毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

ぷらっと手稲山

2017-06-17 23:36:36 | 手稲山

 

すっきり気持ちのいい青空なので、手稲山に寄ってきました。

といっても娘の車、山頂ではなく、テレビ山道コース入り口付近まで。

去年の秋、ここから山頂まで登った(もちろん歩いて)のですが、

歩いて登った部分よりも、この入り口に至るまでの道が気に入ったらしく、

できればそこから上の山頂までの歩きも気に入ってくれよなんですけど、

贅沢は言わない。

車を置いてあたりをぷらぷら。

 

 

 

 

 

 

自宅近辺から小さく見えている山頂が、ここだとぐぐんと近い。

今年は平和の滝コースを行けるとこまででいいから登ろうぜと誘ってみても、手ごたえなし。

まぁ長期計画ですな。娘山化計画。

 

 

 

 

 

海が写っているのだけれど、海と陸と雲の境目が曖昧模糊。

 

 

 

 

帰りはヨシヨシでアイス。

前回今回あわせて7種のアイスを食べたことになるけれど、

ラムレーズンはふたりとも評価が高い。

桜餅も次いで高い。

チョコは私は高得点なのに対し娘からはそれほどの評価を得られず。

あとはほどほど。

今日は店頭に出ている種類が少なかったような気が。

時間帯が悪かったのか。

次回こそバニラとミルクの違いに挑戦したい。

今日はどちらもなかった。

 

ラムレーズン、さくらもち、チョコレート、西野ロール、黒ゴマ、シャンパーニュなんとか、ベリーなんとか。

以上7種を記しておこう。

 


手稲山 

2016-09-26 23:48:48 | 手稲山

 

「今度の土日、予定無いからどこかに連れて行ってあげる、

どこに行きたいか決めておいてね」

 

なんて珍しく娘から親孝行メールが届いたのが先週の木曜日。

いくつか候補はあったけれど、

「車でらくらく手稲山」に決定。

決定といっても私うはうは娘渋々でしたが(笑)。

そりゃそうだ、娘は特に山には興味ないし、それになんといってもハードな手稲山、三角山ではない。

 

平和の滝コースだと娘には厳しそうなので、テレビ山道コースで山頂を目指すことに。

 

 

 

テイネハイランド入り口まで車。

娘さえその気になってくれれば、私としてはゲレンデをひぃひぃ登るつもりでいたけれど、

どうもその気じゃないようなので、

 

 

 

 

 

こちらの道を歩いていくことに。

 

 

 

 

 

 

 

初めはお喋りをしながら歩いていたけれど、

だんだん口数が少なくなり、どんどん無口になってゆく娘。

 

「あそこのカーブを曲がれば世界が変わるはず」

「・・・・・・」

「アンテナ群見えたら感激するぞ」

「・・・・・・」

無視されても盛り上げながら、やっとヤナギランのゲレンデ到着。

 

 

 

 

 

 

これは何年だったかな、2010年頃?のヤナギランの咲くゲレンデ写真。

ここからの眺めが好きで、もう一度来たいとずっと思っていた。

9月24日に行ったときはもうヤナギランは枯れてしまっていたけれど、

なんとかここから街を眺めることができました。

で、帰りに撮影しようと、往路で写さなかったんです。

だから過去写真を引っ張り出してきたわけで。

帰りにここを通ったときは霧で真っ白、眺望もなにもありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

山頂到着直後の写真。

まだなんとか半分だけ見えている。

 

 

 

 

 

山とぶつかり湧き上がり立ち上る雲というか霧というか、

 

 

 

 

 

石狩方面、真っ白。

 

 

 

 

 

こちら側はなんとか見えたり隠れたり。

 

 

 

 

奥宮の裏に、

 

 

 

 

ウツボグサ発見。

三角山では見逃したけど、手稲山で咲いていた。

 

 

 

 

 

久しぶりの対面、山頂の狛犬さん。

 

 

 

 

 

がんばった二名。

 

 

 

 

 

方角が違うと、真っ白。

リフトの駅の向こうがさきほどのヤナギランのゲレンデ。

来るときに写しておけば良かったと思っても遅いってね。

 

標高が下がるとどんどん視界がよくなり、

 

 

 

 

 

旧遊園地、正面が観覧車。

 

 

 

娘が一緒なのであまり草木を観ることはせずひたすら歩いていたのですが、

 

 

 

 

木の幹に生えているシダ、これがやけに気になった。

 

 

 

この生え方はオシダっぽいぞ。いや、わからないけれど、幹にロート状もありなんでしょか。

 

 

 

 

 

無事駐車場まで戻ってきた。

半分は車、残りは整備された道で、なんだか楽(ラク)しすぎでいいんだろか。

 

 

 

 

 

 

むこうに見える恐竜の首みたいなのが、札幌冬季オリンピックの聖火台です。

あれは何年?

1972年ですって。

そうか、この頃の聖火台ってまだ普通だったのね。

って、これでも趣向を凝らしたのでしょうけれど、近年のオリンピックのエンタメ?聖火台を見慣れたせいか、

とっても素朴に見えて、こんなところにぽつんと、今でも残っているんですねー。

 

 

次は塩谷丸山お願いしたいぞ(笑)。

 

嫌だといわれそうだな(笑)。

 


手稲山

2015-11-03 20:57:57 | 手稲山

 

「え?」

タイトルを見て驚かれた方、多いのでは。

突然ですが、手稲山に登ってきました。

自分でもまさか手稲山を登るとは思ってもいなかったんですけど、

昨夜、急に決定、

で、途中にある布敷之滝あたりまでだと思っていたのね、

山頂を目指すのではなく植物観察が目的で。

ところが、滝を過ぎてもずんずん進み、

足元に岩がごろごろ出始めてもまだ進み(ちょっと冷や汗が)、

ガレ場域に入ってもまだ進み(複雑な汗が)、

このガレ場にその植物があるらしく、

ジンギスカンテラス(仮名)まで行き、そこから引き返してきました。

いやぁ、調べてみたら7年ぶりよ、手稲山は。

いやぁ、ガレ場よく登ったわ私、それにコケずによく下りれたわ私。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐるんぐるん。

