毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

銭函天狗山登山口工事中の写真です

2008-06-28 20:12:12 | 小樽
まず、登山者用駐車場の脇にこの看板がありまして、



私は初めて行きましたので、
今までの登山口がどこだったのかは分からないのですが、



ここから入ったんですけどね、
途中で工事関係者のおじさんから、
『帰りはここ通れなくなってるからね、
ちゃんと分かるようにしておくからね』と。
親切に説明して下さいました。ありがとう、おじさん。

で、帰り道、仰ったとおり道が違ってました。



上が砂防ダムの工事現場、矢印どおりに進んで行きますと、



あら、ほんと。さっきと違う道だわ。



工事が終了するまでは、ここが登山口になるのかと。
終了したらどうなるのか、そこまでは分かりませんがとりあえず。





となっておりました。

なんだか楽しい、銭函天狗山

2008-06-28 20:11:11 | 小樽
あ、また高速バスに乗っちゃいました(笑)。
目指すは銭函天狗山のてっぺんです。
ここ、意外と我が家から早く着けるんです。

高速バスに乗り『見晴』で下車。



高速道路で下りる事なんてまずないでしょ(笑)。
公共交通機関を利用するなら、
高速バスに乗ってここ『見晴』で下車するのが一番近くて早いと思います。

写真奥の階段を下に行き、墓地の横をぽこぽこ行きますと、
大倉山学院に向かう道とぶつかりますので右へGO。
『ここであってるの??』なんて心配になる頃に、



この標識が出迎えてくれました。
さらに舗装道のキツい坂をぽこぽこ行きますと、



バーベキュー東屋が。横の池では金魚が泳いでおります。
学院所有の建物なんでしょうけど、
ちょっとお邪魔させていただき、
お山の身支度とバナナを1本も~ぐもぐ。
バナナよ、頼んだぜぃ、燃えてくれぇと。

で、この東屋の先、どの道が正しいの?っと悩みました。
砂防ダムの工事が行われているために、
本来の登山口とは違った登山口が出来てるみたいです。
キチンと標識はありますので迷子にはならなかったけど。
(後で工事中の看板やら道の写真をアップしますから)

はい、熊情報です。



この日目にしたのはこれだけでした。
見落としたのもあるかもしれませんが…

林の中をずんずん行きますと、あの有名な、



『銭天山荘』です。
これって絶対ちっちゃなお子ちゃまが言うと、
『じぇにてんしゃんしょ~』となりそうな。
大人でも5回早口で繰り返したら難しいぞと。



流れ出る水を横目に持参の水を飲み、
いよいよ奥へと足を踏み入れるのでございます。

と、トトロ??



メイちゃんが四足走行したようなトンネルがっ。



うは、中はなかなか心地よいのでございます。
あ、くつろぐのは帰りにしましょ。



沢沿いの道なのか、沢の中の道なのか、
水量が多かったらどうなるんじゃと心配になりながらしばらく進むと、
尾根に向かう急斜面になりまして、
滑りながらも尾根まで出ると、
おおっ、



王様の木にごじゃります。
何の因果か、昔の広告なのか、
木の立場になるとこんなの抱えて一生過ごすのは不本意でしょうけど、
王の称号なので…木なのに石ってのもなんですが…

さて、この尾根は噂どおり、まぁ、がははでして(笑)。
すぐにロープ場が現れるのかと思いきや、
ところがどっこいにございまして(笑)。
いつもの事ながら、
『ここ下りる時どうしましょ…』と悲壮な気分に。
私は急な下りは下っ手くそにございます。

『ろ、ロープ場はまだなのかい?』と、
道に向かって尋ねること数回(笑)、
誰も答えやしないんですけどね。
ロープが張ってないのにこの急登、
『ロープ場にいたってはほぼ垂直かい?』と文句をタレつつも、
休み休み、諦めなければなんとかなるもので、



おおっ、前方に垂れているのはロープじゃありませんか。
やっとロープよ、ロープ。



とりあえず、ぐいぐいっと引っ張って安全確認する性格です(笑)。
で、このロープ場なんですけど、
次から次へと立て続けに何本も。感謝です。
そして、楽しいんですわ。



どうして、
足だけじゃなく手も使って登るってこんなに楽しいんでしょ。
ロープが終ると今度は岩がぼっこぼこ。



うへ、た、楽しいっ!!
久しぶりの人間四駆ですわ。いや三駆か。
体の奥から笑いがふっふっふっとこみ上げてまいります。
岩や木の根に片手をかけ登っていきますと、

きた、見えた、



うわぁ、あのかっちょこいい岩壁です。

さて、さてですがね、
私がここ銭天を怖がっていたのが、まさにこの先の、
天狗の肩と呼ばれる細~い道なんですけどね、
通らなきゃ山頂へは行けませぬ。



左手にコケたらきっとサヨウナラです。



コケるな、私。絶対にコケるなよと。



それでも振り向いて撮った…



雲に浮かぶ手稲山。

恐怖の岩尾根を通過いたしまして、
前方に見えるかっちょこいい岩壁に向かい、
『アナタに会いにきたのよ』と。



基部に到着。
ここからは右へと巻きまして、無事に山頂に到着なのですが…

先程の岩壁基部の写真を最後に、
私のデジカメ、ダメになりました…ラブコールがイケなかった??
いえ、山頂休憩の途中で気がついたんですけど、
全てダメになってました・・・

では、気がついてから撮り直した携帯で。



ね、ちゃんと登ったでしょ(笑)。



た、高い… こ、怖い…

奥の岩場にも移動いたしまして、



膝を突いて下を覗き込みますと、



岩の上に松葉牡丹のような黄色いお花が静かに咲いておりました。

岩場のハマナスも黄色い可憐なお花も消えちゃってました…
テイネオリンピアの観覧車も、春香山も、
さらに、この日のために、山頂で食べましょと、
ああ、エビ天むすを作ってきたのに…
銭天でエビ天…
デジカメ不調に気がついた時には食べちゃってましてね(笑)。



さらばじゃ、銭天。かっちょこいいお山さんでした。

さて、下りはコケないようにさらに要注意でして。
肩の岩尾根無事通過。
岩ごろごろの急な道も超慎重。

ロープ場にいたりましては(笑)、
楽しさ最高潮、じゃんじゃんじゃんと下りてしまいました。
これでいいの?こんなに楽しくていいのかい??
もう一度ロープ場だけ上り下りしようかと思ったほど。
でもね、そりゃやりすぎかなと止めましたけど(笑)。



サンカヨウの実。





ツルアジサイと倒木。



こちらは沢の倒木。



なんかね、疲れちゃって休憩中なのよな朽ちた倒木。



角度を変えれば古代王者恐竜キングだったりして。

あ、ダニ~。いました、またまたパンツに付着。
道の両側草だらけ地帯が結構ありまして、
ちょっと開けた場所に出たら、
すかさず頭から全身ばんばんと払いまくり。
連れて帰ってきませんでしたから(笑)。

