毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 253

2018-11-29 23:59:59 | 本 3

 

冷えると思ったら雪が積もっている。

冷え性とは無縁と思ってきたけれど、この冬は足の指先がひんやりする。

そうだ、どこから仕入れたか覚えていないけれど、

簡単な冷え性チェックというのがあって、

ずばり、お尻(生尻)に触って冷たかったら冷え性だそうな。本当か?

触ってみた(笑)。

う~ん、触っている手のほうがひんやりしてるけど、腕よりは冷たいかな。

なんてお尻の温度を確認している場合ではない。

今日は29日。また例のシリーズの日だ。真面目な性格だったんだな、私って。

 

ではいつものように、この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 

 白墨人形/C・J・チューダー 中谷友紀子訳

 自分がそう主張していたんだという顔で。

 

スティーヴン・キングの大ファンで、

出版されている本は読んでいる(&積んでいる)ほうだと思います。

その巨匠キングが「わたしの書くものが好きなら、この本を気に入るはずだ」と推しているだけあり、

面白くないことはないのだけれど、やはりキングにはまだまだ敵わない。

キング小説ベストランキング上位の「IT」と「スタンド・バイ・ミー」とお下品(笑)が混ざった感じ。

”秘密ってのは、ケツの穴と同じだ……誰でも持ってて、汚さにちがいがあるだけだ”

キングが書きそうな言葉でしょ(笑)。お下品ー!

って、著者は男性かと思いきや、46歳になる女性。 

上の言葉を証明するかのごとくラストはみなケツの穴(失礼)状態。

やっぱりキングとは違うなぁ。キングを求めてはいけないのでしょうけれど。

で、その後キングを無性に読みたくなって未読既読の本を手に取っているのだけれど、

もう何を読んだらいいのかわからない。

キングの長編って半端な量じゃない。眩暈がするほど分厚い。

短編、中編は、あまりぱっとしない(失礼)ことも多いし。

大きな字のキング本出して欲しい(笑)。

 

 

 

 

 解錠師/スティーブ・ハミルトン 越前敏弥訳

「なんだそいつは、十二歳ぐらいか」

 

いくつもの賞を獲得したそうだけど、私にはどうもダメだったな。

あくまでも私個人の感想です。

ミステリというよりボーイ・ミーツ・ガール話というか、

時系列がぐらぐら、トラウマになった原因の事件をずるずると明かさず、

性的な話なのでここには書かないけれど、ネタバレにもなっちゃうし、

そういう凄惨な場面を見てしまったことで話すことができなくなったのに対し、

そういう凄惨な場面を見てしまったにもかかわらず肉体的には平気でやってしまうというのが、さて。

いえ、私は男性ではないので肉体と記憶のバランスはわからないけど。

そしてまわりはぼろぼろ死んでいくのに対し、自分は死なないんだな。

4人組とのところまでは面白かったのだけれど、原因解明から気持ちがどんと離れてしまった。

これだけ賞をとっていても、読み手によって感想はかわるし、みな同じならそれも怖い。

 

 

 

 

 空飛び猫/アーシュラ・K・ル=グウィン 村上春樹訳

 ちびっこのハリエットは、もうとっくに教会のとんがり

 

村上春樹氏の訳なので児童書だけど読んでみた。

言葉の選び方つなぎかたがとてもきれいでスムーズ、

絵本や児童書って大人向けと違い、

いかに小さな子供でもぱっと理解ができるか、すんなり飲み込めるか、情景が浮かぶか、

そこが一番の肝かと思います。そういう面ではさすが村上さん。

が(笑)。

ジェーン・タビーお母さん(もちろん猫)の口調が新美南吉っぽい?

「手袋を買いに」の狐のおかあさんを思い浮かべてしまった。

ゴミ捨て場の聖女というか。

もっとくだけたバージョンも読んでみたい。もちろん村上さんの訳で。

 

 

 

 

 少年のはるかな海/ヘニング・マンケル 菱木晃子訳

とふきげんにはならないと。父さんがすてた海と、父さんをすてた母さん……。

 

ヘニング・マンケルの児童書です。良書。

ヘニング・マンケルに関してはあまり情報がなくて、詳しいことは知りたくてもわからない。

ヴァランダー・シリーズを読んでいても、母親の存在が薄いんだな。

この本でもお母さんはこの少年を捨てて家を出ている。記憶にすら残っていない。

最後のほうでのお父さんの言葉、

「自分がわすれられないことをしたということが、だいじなんだと……。」

なんだがすごくこの言葉、この齢になった私まで励ましてくれた。

 

 

 

 

 アンソロジー ビール

 

 