エア・ナルト。

ロールケーキのようでもあり、梅のおにぎりのようでもあり。

 

 

同じぐるぐるでも、

 

 

 

締め殺しと声があがったほどの強烈な巻きつ木。

 

 

 

アナコンダ。

 

 

 

 

石の上にも3センチ。

あ、すみません、たけのこの里形状のアレです、まるでお灸。

写しているときは考えなかったのですが、

今見ると、これってどういう体勢で挑んだのか。

うまいこと石の尾根というか、頂上というか、

これって四足動物のあれでしょ、世の中には不思議が転がっています。

あ、これは立っているというか、落ちているというか。

 

 

 

 

石の上にも大木。

下の石というより岩に圧し掛かる重さは相当なものでしょね。

崩れ落ちたりしないものなのか。

木も好きでここに生えてきたわけではないと思うけど、

岩にしたっていい迷惑でしょね。

 

 

雪も残っているところもあったし、

泥と水と濡れ落ち葉と傾斜で滑る滑る。

やっぱりあれですね、走るのと山とは使う筋肉が違う。

特に下り。平地走るのにブレーキ使わないもの。

持久力ならなんとかなったんだけど、筋力となるとぎりぎりだったでしょか。

ガレ場のジンギスカンテラス・テーブル(仮名)まででしたけど、

頂上まで行ったら、帰りはきっと脚が膝が太腿がわなわないったと思います。

 

シマリスが近くでもりもり食事中だったけど、残念ながらブレて×。

 

そう、上り下りに必死だったのと、

ガレ場にアイフォン落としたくないため移動中は写さずで、

過去のガレ場写真ですが、持ってきました。

 

 

 

 

すごいよねー、延々これが続くんだから。

上りはパワー、下りはバランス、ブレーキ、

それと目がきつかった。

もともと動くものに私の目は弱いんだけど(過去の脳外の病気&手術の影響)、

木漏れ日とか対向車とかそういう動くものね、

今回はこの石の色と石と石の輪郭線の情報をぱっと読み取れなかったな。

この7年間にそれだけ目のチカラが衰えたってことでしょか。

まぁゆっくり慎重に行動すれば大丈夫だけど、

目から受け取る情報って大きいなと思ったのでした。

 

 

 

 

 

ジンギスカンテラス(仮名)のテーブルのカメ。

 

 

 

 

 

貴重な一日でした。あー満足度高い。

同行してくださったみなさん、ありがとうございます。お世話になりました。

明日は筋肉痛だな、きっと。

鼻も苦しいし。

鼻詰まりが右の鼻の穴から左の鼻の穴に移行中です。


秋晴れ手稲山 Ⅱ

2008-09-12 21:04:44 | 手稲山

昨日の手稲山の続きというか本編です。

バスは通学の高校生ばかりでぎゅうぎゅう(笑)。
まぁまぁ皆さん朝から賑やかでして…
高校近くのバス停に着くまで私はぺっしゃんこでした…

さて、久しぶりの手稲山、
上りだけは写真は控えめに、
出来るだけぽくぽくと歩きましょうと。

布敷の滝までは順調だったのですが、
その先が苦しいやらキツいやら…
ココロがついて行かないのです…
体がキツくても一歩一歩進めば山頂に近くなるわけですが、
途中で投げ出して帰りたくなってくるのです…

そんなココロにムチ打って、
やっぱり自虐の詩なんですけど、
なんとかガレ場に到着。



白ペンキが登場しておりました。
…これって霜や雪がうっすら状態なら見えないと思うんですけど…
そんな時期に登る人はちゃんと進路が分かってるかぁ…



ガレ場途中にあるミヤママタタビ。
やっぱり実はついてませんでした。

いつもは楽しいガレ場もボヤキの連続でして(笑)。
せめてもの救いは、
見上げれば雲ひとつない空。
これは眺めは最高だろなと。

山頂到着。
あっぱれ見事な眺望です。



定山渓天狗岳に羊蹄山。
雲がな~い。



よい血だけ(すっごい変換が出た!)、いえ、余市岳に朝里岳。



無意根山。
神社の裏に回って、



銭函天狗山に、



石狩湾とその向こうのお山さん。

ここでお昼ごはんのつもりだったのですが、
山頂混んでおります。
いつも私が腰掛ける岩には先客が…

予定変更しまして、
リフトの日陰で食べましょと。
ところがどっこい、リフト2機にも先客(男性)が…
そうよね、みなさん考えてる事は同じよね…

残ってる場所はあそこよねと、



ゲレンデ上の「スナックハウス」??だったっけ、
日差しを遮るものは無いけれど、眺めの良い場所へ移動。
上の景色を見ながら早すぎる時間だけどお昼ごはんを。



あ~いい天気。
恒例の靴を脱いで靴下脱いで~。
ここまでで既に1リットルは飲んでおります。



自虐的山歩き記念にセルフ撮り(笑)。

でね、でねでね、
ここで予想外の出来事が…

ゲレンデのヤナギランの綿毛、
もう雨風で飛んで無くなっていると思っていたんです。
だから期待は全然していなかったんですけど、
ゲレンデになにやら白いものが見えているんです。

とっとこ下りて行きますと、



残っています、ヤナギランの綿毛です。



見るのは初めてです。
もっと、タンポポの綿毛っぽいのを想像してたのですが、



羽のような、白いわんこのカール毛のような、



真綿のような綿毛でした。



↑は7月にヤナギランの群生を見に行った時の写真です。



草は刈られてましたけど、
まだ白いのが所々残っているのが見えるでしょ??