無事仮設?の登山口まで下りてきまして、
あの東屋でまた休憩&身支度仕舞をさせていただき、
はい、記念撮影。



ミラーマーン。高いところにあると細めに見えるのね(笑)。
この歪みの利用はなかなか有効じゃわ。



墓地横のマムシ看板を通り過ぎ、
(あ、山頂付近に尻尾が綺麗なターコイズブルーの蜥蜴がいました)
道を一回間違え、
(昨日の写真が間違えた道です)



これが正しい、高速道路下の反対側に行く道ね。
このあとは高速道路のバス停へ。

あんなに怖がっていたのにね、
行ってみたら、
なんだかとっても楽しい銭函天狗山だったのでした。

銭函天狗山へ 前説

2008-06-27 21:00:00 | 小樽
わ、また前説登場ですわ(笑)。

私ね、宿題としてるお山さんがいくつかあるんです。
難易度とか家から遠いからとかじゃなくて、
ズバリ怖いから(笑)。



怖いと言いましても、
一度もこの目で見たことも足を踏み入れたことも無いんです。
いろいろな人のブログやHPを読み、
こ、これは怖いわやばいわ苦手だわと勝手に思い込んでおりまして。

でもね、登ってみてから怖がってもいいわけでして(笑)。
本当に怖くて無理なら引き返せばいいわけでして。
思い込みの激しく、かつ極度の心配性な性格ですので、
妄想登山で既にやられてしまってたんです、ああ、困ったもんだわ。

でね、いい加減にしましょうよと。
オンナが腐るわ、こんなんじゃと。

5月に一度実行に移すはずだったんですけど、
強風の予報で中止にいたしまして。
だって、
頭の中では妄想で既に私の姿は尾根からぶっ飛ばされてましたから(笑)。
絶句モンですな…

さて、今日はそんな宿題だったお山、
銭函天狗山に行ってきました。
何故怖がっていたかといいますと、
山頂付近の岩と岩尾根です。
急登はなんとかなりそうだけど、自称岩場恐怖症ですから。

バスの車窓からいつも眺めていた、
あのかっちょこいい銭函天狗山。
ぶっ飛ぶこともなく(笑)、山頂を踏み帰ってきました。

ただね、疲れました(笑)。
帰宅してお風呂にはいって、力尽き寝てしまい、
今も食後で倒れそうな状態です(笑)。
す、すみません。
今日は寝ます。明日は字数制限に引っかからないで(笑)、
かっちょこいい銭天を載せますから。
ではこれから力尽きます。宣言して倒れるなって(笑)。

お題はもちろんギンリョウソウ

2008-06-24 20:38:38 | 三角山
ギンリョウソウ・銀竜草 別名ユウレイタケ
何故か興味をもっておりまして。
その蝋細工のような透明な白い色、
花なのに華が無いくせして独特の存在感。
マイタケか白木耳か鬼太郎のオヤジさまのようなお姿。
ああ、好奇心。

でも三角山には咲いて?ないだろなと。

ところが、三角山にも咲いてる?という情報が。

実は、ギンリョウソウ探しは今日で2回目なのです。
6月9日に、第1回ギンリョウソウ捜索で歩き回ったけど、ダメ。
今日は第2回ギンリョウソウを探せです。

登山口に向かってぽこぽこ歩いていると、あら、船長さん。



こぶし平で胡桃の実を教えていただきました。
ギンナンのように、やがて周りが腐って、
中からあの胡桃が出てくるそうです。

くるみ平、いえ、こぶし平から船長さんはあちらへ、私はこちらへ。
さぁ、探すぞ、ギンリョウソウ。



ウリノキ。なんか白い唐辛子みたいだぞっと。
これからどうなるのかな。

さて、ギンリョウソウですが、
はっきり言いましてドコに咲いているのか、
そこまではわからないのです。
湿っていて、落ち葉があって、日陰に咲いてるんじゃなかろうかと。

下を向いて、歩くというより止まっている時間のほうが長いぞと。
1㍍歩いては、あたりをきょろきょろでして。
『鍵落とした??』他の人が見たらそんな感じでしょうね。

さぁ、来いっ、ギンリョウソウ!!
と探していたら、突然、頭上からボトっと何かが落ちてきた。
ぅわぁ。落ち着け、私。

私の足元から50㎝ほど前方の草むらを注視すると、
何やら茶色のカタマリが…
そっとストックで草を分けてみると、
あら、小鳥のヒナ?幼鳥?がまん丸になって、私を見てる…
円らな瞳と目と目がばっちんこ。

おい、どうしたんじゃ?
びっくりして落ちてしまったのかい??
かなり静かにゆっくり歩いていたので、
私が近くに来るまで気がつかなかったのかな??

スズメに似た色で、もっと濃い茶色をした、
ぷわぁっと、7㌢ぐらいかな。

おい、ケガしなかったかい?
ケガしてたらどうしましょ。
お手当てしてあげたほうがいい?
あ、人間のニオイがついたらダメか、まずいかもね。

親はどこじゃ?お母しゃんはいないのかい??
上を見ても、親鳥らしき姿も巣らしきものも見当たらないし。
ありゃ、困ったわ。
私に驚いて落っこちてしまったのなら、なんか責任感じるし。

と、しばし小鳥と見詰め合っておりましたら、
ぽんっとジャンプをして、
どたっ、ばたっ、ばばばばば~っと転げるように飛んでいったのでした。
大丈夫かなぁ。生き抜いてくれよ。


三角山にギンリョウソウと言いましても、
三角山には道がいっぱいございます。
蚊よりも遅い速度ですので、まぁカモです、群がってきやがります。
しらみつぶしに歩いても、あぁ、無い、無い、無いわでして…

なんだかとっても不毛なことしてる??私??
この道だけでも根性で下向いて探して歩きましょ。
お腹も空いてきたし、無かったら山頂行かずに帰りましょ。

なんかね、
一途な姿(笑)が山の神様に認められたのか←それは思い込みじゃ、
上からお山のみなさんが下りてきましてね、
さきほど別れた船長さんも。もうぐるりと回ってきたのね。
なんと、お山のみなさんから、
ギンリョウソウなら○○にあるとの情報を頂きましたっ!
なんと、私が『あそこには無いだろう』と読んでた場所です。
ああ、ありがとうございます。まさに福の神にございます。

予定外の山頂へ。



なんと、ビジネスマンがっ!!
スーツに革靴でベンチで一服しちょります。
三角山は面白いのぉ。

今日も場所がなくて、隅っこの岩に腰を下ろし、



恵庭岳を眺めながら、ビスケットをぽりぽり。
おにぎり不携帯、さくらんぼも不携帯。
ああ、お腹空いたぞっと。

教えていただいた場所、
私6月22日、つまり日曜日に歩いておりました。
え、本当にあそこにあるの???

