毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 290

2020-07-19 23:10:10 | 本 3

 

17ページ6行目といっても今回も6行目は抜きですが…。

 

先日寄った書店の平積み本の表紙にエリザベス・チューダー(テューダー)を見つけた。

 

 

 

火の柱 上

エリザベス・チューダー(テューダー)とはヘンリー8世の次女、母はアン・ブーリンで、

のちのエリザベス1世である。

このヘンリー8世の父7世の頃からジェイムズ6世(イングランド王としてジェイムズ1世)までの話に興味があって、

一時のめり込んで関連本を読んでいたことがあった。

スコットランドのメアリ・スチュアートの本も読みたいのだけれど、

(ドラマ化されたのを数本観たがあれはなんだだった。映画も何本か観ている)

複雑なのとメアリ・スチュアートの行動がどうも理解を越えていて、

いつも図書館の分厚い本の前でダルマさん化してばかり。

 

で、この書店で見つけた「火の柱」は上中下と3巻もあるのだけれど(しかも厚い)、

そこにエリザベス・チューダーとメアリ・スチュアートが登場するらしい。

あの時代が舞台になっているらしく、

「買って帰るか」と思ったものの外したら3冊は痛いし、

帯に「大聖堂の正当なる続編」と書かれてあり、

これはその大聖堂なるものを読んでから挑んだほうがいいのかと買わずに帰宅。

図書館に「火の柱」3冊予約をいれ、大聖堂3冊を借りてみた。堅実派だ。

この大聖堂は1991年に日本でも出版されており、全世界でベストセラー、ドラマ化もされている小説なのだそうだが、

ケン・フォレットという作家も大聖堂という小説も私には初耳。

 

 

 

 大聖堂 上 /ケン・フォレット 矢野浩三郎訳

 大聖堂 中 /ケン・フォレット 矢野浩三郎訳

 大聖堂 下 /ケン・フォレット 矢野浩三郎訳

 

 

いやぁ長い厚い。3冊で計1812ページ。

12世紀のイングランドのキングズブリッジという架空の都市(といっても小さな村)に大聖堂を建設するという話。

もっと取っつき難い話かと思っていたのになんのその、

実に読みやすくわかりやすく、エロス! バイオレンス! サスペンス! と飽きさせない。

そう、最初に書いておきますが、エロい場面が多々多々でこれは官能小説かと思ってしまった(笑)。

私の読む本にはあまりこういうシーンが出てこないので、なんだか臨時収入か。

 

エロは置きまして、

宗教・キリスト教の教えとか考えとか絡んでくるとどうもよくわからないことが多い。

それはそうと感じて読むしかない。

地図にしても、今はドーバー海峡挟んでフランスと分かれているけれど、

昔はノルマンディーもブルターニュも領土だったわけだし、歴史の復習にもなった。

 

しかし、作者があとに書いているのだけれど、

当時の建築家は鉛筆も紙もなく、モルタルを引っ掻いて図面を書き、

職人は平方根の何たるかを知らず(私もすっかり覚えていない)、

経験からその割り出し方を会得し、使う道具はせいぜい木槌や玄能などのハンマー類、

のみとたがね、斧、のこぎりぐらいで作ってしまっていたのだから、もうあんぐりしてしまう。

パソコンもなければ精密器具などもなく、

それであんな大聖堂(サンドニ大聖堂やカンタベリー大聖堂)をつくってしまうのだから、

人間の知恵や知識・経験というものはすごいぞと感嘆してしまう。

エロ、建築、そして人間ドラマがやってくれる。

悪い人、嫌や奴、クソ(失礼)な人は徹底的にクソで、

これが最後にひっくり返るところが池井戸潤氏っぽいかな。

こんなに分厚いのだけれど、がっつくように読んでいました。

古い新潮文庫本でしたが、ソフトバンク文庫で新しく出ているようです。

ちなみにこの本の原題は訳すと地の柱だそうで、火の柱と呼応しているか。

 

この「大聖堂」がなかなか面白かったので、

勢いで「大聖堂 果てしなき世界 上中下」に手を出してしまったのだけれど、

上巻の序盤で躓いてしまっている。

なかなかどうもノリが悪いのだ。進まない。

大聖堂から約200年後のキングズブリッジが舞台、

きっとこのケン・フォレット氏はやってくれるのだろうけれど、

回転しはじめるまでに結構労力いりそうな。

 

さぁ、今夜も眠る気まんまん。

以上17ページシリーズでした。

 

 


暑さの所為?

2020-07-18 22:29:29 | 2020

 

気温が高くならないうちに走っておこうと、

早い時間(自分比)に家を出たのですが、暑い。

26度くらいではなかろうかと。

これくらいの温度ならそこまでつらいはずないのに、きつい。

手足に暑さがまとわりついてなんだか砂袋カラダにぶら下げている感じ。

手足に昆布やワカメや藻が絡みついている感じ。

2㎞くらいで早々に歩きだしてしまった。

以後、歩いたり走ったりの繰り返し。

暑さの所為なのか?