なんだか頑張って山頂まで来て、
おまけに混んでいて良かったなと(笑)。

デジカメに写真を収め、
さぁ帰るかと。



しっかし、



なんでこんなにご~ろごろ。



慎重に慎重を重ねて、
ひとつひとつ丁寧にこなして行きます。



ナニワズ。
これって実に生ってくんでしょか。



名付けて、ゴージャストリカブト。
見てといわんばかりに、
道に飛び出し自己主張しておりました。



うっそ~って感じなんですけど、



所々、もう落ち葉の道でした…



待宵草でしょか。
なかなか繊細に撮れた気が…単なるピントがユルいだけ??



いっぱい咲いておりました。
名前は調査中。



ゲンノショウコ。現証拠って書くそうな…
図鑑によりますと、
【薬用としてすぐ効果が現れることからこの名がついた】
何に効き目があるのでしょう…

とまぁ、無事に登山口まで戻ってきたのでありました。
この日に飲んだ水は全部で2.1リットル。
さすがに帰りはザックが軽かったわ(笑)。



道端のムラサキツメクサ。
子供の頃にちゅうちゅうしたっけな…



懲りずにミラーマ~ン。
だって頑張って歩いた記念ですからぁ(笑)。
しっかし2年前には想像も出来なかった姿だなっと(驚)。
あっ、後、貨車よ貨車!なんで~??



枝が、花が、滝のように美しかったので。



でも疲れていたのか、
意外と雑な写し方ですね、これは。

いつもの道の一本手前で折れまして、



寄り道して前から気になっていた小橋を渡りましょと。



今度からこっち経由だな(笑)。
ひぃひぃぜぃぜぃ苦しかったけど、
ヤナギランの綿毛に会えた手稲山でした。


秋晴れ手稲山

2008-09-11 19:45:45 | 手稲山
手稲山平和の滝コースを歩いてきました。
く、苦しかったぁ…



ガレ場手前で戻ろうかと思ったほど、
今までの手稲山で一番ハードな歩きでした。



お暑いのはお好き?
違うって、そっちはお熱いでしょ。
いやぁ、雲ひとつないすかっ晴れ。
暑いというより水分がどんどん放出される…
同期会前にして、
また日焼けしてしまいました…最悪だ…



帰りはちょっと寄り道してゲレンデへ。
その後またガレ場を通って帰ってきました。
今日は体も脳も休ませてくれと叫んでいます(笑)。
私が一番休みたいだけなんです~(笑)。
明日まとめます。


7月29日の手稲山の花・プラス

2008-07-31 21:20:20 | 手稲山
さて今回も、
消極的&学習能力の低さがバレバレのお花さんの写真です。

最初から…



わ、分かりません…
図鑑で調べても似たようなお花がいっぱいで…
ひょろんとして、さわっとしてて…
たくさん咲いておりました。



クサフジでしょ。



で、これも同じだと思うのですけど、
私の手持ちの図鑑では『白』は記載されておりません…



アウト。
すっごく小さくて目立たないけど、
意地らしくラブリーに咲いておりました。



これはダイコンソウね。きっと。



このシュッシュッシュと歯ブラシ(失礼)みたいなのは、
オトギリソウ科の一種ではと。

余談ですが、
ゲームでライフ回復系アイテムに弟切草がよく出てきます。
ぞぞぞな名前ですけど、
この草を原料とした秘薬の秘密を漏らした弟を、
兄が怒りのあまり斬り殺したという伝説があるそうな…



シソ科の一種では。



これは花以前ですけど(笑)、
ツルニンジンでしょか。



ハマナスだっ。言い切ってすっきり(笑)。
浜辺でも山頂でも咲くんだからすごいやつじゃぞっと。



モイワシャジン??って教えて貰いました。



えへへ、ヤナギラン。
昨日書いたゲレンデのヤナギランは花びらが萎れかけていましたが、
山頂アンテナ群のヤナギランはまだ元気でした。



ゲレンデでヤナギランと競演していたヨツバヒヨドリ。


次は実。



ん~実。イチゴ??甘酸っぱそうな…お口がじゅわじゅわだわ。



これは実は前回も撮ったんですけど失敗しまして、
今回もピンボケになっちゃいました。
名前は分からないんですけど、
真っ赤なイヤリングみたいで、綺麗綺麗。



???



これは何??ガレ場の岩について?いたんですけど、
キノコ?カビ?コケ??
繊細なレース状なんですけどね。


さて、次はびっくり編(笑)を。

バスを降り、平和の滝登山口へ続く一本道に、
うわぁ、



なんでこんな巨大なタイヤ、
わざわざ地上高く吊り上げてるわけ??
落ちてきたら、あ、危ないではないか。
しっかしこの一本道、なかなか妙ものを見かけます。

で、私が一番びっくりしたのが、
ひとりぽこぽこ歩く登山道の先に、
ひぃっ、やめて…



イメージを編集してみましたが(笑)、
前方の木というか藪の中に、人の姿らしきものが…
それも妙な形で、直立してない…動かない…

ほんと、焦りました。
足は止まるし、息も止まる。心臓は止まりませんでしたけど。
おっかなびっくり引きつりながら近寄ってみますと、



シャツ(笑)です、落し物ですね、これは。
あ、私が広げたわけではありません。
このままの状態で広がって?おりました。
いやぁ~、最悪な場面が頭によぎりましたわ…
最悪じゃなくても、
尋常ではない危機に襲われている人がいると(笑)。

あ~人騒がせな落し物にびっくりでした。

…って、これを最初に拾った人、
親切に広げてかけて(干して?)あげたんでしょうね(笑)。
吊るしても生々しいし…
こういう場合はたたんでおくべきなのかと、
我が身に置き換えて悩んだりしております(笑)。