 アンソロジー おやつ

 

 

 

大胆にも2冊まとめて。

期待しすぎで読み始めたのがいけなかったのか…。

「ネパールのビール」は秀逸だった。

これは道徳の教材にもなっているようだけど、読んでいて私も「反省」。

この前の「〆切り本2」の田辺聖子氏や「アンソロジー お弁当」の白石公子氏、

今回の「ネパールのビール」、これが読めたのは収穫でした。

 

 

 

以上、次は何を読んだらいいのかわからず困る、253回目でした。

 

 


赤ちゃん力

2018-11-27 22:33:33 | パワーアップ希望な日々 2018

 

古い友達宛てに出した喪中ハガキが「宛先不明」で戻ってきて、

そういえば住所変更の案内が春先にきていたことを思い出し、

保管場所を探してみたけれど見つからず。

すぐに連絡先変更をしなかった私が悪い。

それで同じグループのもうひとりの古い友達に「新住所知ってる? 」とメール送信。

新住所だけでなく、わんさか盛りだくさん情報を返信してきてくれた。

 

筆不精というのもなんだけど、

いまどきメールもLINEも無料通話も便利なツールが溢れているのに、

私は友達間でほとんど連絡をとっておらず、

しいていえば年に一度の年賀状が近居報告知る知らせるで、

連続して喪中が続いていると、もう知らないことばかり。

なんとメールの友達は娘さんが出産し、おばあちゃんになっていた! 

しかもメロメロとろけそう。

娘さんには数回会ったことはあるけれど、結婚出産していたとは驚きだった。

 

驚きの先にさらなる驚きというよりショックな文面が待ち構えていた。

この古い友達というのは高校の同級生で、

同期の誰もが知っている(おそらく)男子○○君が今年の夏、肺がんで亡くなっていた。

最後に話したのは何年も前の同期会のとき。

同じ齢、全然病気とは無縁そうな人なのに、もうこの世にはいないなんて。

独身なのか家族がいるのか、ご両親はいらっしゃるのか。

いろいろ考えが浮かび、近しい間柄ではなかったのに、えらく落ち込みました。

同期生が亡くなるってショックなものなんですね。

 

が、そこにさきほどの彼女がお孫さんの画像をどひゃどひゃ送ってきてくれた。

か、かわいい。小さい。なんてふにゃふにゃ。

赤ちゃんの匂いと体温まで伝わってきそう。

あまりのかわいさに感激し、かわいい連呼で返信すると、

Live Photos」でふにゃら~っと表情がかわるのまで送ってくれた。

Live Photos、恐るべし。もたらす効果に初めて納得した(笑)。


亡くなる命があれば生まれてきた新しい命もある。

しかし、自分の娘の子供でもない新生児の画像なのに、

ここまでがっくり落ち込んだ心にふわ~っとパワーを注いでくれるとは。

赤ちゃんのもつ力って、すごい。

 

 


どうして青あざ

2018-11-25 22:32:32 | パワーアップ希望な日々 2018

 

サガンの(得意の琴似発寒川左岸ではなくて)「心の青あざ」を読んだのは高校生のときで、

いったいどんな高校生活を送っていたのかちょっと怖い。

あのころサガンの本は何冊か読んでいて、いまでもタイトルはすらすらっとでてくるから不思議。

「ブラームスはお好き」、なんてステキなタイトルなんでしょう。

あーとんでもないJKだったのか(笑)。本の内容を覚えていないのはこの頃からか(笑)。

読み直したいけれど、紙は茶色い字は極小サイズ。

今の私には酷すぎだ。

 

じゃなくて、某所(ジム)でTシャツに着がえていると、

左上腕に派手に青あざができているのに気付く。

 

 

 

 

自撮りしてみたけどピントあってないし色も鮮明ではない。

 

いつどこでこんなあざをこしらえたのか、全然身に覚えがないのだ。

昨夜お風呂に入った時にはなかった、絶対・確実。

触ると痛いので、鮮度のいいあざなのだと思う。

家を出る前にこのあざに気がついていたなら、

もっと袖の長めのTシャツを用意してきたのに、これは結構目立つ。

まぁ仕方ないけれど。

でも、これだけのあざ、こんな場所でしょ、なのに覚えがまったくないとは、

眠っている時のできごとなのか? 謎だ。

 

 

そうだ、今日初めてクーマTシャツを目撃(笑)。

色と言いフォントといい、あの後ろ足で立つクマのイラストといい、

プーマそっくりで目が何度も何度もそこにいってしまった(笑)。

 


食パンの耳

2018-11-24 18:13:13 | パワーアップ希望な日々 2018

 