それとも大人の階段ポンポーンと数段上ってしまったのか?

見渡せば、そういえば走っている人のほとんどは男性でおそらく年下。

女性がひとりいたけれど、このかたは私は比較にならない高レベル。

男性でも私と同世代、あるいは上の方は少ないかなぁ。

うわぁ。それを直視するとなんだか焦る。

 

 

 

 

歩き七割で錦水橋到着。

 

 

 

 

ガガイモの季節がやってくる。

臭くなるぞ(笑)。

 

去年までは暑い時期は夕方~夜のはじまり、

人通りと交通量の多い明るく幅の広い道(歩道)を走っていたけれど、

今年はコロナということでもっぱら日中、人の少ないところを選んで走っている。

 

世界保健機関(WHO)は6月16日のツイッターへの投稿で、

運動時はマスク着用を控えるべきだと提言したけれど、

それってすべての人が上書き更新されているとは思えないわけで、

マスクをせずに走るのは肩身が狭いので、

人が近くなったとき(追い越すor 対面)おもむろにマスク(ランニング用)で覆っているけれど、

こう暑い日には負荷かかりすぎ。

暑い日はどこをいつ走れば良いか、考えなければ。

 

 


川で読む

2020-07-16 22:15:15 | 2020

 

書店の帰り道、ふと川に呼ばれ(♪ ミードミードミードレーーか)川原におり、

特大サイズの石に腰掛けさっそく本を読んでみた。

 

 

 

 

暑くもなく曇天で日差しも気にならず、

人も居らず風もそよぎ、これはいいじゃないかと思ったのに、

1分も経たないうちにお尻が痛くなってきた。

さすが石。座骨にあたる。

断念。

 

 

 

ニュースにもなっているけれど、札幌市の公園のトイレなど40箇所以上で落書きが発見され、

器物損壊で道警が捜査を始めたそうだが、

市の施設でもトイレでもないけれど、

 

 

だいぶ前からここにも描かれている。

同一なものなのかどうかはわからないけれど。

今の世の中防犯カメラって強力なものがあるのだからお縄になる日も近いのでは。

 

 

 

 

 

 

👆今日のニュースより

 

 

 


眠る気まんまん

2020-07-11 22:59:59 | 2020

 

私の特技は寝つきがいいことだった。

直前まで濃いコーヒーを飲んでいても、スマホをいじっていても本を読んでいても、

さぁ寝るかと電気スタンドを消し上の瞼と下の瞼がくっつくとほぼ同時に眠れていた。

およそ3秒。

自宅およびmy枕限定(深酒と心痛は除く)の特技。

入眠はすばやいけれど数時間で真夜中に覚醒するという困った面があったけれど。

 

が、昨年あたりから寝つきが悪くなり、どんどんどんどん悪くなり、

さぁ寝るかと電気スタンドを消し上の瞼と下の瞼をくっつけ1時間経とうが眠れていない。

心配ごと悩み事は何もなし。

 

ついに一昨日の夜、最後に見た時計の時刻は朝の3時だった。

4時間近く眠れずにいた。

 

もともと睡眠時間は長いほうではなく、就寝時刻も遅いほうだったけれど、

真夜中に延々起きているのはあまり気持ちのいいものではない。

開き直り、死にはしないし睡眠不足なら翌日どこかで補えばいいし、

トイレにいったりストレッチをしたりロケット団のしたっぱと対決してみたり。

ただ連日睡眠不足が続くとカラダによくないに決まっている。

 

運動不足はないと思うけれど、一応いつも以上にカラダを動かし、

カフェインが含まれている飲み物は避け、ギャバを摂取し、

あとは気楽にいこうではないかと心がけ、

枕元には本と音楽を用意。

 

まだ二晩しか実行していないのでどこまで有効なのかわかずただの偶然かもしれないけれど、

メトロノームがひょっとしたら効果あるかも。

 

 

 

寝トロノーム」という、数種の音とスピード、タイマーがついているアプリなのですが、

速度を1分間27拍30分タイマー超微音にセットしてみたのですが、

二晩ともタイマーが切れたのを知らない→入眠成功していた。

 

コロナ以前に観たカルトの海外ドラマで、常に部屋のなかに低速でメトロノームの音が鳴っていた。

リラックスというより意識を薄めるなにかが同じ音と速度の繰り返しってあるのかな。

催眠術か。時計の振り子、バッハだな。

 

というわけで、いかにして乗り遅れることなく寝入れるか、

あるいは眠れなくとも焦らず長い夜を過ごせるか、

毎晩がチャレンジャーじゃ(笑)。

 

爽やかな朝を迎えられますように。

 

 


カラスの攻撃にはバンザイでガード

2020-07-05 22:56:56 | 2020

 

琴似発寒川河畔を走りに行ってきた。

日曜日・好天ということで人が多いことを予測、

本線ではなく、お花見のころよく利用した対岸の細道を選び走ったのですが、

これが裏目に出たらしく、細道沿いにカラスの巣があるようで、

カラスが集団で威嚇&襲撃してきた。

 

幅1mほどの細い散策路(とよべるほどのものでもないが)、

右手は川、左手は斜面にガードレール、進むか後退するしか道はない。

戻るにしてもかなりの距離を戻らなければ対岸に渡る橋はない。

よし、これは「バンザイ」に賭けてみよう。

 

ご存じの方も多いかと思いますが、カラスが攻撃してきたときには、

両手をあげバンザイのポーズをとるのが有効です。

その道を避ける、通らない、戻るのが一番だとは思いますが、

そうじゃない事態に遭遇した時は恥ずかしがらずにバンザイをして通り去る。

 

繁殖期(4~8月)のカラス攻撃は「バンザイ」で防ぐ!?