ヤナギランそよぐゲレンデへ②~手稲山

2008-07-30 20:46:46 | 手稲山
昨日の続きです。

ヤナギラン、
ああヤナギラン、ヤナギラン…

と言うわけで、
昨日は懲りずにまた手稲山へ。



平和の滝行きのバス停付近から写した手稲山。
山頂には雲がちらほら。
曇りでもいいから、雨と濃霧だけはお許しを…



布敷の滝まではお花の写真を撮りながらぽこぽこと。
ガレ場からは歩くのに必死(笑)。

ケルン手前の広場に到着。
うん、見えるぞっと。



三角山も円山も藻岩山も、霞んではいるけど上出来。
今日はいけるかも。

一方、



その頃薩摩では…
あ、いえ、定山渓天狗岳には厚い雲が。

無事山頂到着。



手稲山の一等三角点ってどこにあるんだろと思っていましたが、
ありゃ~、ちゃんと祠の横にあるじゃないっと。
こういう性格をしております。

今回の山頂、なかなかいい調子です。
羊蹄山は雲に隠れて見えませんけど、霧が漂ってくる気配はなし。



ね、いい調子でしょ(笑)。

靴も靴下も脱ぎ捨てまして、早いけど昼食。
食べ終わってもすぐには出発いたしません。
何故って、
前回・前々回とも、
私が山頂を離れたらぱっか~んと晴れましたから(悔)。
少し時間を遅らせたら、
ゲレンデでばっちこ晴れるのではないかと(笑)。

えへへ、作戦成功。
いえ、単なる偶然なんですけどね。
前回の、



濃霧のリフト乗り場、



やったぁ、今回は石狩湾まですっこ~んと見渡せます。
さぁ、行くぞ、ゲレンデへ。
ヤナギランの群生を見にガレ場を越えてきたのですから。

お隣のゲレンデへ移動いたしますと、
うわっ、見えます、見えます、なにやらピンクの世界です。



恐る恐るってのも変ですが、
その素晴らしさに目を奪われ息を飲み、
なかなか足が進みません。



群生とは聞いていましたが、
まさかこんなに咲いているとは…
あっちもこっちもそっちもヤナギランの世界です。



歩いては立ち止まり感嘆。
また歩いては立ち止まり感謝。
一歩進むのがもったいない感じでして(笑)。
なんだか泣けてきちゃうんですよ。涙腺崩壊です。



札幌の街の粒粒がきらきら輝いております。
あの粒粒の中に私のうちがあるのよね。
みんなが暮らしているのよね。
だけど私が今居る場所は夢のようなヤナギランのお花畑の中。
生きてるっていいことだよななんて、思ってしまうのです。



間にあいました。
ご覧のように、もう終わりの頃なのでしょう、
残っている花びらも萎れかけています。

私の予想外のしつこさに(笑)、
手稲山の神様もあきれたのかサービスしてくれたのか(笑)。
霧どころか、
お空はどんどん青くなってまいります。



帰りたくないぞっと。
いつまでもここにずぅっと佇んでいたいぞっと。
でも…帰らなくちゃね。



ありがとう、手稲山。ありがとう、お狐さんに狛犬くん。
ありがとう、ゲレンデに咲くヤナギラン。
また来年くるからね、きっと。

さて、言い遅れましたが、
私はこのゲレンデコースは初めてにございます。
おまけに一人にございます。
舗装道路を素直に進もうと思っていたのですが、
あれ?踏み跡が。抜け道か??

もう一本コースがあるのは知ってましたが、
この踏み跡がそれだという確信はないのですが…
とりあえず進んでみて、
予測出来ないような道なら、不安なら引き返しましょと。

どうやら当たりだったようです。
踏み跡はしっかりとした道に変わり、
おお、



銭函天狗山がくっきりと。
良き眺めじゃのぅ。さらに感激いたしまして(笑)。
ちゃんとお隣のゲレンデに顔を出しました。



青空の下、この道をぽっくりぽっくり歩き(馬?)、
おお、



増毛のお山さんまで見えまする。
後は坂を下りるだけ。
だって、28日からロープウェイ山麓駅からバスが出てますからぁ(笑)。
えへへ、楽しちゃいましょ。
これを目当てにゆっくりたっぷりしてきたのですから。



山麓駅のバス停から見上げた手稲山山頂。
ありがとう、そして、さらばじゃ。

それにしてもバスは楽ちんでした~(笑)。

ヤナギランそよぐゲレンデへ~手稲山

2008-07-29 20:13:13 | 手稲山
間にあった…
ヤナギランが散ってしまうその前に、会うことが出来ました…

手稲山山頂付近のゲレンデ。
そこはヤナギランのお花畑でした。
間にあっただけでも嬉しいのに、
とびきり見事な青空まで…胸がいっぱいです。







あの濃霧の奥にはこんな景色が隠されていたんですね。
私は幸せものだなぁって思います。



パンがパンパカパン

2008-07-28 19:49:49 | 手稲山
今日も手稲山の話題で。

先日書いた、『山頂でのパンの異変』。
荷物の軽量化、いえ、朝寝ていたいだけでして、
手稲山にはパンを持っていきましてね、
さぁ食べるぞとザックから出しましたら…

あれ??パンがパンパカパンじゃぞっと。



正確にはパンが入っている袋がパンパカパンなんですけどね(笑)。
手で圧縮しているわけではありません。
ひっどい写真ですが、



す、すみません、もっと恥じらいの写真だったら良かったんですけど、
緊張しながらリラックス状態でオープン中…
↑山頂に着いたという安堵感と、
あそこ(ガレ場)下りるのかという緊張感がありながらも、
靴も靴下も脱ぎ捨て気っ持ち良か~な状態です(笑)。

でもね、もう一種類のパンは変化なし?だったんですよ。
気が付きませんでしたから…

手稲山山頂は1,023㍍。
この高さがパンに影響したのでしょうか。
なんといっても1000㍍越えたのは手稲山だけしか知りませんので。
風船だって高度が上がると割れるしね。

お昼には変化なしのほうのパンを食べまして、
パンパカパンパンは高度を下げるとどうなるか???
自宅に食べずに持ち帰ってみることに(笑)。

あ、ちゃんとパン1個の他にも、
から揚げにチョコレート、ナッツ、
ビスケットにかりかり梅食べましたから(笑)。
空腹は敵にございます。

帰宅して、再お昼ご飯。って何時??



