館過去に予約していた本がどどどっと一気に届いてパニくるんだよな(笑)。

 

以上、230回目でした。

 

しかし、マリー・アントワネットもいろいろ描かれていて、

実際どうだったんでしょね。

ああ、ワープしてみたい。って臭くて悶絶してだめかもしれないな。

 


隠れたしっかり者

2018-03-16 21:14:14 | パワーアップ希望な日々 2018

 

3月14日は待ちに待った「第15回 WINE IN SAPPORO」の日で、

セーブしつつも結局なんだかんだで結構飲んでしまい、いい感じの仕上がり具合で帰宅。

ちょうどこの日から夫は埼玉に旅行に出かけていて、

あれですよ、つまりは酔っ払ってぐらりぐらりと帰宅してもOKで、

服を脱ぎ捨てようが、カップ(帰宅後無性にココアが飲みたくなっていれた)をおきっぱなしだろうが、

もうそんなこと気にしなくてもいいわけで、優雅にひとり酔っ払いを満喫し、寝たわけです。

 

ところが。

ところがというのも変ですが、翌朝、驚くべき光景が。

脱ぎっぱなしの衣類、タイツやバックが、ない。

テーブルの上のマグカップも、ない。何一つ散乱していない。

おかしい。

乱れるどころか、整然と片付いている。

新聞を取りに玄関にいくと、そこにはロングブーツがお行儀よく立っている。

ロングブーツよ、下手すりゃぱったりハの字に倒れて当たり前のロングブーツが屹立している。

ダウンコートもハンガー、衣類もきちんとハンガー、洗うものは洗濯ネットにいれてるし。

いったいどうしたんだ、この酔っ払いは。

意地でも片付ける場面ではないし、

私はそんな几帳面なほうではない。

なんであんなに酔って上機嫌だったのに、こんなにマメに片付けて寝たんだろう。

コートのポケットの中身までちゃんと出し、きちんとしまってあった。

本来の性格があらわれるものなのだろうか、酔っ払いって。ぶひっ。


動く福耳

2018-03-12 17:09:09 | パワーアップ希望な日々 2018

 

先月、私の耳が福耳化してきている話を書きました。→福耳

 

今朝化粧をしながら、ふと、耳って動かせるものなのか? 動くのか? と、

鏡の前で耳の後ろあたりの筋肉を適当に意識して、くいくい筋肉動かしてみたんです。

すると、なんと耳が動く!

私の耳って動くのね!

両方の耳が、花にとまっている蝶の翅のように、ひくっひくっと動く。

動く福耳(笑)。

こんなに簡単に動くものなんだ。

って、動くのが普通なのか、動かないのが多数派なのか。

あまりこういうことって調査したことがないし(笑)。

もっと力強くバタバタ動かせたら凄いな。

特技として認可されないだろか。

 


17ページ 6行目 229

2018-03-09 22:46:46 | 本 3

 

今年は閏年ではなかったので、2月19日以来の17ページシリーズとなりますが、

まるっきり冊数はいっていません。

例の「小説フランス革命」にひぃひぃ言いつつも断念できず、

飛ばしに飛ばして読んでいるのに、飛ばしても飛ばしても飛ばしても終わりが見えない。

永遠にこのループから抜け出せないのではないかという日々でした。

それでもなんとか全12巻中10巻まで読み終え、

残り2冊は私が利用している図書館に蔵書がないため、取り寄せとなり、

その合間にちょっと一息、結局関連本になってしまうのだけれど、

「小説フランス革命」から離れ、というか、佐藤賢一節からやっと逃れられる口実をみつけ浸っています。

 

ではいつものように、この期間(2月19日~3月9日)に読み終えた本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 

 

 

 

 ジロンド派の興亡 小説フランス革命7/佐藤賢一

ロラン夫人は譲ろうとは思わないのだ。

 

 

 

 共和政の樹立 小説フランス革命8/佐藤賢一

「フレロン夫人とロベール夫人は」

 

(槍の先の首はアントワネットではなくランバル大公妃。興味のある方は検索してみてください。

 どれだけ当時パリが残虐で暴徒化していたかがわかります)

 

 

 

 ジャコバン派の独裁 小説フランス革命9/佐藤賢一

 エベールの場合、サン・キュロットへの共感は感傷的な理想論ではなく、また人権思想の論理的帰

 

 

 

 

 粛清の嵐 小説フランス革命10/佐藤賢一

それこそ寝る間も惜しんで、人民に呼びかけたんです。だって、協力してもらおうと思ったら、こち

 

 

 

大胆にも4冊まとめて。

前にも書きましたが、フランス革命というと、バスチーユ陥落に始まり、ヴェルサイユ大行進、

王一家のヴァレンヌ逃亡事件、そしてギロチンと浮かぶのですが、

即処刑ではなくこのギロチンまでずいぶん長いですし、

ギロチン後も延々と続くんですね、もうフランスわやくちゃな時代です。

飛ばし読みしながらですが、内憂外患という言葉を習ったよなと思い出しました。

国内暴徒化、外国は攻め込んでくる。

 

ついつい現代の感覚で読んでしまうのですが、この時代にはこの時代なりのものさしというものがあり、

また市民階級の大部分の識字率が低かった。

テレビもなければラジオもない。

出来事は新聞や雑誌で世間に出回るけれど、字が読めない人が多いため、

わかりやすく漫画劇画でデフォルメされたものが巷にあふれ、激情し、

怒りの矛先、落しどころ、憎しみの渦で押さえが利かなくなる。

その民衆を利用して煽り、新たな権力を手に入れようとする者、派閥間の争い、そして死刑。

フランスって、こんな歴史から学んできた国なんですね。

まぁこの本は小説ですから、人物像にはいろいろ云々あるでしょうけれど、

小説といえど史実には忠実でしょうし(ルイ16世は死刑になりませんでしたなんて通じないわけで)、

ぐずぐずぐだぐだ長すぎるくらい長いけれど(佐藤さんごめんなさい)、

知らずに読まずに棺桶に入らなくてよかったよなと。まぁ知らなくてもそれはそれでいいのだけれどね。

勉強になるというより、国の歴史、成り立ちってすごいよなと。

 