一歩一歩慎重に見渡しながら下りて行きますと、
お、もしかして、あれはあれじゃない??
道から僅かに離れておりますが、
白いちっちゃなほにゃららが。

す、すみません。激写に弱いオンナでして、
あんなに頑張ったのに全てボケボケでございます(大泣)。



想像していたよりも背丈が低く、終わりの頃なのか、弱弱しいお姿です。



『オイ、鬼太郎』←目玉オヤジに似ていると思うんですけど。
しぼんだオバQにもちと見える。



実物見れたのはすっごく嬉しいんですけどね、
このぼけぼけ写真がすっごく悔しゅうございます。
もう一回か??笑。

その後もやっぱり下向いて歩いたんですけど、
この他には見つけられませんでした。
でも、まだきっとどこかにあると思ってます。

そう、三の坂~四の坂間で、
『びゃ~びゃ~』と奇妙な鳴声が。
上を見ると、鳥の巣と2羽のカラスが。
これって、ひょっとしてカラスが子育て中??
それともカラスが他の巣を襲ってる??
と見てると1羽が低空飛行で飛んできた。
通る方はお気をつけ下さい。
ひょっとしたら子育て中かもしれません。

登山口に戻ったのが1時9分でした。
げげげ。何時間探し回っていたんだい???
それでもギンリョウソウにご対面できて大満足。
教えてくださったみなさま、
ありがとうございました。感謝致します。



三角山・大倉山でさくらんぼ。

2008-06-22 21:32:32 | 三角山
うわぁ、一度投稿したら、また全部消えちゃいました…
はーっ。

三角山に行ってきました。
今日のテーマ?は、
「三角山のてっぺんでさくらんぼを食べるぞっ」です(笑)。




あ、こぶし平の夢の幻の直登コース、
ロープが張ってあって立ち入り禁止になってます。



斜面保護のため立ち入り禁止 札幌市

私ね、一度だけここの直登に挑戦したことがあります。
冬の雪道で。
2本あった踏み跡の左側を追って歩いていったら、
全然違う地点にひょっこりと出てしまった…(笑)。
懐かしの直登失敗横登コースです。
その後は、一度も挑戦してませんけど、立ち入り禁止になってしまったか…

山頂に到着。



あれれ、混んでます。
とても『さくらんぼ祭り』をする雰囲気ではありません。



昨日届いたさくらんぼを、
ご丁寧に保冷剤付き冷え冷えで持ってきたのに…

仕方が無いので、とりあえず隅っこでぱくりと。



う、美味い!!でも、落ち着かないぞっと。
むしゃむしゃ食べたいぞっと。

今日は三角山のみで帰るつもりだったんですけど、
さくらんぼをお山でむしゃむしゃ食べたいがために、
大倉山まで行く事に決定。



大倉山のベンチに到着。
んふふ、誰もいないぞっと。



景色を眺めながら食べ始めますとね、
あれ??なんだかクサいぞ…ニオうぞっと…

さくらんぼが臭いのではありません。
下の、小別沢にある牧場か農場から、
馬糞のような、たい肥のようなニオいがもぁ~っと上がってくるのです。
ああ、さくらんぼ祭りが…帰りましょっと…

でね、でねでしてね、
今日はヘビがいそうな予感がしてたんです。
なんだか遭いそうだなっと。
三角山、大倉山では遭わなかったのに、
何故か自宅近くの歩道にヘビがっ…

苦手なかたは、マウスをころころして下さい。







うわぁ、マムシじゃないけど、なんでこんなとこにいるの???

家を出た時にここを通ったけど、その時はいなかった。
頭部にダメージを受けてるみたいで、既に息絶えてるようでしたが。
どこから来たの?このヘビは…
裏の公園でヘビが出たって聞いたことないし...
ほんと、どこから来たのでしょう、謎です。

もうひとつ、アノ滝

2008-06-21 17:47:47 | 小樽
今日紹介するのは、もうひとつの、アノ滝です。



「かま栄」とか「北の誉」でお馴染みの「水すだれ」です。
穴滝の水もここに流れているんだなぁ、きっと。

穴滝の帰り道に奥沢水源池に寄ったんです。
6月から一般解放されているそうなので。
で、でなんですけど、



入れましぇん…
この奥を見たかったのに…この先で第二の昼食にしようと思ってたのに…
ああ、悔しいぞっと。



奥沢水源池入り口そばに、こんな自販機がありました。
ザックの中にまだ1リットルは残っているのでパス。
いやぁ、最近飲み物が残っちゃって、これがなかったら軽いのになぁと。
でもやっぱり心配だから多めに持ち歩いちゃうんですけどね。
ああ重い…

見たことの無いもの発見。



疲れて斜めってますけど、
これって消火栓!!
赤は分かるけど、青い帽子はなんでしょか??
白いポールもついてます。上には目印っぽいのがあったような…
小樽市の消火栓ってみんなこれなのかしら?
それとも、ここ天神町界隈だけなのかしら?
小樽の街中歩いていても気がつかないしなぁ。
なかなかめんこいぞっと。

さて、帰りのバスは、奥沢口で乗り換えはやめて、
一度小樽駅まで出る事に。

なんかね、小樽の駅で着替えるのがパターン化してきてまして(笑)。
この日は駅前にある「長崎屋」にお邪魔。
トイレに直行、汗だらけの服を着替え、手を洗い、
さらさらシートでごしごし拭いて、おまけにスプレーをシュー。
これって違った意味で臭いかっ??
いえいえ、そこまで臭くはありませぬ。

ここまで念入りにシューしたかと言いますと、
祝穴滝探検記念で、
あの有名な「あまとう」で美味しいモン食べましょと。
観光客のなかに山帰りのオンナは嫌われそうですからぁ。
一応さっぱりと身なりを整えまして。
いえ、Tシャツ着替えただけですけど(笑)。

私、小樽の端は歩いていても、中心部は全然わかりません。
札幌でいうなら「狸小路」みたいなアーケード街を歩きまして、
「あまとう本店」に到着。
あ、あれ?閉まってる…ぬぉぉっ、定休日だとぉ…
ここに着くまで頭の中は、
クリームぜんざいやパフェにケーキが乱舞してたのに…



意気消沈で旧手宮線。
そうだ、娘と去年ここらへんでソフトクリームを食べたっけ。
小樽は詳しくありませんからぁ、繰り返しますけど(笑)。



あまとうの敵を山中牧場で。



爽やかな味じゃのぉ。
と、外を見ると雨です。天気予報大当たり。



さ、次の小樽はどこ行きましょか(笑)。
今度は観光のパンフレットも持ってこなきゃね(笑)。

穴滝へ~まさかの二

2008-06-20 23:31:31 | 小樽
ああ、ショック。
ブログの字数制限にひっかかってしまうなんて…

続きです。



穴の内部はとても広くなっていましてね、
幅は30~40㍍、奥行きは10㍍以上ありそうです。
高さは5㍍はあるかと。
えぐれてオーバーハングになっておりまして、
その穴の縁から滝が落ちているんです。



裏にも行けます。





向こう側へと移動。





移動するにも苔と水飛沫でコケそうになります。









はぁ~、なんてとこなんでしょ、ここは。
来てよかった。静寂の音といいますか、しーんと静まり返っているんですよ、
滝の落ちる音を除いては。あとは時おり野鳥の声。
こんな場所があるんだなぁと。
この滝は奥沢水源池、勝納川の源流付近なんですって。

