どんどん本を読む時間が少なくなってきています。
他にしなければならないことがあるから&どうものめりこめる本に当たっていない
この2つが大きな理由でしょね。
今現在三浦しをんさんの小説を読んでいるのですが、予定ではとっくに読み終わっているはずなのに、
まだ半分もいっていない。
ここでやめてしまうのもなんだかもったいない気がするし、どこかで一気に加速するような話なのかもしれないし。
あぁ、この10日間、何を読んでいたんでしょう。
じっくり読んだ本ってないかも(汗)。
酒井さんのはちびちび時間をかけてだったし、万城目さん2冊は飛ばしで再読、
あとは写真眺めてにんやりだし。
というわけで、今回は(も)流す程度になってしまいそうですが。
いつものように17ページの6行目をアタマから書き写しています。
あとは雑文です。
ザ・万遊記/万城目学
に、異様に大きなカツラをかぶっていた。その外観はほとんどカツラお化けの様相を呈し、
ザ・万字固め/万城目学
「百成」と「千成」というふたつの袋に分けられた、ひょうたんの種である。
容姿の時代/酒井順子
はありません。OLという言葉は時として「ごく普通の女性」という意味をも表しますから、
作家の家/コロナ・ブックス編集部
さて。万城目さん2冊は再読であります。
とっぴんぱらりの風太郎を読み、そういえばひょうたんのことをエッセイで書いていたのを思い出し、
上の2冊をぱらぱらと読み直してみたのですが、これが見事に前回読んだはずなのに記憶に残ってないんですね。
覚えている話も言葉もあるけれど、忘れている(ほぼ読んでいないに等しい忘れっぷりには驚いた)内容がほとんど。
万城目さんがアキレス腱を切ったこと、それからのリハビリや湯治の話なんて、これっぽっちも覚えていなかった。
今回も時間に余裕がなく、ぱぱっとしか目を通さずに返却してしまい、
この分だとあと一回は読み直しできそう。
不思議ですよね、一度読んだらそれっきりって本が大半なのに、
強いインパクトがあるわけでもないのに、こう何回も読んでみるかと言う気になるのは、
やはり万城目さんの人徳でしょか。
酒井さんの本、これは自前の本なので、返却期日も気にせず、というか無い、
ちびちび読んでは置いて、気が向いたらまた読んでを繰り返していました。
で。
いやぁ、私と酒井さんに共通点がある!肉体好き筋肉好きなのよね。
ムッキムキにして喜ぶタイプではなく、筋肉そのものの美しさや体のパーツが好きなんでしょね。
内くるぶしとアキレス腱の間にできる隙間の話とか(笑)、
ジムでの更衣の話とか、
「ヴィクトリアズ・シークレット」から始まる下着の話とか。
実は私、「ヴィクトリアズ・シークレット」のファッションショーが大好きで、何度も動画を見入ってしまう変態です。
いえ、カラダが綺麗なんですわ。痩せているのにしっかり筋肉がついていて腹筋割れてます、彼女たち。
脚だって棒じゃない。
どんなに扇情的でうはうはな下着をエンジェルズが身に着け登場してもエロくない。エロそうに見えない。
きっと、同じような扇情的でとんでもない下着を、
たとえば筋肉もりもり崩れがほぼ見当たらない引き締まった肉体のスポーツ選手が身に着けても、
ある種の一部の人にはOKかもしれないけど、
ほとんどの男性は瞬時に沸点というか、その気にはならないんだろうな。
逆に、どことなく崩れはじめている、卵の白身のずるんとした感じのオケツや太腿、
つまんでつかんで振れるような腹具合の女性が扇情的な同じやつを身に着け現れたら…。
いえ、ランウェイではなくどこかの一室だったら、もうこれがばっと押倒されちゃうんでしょね。
あ、何いったい書いてんだ?
な~んて先日も春先取り風のおしゃれをした女性の私的に残念なお尻をみて、
もっと鍛えろと忠告したいけど、これはこれでこれがあるからいいのかなと。
あ、何いったい書いてんだ?
強制終了。
家が好きです、建築物がすきです。
タイトルそのものずばり、作家の住んでいた家の写真を集めた本なのですが、
私が住むならどの作家さんの家がいいかなぁなんて考えながら観ていました。
清家清氏の「続・私の家」か山口瞳氏の家かなぁ。
昔から平屋・スキップフロアの家にあこがれがあるので、ついつい住むなら両氏の家かなと。
うん、住めるはずないけどね。
そういえば、山口瞳氏は昔何冊か読んでいて、そのうち「血族」は2回読み返している。
最後に読んでから、もう20年は経っているな。この歳になってもう一度読み直したいななんて思ったのですが、
いかんせん、文字がえらい小さくて、おまけに紙が焼けて茶色くなっている。
これって本を読むには最悪の状況。
ホーンブロワーシリーズもそうだった。図書館から借りたのがいけなかったのか、文字は極小、茶髪ならぬ茶紙。
オフホワイトの紙に大き目の文字の本ならよかったのに。
60代70代は家じゅうの本を読み返して過ごしたいななんて夢見ているけれど、
本を開いたら紙は茶色で極小の文字に泣きだすかもしれないなぁ。
いえ、話を戻すと、古びた平屋かスキップフロアの一軒家に、壁一面とは贅沢はいいません、
不揃いな本棚、楽器を自由にいじれて、猫か犬がいてくれて、四股も踏める、そんな家に住みたいなぁ。
以上、なんだかわけわからんちんな17ページ6行目83でありました。
追記。全然関係のない話ですが、今日3月29日はあのスコット(南極探検隊)の日記の最後の日付の日です。