「アンソロジー おやつ」というおいしそうな本を、

この空腹・夕食前という危険極まりない時間帯に読んでいるのですが、

そのなかで「あれ? 」という話が載っていた。

伊集院光氏の3時のおやつの話で、その箇所をそのまま数行書き写します。

 

 母親のおやつで思い出すのが、「お弁当のサンドイッチを作ったときのあまりの食パンの耳を油で揚げて味塩をかけたもの」。料理好きの母親がよく作ってくれて、たまにカレー粉をまぶしたものやシナモンシュガーをまぶしたものがあった。    ━「アンソロジー おやつ」 130頁引用━



私の母も食パンの耳を油で揚げたおやつを作ってくれたけれど、

味塩(アジシオとカタカナではなく漢字を使っている)ではなく砂糖をまぶしていた。

そう、からっと揚げた茶色の香ばしい食パンの耳は甘かったのよ。

いまでもあの匂いとさくっとした歯ごたえ、

口の中で広がる油と砂糖と熱々パンの味を思い出せる。

 

味塩味は食べたことがない。

砂糖をまぶすのより味塩味のほうが一般的なのか?

え、よその家ではどうだったのだろう。

気になりクックパッドを見てみると、砂糖・グラニュー糖がほとんど。

ガーリックパウダーやマジックソルトが「甘くない パンの耳」で出てはくるけど少数派。

 

味塩をまぶした食パンの耳はどんな味がするのだろう。

意外とポテチ系に近いのか。無限に食べられそうな(笑)。

カレー粉には心が動かないけれど、シナモンシュガーは美味しそう。

って、私がシナモンシュガーをたっぷりとかけたトーストを初めて食べたのは記憶が曖昧だけど成人してからのはず、

そうなると伊集院光家はハイカラというかそのころすでにシナモンシュガーを知っていたのだな。

ガーリック系ってこれってかなり私好みのつまみになりそうだ(笑)。無限おつまみ。おやつ枠外。

 

お腹がすいたので、晩御飯を作ろう!

 

 

* 2時間半後、食後まったく空腹ではなくなると、

油っこいのはもうこの齢だといいよなとか、きついよなとか、

ころっと変わってしまうのは仕方ないことなのだろうか。


難易度

2018-11-23 21:36:36 | パワーアップ希望な日々 2018

 

11センチ積もったそうだ。

日中はまだ歩きやすかったのだけれど、

某所(ジム)からの帰り道は凄まじい凍結路面になっていた。

これはかなり難易度の高いツルツル路面で(今年は雪が遅いと思ったらいきなりこれか)、

転倒して救急搬送されたかたもいたのでは。

雪は白いものだと思っているけれど、白じゃないのね、凍ったら鈍い銀色。

スニーカーでわざと滑って楽しんでいる高校生の身体能力ってすごいのね。

明日はどうなっているのやら。

あ、そうそう今日は堂々の長靴初出動でした(笑)。

 


雪だ!

2018-11-21 10:21:21 | パワーアップ希望な日々 2018

 

20日未明、札幌は観測史上最も遅い初雪となったそうだけど、

それってやっぱり日中じゃないと見られない。

が、やはり雪の季節はちゃんとやってくるようで、

今朝起きたら雪がしゃばしゃばと降っている。

 

 

 

 

が、今10時を過ぎたところだけれど、ほとんど解けてしまったようだ。

日陰とかだとまだ白い雪が残っているけれど。

さ、今冬も転ばないよう1にも2にも気をつけて歩こう。

凍結、圧雪、ブラックアイスバーン、路面は恐怖とスリルがてんこ盛りというか、

どこに潜んでいるかわからない。

あと感染ね、ノロやインフルや風邪なども恐ろしい。

 

一日は始まったばかり。

では、良い一日をお過ごしください。


喪中ハガキ

2018-11-20 23:02:02 | パワーアップ希望な日々 2018

 

今日は喪中ハガキを作った。

作ったといっても、ネットで注文したものなので宛名を印刷しただけだけど。

あとは投函するだけ。

継母の葬儀のときに、「これで当分の間お葬式はないな」と思った矢先、

「いや、次は私か夫の番か」と気がつき大いに焦った。

まぁこれだけは避けようがないけれど。

あぁ気がかりなことが片付いて一安心。

忘れず明日は投函するぞ。


17ページ 6行目 252

2018-11-19 22:29:29 | 本 3

 

