毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

琴似発寒川 その後一勝一敗

2017-07-31 23:44:44 | たまにパワーアップな日々 2017

 

距離的には問題ないのだけれど、ひたすらゆるゆる上がりっぱなしなところが問題な錦水橋への道、

途中にある「中州橋」、ここが鬼門というか難関なのです。

 

 

 

 

特に交通量が多いわけでもなく(実際一台も写っていない?)、

片側1車線の変形交差点なのだけど、右折車、一時停止&左折する車にひっかかり足を止めると、

ここまで緩い上りを走り続けてきた辛さが爆発して(笑)、息と心拍数が急上昇。脚は砂詰めこまれるし。

その先に続くこれまた緩い上りを走り出すことが出来なくなり、くそったれ(失礼)と思いつつ歩いてしまうんです。

呼吸が落ち着いたらまた走り出すのですが、結構自分で情けないなぁと思うし、

去年までは横断待ちしたあとでも走り出せていたはず。どうしてなんだ。衰えか。

 

 

 

7月25日走りに行くものの魔の中州橋の左折車待ちでこれまた心拍数が急上昇。

次のやまなみ橋まで歩いてしまった。

別に歩いてもいいんだけれど、止まると走れなくなる歩いちゃうぜというクセがついてしまいそう。

中途半端なストップが苦手なのをなんとかしたい。

 

 

7月29日走りに行くもののまた魔の中洲橋で左折車3台直進2台に見舞われる。

くそっ(失礼)、なんとかしてやるわと、その場駆け足を実行。

私、信号待ち(中洲橋は信号待ちではないけれど)は休む派です。

その場駆け足で車の流れが途切れるのを待ち、再び走り始める。

お、苦しいけれどそこまで苦しくない。絶対こっちのほうが楽だ。

というわけで、

 

 

 

 

 

魔の中洲橋を乗り越え錦水橋に着いた(笑)。

ここでは着いた喜びをへへっと味わうため止まるのOKルールにしています(笑)。

次回は止まらず橋を渡り対岸を走って帰ってこようかな。

舗装されてなかったかもしれない。まあ様子みてだな。

最近また以前のアシックスを履いています。ソックスはミカン5本指。暑いけど気にならなくなってきた。

 

 

 

 

 

以前はランタスティックとジョグノートを入れてたけれど、

バッテリー問題のときアプリを削除、今回ランキーパーで走ってみた。

上が標高、下が歩数。魔の中州橋は3.6キロ地点。

 

あれよ、帰り道は中州橋車一台も走ってなくて難なく通過。

そういうこともあるのよね。

次回はどうなるか。

って、右股橋折り返しがいつものコースだったのに、中州橋制覇が目標になってしまった?

 

明日は朝から病院、半年に一度の保守点検に行ってきます。


17ページ 6行目 209ー2

2017-07-30 23:59:59 | 本 3

 

読んだ本の量が多かったので今回は2回にわけることに。

昨日の209-1の続きです。

 

 

 

 

 なんでわざわざ中年体育/角田光代

立ち止まってスポーツドリンクを買って飲んでいる。が、そんな喉の渇きもない。こ

 

 

角田さんの本はあまり読むほうではないのですが、これはヒット本でした。

どれくらいのヒット度かというと、図書館本だったのをわざわざ書店に買いに行き、

さらに書き込み&ラインは一切やらない私が、鉛筆で線を引くという、己の読書の禁を破ってしまった(笑)。

「敵は他人ではなくて己の闘争心なのだ」とか、

「急ぐな、巻き込まれるな、自分のペースを守れ」とか、

「ペースを落とすのは、じつはペースを上げるよりよほど勇気がいることなんだなあ」とか。

以来、走って苦しくなってくると必ずこの言葉を心の中で唱えています。

そうよね、なんでこの歳になって見苦しくも汗だくになり走るのか。

自分に出来ることがまだある、そこですね。

 

 

 

 

 

 世界一伸びるストレッチ/中野ジェームズ修一

どん低下。動かすことで血流がよくなり柔軟性を保っていた筋

 

 

 

 体が硬い人ほどやせるストレッチ/岩井隆彰

 

 

 

どちらもタイトル勝ちっぽいかな(笑)。

この種の本はわりと読んでいるのでこれといって目新しいこともなく、だけど一通り試してはみます。

どちらかというと中野ジェームズ修一さんのほうが説明が丁寧で、

これからストレッチを始めようという人にはわかりやすいかも。

YouTubeで具体的な言葉を入れると(たとえばランナー膝とか)いろいろでてくるので、

最近はそっちばかり視聴していて、「あなたにおすすめ」がもうワヤになっています(笑)。

 

 

 

 

 

 

 探検家40歳の事情/角幡唯介

「あのね、聞いて。私は心配なの。あなた結婚するまで年金払ってなかったでしょ。だか

 

 

「アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極」のなかでジャコウウシを殺し食べる話があるのね。

北極の氷の上を重さ100キロにもなるソリをひいてフランクリン隊の足跡を追い歩き、

必要量の食糧(ペミカンなど)は足りていたのだけれど、カロリーだけでは補えない飢餓感が高じ、耐えられなくなり、

シロクマ対策用に持ち歩いていた銃で集団の中の一頭を射殺。

ところがこのジャコウウシは母牛で、他のジャコウウシの集団がその場を去ったあとに幼い仔ウシが一頭残り、

解体されていく母ウシにまとわりついて離れず、

結局この極寒の中仔ウシ一頭では生き延びることは出来ないだろうとこの仔も射殺したことが書いてあった。

帰国後、写した画像をパソコンに取り込もうとするとDVDドライブが途中で止まってしまう。

何度繰り返してもフリーズしてしまうことがブログだったか他の記事に書いてあって、

その後これは解消したのかどうなったのかと先を知りたく思っていたら、

その後の顛末がこの「探検家40歳の事情」の中に書いてありました。

タイトルはそのものズバリの「母牛の怨念」。

牛天神という小さな神社でお祓いしてもらうもやはりフリーズ。

サムネイル表示がジャコウウシが倒れてから死ぬまでのところにくるとDVDドライブが空回り音に変り動作が止まるそうで、

あまりそういうことを信じるタイプではなさそうな角幡さんが書くのだから本当なんだと思う。

そういえばそんなことを書きそうに無い村上春樹氏も「辺境・近境」のなかで金縛りだったか激戦地での体験を書いていた。

求めてもいないのにかなり怖い文章を読んでしまうこともあります。

 

 

 

 

 

  日本古戦場100選/会田雄次監修

郷隆盛・桐野利秋・別府晋介たちは、最精鋭の部隊数百

 

図書館で弘前関連の本を探していてこれを見つけたのですが、これ欲しい。

昭和45年初版発行、写真は粗く白黒、書かれた当時と今では周りの様子が激変しているかもしれないけれど、

ああ知っているその話、ああ読んだその話などなど日本における(といってもほとんどがむこう)有名な戦の話とその場所が書かれています。

こういうのを読むと、本州四国九州ってすごいよな、屍を越えていけじゃないけれど、

普通に街角がなんらかの事件の跡だったり、足元で誰かが死んでいたとしてもおかしくない。

知らないことが多すぎる。下手なミステリよりもずっと怖いわ、この本は。想像力排除。

 

 

 

 

 

 絵で見るたのしい古典6平家物語

 

 

 

「日本古戦場100選」の中で壇ノ浦の合戦がぞぞぞっとくるくらい怖くて、そもそもなぜ平家と源氏は戦ったのか、

自分の中で答えがあやふや、それでは平家物語を読んでみるかと思ったけれど、

あれって古典で現代訳がついていても滅茶苦茶長いのよね。

平家って○盛ばかり、源氏は義○ばかり、顔で覚えようにもみなハンペンにゴマみたいだし。さすが一族DNA。

まずは流れを掴めと児童向け絵と写真が豊富な一冊を借りなじむ作戦。

2,3回繰り返して読めば少しはアタマに入るかも。

それと、ここに殿上人(てんじょうびと)という言葉が出てきて、

ワンピースの天井人ってここからきたのか。違うか。

 

ちなみに今ワンピースの1巻~60巻まで無料で読めるキャンペーンを行っています。8月4日金曜日23時59分まで。

急げ!ガチ読み60巻!

 

 

以上、209回目でした。


17ページ 6行目 209-1

2017-07-29 23:40:40 | 本 3

 

208回目が7月9日、16日17日義母の御通夜告別式、その後なんだか元気ががくんとなくなり一回休み、

しばらくの間本を読む気分になれなかったのですが、

きっかけはなんだったか定かではありませんが、

突然読書スィッチがオンになり、まあ読むわ読むわ、飛べ飛べロケットのような勢いでここ数日がんがん読んでいます。

かなりの冊数なので、ひょっとしたら2回に分けることになるかもしれない。

どこまでいけるかわからないけれど(だってね、錦水橋まで走ってきたし、長湯したしアルコール摂取だし)、

まずはやっていこうと思います。

ではいつものように、読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 

 

 

 

 

  こぼれ種/青木玉

 

 

6行目は榎と椋(ムク)の葉の形の違いの写真

 

 

この本は再々読。ハンカチの木の章と、あとは気が向いたのを取り出し読みで終了。

 

 

 

 

 

 

 悪童/カミラ・レックバリ

がこの子にしてあげられることといえば、搬送くらいだろう」

 

 

明るいミステリでこのシリーズは好きだったのだけれど、今回はあれよ、

なんというか事件の本筋を離れた部分の話が多くて、それを楽しめるか好まないか読者の好みが分かれるとこでしょか。

前二作は適度な明るさが陰湿な事件の救いでもあったのに、過度となると昼ドラっぽいというかそのものか。

口コミを読んでみると、それが面白いという声もかなりあって、受け取り方っていろいろなんだ。

以前「櫻子さんシリーズ」を読んでいたころ、どういうわけか一冊で話が完結せず、

次回に続くが決まりみたいになっちゃって、そのまだるっこさというか一冊一回で勝負して欲しいという思いが強くなり、

結局七作目か八作目で辞めちゃったんだけれど、今回のこの「悪童」もラストで次回に続くになっちゃってて、

展開としては好きではないなと。

が、一作目が面白かったので勢いですでにこの先三冊買ってあるのよね(笑)。

嫌になるか、やっぱり面白いわとなるか。読んでみないことにはわからない。

 

