今日は9のつく日ではないですが…。
いつものように17ページの6行目をアタマから書き写しています。
何も書いてないのは空行だったり挿絵だったり、つまり文字がなかったと思ってください。(雑誌は除く)
あとは雑文、ほとんどが雑文ですが、『この本読んでみたいかな』なんてきっかけになることもありなのかなぁ?
今回はなぜか小川洋子さんが集まりました。
予約していた本が2冊同時に来たのと、前回から読んでいたのと合わせると、小川さんだらけに。
平行して読んでる本2冊はまるっきり別口なんですけど、そちらは厚すぎてまだ読み切れてない。
みんなの図書室/小川洋子
みんなの図書室2/小川洋子
ていきます。
犬のしっぽを撫でながら/小川洋子
のだった。窓からは、風に散る桜の花がよく見えた。
人質の朗読会/小川洋子
レはない。火花の先で、頑丈なはずの鉄が沈む間際の太陽のように赤く燃えながら、これ以
ボーン・コレクター/ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子・訳
機関士はそりゃどういうことだよと聞き返した。あん
ダ・ヴィンチ 2013年2月号
みんなの図書室(1・2)、こういうのを読むと、読んでみたい本が山ほど出てくるのよね。
それとは別に、私も読んだ本が載っていると、これがまぁなんとも嬉しいもので、
なんだか褒められたような気になってくる。勿論褒められてるわけではないのですが。
「それ、私も読みましたっ」と挙手したくなるのに、読み進めてゆくと、
「え、そんなこと書いてあったっけ?」となっちゃうのよね。
この前の「雪の女王」にしても、今回の「もの食う人々」にしても、ああ何読んでいたんだろ、私と。
「犬のしっぽを撫でながら」は小説ではなくエッセイです。
たった2,3ページのエッセイなのに、それがまるで短い小説のよう。
「数学」に関する話が面白くて、とくに天才についての表現に、それよそれ、と。
ただ単に難しい問題を解くのが天才ではない。複雑な問題を単純化して
しまうのが天才だ。その結果として難しい問題が解けるだけなのだ、と。
友人にいました、目の覚めるような計算の仕方をする女友達が。
発想が、考え方がアプローチが私と全然違う、回路が違う。
いかに簡単に美しくすっきり答えを出せるか、そういう道を知っている人がいるのだと。
小川さんの数字・数学に関する本はすべて読破してみたい。感覚が似てるのかなぁ。
「人質の朗読会」は、小川さんの小説4冊目。エッセイなどを合わせると10冊目。
「博士の愛した数式」があまりにも有名すぎて、逆に手を出さずにいたのですが、
なんのきっかけで読んでみる気になったか、もうすっかり動機など忘れてしまいましたが、
時間を割いてでも読みたい作家さんの一人になってしました。
さて。ボーン・コレクター。
前々から書架にあるのは意識してたのね。
読もうかな、どうしようかな、厚いしね、映画もみてるしね、と結局借りてくることはなかったのですが。
先日読んだ児玉清さんの本でベタ褒めしてたんです。
あの児玉さんが褒めちぎるならと、借りてきたのですが。
これはですね、あれですね、この感情は萌えです。ハマるではなく、萌えですわ。
質が高いし面白いしキャラがずば抜けている。
映画とはこれ別物ね、完全に。あぁ児玉さん、推してくれてありがとう。
こんなに面白い本を読むことができる私は幸せ者です。
睡眠時間割いてまで読み耽りました。
読んでるそばから再読したくなり、さらにシリーズの次ももちろん読みたくなり、
アマゾンでぽちっとしてしまったのが今日届いた!
分厚いのよ、さらに2段書きだし。次回の17ページシリーズは絶対冊数少なくなること間違いなし。
ライムとサックス、このふたりの関係はどうなってゆくのでしょう。
しばらくは小川さんとジェフリー・ディーヴァーばかり読んでるかもしれません。
ダ・ヴィンチは三浦しをんさんの特集でした。
しをんさんも好きな作家さんで、読むのがもったいなくて舟を編むなんて1年以上積んでいるし…。
新刊本も買ったのに、もったいなくて読んでいない。いったいなんのために買っているんだか…。
さて、この特集のなかで、三浦しをんさんが本屋さんでお買い物をするコーナーがありまして。
紀伊國屋書店で 約2時間。しをんさんは何冊選んだかというと、37冊。
その金額は6万1015円 !ひゃぁっ。結局自腹だったそうな。
私も宝くじあててやってみるか(笑)。
あ、なんか急に虚しく終わったりして。
以上、17ページ6行目46回でした。