怖い夢をみた。

知らないどこかの古い家に居て、トイレや廊下に薬物がこぼれべしょべしょになっていて、

その濡れてぬらっと光る廊下を羽生結弦君がバックで「逃げて、早く逃げて」と滑りながら叫び、

そこから逃げ出そうと駆け出したところで目が覚めた。

目が覚めたけれど、追い詰められるような恐怖感と焦りがそのまま残っていてざわっとする。

ざわっとしながらも何故羽生結弦が私の夢で舞うと可笑しくなり、寝なおす。

ところが今度は先ほどと同じ家の居間に置いてあった私の古いオーディオ機器が接触不良から発火、

みるみるうちに火の手が上がり、炎がめらめらめらめらで、

「消防に電話しなさい」と叫んで水を汲みに走るところで目が覚めた。

怖い夢2本立て2連発。心臓ばふばふ。

祟りか。呪いか。答えが欲しい。

 

今回は冊数多めです。

というのも、膝の下部をグネってしまい、おとなしく家にこもり本ばかり読んでいました。

今はもう大丈夫。普段のペースに戻っています。

 

ではいつものように、この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 〆切本2

 自分は自分の齢のことは忘れてゐるが、四十近い男の気もしないが、しかしものの見方は、

 

〆切本1は表紙が一番面白かったことをよく覚えていて、

それでいくと2もそんな調子かとほとんど期待していなかったのですが、

田辺聖子氏の話は繰り返し読んだ。読めてよかった、めぐりあいに感謝です。

 

 

 

 

 ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく/堀江貴文

 

17ページは章の扉でした。

 

ゼロの状態の自分に何かを掛け合わせても所詮ゼロでしかなりえない。

簡単に成功・成果を狙うのではなく、ゼロの自分に地道に1を足していく。

これって筋トレ身体作りと同じだなと。

いきなり腹筋100回やってもカラダは変わらない腹は割れない。

地道に丁寧に正しいポーズと適した回数を続けて続けて続けて自分のものになる。

それが落ちないようキープし、次のステップに進んで行く。

プラスを少しずつ少しずつ積み重ねていく。

羨望を嫉妬に変えるか向上心に変えるかは本人次第。

とっつきにくい人かと思っていたけれど、意外とすんなり納得できたのは筋肉のせい?

 

 

 

 

  マザリング・サンデー/グレアム・スウィフト 真野泰訳

 そしてほんの二時間ほど前、彼女は彼のことを「奥様」とよんだのだ! 電話の向こうから聞

 

いやぁ、全然ダメでした、見事に挫折、17ページまでも読めませんでした。相性だな。

 

 

 

 

 ファイアーウォール上/ヘニング・マンケル 柳沢由実子訳

パイプが壊れているようだ。

 

 

 

 ファイアーウォール下/ヘニング・マンケル 柳沢由実子訳

ス・トリィへ車を走らせた。想像していたほど悪くはなかった。眠っていたのは片方の警官だ

 

お気に入りのヴァランダー・シリーズ第8弾。

だが、今回はイースタ署の様子がどうもおかしい。不穏な空気が流れている。

ITの波が押し寄せ、といってもまだフロッピーディスクの時代だけどついていけないヴァランダー。

部下に裏切られ、署長も部下の嘘を見抜けず、ヴァランダーの孤独は加速度を増し、

ハニートラップ? にまんまとひっかかってしまう。これは痛い。

その女はダメだって、やめときと心の中で叫んでも美脚に見惚れるヴァランダーには伝わらない。

自らを「老犬」と揶揄し、いやぁ、マーティンソンとは署長とは今後どうなるんだ。

1作目から読み直したい。全巻買い揃えるか。って、手元にあったら読まないという法則もある。

 

 

 

 

 そば アンソロジー/パルコ エンタテインメント事業部

 

17ページはおそばの写真でした。

 

特にそば好きというわけではないのですが、同じシリーズの「お弁当。」がおもしろかったので、

ミステリもののあとの口直しというか気分転換にアンソロジーはうってつけだと思っています。

川上弘美さんの感性はさすが。

黒柳徹子さんの話はまるで徹子の部屋の一部みたい(笑)。

町田康さんの「おかわ蕎麦」から「おかめそば」があること、はじめて知りました。

「ビール」と「おやつ」も借りてきた。

危険。絶対食べたくなる。

ちなみにおそばは読後2日連続食べました(笑)。

 

 

 

 

 足についての本当の知識/水口慶高

 

17ページは章の扉でした。

 

この手の本は書く人それぞれが信念を持ち語るので、

いったい誰のいうことを信じていいのかといつも思ってしまいます。

結局やってみて読んでみていいところだけ吸収、

あるいは記憶に残らない事柄は自然淘汰。

知識ゼロよりも多少はあったほうがいいと思うけれど(私自身の場合ね)、

ありすぎも困るし、あってもそれを日々意識しながら改善しなければ良くはならない。

それこそ地道な努力の積み重ねじゃないと、

何十年もかけて身についたつかい癖はなおらない。

 