洞窟の奥の写真は暗いので写しませんでしたが、
滝のそばには石を積んだ賽の河原、洞窟の壁には儀式?で使ったのか、
壁が何箇所も四角くくりぬいてありました。

一通り眺めたあとに、早すぎる昼食。
で、おにぎりを食べていますと、入り口に誰か来たような。
見ても誰もいないんです。
そんな気配が数回。白い光りがぱっと光るのも数回。
あれ?あれれ??なんですよ。怖さとか異様な霊気とかは感じませんけど。
これは『早くに帰りなさい』ということだなと。

おケツについたさっきの泥を綺麗に拭きまして、
これでバスに乗っても大丈夫だわと(笑)。

そう、書き忘れていましたが、
穴滝到着はちょうど10時。
あのトイレから1時間半、
林道ゲートからは1時間でした。
穴滝滞在時間は30分。のんびりさせていただきました。

さぁ、帰るか。
きたときと同じようにお礼を言いまして、
穴滝を後にしたのでした。



ありがとう、穴滝、さらばじゃ、穴滝。

来た道を戻るというのは、ちょっと気が楽です。
楽ですが、



ああ、これまた渡るのね…



場所によっては、これ足をどこに置けばいいんじゃと。
ねじれの構造?身をひねり変な体勢になりつつも水没せずにクリア。

最後にもう一度振り返り、



穴滝に感謝を。

さて、この道、はっきり言いまして楽しいです。
泥に岩に水でしょ(笑)。
熊の恐怖と天気の心配さえなければ、
もっと、とことん遊んでいたいぞと。

で、なんとここで初めて人に会いましたっ!
女性(私よりぐぐんと年上)3人組。
お互いの顔に安堵の色が(笑)。
人に会うと何故だか安心します、こんな山奥では特に。

私は人がいて安心したのですが、
むこうは『一人なのっ!!』っと。
ザックから山菜が飛び出しておりました。

分岐に戻りまして、
緩い下りをたったか歩きます。
気持ちの上では行路よりも楽なんですけど、
だからといって、ぷらぷらする気にはなれましぇん。

一応余裕?で、



トリアシショウマかな?。



タニウツギに、



サイハイラン。

ゲートに近くなると、さらに余裕?で、



奇妙な記念写真を(爆)。
わかります?カーブの反射鏡(笑)。
ちょっと歪んでるけど、まぁいいかっ。
無事に奥沢水源池まで戻ってきたのでしたっ。
帰り道は、天神町浄水場まで1時間12分。
今回はダニ付着なし(笑い)。めでたし、めでたしなのでした。

穴滝へ

2008-06-20 23:30:30 | 小樽
昨日の前説に続いての本編です。

天気予報では数日前から晴れだったのが、
前日、当日と午後から雨の予報に。
根性で5時起きいたしまして、通勤客に混じって高速バスで小樽に向かいます。
なんかこの頃札幌~小樽間の高速バスに乗ってるよなぁ...

奥沢口で下車しまして、路線バス「奥沢線16 天神町行」に乗り換え。



おはようさんです。朝の奥沢十字街です。
で、終点で下車。やっぱりまた終点だわ。

さてさて、夏山ガイド①によりますと、
穴滝の歩道入り口までここから6㎞となっております。

終点でバスを降りても、これといった案内や標識は見当たりません。
ちょっと不安。
でも奥沢水源池なら奥に違いないと、道なりにずんずん進んでいきますと、
案内板発見。



年季入ってます(笑)。
今私がいる場所は、左のピンク一番上の線の起点近くにある黄色の○。
向かう穴滝は、右上一番端です。
ちなみに、ピンクの線は車が入れるところ、
青からは車両進入禁止となっております。

道なりに進みますと、あったわ、奥沢水源池。
でも、天気が崩れる前に穴滝ゾーンを出たいので、
ここには寄らずにぐいぐい進みます。
雰囲気的に奥沢水源池奥から自然歩道が始まるような気がしますけど、
途中までは車が入れる道ということは、
広い道を進むのが正解じゃないかと。
これといった標識は無いのでまた不安に。
地図どおりに、車道をぐいぐい進みます。

「とても用を足したくない」トイレの横のベンチで身支度を整え、
出発です。トイレ?行かなかった(笑)。切羽詰ってない限り無理、あそこ。


右手に天神町浄水場、ここまでは舗装道路です。



道が分かれている先に標識を発見して、ほっと一安心。



天神町浄水場から先は穴滝への分岐地点まで延々林道歩きです。
林道も最初の頃は、



まぁまだ人の気配のする(実際には誰もいませんが)、
砂利道でして…
車一台分の広さです。
ずんずん行きますと、



あったわ、白井沢林道との分岐。



左の道が白井沢林道。このゲートは穴滝の林道ゲートとは違いますから。
熊看板を熟読いたしまして、
この二股を右へ進みます。

と、すぐに林道ゲートが見えてきます。



車はここまででストップです。
ゲート脇の路肩は結構駐車スペースがありました。
でも、ここまでくる道はかなり狭く、対向車があるとおっとっとです。
待避所っていうのかな?
すれ違うために設けられたスペースなら数ヵ所ありましたけど。
この日は平日、車は一台も通りませんでした。

そう、ちょっとだけ淡い期待を胸に歩いていたんです。
車が通らないか、ゲートに駐車してないかと。
ゼロ。ゼロ。ああ、ゼロ。
覚悟はしてましたけど、やっぱり一人なのね(笑)。



ゲート手前の木に標識が巻いてあります。
1.5㎞を急ぎ足で歩いてきました(笑)。だって、怖い。
静かでのどかな道なんですけど、怖い。
先程の使いたくないトイレから30分です。

熊は日中は歩き回らないといいますけど、
変わりモノの熊がいるかもしれないし、
午後からお天気崩れるのなら、
早めに食料調達に出る熊がいるかもしれない。
考えたら限が無いんです。
まず、熊よけの鈴をザックにぶら下げ、
創意工夫(笑)のお手製じゃらじゃら響く鈴をストックにつけ行者スタイル、
この日のために、小型のラジオを購入、これを流しまして、
さらに時折笛をぴぃーっと。

横を勝納川が流れておりますので、
川音が大きくなったらさらに笛をぴぃーっと。
ウルサい歩きにございます。
小鳥はいっぱい鳴いてるし、沢のせせらぎも涼やかで、
木漏れ日降りそそぐ林道歩きのはずなんですけど、
味わいたくても恐怖心、必然的に早足となってしまいます。

おっ、



なんかソレっぽいぞっと。
あ、いえ、これが穴滝と言うのではなくて(おわかりでしょが)、



滝を目指して山奥に進んでいるっぽい雰囲気でしょ(笑)?
地図では送電線の下を通るはず。
げげ、無いぞ、まだか?何処なんじゃ。
あった、送電線。



隙間から僅かに見える程度でした。
これと言った特徴の無い林道、地図上と現地と一致する箇所を見つけると、
これまた(ほっ)っとしてしまうのです。


次のポイントは川ね、勝納川が今までは私の左側だったけど、
これを渡って私の右側を流れる事になるはず。



おお、渡るというから橋かと思ってたけど、
普通に林道を歩いていたら越えていました(笑)。
足元どうなってたんだい???