はい、やっぱりパンパカパンが通常に戻っておりました。
ひょっとこしたら←ひょっとしたら、
ザックの中で潰れちゃったのかもしれませんけどね。



夕方に食べて、晩御飯も食べて(笑)。
ああ、山は太ります…
次回もパン持っていって、試してみよっと。

手稲山の花2・プラス

2008-07-27 17:04:04 | 手稲山
7月25日の手稲山、
距離が長いだけあってか、気になるお花があちこちに。

…でも、
ここが問題なのですが、
写真を撮って歩いていると時間がかかってしまうんです…
コースタイムより現在の時間が気になる私。

決して遅い時間帯ではないのですが、
手稲山では最後の部類になりたくないぞっと。
ゆっくり楽しんでぽこぽこ歩きたいのと裏腹に、
早い持間に下りなくちゃと気持ちが急いてしまうのです。
私が下りている時にも上ってくる人は結構いるんですけどね。

そんなわけで、写真は撮らずに眺めただけがほとんどでして…

では、カメラに納めたお花さんです。



キツリフネ。
カタカナでは???だったんですけど、
黄釣船で納得。どんぴしゃじゃない。
でも、釣りより吊りのイメージなんですけど。釣り針にも見えるし。
重力に逆らわずに自然体??
あっ、耐えてるのか。
でも、お日様浴びるの大変そうじゃのぅ。





↑の2枚は、どちらもイチヤクソウだと思うのですが…



エゾノキリンソウか、近似種のキリンソウ。

これは、



ゴゼンタチバナ。
12時過ぎに見つけたけど、ゴゼンタチバナ←無視して下さい。
御前橘ですから。初めて見ました、このお花。

次は、食系??です。



はい、わかりません。
この実の前にはどんなお花が咲いていたのでしょう??
分からないけど、ヨーグルトに混ぜたら美味しそうだぞっと。

うわ、



サンゴのようなキノコと、



エノキのようなキノコ。
スーパーでこんな感じのを見かけたことが。
どちらも海綿っぽいイメージが…
食べられるのかい??
キノコってのも、なかなか面白いカテゴリーかも(笑)。

お花&食系はこれで終了。
お次は生き物(正確には息絶えたものもですが)。



このように、のどかな林道歩き、突然ばったり遭遇。
まず最初にびっくりしたのが…

けたたましい鳥の鳴声、非常事態発生って声と羽ばたき音。
見上げると、
1羽の小鳥を真っ黒なカラスが追いかけている。襲っている!!
私の頭上を右から左へと飛び、鳴声と羽音が止まって…

『どこに行ったっ!どうなったっ!!』と木の枝を見回すと…
ああ。
カラスの嘴の間に小鳥の翼が…ぱたぱたと動いている…
手稲山のカラスは鳥を食べるのか…うわぁぁ…
カラスってゴミステーション荒らしだけじゃないんですね。
生々しい姿でした…

ヘビの死骸…
ネズミ(ちっちゃいやつ)の死骸…
でっかい茶色いカエル、これは生きておりました。
前回はシマリスくん。これも生きておりました。

そう、ガレ場で風に乗って動物臭?獣臭?が。
動物園っぽい臭い?馬小屋みたいな臭い??
一瞬だったんですけどね、『クサっ、何っ!!』。
風上に何かいたのでしょうか…

虫多数すぎ…

いちいち驚いてたら身が持たんです。
でも、『ひっっ!!』と反応してしまうんです。
まぁ、無感動よりはいいでしょかね(笑)。





しょぼけて手稲山

2008-07-26 20:54:54 | 手稲山
なんだか今日はお見事に晴れております…

今日、明日とちっちゃな用事がぽこぽこあって、
それで昨日を手稲山決行日としたのですが…
出先から眺める手稲山の山頂は雲ひとつございません。
ああ、悔しいぞっと。まだ引きずっております(笑)。

今日はどこのお山に登っても、気持ちのいい山頂だったでしょうね。
手稲山のガレ場歩きはこんがりローストでしょか。
あ、皮肉っぽいぞっと(笑)。
まぁ、次回はきっと晴れてくれるでしょう。

さて、昨日の手稲山にございます。
延々歩いて登山口に到着。

また来たわ、赤いゲート。
はい、出発です。



でね(笑)、この時には眺望は望んでいないんですよ。
雨が降りませんように、
ケガをせずに無事に戻ってこられますようになんですけどね。
ついつい強欲女になってしまいます。

で、道は悪いし虫がうっるさ~い。
防虫ネットの出番にしようかと考えたけど、
私のは、すっごく不快なんですわ。
(他の人のは分かりませんけど)
布敷の滝までは、とりあえず扇子をぱたぱたで。

あら、扇ぐと虫も寄ってこない(笑)。
なんか殿さまか成金のおっちゃん??のような姿にございます。



布敷の滝に到着。
腕が疲れました(笑)。
ここでネット被るぞっと思ってましたが、結局やめに。
正解でした。
ここから先は虫がぐ~んと減りましたから。



私、日本語下手ですが、この文を飲み込むまでに数秒必要でした。
『生水では飲まないで』、
『生水で飲むな!!』の方がストレートに分かりやすいと…
『飲んじゃいけません』、『飲んだらダメよ』、『飲んだら感染るかも』…
そんなこと考えてる暇があったら、♪さ~ぁ歩け~でして。



これがその伏流水、『手稲山御神水』ですね。



前回は気持ちの勢いに助けられたのでしょか。
今回は布敷の滝~ガレ場間が苦しゅうございます。
で、『もう少しでどか~んと来るぞ~』なんて妙な期待だけが。

来たっ、



どっか~ん!!