それと、佐藤さんはルイ16世がきっと好きなんだろな。あとミラボーも。

ルイ16世といえば愚王、鈍い、優柔不断と悪いイメージが強いけれど、この本のなかでは違っている。

逆にマリー・アントワネットに関してはあまりよく思ってないんだろうなと感じるし、

フェルセンはもうぼろくそに書かれている。

まぁ小説なのだけれど、そこらへんってどうなのかな。

リチャード三世もそうだけど、どうなんでしょね、本当のとこは。

 

 

 

 

 

 ルイ十七世の謎 フランス革命に消えた王子/桐生操

二人の武装警吏が同乗し、サンテール将軍が一行の先頭に立った。おびただしい歩兵部隊、騎兵

 

図書館に本の返却に行き、ぱっと背表紙だけで借りてきてしまった。

あれですね、これは大失敗でした。

まず申し訳ないけれど桐生操さんの本は敬遠していたのと、書かれた時期が古かったこと。

ご存知の方もいらっしゃるとおもいますが、

タンプル塔で死んだ少年はルイ17世(ルイ16世とアントワネットの息子)なのか、すりかえられた偽物だったのか、

これってDNA鑑定の結果が出たんですよ、あれは何年だったか、調べればでてくるはずだけど。

そのタンプル塔で亡くなった少年の心臓と、

ハプスブルグ家の女系の子孫の遺伝子とアントワネットの実姉の毛髪の遺伝子を調べた結果、

心臓はルイ17世のものという結果がでています。

ルイ17世=ノーンドルフ説が有力だったのですが、鑑定の結果 違うとでた。

で、この本はそのDNA鑑定以前に書かれていて、まぁ、その、すりかえられた説方向をさしているというか。

鑑定結果が出ていることを知らずに読むと、あらたなミステリーとして読めたのかもしれませんが。

本って、こうやって残ってもしまうんですね。

 

 

 

 

 

 25年目の「ただいま」5歳で迷子になったボクと家族の物語/サルー・ブライアリー 舩山むつみ訳

から養子としてやって来た子どもたちに会った。自分と同じ境遇の子どもたちとヒンディー

 

 合間に読んだ、通常の迷子レベルからかけ離れた桁違いの迷子になってしまった少年サルー5歳。

インドの貧困の底辺の生活をしていて、自分の名前すら間違えて覚えていた。

サルーではなくシェルウ、覚えている地名もジネストレイではなくガネッシュ・タライ。

保護されたものの、身元がわからず、施設入所、オーストラリアの家庭へ養子となる。

その後、25歳のときグーグルアースで自分の記憶をもとに、駅、鉄路を調べることをはじめ、

5年後にやっと自分が住んでいた町をパソコンの画面のなかに発見する。

我慢できずにインドに渡り、その町を訪ねると、母親が一人でその土地にまだ暮らしていた。

再会。

再会出来たのは喜ばしいことなのだけれど、余計なことをあれこれと考えてしまい、

今頃彼はインドの家族はオーストラリアの養父母はどうなったのだろうと。

 

 

そろそろ「小説フランス革命」の11巻12巻を取り寄せてもらわなければ。

苦しいけれど、最後まで読むぞ。けど、先延ばしにしたいぞ(笑)。

以上、229回目でした。

 


アルパカ 再び

2018-03-08 21:28:28 | パワーアップ希望な日々 2018

 

先日、応募していたワインのキャンペーンの景品が、忘れた頃にひょっこり届いた話を書きました。

そのときに、

・最近アルパカをあまり飲んでいない

・想像以上に良質の景品(木製プレート)が届いたので、アルパカ飲むからまたキャンペーンをやって欲しい

なんてことを書いたのですが。

 

今日、久しぶりにアルパカを、それも赤い色をしたのなんてどうなんでしょと、

いつものお店のいつもの棚を覗き込んでみると。

あれ、ボトルの首に、なにやらお知らせめいた紙がついている。

これはもしかしたら、キャンペーンの御案内?

 

 

 

 

 

 

買って帰ってきた(笑)。

首に巻いているのはキャンペーンのお知らせでないかい!

ちなみに私はアルパカはいつも白、ソーヴィニヨン・ブラン一辺倒なのですが、

今日は赤、カルメネールという、未知の1本を買ってみた。

 

 

で、その首に巻いていた紙はというと、

 

 

 

 

おお、今回は「絶対にもらえる!」と「抽選で当たる!」の2本立てできた!

で、抽選で当たる景品が、なんとリーデルのワイングラス、それも2脚!

ただし、1,000名というの狭き門。

私のリーデルのグラスはごろんとしたサイズ、大ぶりなのよね。

薄くて薄くて、いまにもパリンと割れそうな感じ。

2脚あったら安心して飲めるんでないかい。

 

 

 

 

 

 

応募締め切りが今年の5月31日、約12週間。

さて、どうしよう。

無難に絶対にもらえるトートバッグ(応募枚数20枚)を選ぶか、

絶対こっちのほうが欲しいリーデルのグラスに運を託すか。

ああ悩ましい。

 

詳細はこちら アルパカを買って絶対にもらえる! 抽選であたる! キャンペーン