近いわ、近いわ、近いはず。

あった~、あったわ、分岐よ、標識よ。



げ、道、やっぱり細…
そう、予習していたとおり、ここまでは前哨戦でして、
真の戦いはこれから先なのでごじゃります。
林道を折れずに進んでいきますと、小樽峠、松倉岩です。





ここまで林道ゲートから約40分、
あのトイレから約70分です。
よっしゃぁ、頑張れ私。ここからが本番じゃ。

標識を右に、草ぼうぼうの道を進みます。
それでも人が歩いているようで、道はしっかりついてます。

うわっ、沼??



イメージガラガラの水芭蕉におもわず苦笑い。
お決まりの、



倒木越え。ごろごろあります(笑)。
なかなか鬱蒼としておりまして、



心細くなります…
足元、悪いです。本当は長靴を担いでくるつもりだったんですけど、
重いのでやめにした…ここは長靴の出番だったなと。
ぬちょぬちょ泥泥地帯が何度も現れます。ずぶぶぶぶって感じの。

なんだか、
『この道であってるの?私どこかで道見落とした?』と不安がむくむく。
そんな不安な私の前に現れたのが、



おお、見覚えのある、へんてこりんな橋!
穴滝に行った人のブログやHPにはこの橋が結構登場しております。
みなさん、このへんてこりんを渡ったのね。
なんだか仲間をみつけたような(笑)、妙な連帯感が勝手に。



激しく渡り難いのであります(笑)。
高低差と幅が、なんともまぁ合わないんです。
帰宅後、ガイド本(札幌・小樽ゆったりハイキング)を見直したら、
この上に木の橋というか梯子というか、そんなのが乗っかっていました。
今は腐ったのか、壊れたのか、ありません。



この水は穴滝から流れているはず。頑張れ、進め、私。

あった、



最後の標識。
穴滝まで0.2㎞、
遠藤山まで2.1㎞。

当初、遠藤山に抜けるコースも考えていたんです。天狗山も。
まぁ今日は欲張らずに着実に穴滝のみで。

どんどん足元が悪くなります。
岩あり、苔あり、倒木、水溜り、泥だらけ。かなり滑ります。



この、奥の倒木ってのがイヤラシい高さでして。
もうしゃがみ歩き?ですわ。

ま、まだかい?穴滝は、洞窟は。

泥んこぬちょぬちょの道を歩きながら前方に目をやると、
『うぉぉぉぉっ!!、穴だーっ!!』、
そして、
『うわぁっ!』。コケました(爆)。

ほんと、「びっくりして腰を抜かす」じゃないですけど、
びっくりしてモロ尻餅でした…
足場の悪い場所ではよそ見は禁物ですな…

これが出会いの写真です。



近くにあるように見えますけど、実際にはかなりまだ距離があります。
事前の知識はありました。
突然真っ黒な洞窟の穴が現れるって。
知っていても、これは驚愕でした。

この写真を写す手前の泥場でコケました。



ここで洞窟を発見していたならビショビショだった??
むんずと立ち上がり、おケツの泥に嘆きつつも写した記念の一枚です(笑)。



ほんと、穴です、洞窟です。



誰が一番最初にここを見つけたのでしょう。
急ぎたいのに、早く着きたいのに、



うう、慎重に渡って、



すぐそこなのに、



また渡って…
やっとこさっとこ洞窟入り口手前に到着。
うわぁぁ、



この写真は!!
夏道でコケたの初めて、こんなに水を渡ったのも初めて、
こんなテブレというかぐにゃらな写真が写ったのも初めてです。

洞窟を覗き込み、
『あ、ここはきちんと挨拶をしたほうが良さそうだな』と感じましてね、
『○○みどり、札幌からきました。お邪魔させていただきます』と。
全然、嫌な感じはしないんですよ。不気味とか気持ち悪いとか。
ただ、直感です。ここはそういう場所だなと。


では、大変長らくお待たせいたしました。
これが穴滝です。



す、すみません、入力字数オーバーなんですって!!
この先は2本立てとなってしまいます、ぐわぁ...



穴滝へ 前説

2008-06-19 21:12:12 | 小樽
穴滝をご存知でしょうか。
小樽の、奥沢水源池の奥の奥、遠藤山の近くにある、
秘境と呼ばれている滝です。
やっと、今日行って、この目で見てきました。

始まりは一冊の、この本です。



北海道新聞社から去年の6月に発行された
北海道百科 13号 自然と遊ぶ

偶然手にしてから早一年。
いくつもの紹介してある記事の中から、
真っ先に行きたいと思ったのが穴滝でした。
なんででしょう??
その写真の美しさか、漂う独特の雰囲気からでしょか。

好奇心と行動力。

熊が出るかもしれないという恐怖心と、
山奥へと続く一人ぼっちの長い道のり。
これがずっと心にブレーキをかけていたのですが...
好奇心のほうが勝りました(笑)。

夏草が生い茂る道を進み、何度も細い川を越え、
突然目の前に現れた、山肌の岩壁にぽっかり開いた黒い穴。



洞窟への入り口です。
そこで私が目にしたものは…
うまく言葉では表現できません。
美しいとか神秘的とか霊気が漂うとか...
どれも当てはまるけど、それでは足りない。
不思議と素直に「ありがとう」という言葉が出てきました。



滝の写真を載せたいんですけれど、
なんかまだ思い出して一人で眺めていたい、そんな気分です。
あ、私ってケチ??
いえ、正直、くったくたのへっろへろなんです(笑)。
体力も使ったけど、
それ以上に緊張して気が張り詰めていたんでしょうね。
こんなに疲れたのはいつ以来でしょうか。

まずは、熊にも遭わず喰われず、無事に我が家に帰ってきました。
明日はいつもの『うぉぉぉっ』の、長編探検記をアップします。


三菱山・帰り道編

2008-06-18 20:36:36 | ご近所山
昨日の続きです。



あそこが三菱山山頂です。



もう使われなくなったリフト。



山頂への石段。
山頂は広さはあると思うのですが、実際には草や木でして、
人が休めるような広さはありません。立ち見です。



さきほどのリフトを真上から。



こちらは藻岩山。
角度が違うと藻岩山の形も違って見えます。



コバワールドスキー場。

さて帰り道ですが、市民の森の他のコースで帰るのかと思いきや、
やはり違う道を抜けまして...
正しい呼び名は分からないのですが、
スキー場を管理する林道だと思います。



リフト再び。



三菱山よ、ありがとう。さらばじゃ。
ここはもう使われていないのかな?スキーをしないので分かりませんが、
この先ばんけいスキー場のパークゴルフ場に出ました。
炭火焼肉の我夢主もあります。釣堀もありました。
って、おそらくここのスキー場の道を歩いて下りてきたと思われますので、
お礼を兼ねて宣伝を。