 

 

以上、青汁飲みながらの252回目でした。

 


On クラウドフローを5ヶ月履いたらこうなった

2018-11-18 23:15:15 | パワーアップ希望な日々 2018

 

今年の6月4日に購入した On クラウドフロー。

かなり履きました。

走る歩く買い出し諸々、家から外に出る時はこれを八割方履いていたのでは。

さすがに11月ともなると寒くて某所(ジム)通いに移行、

この靴も某所(ジム)に連れて行こうと、汚れ落としにごしごし洗い、

靴の疲れ具合をチェックしてみた。

 

正確にはいつから履き始めたのか忘れてしまったけれど、

だいたい6月上旬から11月上旬にかけての5ヶ月間でどう変化したか。

靴底が一番恐ろしいことになっているのは前々からわかっているので、

それは最後のお楽しみにして、

他の部位から。

 

 

 

 

念入りに洗ったのですが、なにやら茶色く変色して汚れが落ちなかった部分がある。

このクラウドフローはちょっとの雨では靴下が濡れないなとは何度も思ったことがあり、

それはこの布の素材と穴(メッシュ)加減が影響しているのかなと思っていたのですが、

 

 

 

 

今回ごしごし洗って初めて(今さらですが)二重構造になっていることに気がついた。

私が持っている他の3足のランニングシューズは、

ちょっとの雨でも草についた露でもすぐソックスまで染みてきて不快だったのに対し、

これは結構耐えてくれていた。

靴の中が過剰に蒸れるということなかった思う。

他の靴と同じくらいの蒸れ加減。

ということは、二重構造ということを考えると通気性はいいのかもしれない。

 

 

汚いですが、

 

 

 

 

インソールを剥がすと(抜いたというべきか?)この透けかた。

他の靴のインソールを抜いた底って見たり触ったりしたことないからわからないけれど、

これは強度の紙かというくらい軽くて薄い。通気性もいいのだろうな。

 

 

とここまではどちらかというと良い点サイドの話でしたが、

ここからはいかにへたったかの話となります。

 

 

 

 

 

右履き口踵部分。

一枚目に穴、さらに二枚目の布にも穴。

 

 

 

左側も破れ二箇所。一枚目の布でかろうじてセーフ。

アシックス2足、アディダス1足もかなり履いてるし年季も入っているけれど、

破れたりしてはいないし、たった5ヶ月で先輩靴達の走行距離を越えているはずはない。

 

 

 

お!

 

 

そのものズバリ。

画像を見ていて新たなる穴を見つけてしまった。

弱い素材の布なのか。

 

 

そして恐ろしいことになっている靴底ですが、

 

 

 

 

これが買ったばっかりのぴっかぴかの新品の様子。

このあとショック画像が出ます。

いえ、私が一番ショックなのはよくわかっています(笑)。

 

 

 

 

こんなんなりました。

いやぁ、驚いた。

私は歩くのも走るのも踵着地ではなく、

どこかと言われても説明しにくいのですが、

母指丘あたりで接地しているはず。

クラウドフローは衝撃吸収が物凄いと感じてはいたけれど、

やはりそういう素材で作っているということは軟らかくて擦り減りが激しいということか?

 

 

 

 

ちくわがはんぺんになってしまった。

 

 

 

 

踵じゃないのにここまで擦り減っている。

5ヶ月なのに、これ一番高い靴だったのに。

確かに履き心地はいいし、私の足の形とはとても相性がよくて好きなのだけれど、

こんなに早くなんとも悲惨な靴底になるなんて、いやぁ、まいったな。

 

 

 

 

それからこの溝。

何度石を拾い挟まったことか。

証明するように傷痕が残っている。

 

 

 

 

こんなこともあった。

 

 

 

 

 

こんな目にもあった(笑)。

いやぁ、これは凄い記念だわ(笑)。

 

 

でね、悔しいのね、こんなに短期間でこんな状態になるなんて。

シーズンごとにランニングシューズを買い換える人がいるのは知っているけれど、

私はよほどのことがない限り履き続けるほうで、

そのつもりで買ったのだからせめて来年のシーズン到来まではこれを履きたい。

でも、こんなに踵が擦り減っていると、

この配色、一目でバレバレで、

(そう、意外と走ったり歩いたりしていると前の人の靴底の減り具合がわかります)、

やはりもうこの靴とはお別れするしかないのか。

 

 

 

私、天才かもしれない。

 

 

 

 