出たっ、うっひゃ~うほほほほっ。

いえ、壊れているのではございません。
すっごく怖いしキツいし苦しいし。
ど慎重なんですけど、すっごく楽しいんですわ、やっぱりここ。
一岩一岩越えるごとに妙な満足感。
Mが入ってるんでしょか…いえ、正常値だと思うんですけど。

振り向くと、



『どうやって下りればいいのじゃ??』と引きつってしまいます。

山頂はもう少し。



中央のアンテナはほぼ真っ直ぐなのに、
左端は何故斜めって写ってるの??
雲は多いけど、青空もあるし、アンテナは隠れていないでしょ。

でも、ところがどっこいなんですわ(笑)。
無事山頂到着。
今回は2時間45分でした(休憩・写真を含めてです)。
あ~苦しかったぁ…

で、まずは神社でお参りをいたしまして、
その後、荷物も降ろさずに眺めの見える柵にGO。

うわ、



黒雲・灰雲混ざってる。まずい??
正面のかっちょこいいのが定山渓天狗岳ですね。
その右奥が羊蹄山。写真では、はっきりと写りませんでしたけど、
しっかりそのどしんとした重量感あるお姿が見えました。
左奥は無意根山。
写してるそばから、白い霧?ガス?雲が下から湧き上がってきます。
消えては現われを繰り返し、
これはのんびりできないぞっと。

ザックを降ろし、今回は靴も靴下も脱ぎ捨て足を解放。
あ~気持ち良か~。

お昼ご飯に持ってきたパンに異変が…
これは後日書くことにいたしまして、
大急ぎでお昼終了。
だって、



ああ、真っ白になってしまいました…
もう景色は何も見えません。
山頂に離れて座っているご夫婦の姿もぼんやりに…

山頂に着いた時には、東方向のお山の上に雲がかかっていて、
私はその雲より高くに居たわけですが、
今では私が雲の中に居るようです。
下界から見たらきっと手稲山は消失してることでしょう。





さらばじゃ、山頂。いつかはパノラマを見せてね。

『ゲレンデでヤナギラン』、昨日書きましたけど、中止にいたしまして。
こんなに前が見えない状況は初めてでして、
さすが手稲山だなぁ、怖いなぁと進んで行きますと…

あれ??晴れてきたというか、何??さっきの何??
そ、空がぁ…



ぱっか~んと青空がぁ…



ここで全てを投げ出したい気分になりました…(笑)。
気力消失。

あの真っ白な山頂で晴れるのに賭ける気にはならなかったけど…
2度も続けてやられちまいますと、
本来なら無事に下りれれば満点にしなければいけないとこが、
欲・欲・欲がぞ~ろぞろ。
なんであと少し山頂で待たなかったんだ…
景色もヤナギランも見れたかもしれないのに…

ガレ場の岩に腰を下ろして放心…

戻る??時間ならあるけど…
いや、止めた。今から戻ったら帰りが遅くなるし、足にもキツい。
次回があるさ、来年もあるさ…

よっしゃぁ、帰るぞっと。

心を切り替えたつもりでも、
ガレ場を抜けるとため息が…

体はへろへろ、心はしょぼしょぼながらも、



ゲートに無事戻ってまいりました。
振り返って一礼。
ありがとう、手稲山、今日も感謝いたします。でも……
時間は正確ではありませんが(山頂駅に寄ったので)、
帰りは2時間10分ぐらいでした(ガレ場の放心状態も含みます)。

飲んだ水は、
ポカリスエット500mlを2本。
レモン酢飲料500ml。
アクエリアスチアパック300ml。
予備の水500mlは手付かずでした。

駐車場のベンチに腰掛け、



はぁ~っ…空が青すぎるぜぃ…



とぼとぼと…
女の道は一本道にございます…(爆)。
と言いつつ、意気消沈にてミラーマ~ンではなく、



シャドーマ~ンはどうじゃ…



バスに揺られ、またまたとぼとぼ歩き、
なんだかしょぼけておうちに帰ったのでした…。


真っ白な山頂、再び

2008-07-25 20:48:48 | 手稲山
…ガス女、…霧を呼ぶ女…
手稲山に行ってきたんですけど、
またガレ場を過ぎてからもやっとし始め…
山頂でご飯食べてるうちに真っ白になってしまいました(爆)…



下からは山頂が見えてたんですけどね…

今日はね、ゲレンデに咲くヤナギランの群生を見に行ったんです。
もう終ってしまっているかもしれないけど、
まずは行ってみなけりゃ分からないぞっと…



本当はね、
ここにど~んとヤナギランの群生の写真を飾りたかったんです(笑)。
この霧の状態でゲレンデに踏み込むの危険だわと止めました…
自然歩道でさえ、前を歩く人が消えてしまいましたから…

ところがどっこい、ケルンを過ぎたら…ぱっか~んと晴れた…
これで2度目よ、このパターン(笑)。
ああ、幾島は悔しゅうございます。
あ、いえ、これは『また来てね』ってことなのね。

ぱっか~んと晴れてしまった空の下、



今日も無事にガレ場をクリアいたしまして、
おうちに帰ってきました。

それにしても、手稲山はさすがにキツいです。
へろりながらも晩ご飯を作りました。主婦の鑑じゃのぅってか(笑)。
毎度の事ながら、
今宵はここまでにいたしとうございます 。

手稲山(平和の滝コース)の花・プラス

2008-07-17 21:34:34 | 手稲山
虫に好かれやすいのか、カモなのか…

予防はしてるんですけど、必ずお山でやられます…
前回の手稲山でも、ダニ~&強力虫刺されを喰らったのですが、
今回もしっかりやられてしまいました。
あっ、ダニ~ではないですからご安心を。

山頂で速攻薬を塗ったんですけど、
昨日は痒い&痛い&炎症をおこし、
8cmの赤い楕円形状で腫れてしまいました…
お、恐るべし、手稲山…

今日は手稲山のお花と、もにょもにょです。
まずは、



生馬。ナマウマって読みたくなるでしょ(笑)。
イケマって読むんですって。
こんな清楚な花なのに、何故『生馬』という字なんでしょね。



クルマユリでしょ。



これはクサフジではと思います。
間違ってたらぜひご一報を。





アジサイ2種。良く見ればカットワーク?が違うなと。



コウリンタンポポ。

次からは山頂編です。



ハマナスでしょ、



うぅ…???