吊り橋もありますからぁ(笑)。

余談ですが、



水道橋についているこの飾りみたいなやつ、オイランと言うんですって。
いろんな形があるそうです。

で、でしてね、
きっと盤渓から奥三角山~大倉山~三角山へと抜けるのではないでしょかと、
内心覚悟を決めていたのですが(笑)、
あら~、また私の未知の場所へと移動することに。



↑は三菱山の途中で撮った写真、
奥から手稲山の裾、五天山、福井堰堤付近の採石場なんですけど、
この採石場へ抜ける古い市道を歩き福井からバスに乗ろうと(笑)。

車がびゅんびゅん行きかう道を福井方向に向かって歩き、
(なかなか怖かったけど、運転手さんもびっくりだったでしょうね、
まさかの人ですからぁ)、



きてしまいました、採石場です。
で、面白い?看板を発見。



意味があるから立てているんでしょうけど、
なんで宣言しているの?と聞いてみたくなっちゃいます。



段段になってるんですねぇ。



ら、ラピュタ??←またかい?
道を通るのは大型トラックのみ。
だんだん埃っぽくというか凄い粉塵です。



ごごごごごぉ~っと石が流れて山になっています。
思わぬところで社会見学してきました。
登る山もあれば削られる山もある。
三角山の採石だって、札幌の街作りに利用されたと聞きました。
丸井さんの階段には化石が埋まっているとか。

さて、ダンプカーしか通らないこの道、
本当に福井に抜けられなかったらどうしましょ、
激しく逆戻りだわと心配だったのですが、
民家がちらほら現れ、



ニセアカシアが見事に咲いております。
ね、山からでたらお花がちゃんと写っております。



福井堰堤の滝を眺め、バスに乗って帰宅いたしました。








盤渓市民の森・三菱山・クマフンロード

2008-06-17 21:43:43 | ご近所山
盤渓市民の森・三菱山に行ってきました。
お天気がぱっとしないので、1時間遅らせての出発。

ばんけいバス終点で下車。
ほんと、終点を極める?みなさまです(笑)。

バスを降りてぽこぽこ歩いておりますと、



金鎖(キングサリ)。
音訓ごちゃ混ぜの名前ですが、金鎖とは良くつけたものでして、
なかなか美しいお花です。
マメ科の植物で、別名黄花藤。
英国ではゴールド・チェーンとかゴールド・レイン(うん、いい)と呼ばれているそうです。
でも……なんと、これ有毒植物なんですって!!
中国では毒豆とも呼ばれているんですって...およよ。
うちのマンションにも咲いているんですけど、知りませんでした...



毒豆ゴールド・レイン金鎖...
お、お天気がぁ...晴れてくれ...
もうこの付近でも、熊が過去に出没していたそうです。



入り口に到着です。
はい、



今月です。でもこの注意書きの日本語、ちょっと変。
「ヒグマの」の「の」を「が」に変えると笑えます。
注意勧告しつつも恐怖心を和らげる作戦か??
本当は「ヒグマの食痕が発見されました」なんでしょね。

そうです。私はここ盤渓市民の森=熊と思っていまして、
決して一人では近寄れないと避けていたんです。
砥石山もここも、我が家からそう遠くないお山なんですけどね、
頭と心が熊に直結しちゃうんですよ。
そこで、Nさん、黒さんが誘ってくださった。
Nさんは5月6月の約40日間で、三菱山は今日で6度目だそうでして。
ダニ~だったり用事があったりで参加できなかったので、
晴れの6度目の山頂を踏んでくださることに(笑)。
因みに、黒さんは前回の三菱山でダニ~にやられております...
ダニに要注意、防ダニ~で入山いたします。

市民の森というだけあって、
案内標識がまぁ親切にあっちにもこっちにも。
必ず分岐には、山頂以外には立っておりました。



↑、お山が寝ていますけど(笑)、文字の向きではこうなります。
最短距離を目指すなら①②③⑲⑦となりますけど、
最短距離を目指すはずありません(笑)。
だってね、だってな顔ぶれですからぁ。
確か、①⑮⑭と進んで?、沢沿いにずうっと奥まで行ってカーブ、
⑩⑨⑧と歩いてきました。

でね、このカーブをぐるっと回ってきた辺りから、
木の枝になにやらピンクのテープが...
字が書いてあります。



おおっ、ピンクのクマフンテープにごじゃります。
怯む私に追い討ちの、



クマフンテープ②!
日付が違いますでひょ?①もありまして、
この自然歩道脇にぶら下がってるんですよ。
私、クマフンテープは初見です。





これなんかダブルで、しかも7月12日のクマフンは⑤となっております。
距離にしてそう長くも無い道のりにクマくん5回もしちまった?
熊の習性とかはわかりませんが、この日は悪い物でも食べたのでしょうか。

しっかしこの道は熊のトイレ道なんでしょか。
なんて考えるよりも、熊が確実に歩いた道を歩いているわけでして。
入り口にあった、上に載せた熊看板、
あれの⑨ってこの道にありますしね。



あ、先月じゃない…
静かないいお山なんですけどね、
時間帯をずらして、はち合わなかったらいいんですけどね。



無事山頂近くまでやってきました。

クマフンロードの次はダニでして(笑)。
ここから先は市民の森エリア外でして、
あんなにご丁寧だった案内標識は一切ありません。
点線で山頂までの道は書いてありますが、その道は進まずに、
林道?を回り込んで山頂へと歩いたのですが…

ダニに一度やられてますので完全防御といいますか、
足元はスパッツでかため、
手首の部分が長くなっている手袋のゴム部分を長袖の上に重ね、
隙間はシャットアウト。
ハイネックの首にはさらに巻き巻き状態で隙間はなし。
頭には帽子。これでどうじゃ、ザックのポケットには防虫ネットも入ってるし。
歩きながらも神経質に服に目をやり、パンパン意味も無く払ったり。

ところがどっこい、私って好まれるのかカモなのか、
服(パンツ)の膝上10㌢付近にダニがついている!!
さらに反対の足にもダニが!!
ぬぉぉぉっ!!ダニ~のやつ、愛されてたまるものですかっ。
宿主さまにはもうなりませぬ。

こんなこともあろうかと、
ザックの底にガムテープを貼り付けておいたんです。
動揺しつつも、片手をザックの底に伸ばし、
びびびっとガムテープを剥がしまして、
ダニ~をぴたっ。獲っただぉ~。捕獲、ダニ捕獲じゃ。
合計3匹ガムテープにぺったんこ。



山頂到着です。
景色やお花はまだ編集してないので、明日にします。
お花、帰宅してから見てみましたら、
おそろしい?ことに(笑)、金鎖以降の山の中のお花写真、全部ボケてました...
山から出たあとの写真はまぁピントがあってるんですけど。
こういうのって悔しいですよね。
みなさんの足を止め、祈りを込めてシャッター押したのに全部ボケなんて。
勝負にヨワいタイプかも……