 

👆に詳しく書いてあります。

 

カラスは蹴りで攻撃しようとするけれど両手が邪魔で(翼がひっかかるかもとさすがにカラスも予測するはず)蹴りをいれることが出来ず、攻撃を受けずに済む。

 

バンザイで走りましたよー。

三羽くらいいたと思う。夫婦に助っ人もいたのか?

後ろから斜めから何度も襲ってきたけれど一度も接触することなくなんとか通過。

距離にして10mくらいだったかもしれないけれど、心臓バッフバフ。

怖い。もうあの道はパス。

 

 

 

 

 

錦水橋着。

靴買い替えていないので、両足の親指部分にうっすらと穴が。

ここまで履きこむことになるとは。

ソールは見ないことにしています。

 

 

 

 

帰りは「本線」で。

 

でも、例えばカラスが襲ってきたとき両手に荷物を持っていたらどうすればいいのだろう。

そこにカラスの巣があるってわかっていたら避けるけれど、

すべてがそういう状況というわけでもないし。

傘もいいようだけど、これも常時持ち歩いているわけでもない。

 

気をつけよう。

 

 

 


思うように進まない

2020-07-04 23:41:41 | 2020

 

じわっとパソコンの調子が悪い。

 

・起動時にパスワード入力までたどりつけない回数が増えている

・WiFiが切れる 他に接続しようとする 

・画像を取り込むと向きがてんでばらばら、どういうわけか上下左右滅茶苦茶

 

目立つのがこの3点で、今もそうなのですが、やる気が急降下してしまいます。

昨今の私のパソコン離れの原因はほとんどここかなぁ。

スマホのほうが便利でそちらで完結してしまっている。

 

 

 

 

 

昨日の三角山。

この画像を取り込み正しい向きに回転させ変更保存されるまで何分かかったことか。

イワガラミがどんぴしゃで涼しげな姿で迎えてくれた。

足もとはぐちょっだったりぐにゅっだたりでドロドロロードでしたが。

 

 

 

 

山頂のいつもの場所に、敷物広げて休んでいる人がいたので、

どこに立って写せばいいのやら困って適当な場所で適当に写しておく。

 

 

本来なら今日は摩周・屈斜路湖の100キロ歩こうよ大会の日で、

中止にならなければ今頃きっと摩周湖の展望台のチェックポイント前後を真っ暗な中歩いていたのでは。

先月の空知の100キロ同様暑くもなく肌寒いくらいの気温、

雨が降ることもなくとても歩きやすい状況だったのでは。

北海道マラソンに関してはそこまで悔しい残念だと思わないのだけれど、

そりゃもちろん残念だしがっかりなのは確かだけれど、

この100キロ歩くことに関しては私のなかではかなり大きな打撃でした。

いや、実行委員の人たちはもっと悔しい思いをしているに違いない。

また1年待つことになるけれど、365回寝て待つわ。

これを機に、このブログを読んだのをきっかけに、いかがです、ウルトラウォーク。

100キロ完歩でなくても自分で歩けるところまで歩いてみる、

こういう機会じゃないと試すこともないですし。

おすすめです。

…だれものってこないと思いますが…。

 

 


痛みは突然やってくる

2020-07-02 22:41:41 | 2020

 

昨日、雨が降り出す前に琴似発寒川河畔の道を走りに行ってきた。

折り返し地点で時計を見ると、大雑把な計測だけどなんだかいつもより速い。

おお、ついにマスク走りの成果現るかと思いきや、

折り返して数百mもしないうちに脇腹痛が始まった。

魔の大王降臨。

痛い。痛い。痛い。まさかのデスロード。

下りだから惰性でゆるると走っても右脇奥がぎりぎり刺すように痛い。

刺されたことはないけれど。もちろんだ。

定点というかピンポイントでまったくズレなく、痛むときは必ず同じ個所。

 

一気にやる気がなくなり、というか痛いのに無理する必要などまったくなく、

立ち止まり、痛む部分を引き延ばすように右手を上げながらストレッチ。

歩いたり走ったり止まったりの繰り返し。

なんだかんだで河畔から離れた頃にやっと痛みが消え、続けて走れるようになった。

久々のクリーンヒットの逆はなんというのかわからないけれど、

まさかのデスロードだったのでした。