ありゃ、なんだかいい感じ。

 

 

 

 

 

これで取り繕ってみた。

 

 

 

 

 

ほぼ復活。いやぁ、なんとかなった(笑)。

これって絶対近くでじっと見ないとわからないと思う。

今年一番の才気煥発だったな。

ってスケール小さい。

 

 

 

 

 

 

この2枚だけを見ると特に痛んでいるようには見えないのだけどねー。

 

 

 

 

ついでにもう一つ。

 

「その靴どうですかー?」と声をかけられたことがあります。

その人もクラウドフローかどうかはわからないけれどOnマークの靴(色はブラウン系)を履いていて、

初めて同じOn靴を履いて走っている人(つまり私ね)を見つけ声をかけてしまったそうな。

で、咄嗟にでた応えが「石拾います」。

「ああ拾う拾う。このふにゃふにゃどう?」

靴底のこの反発力のことが話題に。

私は膝があまり良い状態ではないので、

この着地時のふわっと吸収される感じが嫌いじゃないのに対し、

その方は吸収されることによって推進力が失われるようでいまひとつ好ましくないそうな(そう受け取りました)。

速くに走る人なら地面からの反発力は硬い足のほうが望ましいのかも。

極端に言うと雲に埋もれて走る感じ? 雲の上を弾んで走るのではなく。

本当、こういうのって実際に何日か履いてみないと得られない感覚だから、

靴選びって試着だけではわからない域があるわけで、

来年のランニングシューズはこれまた唸り迷い悩みそう。

 


ベンチ文字を拡大すると凄かった

2018-11-15 22:16:16 | パワーアップ希望な日々 2018

 

11月13日に載せた 冬眠中

その文字が書いたものではなく、

針金ハンガーで細工したものと書いたけれどちょっと心配になったのと、

興味を持ってくださった方がいらっしゃったので、

撮ってきた画像を拡大してみたところ、

なんだかものすごく細かい心遣いで仕上がっていることが判明。

実はすごい力作、どうぞご覧ください。

 

 

 

 

 

 

まずはこれが13日に載せたものです。

 

 

 

 

 

単純な構造ではなかった!

つなぎというか吊っている部分は目立たない色をつかい後ろの壁と同化溶け込むようにしている。

 

さらに「眠」をズーム。

 

 

 

 

細かい吊りワザ!

ちょっとやそっとの風には負けないこのスクラム! スクラム?

 

 

 

 

 

せっかくなのでこちらもチェックしてみた。

 

 

 

 

こちらも吊り技だったのね。

針金ハンガーと見えただけで実は違っているのかもしれない。

 

 

というわけで、この文字が雪に埋もれてしまう日は近いけれど、

雪解けの頃、河畔の道が開通する季節が来るのを期待もりもりで待ってます(笑)。

 


冬眠中

2018-11-13 22:21:21 | パワーアップ希望な日々 2018

 

小ネタですが。

 

 

以前載せた、

 

 

座っていいとも! ベンチ。

 

 

先日ここを通ったらベンチが見えなくなっていて、

そうだよな、そろそろ雪が降ってもおかしくない(今年は遅いわよね)季節、

冬の準備の頃だよなと思ったのですが、

今日ここを通ると、

 

 

 

 

新たにメッセージが!

律儀というか、好きです! 

なんだかわからないけれど、私には伝わったわ、ありがとう。


17ページ 6行目 251

2018-11-09 23:05:05 | 本 3

 

暗い。

今日は午前の早い時間からパソコンに向かっているのだけれど、

窓からみえる空がど~んよりと暗いのだ。

これから出かけるのに、雨か? 雨だろな。 風を伴わないことを願う。

* 午後から出かけてきましたが、帰りは風が強すぎ暴力的に吹いていて、

傘壊れるんじゃないかという危機感。

私だけじゃなく、ほとんどの人が傘断念して手に持ってささずに歩いていた。今年はよく濡れるわ。

 

あっという間にまたこのシリーズの日がやってきました。

この10日間は本を読む時間よりPerfumeの動画やCD聴いているほうが多かったかも。

今も耳にはPerfumeだ。

パソコン作業中はほとんどPerfumeかバッハの作業用メドレーを聴いています。

シューマンとなると気持ちと意識が入りすぎて共倒れとなってしまう。

Perfumeとバッハ、私はここに一部共通点を見出しているのだけれど、

心地よさとか邪魔にならないとか時計の振り子的というか。

まぁPerfumeも気持ちが入りすぎてぶわっとなるのもあるけれど。

 

それではこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 赤いゾンビ、青いゾンビ。東京日記 5/川上弘美