今日は三角山

2008-06-12 19:12:12 | 三角山
今日はお家の予定でしたが、朝からいいお天気。
おまけに明日から崩れると...
(私は明日のために今日を休養日と決めていたのですが)



ね、こんな景色が目の前にど~んですからぁ(笑)。



藻岩山も久しぶりにくっきりと見えます。
はい、三角山のてっぺんに行きましょっと。



市の職員さんが剪定作業中。
木を伐っているのではありません。
何年ぶりって言ってたかな、枝を最小限掃って、眺めをキープです。



札幌駅の前の道路、車で西に向かって走ると、
三角山に向かって走っていますでしょ。

札幌の街作りの原点となった山はこの三角山だと言われているんです。
円山だという説もありますけれど、
明治6年の古い地図では、三角山が「円山」、
円山が「も岩」と記されているそうです。
のちに開拓使判官が「も岩」のふもとの村を円山と名付けたため、
山もやがて円山と呼ばれるようになり、
「円山」であった山は、
その美しい三角形の形から三角山と呼ばれるようになったと。
(札幌市環境局緑化推進部緑の保全課発行のパンフレット みんなの三角山より一部抜粋)

いつになく、まともなことを書いてしまいましたが、
ただひたすらシンプルに三角山が好きなだけなんです(笑)。
好きだから何度でも登り、山頂で景色を眺めて嬉しくなる。
それだけで大満足なんです。



三角山遠足のちびっこ達(幼稚園児だ、負けた)が、
『札幌ドームが見える~』と大喜びしておりました。



遠くの恵庭岳もくっきり見えるようになりました。嬉しいです。
大倉山なんて、リフトが動いているのも、
展望台にいる人達まで見えちゃいます。

帰りはNさん、黒さんと一緒に、エゾノウエミズザクラに突っかえ棒を。



↑は5月の写真です。
『ふんごっ』と持ち上げ、力仕事をしてきました(笑)。
来年も咲いてちょうだいな。

お花の写真、今日はみなテブレで使えません。
テブレの影響か、



こちらもテブレで先っぽが折れてしまいました。
ぬぉぉっ。く、悔しい...せっかくのソフトクリームが...わ、ワタクシとしたことが...
リベンジしなければ…(笑)。

塩谷丸山ぷ~らぷら

2008-06-11 21:30:30 | 塩谷丸山、春香山
昨日の塩谷丸山、帰り道はぷ~らぷらしてきました。

まずはこれ。



450㍍台地にある、



1号があれば、



2号もある(笑)。
これがまぁ、風に揺れると『ゴォ~ン』と鐘のような音をたてておりました。
これが反射板ねと感心していたのですが、
あれ?あらま。
ここ、なんか隠れ用足し、つまりトイレに利用されてるみたいで...
草むらに何故かティッシュがちらほら...
私は膀胱がデカいのか、大汗カキだからか、
まだ野外ション?(失礼)は経験ありませんが、
う~ん、考えてしまいました...

それから、ここ450㍍台地、道の両脇にハクサンチドリがいっぱい!
ちょうど時期が良かったのでしょうね、
ハクサンチドリロードになっていました。



濃いの薄いのグラデ~ションも。みなハクサンチドリかどうかは?ですが。



次から次へとハクサンチドリが迎えてくれます。





上の2枚は違う種かもしれませんが、
ハクサンチドリなのかしら???



オオアマドコロでしょ、



ギンラン?わかりません。
これも見かけるお花さんですが、



ああ、やっぱりわかりません...
わからないお花たち。





これ↑はいっぱい咲いておりました。



ツルアジサイ。もうそんな季節なんですねぇ。

往きはつまらなくて面白くなくて苦しいだけの道も、



帰り道は気持ちのいい森林浴の道と変身いたします(笑)。勝手だわ。


登山口を出ましても、この塩谷駅~登山口間の道がまたいいんです(笑)。
なんて言うんでしょ、のどかなんですわ。
お家の庭も、洒落たガーデニングとは縁遠い、
田舎のおばあちゃんの花畑って感じでして。和みます。



大きな藤の木!ちょっと時期が遅かったみたいでしたが、
まだあのいい香りが漂っていました。

そして、なんとアカゲラの撮影に成功!!
って、どっひゃ~なんですけどね、



私のデジカメではズームもこれが限界でして...
登山口からもうだいぶ歩いてきているのに、
アカゲラが鳴いていましてね、
真下で見ていたんですけど逃げないんですよ。
それでカメラを構えたのですが、船長さんのようにはまいりません(笑)。



これが船長さん撮影のアカゲラの写真です。
雲泥の差でしょ。美しいです。

私の下手っぴぃな写真に戻りまして(笑)、



庭先のハマナス。いい香りです。



色様々なルピナス。
塩谷はいいのぉ。
ぽこぽこデッカいザックを背負って歩いておりますと、
お庭掃除をしていたおばあちゃんが話しかけてきましてね、
札幌から一人できたと言うと、
『サイダーでも飲んでいきなさい』と。
嬉しいなぁ、ありがとう、おばあちゃん。
山に入る前なので(笑)ご遠慮しましたが、
私は塩谷丸山が好きですわ。



全部歩きたいなぁと考えております(笑)。
まずは体力筋力つけないとですけどね。



番外編……
帰宅前に近所のセブンに寄ったんですけど(無性にヨーグルトが食べたくなった)、私の堂々たる?山使用の姿を見た店員さんに、
『女の人でそんな大きな荷物背負って、カッコいいです』と誉められた(恥じらい)。
ヨーグルトなのにストローを間違えて入れたところを見ると、
自分の言葉に動揺したようで(笑)。
その方も三角山を走っているそうで、
おお、奇異な物と見る人がほとんどなのに、
カッコいいと言ってくれたぁ!!嬉しいのぉ。
でもね、できればかっちょこいいと言って欲しかったです(笑)。
よ~し、お世辞でもいいのじゃ。頑張っちゃうぞっと。

二度目の塩谷丸山

2008-06-10 22:43:43 | 塩谷丸山、春香山
復帰したら塩谷丸山に行きたいって思ってたんです。
一度登ったお山はみな好きですけど、
塩谷丸山は大好きなんです。

高速バス、JRと乗り継ぎ塩谷で下車。
あれ??駅の表札?プレートが変わっている...



あ、味気ない...
去年の蔦の絡まる古びたやつが、この駅には似合うと思うのですが...
まぁ、そんな個人的な感情はJRには通じないぞっと。



これが去年撮影したやつです。
ね、こっちの方がいい味でしょ?
古い駅舎に似合う美しいプレートだとおもってたんですけど。

とまぁ、最初から「あれっ?」でスタートだったんですけど、
結局最後まで「あれっ?」な塩谷丸山だったのです...



今回も昨年と同様、地元の方にくっついて駅舎パスのショートカット。
料金は下車する時に支払っておりますから(笑)。

ぽこぽこ歩いて登山口に到着。
登山者名簿を見ると、私の前20分の間になんと16名入山しております。
単独は私ひとり。
山頂はきっと賑やかなことになるでしょう...
とまぁ思って歩き始めたのですが...

