7月9日が240回目となるはずでしたが、継母が前日に亡くなり葬儀に参列。
ずいぶん本がたまっていて、それに印象が薄かった本だと消えかかっています。
ざざざざっと超ライト版で。
いつものように、この10日間ではないな、6月29日からとなるのかな?
前回から今日までの間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、
あとは紹介にも感想にもならない雑文です。
多いので、2冊カラダ関連の本は勝手に省きました。
ぷくぷく、お肉 おいしい文藝
17ページ6行目は空行でした。
つい手を出してしまった、おいしい文藝、アンソロジー本です。
32篇のお肉にまつわるエッセイ中、すき焼きの話はやっぱり多い。
すき焼きはお肉の王様王道チャンピオン。
とその中で、町田康さんが串カツのことを書いているのだけれど、これがうまい。
久しぶりに町田さん読みましたが(私の大好きな作家です)、いやぁ、唸るほどうまいわ。
でもね、どういうわけか町田さんの書く文章って、
うますぎてうますぎてこの世のすべての文学の賞を贈ってほしいと思うこともあれば、
え? 何? え? ただただ後ずさりすることも多々。
こういうアンソロジーって、なんというか、久しぶりに懐かしい友達にあったような気分になるから好きだ。
それぞれ文体の特徴とか、クセとかリズムとか、お元気でしたかなんて気持ちになるし、
全然知らない作家さんとの出会いもあったり、一篇がほどほどな長さでとても読みやすく、
離れるのにも後ろめたさをあまり感じさせない。
ちなみに私の好きな肉料理といえば、とんかつかな?
明日で地球が滅亡するとしたら、ぐっと味の濃いカツ丼で〆にしたい。
うっとり、チョコレート おいしい文藝
「元気だった?」
同じくおいしい文藝アンソロジー本。テーマはチョコレート。
私も無類のチョコレート好きです。
さすがにここ数年は自粛していますが、以前は一日板チョコ一枚必ず食べていた。
そう、庶民価格のチョコレートが好きなので、
高級チョコレートや舌を嚙みそうな横文字系の話は読み飛ばし。
で、田沢竜次さんの書いた「チョコレートの系譜」というエッセイが、
なにこれ私が書いたんじゃないのというくらい、私の好みと記憶を代弁してくれていて、
でも私より上の世代だと思うのね、歳があわない、
でも食べてきたチョコとその印象はどんぴしゃで(笑)。
ただ、違うのは、私はポッキーは昔は好きじゃなくて、
あの太さだとチョコレートの分量に対し粉(プリッツ部分というか軸となる小麦の焼き部分)が多くて、
口の中でもさもさして、どうもポッキー派にはならず、ほとんど買ったことがなかったのだけれど、
私のポッキーに革命がやって来た。
極細ポッキーよ、これはいいわ。これだとチョコの分量が粉に勝り、
口の中でも食べているのはチョコなのだ(笑)。
いやだ、なにが超ライト版、しっかり我を語っている。
あれですね、娘から夢もロマンもないと非難されるのですが、
ゴディバの大箱1箱戴くより、ガーナやクランキーの相当金額分ダースで欲しい。
一番好きなのはガーナチョコだな。
明日で地球が滅亡するとしたら、カツ丼食べた後にガーナをかじろう。
ここからは新潮クレスト・ブックス。今度こそ超ライト版で。
本を読む人/アリス・フェルネ デュランテクスト冽子訳
あまり清潔そうでないリュリュは、外で待つように言われた。待合室に残った彼は、髪を梳か
貧しいジプシーの大家族と図書館員の話。
ジプシー一家が西加奈子さんと西原理恵子さんのようで、
司書が小川洋子さんのようだった。
花粉の部屋/ゾエ・イェニー/平野卿子訳
やせこけた猫が数匹、あたりに散らばったごみを争ってうなりあっている。昼どきの町は人
尊敬する作家は吉本ばななさんだそうで、なんとなくわかるような気もするけれど、
私としては若い頃のサガンっぽく感じた。
ジャイアンツ・ハウス/エリザベス・マクラッケン 鴻巣友季子訳
ロマンチックな心がない? これが学術図書館員のあられもない夢想なのだ。
巨人症の少年と図書館司書の話なのだけれど、
これがまさかの大島弓子っぽい。とっても。随所で。なんでだろう。
不安や心配を感じるのは、後々『未来』がやってきて、もろもろの対処に直面してからのこと。いまがいちばん良い時だった。なんだってありえるようで、なにもありそうになく、そんなすべてはわたし以外の人にはなんの意味もない。
結構まどろっこしいところもあったけれど、わりと好きなタイプかもしれない。
体を芯からやわらげる健康ストレッチ/森俊憲
また、人は疲れや痛みを感じると、中枢神経が指令を出して筋肉を緊張さ
私は結構知っていて実践しているのかなと。動作確認の本となりました。
身体意識を鍛える/高岡英夫
ある返球かがわかっていただけるにではないでしょうか。
これは面白かった。意識の面から身体を管理というか鍛えるというか。
備忘録として、
7つの極意・意識
センター・下丹田・中丹田・リバース・ベスト・裏転子・レーザー、
プラス、ウナ。裏転子の意識は儲けもので、実践しています。あとウナも。
自己採点するチェックテストが載っていて、書き込みがばっちりしてあり、
それも点数の高いものばかりで、
「まわりの人に比べて、物事をより広い視野で(大所高所に立って)見ることができる→5段階評価の5」に丸をつけてあり、
いやはや、どれだけ自惚れてるんだ、どこが広い視野なんだか、
それがあれば普通本(図書館本)に書き込みなんてしないし、
メタ認知できてない人なんだろな、と、余計なことまで学習してしまいました。
アレクサンダー・テクニークにできること/D・キャプラン 芳野香・和田実江子訳
い。さて、まだ書くのを続けながら、脚や足に生まれているかもしれない不必
これも面白かった。
さきほどの「身体意識を鍛える/高岡英夫」とはまた違うけれど、やはり意識の持っていきかたの話。
ただ、自動翻訳機を使ったのではないかというくらい、なんだか言葉が変で、すごく読み辛い。
アレクサンダー・テクニーク関連本をもう数冊読む気満々。
このほかにもまだ読んではいるのだけれど、今日はこの辺で。
以上、240回目でした。