 女子更衣室でこそこそ着がえていたら、バスタオルをまきつけた六十代く

 

いやぁ、6行目のこの文章、いい。

この女性はバスタオルを胸のあたりでまきつけているのではなく、

おへその上の位置でぎゅっとまきつけていて、たれたおっぱいがまるだしなのだそう。

私が利用している某所(ジム)も着替えシーンはさまざまだけど、

たまに大胆なお姿に遭遇してしまうことはたしかにある。

小ネタでいくと汗で濡れたブラジャーを真剣にドライヤーで乾かしていた女性とか、

上半身裸で全面鏡の前でポーズととる女性とか、

全裸の外国人女性の背中一面に蝶の刺青とか(刺青に関しては入館禁止なのかどうかはわからないです)、

私に関していうと、ひどい服装の時に限ってみぽりんがあらわれるとか。

いえ、ジムの更衣室の話ではなく川上さんの本の話だったんだ。

コルクゾウリムシ。

たしかに古いワインだとコルク断面に虫が走ったような溝のようなものを見たことがあるような。

 

 

 

 シェル・コレクター/アンソニー・ドーア 岩本正恵訳

の悪魔の鋭い牙のように見える、と老貝学者は聞いたことがあった。丸まった吻が水管溝から

 

 

「すべての見えない光」は今年読んだ本のベスト10に入るお気に入りで、

同じアンソニー・ドーアさんの書いた作品ならとかなり期待して読んだのですが、

あれ? なんだか先に全然進まない、読む意欲がどんどん減っていく。

前に別の本で読んだ短編も「あれ?」だった。

どこでこの差がうまれるのだろう。謎だ。

 

 

 

 

 笑う男/ヘニング・マンケル 柳沢由実子訳

 自殺は考えられなかった。

 

飛ばして読んでいた、刑事ヴァランダー・シリーズ四作目。

アン=ブリット・フーグルンドがここでメンバー入り。納得。

手堅いというか安心・安定のヘニング・マンケル。

 

 石が坂を転がりだしたら、すぐにそのあとを追いかけてはいけない。

動かずにその石が落ち着く先を見るのだ、と。

 そうしよう。

 石の転がる先を見届けよう。

 

次はまた飛んで8作目へ。4作目のヴァランダーは若く感じた。

 

 

 

 

 「足の指」まっすぐ健康法/松藤文男 今井一彰

多くの人の足(脚)のゆがみ(O脚、X脚、外反母趾など)が矯正され、身体の重心が安定す

 

目下のところ肩甲骨周辺と足首から下の部位に興味があって、

図書館から借りてきたのですが、

どうもこの方の開発したという5本指ソックスの宣伝にたどりつくという、

そっちに行ってしまったかと残念な気分。

 

 

角幡唯介さんが「極夜行」でノンフィクション本大賞を受賞されたと新聞に載っていた。

おめでとうございます!

私角幡さんの本好きで、さらに極地本となると買わないはずがなく、

この「極夜行」も発売とほぼ同時に購入したのに、

最初の、奥さんの出産シーンがこれまた面白くて、

先を読むのがもったいないななんて置いたのが間違いで、

その後読む機会をなんとなく逃してしまい、積みっぱなしになっていたら、このニュースだ。

うわぁ、それこそもったいない話になってしまってる。

今度こそ読もう。角幡さん、読もう。

といいつつまたヴァランダーとともに過ごしそう。

 

 

以上、雨に濡れても風邪をひかない、251回目でした。強いおばさん、フーゥ!


琴似発寒川子

2018-11-08 21:30:30 | パワーアップ希望な日々 2018

 

毎日行ってるわけじゃないのよ。

たまたまなのね。

毎日毎日琴似発寒川に通っているわけではないのだけれど、

が、今日もまた川の写真だ。

前触れもなく尻子玉。

今日はゲオ。

ゲオに行くには川を橋を渡るのです。

 

 

 

 

なかよし橋をひとりで渡る。

 

 

 

 

上流。

 

 

 

 

下流。

 

いやぁ、今年一番足を運んだのは琴似発寒川河畔で間違いない。


今日も続く、幸福感

2018-11-07 22:59:59 | パワーアップ希望な日々 2018

 

Perfumeのライブの日からもう3回も寝ているのに、

まだあの幸福感は続いています。

すごい(笑)。

なんだか胸のあたりが深いとこからほわほわしてくるのよ。

今日は「Future Pop」を聴きながら走っていたら、

思い出して思い出して鳥肌&ぶわっと泣きそうになった(笑)。

走りながら泣くなってね。

バードスキン(笑)。おそらく、というか絶対違うな。

汗はあのタオルが受け止めてくれたし。

ああ、使うのがもったいない。汗拭くな。

 