離れているので…キジムシロかな??
だんだん消極的な言い回しになってきました(笑)。

次はお花ではありませんけど、目に付いたものを。



こ、これは虫?植物の一種??
手稲山以外でも見かけますけど、なんでしょう??



ピントが合っておりませぬ。
『何?ひょっとこ??』とカメラを向けておりますと、
『寄生虫がいるのも知れないね』と通りすがりの方が。



うは。真っ赤なキノコです。



葉っぱがピンクに染まっています。
調べてみたのですが、
ミヤママタタビでビンゴだと思います。



山頂のてふてふ。
蝶々は出会いを求めて山頂に集まってくるそうな。
ヒルトッピング。
確かに三角山山頂も蝶々がいっぱい飛んでくる。
手稲山は高いのに、根性のある蝶々じゃのぅ。
ときめきの出会いはあったのでしょか…


さて、番外編(道路編)にございます(笑)。

平和の滝駐車場に行く途中、横の林から『ごんごん』と大きな音が。
何か作業をしてるのかと思いきや、
アカゲラががっつんがっつん突っついておりました(驚)。
カメラを構えているところに、後を人が通り逃げてしまいましたが、
良く見ると撮影に成功しておりました。



トリミングしてみましたが、なんか、やけに頭が大きく見えません??

同じく道路脇の廃棄物処理業者?の屋根に、
おおっ、なんじゃ、



ろ、ロケット?弾道ミサイル??
元遊具の一部なんでしょけどね、
何故屋根にまで乗せちょるんじゃ??
あ~、びっくりびっくりっと。

張り紙です。



その下には、



洗面台と大きな鏡。
背もたれ部分だけ鏡に映っていますけど、
腰掛けるイスまで用意してあります。
私のように歩いて帰る登山者のために設置してくれたのかしら。
ご親切な方もいらっしゃるんですね。
でも道端で腰掛けて堂々と化粧直しするのも恥ずかしいですわ…

で、試しに手を洗わせていただこうと。
でも、写真を撮ったら忘れてその場を離れてしまいました。
健忘症かしら…

カーブミラーに反応してしまう癖が…



この高さはベストではないぞっと。
まぁ、手稲山初登頂記念の逞しき姿ですな。


さて、忘れていけないのが、



平和の滝にございます。
私、ここも初めてなんですわ。
どこにあるのかちょっと悩んだら、
駐車場真横に入り口がありました(笑)。
老婦人が滝に向かってお経をあげておりまして。

靴を脱いで、靴下も脱ぎ捨てて、
足をちゃっぷん冷やせたら気持ちいいだろうなっと。
次回、やってみるかな(笑)。
私のことだから滑って『うぉぉっ』とコケそうですわ・・・(笑)。


手稲山(平和の滝コース)

2008-07-16 21:32:32 | 手稲山
昨日の手稲山の本編です。

私は公共交通機関で移動しておりますので、
自宅から約20分の『平和の滝入り口行き』のバス停まで、
ぽこぽこ歩きまして、
終点下車いたしましてからも、さらに1.5㎞をぽこぽこと…
登山口にたどり着く前に疲れてしまいまうぞっと。

バスの車窓から見える手稲山は…白雲に覆われていましたが、
下界はいたって問題なし。



途中にあった標識。
なかなか古そう。
道なりに歩いてゆきますと、前方に平和の滝の駐車場が。
かなりの車の数と人。ちょっと安心。
一緒に歩くわけではありませんけどね。

準備を整えまして、いざ出発です。
時刻は9時25分。もう少し早く着たかったなぁ。






おお、



憧れていた?ゲートです。
緊張と深呼吸。
では、行ってまいります。

15分ぐらいで、



これが砂防ダムね。あった、あった。



↑の写真は帰りにちょっと寄り道をして、
脇道に入って撮った写真です。

さすが平和の滝コース、当たり前ですけど水、滝がいっぱいです。









ほぼ同時刻スタート組、グループ、ソロ、ペアと様々ですが、
ゆっくり組とたったか組に分断いたしまして、
その間を私のようなぽこぽこ組が数組歩いております。
いやぁ、速い人は速い!!

登山口にたどり着くまでの行程がウォーミングアップになったのか、
なかなか快調、これといって体調に不安を感じることも無く、



布敷ノ滝に到着です。



距離にすると約半分でしょか。
ここまで写真を撮りつつ55分で歩いてきました。
さあ、ここからが問題なのよね、急な道のりとアレが待ってるのよね。

はい、ど~んと急になりました(笑)。
岩だらけ、木の根が通せんぼをいたします。
段差の激しくないところを瞬時に判断(笑)、
多少周っても筋肉に優しい道を選びます。
だってアレが待ってますからぁ。

それにしても暑い…
一旦荷物を降ろし、倒木に腰掛け休憩。
この間の写真はありません(笑)。
ガレ場前にしてこの試練、歩くので手一杯にございます。
ソイジョイでエネルギー充電いたしまして、
さぁ、目指すはアレにございます。

でね、林の先にガレ場が現れた瞬間の記念すべき写真、
ブレブレぼけぼけで使えないのが、く、悔しい…



やってまいりました、
私が恐怖でビビりまくっていたガレ場にございます。
なんでこんなにゴ~ロゴロ??