ああ、き、キツいです...
立ちくらみはするし(笑)、昨日の久々の三角山で筋肉がすぐ張ってくるし。

450㍍台地にでるまでは、もういやらしい直登なんですわ。
いつまでもどこまでも続く真っ直ぐで長~い上りなんですわ。
で、眺望はゼロ。ちっとも面白くない道なんですよ。
ひたすらつまらなく苦しいだけの直登が終ると、
今度は急登の♪ジ~グザ~グ~。
もう戻りたくなっちゃうんですけどね、
なんでこのいやらしい道の続く塩谷丸山が大好きかと言うと、



これですよ、この期待感。
これが急登の最後付近の写真なんですけど、
この先にはぱぁ~っと、見晴らしの良い草原が広がってるんです。
あの開放感を求めて、ぜぇぜぇ喘いでいるわけです。
メリハリがあってドラマチックというか、
そう高いお山でもないのに、泣けちゃうくらいの絶景。

でも…

あれっ?草原帯に出て目に入ったものは...人、そして霞んで見えない景色...
あ、くじけそう私。いや、山頂に行ったら見えると建て直し、
へろへろぽこぽこ歩いていきますと、
先行していたみなさんがみなへばっている...
前に16名いるわけですから、山頂は混雑だろなと思っていたのですが、
山頂にたどり着く前に、全てのグループを抜いてしまい、
これは一番いい場所に座れると思っていたのですが...



↑あと一息ってとこの写真です。
ごろごろ岩場の急斜面を上り、トップで山頂到着。

あ、あれっ?み、見えない...
見えないどころか、山頂が強風でぶっ飛びそうなんですわ。
いえ、山頂がぶっ飛ぶのではなく、
山頂に立っている私がぶっ飛びそうになるくらい、もの凄い風なんです。
根性で岩のテーブルに一度立ったのですが、危険すぎます、飛ばされます。

姿勢を低くするのが一番ねと、岩に腰を下ろしてみたものの、
服が旗のようにばたばた音をたてております...
なんなんじゃ、いったいここは。
こんなにお山で強風にさらされたのは初めてです。

後から続々と山頂に到着してきたのですが、
みなさんこの強風に打たれ、山頂を避け、近くの藪や大岩の影に避難してしまい、
私が行けそうな場所は見当たらない...
くそ...負けませんわ私。
帽子のあご紐をきゅうっと絞り、強風に向かっておにぎりを食べたのでした。
おにぎり、崩壊しそうでした…



かろうじて撮った、貴重な?山頂での一枚。
どこを撮っておるんじゃですが…



山頂の祠と錨。



縦走路の標識。
山頂での写真はこの3枚のみです(笑)。
上の2枚は、実は下にグループが避難しておりまして、
『すみませ~ん、失礼します~』と撮ってきました。
テブラで下山は悲しすぎますからぁ...

一歩山頂を下りると風、なんともないんです。
ああ悔しい。また来なくちゃ(笑)。

ぷ~らぷ~らのんびり下山。
450㍍台地、ハクサンチドリロードになっていました。見事です。
写真は明日にします。

だ~れもいないのでちょっと不安、笛をひゅ~ひゅ~吹きまして、
無事下山。



塩谷よ、さらばじゃとなるはずなんですが…
あれっ?JR、ないぞっと…
私、帰りの時刻間違えておりました…
一時間以上も無い...絶句。

お山の地図は持っているけど、
塩谷の町の地図は持っていない...頭の中にはあるけれどうろ覚え...
5号線まででたらバスが走っているわよね...
誰かに道を聞きましょか、辺りをきょろきょろしましても...
誰も歩いておりませぬ。
酒屋さんにて教えていただきました。

へろへろなのに、さらに山というか峠というか越えまして、5号線へ。
ああ、



感激のバス停。
無事我が家へと戻ってこれたのでした…


今日からお山に復帰です

2008-06-09 21:22:22 | 三角山
5月24日(土)にダニ~、
5月25日(日)に切開、
6月2日(月)に抜糸、
ずうっと待っておりました、山解禁復帰の日を(笑)。

もうへっちゃらなんですけどね、一応お医者様との約束を守りまして。
さて、そりゃ復帰第一お山は三角山でしょ(笑)。

マムシグサが、



いらっしゃいまし~、こんにちは~。

去年追跡調査をしたオオウバユリ1号、



ほぼ同じ場所に今年もこんにちはしています。
おまけに、



今年はお隣さんもいらしゃります。
しかし、オオウバユリってユリのくせしてダイナミックなやつじゃのぅ。

ああ幸せ。山はいい匂いです。
でもね、私、かなりひどいニオイしてますけど(笑)。
サロンパス帽子に貼って、防虫剤臭+ハッカ油でしょ。

の~んびり山頂到着。



へろへろになるかと思いきや、
ブランクにも負けずに歩いてきました。

あれっ??



一等三角点の説明の看板がすっぽ抜けというか、ありません。
どうしたんでしょ??

帰りは寄り道ぐ~るぐるで。



オオアマドコロだと。このお花好きです。
今年も逢えて嬉しいぞと。



エンレイソウの実。



こちらは黒。
この実、美味しいって本当でしょか。



ボケましたがセミ。



お山さん大集合。

お花を求めてぷ~らぷら、
初めての道に入って行きますと、
あれ??



ラピュタ??
いえ、採石関係の建物か、はたまたかつてのスキー施設の建物か。
コンクリートの遺物が残っておりました。

で、びっくりしたのがこれです。



なんで山の中に車なの???
これって乗り捨てられたというか、ナンバープレート外してある...
不法投棄ってやつでしょか。
ここまで持ってくるなんて...なんて恥知らずな人間なんでしょう。
私ね、これを見つけたとき、真面目に自殺者だと思ってしまいまして...
この車、どうなるのでしょう、これから。
ゴミ捨て場みたいになる前に、何か方法はないものでしょか。

ダニ~のトラウマ(笑)で、



こんなとこ歩くのは、かなりのヒキツりです(笑)。
でも私は行くのじゃ。

さてさて、一度下まで下りてきたのですが、
またまた二人静かの散歩道を上ります(笑)。



はい、フタリシズカです。
日当たりの良い場所ではぽちぽち咲き始めておりました。



コケイラン。こちらにも、



コケイラン。ちゃんと手稲山で覚えたぞっと。

でね、今日の三角山で目立っていたのがサイハイランです。
去年は一箇所でしか見なかったけど、
歩けばいろいろあるものなんですね。
…サイハイランって采配蘭って書くんですけどね、
漢字だとごもっともなんですけど、
耳で聞いたらハイサイおじさんが浮かぶんですけど...私だけでしょか…

では、サイハイラン祭りでも(笑)。









お目当てのお花2種を探してたんですけど見つからず、
サイハイランがヒットしてしまいました。
下りだけで2時間(笑)。ぷらぷらしてました。
あんなに虫予防してたのに、4ヵ所刺されておりました...
刺されても、やっぱり三角山はいいお山です。