 

今日写したものではありませんが。

 

 

 

 

 

秋も終わってしまう。

 

 

 

 

 

花は臭いほど咲いていたのに、実の生りは今年は悪いのか目立っていない。

 

 

 

 

エゾヤマザクラはほとんど落葉。

 

 

 

手稲山山頂部分は雪で白くなっている。

 

 

 

 

「ヘビ看板と紅葉」も裸になってしまった。

 

 

 

 

このあと、また雨に濡れた。

今年は「途中から雨」に何度あたったことか。

 

 

 

 

でも、雨でも曇りでも幸福感はかわらないのよ(笑)。

 

 

 


なんてこの幸福感 Perfume Live 

2018-11-05 23:21:21 | パワーアップ希望な日々 2018

 

*ネタバレは一切ありません。

 

昨日、待ちに待ったPerfume 7th Tour 2018  「FUTURE POP」に行ってきました。

Perfumeの動画という動画は見尽くしているけれどライブ参加は初めて。

 

 

 

 

あそこにPerfumeがいるのね。

 

 

でね、綺麗だった、本当に綺麗で綺麗で神々しさが満ち溢れていました。

見方聴き方注視したい点は人それぞれだと思うけれど、

もう目の前にいる、Perfumeは本当にいるんだ、ただただそこにいるという事実、

同じ空間を今共有しているんだと、信じられないけど夢じゃない、うぉぉ。

 

で、私は学んだことがあります。

初めはただただ楽しく拍手したり一緒に踊ったりしていたけれど、

彼女たちの姿勢は乱れないんだな、これが。

ぶっ通しで数曲踊り続けても、どの曲もどの動きもポーズも、

手の位置、角度、顔の傾け方、脚の高さも向きも、

忠実に再現しようと努めブレることがない。

休み休み1曲だけ踊っているわけではないのよ、オープニングから続けっぱなしで踊っているのに、

あのハイヒールでバランス崩すことなく脚をぴんとあげているのよ。

プロだ、これがPerfumeプロなんだ。

観に来る人たちのためにどれだけ三人は頑張っているんだろう。

私たちの気持ちがみんなに伝わるようにと言っていたけれど、

ああそうか、これなんだ、

これが彼女たちの基本姿勢ポリシーなんだファンへの感謝の姿なんだといまさらながら深く納得する。

それに応えるというか応援の気持ちをこめて観客側も盛り上げようとするんだ。

Perfumeのコンサートにおける多幸感ってこれなんだ。

ノリではなく(含まれているけれど)応援なんだ一体感なんだ、

これを悟ると筋金化してくるのかな。

 

にしても、最後の最後まで三人は綺麗だった。

スピードを緩めることなく正確に、そしてとことん限界知らずの綺麗さだった。

 

Perfumeに逢えました。そこに三人はいました。

この幸福感は一晩過ぎた今日でもまだ続いています。

 

あ、どうやら私は最高齢ではなかったみたい(笑)。

同世代、さらに上の男の人も女の人も家族連れも参加していました。

 

 

 

 

これからは私の滝汗をPerfumeのタオルが受け止めてくれる(笑)。

苦しいとき、つらいときは思い出そう、昨夜のことを。

 

 

 


娘の「お願い」ですが(笑)、

こちらも当日の地下鉄南北線平岸駅通過後、地下鉄が地上の星となり、

斜めになった灰色の壁から外の景色が秋の色が見え、納得。

「どう?」と訊くと、

「実は私は市電に1度も乗ったことないんだよね」と始まった(笑)。

そういえば私もループ化したすすきの~大通り間は乗ったことがない。

 


その娘のPerfumeですが、

昨夜は我が家に泊まったのですが、

今朝起きてからの告白がすごかった。

北朝鮮がミサイルを発射したから避難せよと緊急アラートがあり、

走って地下シェルターに向かったら満員で入れず、

近くの医療機関の施設に駆け込んだ途端、すぐ横に着弾。

身体がふわっと浮き上がり全身が熱くなって目が覚めたけど、怖かったと。

それはPerfumeの映像や演出の影響じゃないのというと、

いや、飛んできたミサイルは絵に描いた漫画のようなロケットで、

あんなビームではなかったというけれど、Perfumeほぼ未経験の娘には刺激が強かったか。

といいつつ、うちの娘はよく飛行機が落ちる夢をみます。

私はないなぁ、飛行機が落ちる夢は。

ちなみに私の昨夜の夢は、亡くなった義母がアルミ鍋を手でぐにゃっと折り曲げていました。