でね、最近の私の傾向を考えると、
ひょっとしたら楽しんでしまうのではないかと思ってたのですが…
やはり的中いたしまして(笑)。

怖くてすっごく慎重に足を運び、手で支えバランスを取りなんですけど、
楽しくて、と言うか、一岩一岩?越えるごとに喜びというか、
あのガレ場を自力で上がっている自分に感動(笑)というか、
今おかれている状況が嬉しくてたまらないんですわ。



どこまでもだだっ広いガレ場が延々と続くと想像していたのですが、
林の中に入るんですね(笑)。
上から下から焼かれると思っておりました。
なんか見事に墓石みたいな大群もありまして、
ぜひ私のお墓用にひとつ欲しいななんて考えながら歩いておりました。

無事ガレ場をクリア。
足も大丈夫みたい。ぷるぷるになっちゃうのではと心配しておりました。

お、やった、



ケルンに到着です。
と、ところが…
ガレ場までは青空だったんです。
隙間からちらっと見えるアンテナ群も、はっきり見えていた。
なのに、このケルンに着いた途端、あたりにはガスガス白雲が…

しっかし、山頂のTV局っていっぱいあるんですね。
『ほぉ~、なるほど~』と社会見学。



無事に山頂展望台に到着いたしました。
時刻は11時55分。
休憩&写真撮影を含めて、約2時間半でした。
まずはお参りをいたしまして。



ひゃっほ~、真っ白じゃわい。
中途半端に見えるより、潔い??



時折り流れるんですけど、ほんの一瞬でして…
まぁ次回があるさっと。

でね、手稲山初山頂でして。
前に北尾根&滝ノ沢コースを歩いてはおりますけど、
あの時は山頂まで来ていない。
それにね、私にとって、記念すべき1000㍍越えなんです!!
今までは春香山の906.9㍍でしたから。
山頂でもりもり食べながら、喜びも噛み締めておりました。

神社の裏からは少しですけど景色が。



微かに銭函天狗山。
この前はあそこ(銭天)から手稲山を見てたっけな。



テイネオリンピア。こちらもこのそばを歩いていたっけ。

帰りたくないけど
(名残惜しいのではなく、また長い道のりを歩くのかと思うと…)
下りのほうがアブナく、そして神経と体力を使うはず。
下りは下手っぴな私のことだから、時間もかかるだろうし…
うん、休んだし帰りましょ。



さらばじゃ、山頂。さらばじゃ、狛犬くん。
きっとまた来るからね。

ケルンまで下りてきましたら、
うわ、青空復活。山頂付近もくっきりこん…



ケルン近くからの眺望です。
三角山、見~つけたっと。

ガレ場再び。



ド慎重に。自信の無いところ、足場が離れたところは、
もうおケツも必需品でして(笑)。
足の指はムレるし痛いし…
とにかくコケと捻りだけは絶対に嫌。
足がまだ踏ん張りの利く状態で良かったなと。
多少グラつきましたけど、無事難関のガレ場もさらばじゃでして。

布敷の滝まで戻ってきましたが、
ここで気を抜くわけにはいきませぬ。
ここからが一番アブナい気がいたしておりまして。

疲れているし、集中力も途切れがち。
安心してしまうと、『なんでこんな所で』みたいな、
石ころ一つでもコケたり滑ったりしそうな気が…

自分に向かって、
『ゲートまで気を抜くな、無事おうちに帰るんだ』と喝を飛ばしまして(笑)。



どうしてあんなに真っ白だったのでしょう(笑)。

はい、



コケずにゲートまで戻ってきました(笑)。
ありがとう、手稲山。さらばじゃ。
さぁ、思いっきりニヤつくぞっと。
山頂からこのゲートまで、写真撮影&寄り道を入れて2時間05分でした。

飲んだ量は…
ポカリスエット500mlが2本。
レモン酢飲料350ml。
アクエリアスチアパック300ml。

駐車場の自販機で冷たい飲み物を買おうとしたら、出て来ない…
お金だけがちゃり~んと戻ってくる…
仕方が無いので、ぬる~い予備の水350mlを開けました。
さすがに帰りのザックは軽かったぁ(笑)。



呪文のように、
『靴脱ぎたい、ああ靴脱ぎたい』と呟きながら(笑)、
バス停に続く道をへろへろと歩いたのでした。


…余談ですが、昨夜マンションの窓から落ちる夢を見ました…
かなりプレッシャーだったんだなと(笑)。
夢で良かったぁ…



前説 さ、山頂に立ちましたっ

2008-07-15 20:22:22 | 手稲山
ぐふふ、今日はね、私の宿題としていたお山に行きまして、
無事山頂に立ってきました!!

さて、私はどこのお山へ行ったのでしょう??

これがその、山頂写真です(笑)。
じゃ~ん。



真っ白じゃ~(爆)。
この写真を見てどこのお山か当てた方は凄いです。

いえいえ、もったいぶるつもりはありません。
ただね、あまりにも嬉しいモンでして、ハイホーになっちゃってます。

手稲山の平和の滝コースから登り、山頂に到着、
無事、無事にガレ場をクリアいたしまして、
我が家に到着いたしました。

去年から行きたかったのに、骨挫傷&リハビリでダメだった。
今年も5回、決意を固め準備してたのに、
天気がぱっとしないのでダメだった。
一度延期になりますと、
心を立て直すのに、それなりの時間を必要とします。



何故宿題としてたかと言いますと、
自称岩場恐怖症だからです。
ガレ場に異様なほど恐怖心が…
なんとか登っても、あのガレ場を下りてこられるか…

でも、ここを乗り越えなければ、
精神的に停滞して濁ってしまいそうで、
なんか先に進めんぞっと思っておりまして。
あぁ、えっほえっほとクリアしてまいりました(笑)。

無事登山口に下りてきた時から、ニヤつきが止まりませんわ(笑)。
鼻の奥でふっふっふっと笑っております。ああ嬉しいぞっと。

でもね、かっなり疲れました。
体も足も、脳みそまでへろへろです(笑)。
・・・こ、今宵はここまでにいたしとうございます 。