 

 

 

 ことりっぷ 弘前・津軽・白神山地

 

 

弘前行きたくて下調べ。

 

 

 

 

 

 

 エロマンガ島の三人 長嶋有異色作品集/長嶋有

「だからメーカーの人も同行するし、ちゃんとした旅だよ」ちゃんとした旅って当た

 

 

 

私の間違いかもしれませんが、佐野洋子さんの友人の骨董品やさんがつげ義春の無能の人のモデルとなった人で、

その骨董屋さんが連れ歩いていた息子さんが長嶋有だったはず。違っていたらごめんです。

長嶋有さんの本は数冊読んでいて、私の個人的なイメージですが津村記久子さんとタイプが似ているふうに感じます。

だらだら脱力系でありながらもところどころ当たりとギャグがちりばめられているので侮れない。

この本を読んでいる途中で義母が亡くなり、ぱたっと読書意欲がなくなり、中途で返却。

 

 

 

 

 

 

 メメントモリ・ジャーニー/メレ山メレ子

どうしようもなくしんどくなることのほうが多いかもしれない。どんな自分でいれば、できる

 

 

 

「ときめき昆虫学」でも思ったのだけれど、

メレ山さんは損をしているのか得をしているのか、今回もその思いに行き当たってしまった。

やりたいことをひたむきにする姿勢には魅力を感じるのだけれど、

ひょっとしたら70%くらいはやりたい気持ちで、残り30%はいろいろなことが絡んでいるのではないかなんて。

今回は「死を想う・旅」ということで恐山や遠野に行き、

後半では自分の棺桶のオーダーメイドをしにクラウドファンディングで資金を調達、ガーナへ飛び、

ポテチをイメージした棺桶を作って帰国。

ちょうど義母を火葬したあとだったので、ついつい火葬できる棺桶のサイズというものを調べてしまった。

余談ですが、この世には小さな人から力士やレスラー、いわゆるカラダの超大きな人もいて、

ちゃんと巨人棺長尺棺というのがあるそうです。

メレ子さんの棺はそこまで大きそうには見えなかったけれど、塗装とかしてあって、日本での火葬OKなのかな?

しかし、義母の葬儀で思ったのだけれど棺桶って高い! 自分では最低価格のでいいと思っていても、

死んでしまったら「これがいい」なんて言えない指差せないし、

残された家族としても最低価格では後ろめたくてランクアップしそうな。

ホームセンターでコンパネで作っておくか、自作棺桶(笑)。

って、調べたらあったわ!

手作り葬セルフ葬 棺桶をDIYする 興味のあるかたはどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 解剖学教室へようこそ/養老孟司

 解剖の実習はどんな順序で行われるのか

 

 

養老さんの本はなにかとごちゃごちゃ脱線するし長いし理屈っぽくて難しいのだけれど、

この本の対象は若い世代となっているので、ごちゃごちゃは省き、なかなか読みやすく面白かった。

また義母の火葬の話になり恐縮ですが、不謹慎と思いつつも義母の骨がどうでてくるか、

悲しみより骨との対面に気持ちがいってしまった。

あれですね、小柄だったのと高齢・女性・骨粗しょう症ということで、

父や義父のときのように骨がしっかりした形で残っておらず、肩甲骨の一部はわかったけれど、

大腿骨も頭蓋骨も崩れていて、私のときはにょっきり大腿骨が残っているようでありたいなと考え骨を拾ったのですが。

(でも頑丈すぎる骨で焼きあがるとそれはそれで骨壷に入れるとき困難が生じますが)

 

 

 

 

 

 

 ミステリー中毒/養老孟司

いて、あるアメリカの教授が「私的復讐が広がる可能性がある」というコメントをしていたが、

 

 

興味をひく部分だけ飛ばし読み。

な、なんと、養老さんはスティーヴン・キングのファンだった! 私と同じ本何冊も読んでいる(笑)。

「書くことに関して徹底的におしゃべり」とキングのことを書いているけれど、その通りなんだけれど、

養老さんの書く文もかなりのおしゃべりだと思います(笑)。

 

 

 

 

 

 掃除は「ついで」にやりなさい!部屋も心もきれいになる63のワザ/新津春子

で、空気の流れをよくすることが一番の対策。晴れた日には窓を開け、外気を取り込む

 

 

さぁやるぞ! ではなく、見つけたらしゃしゃっと、なにかのついでにしゃしゃっと、

汚れる前の予防も大切で、って、それってすっごくわかるのだけれど、

それができないから汚れていくのよね。

でもこういう本を読むとほどよい刺激になり、数日間はついでにしゃしゃっとやり、新しい掃除道具も購入したりで、

問題はそれをいかに持続させるか。

って、これって筋トレとかダイエットとか運動とかに共通しているのではないか?

 

 

 

まだまだ今回枠の本があるのですが、疲れました。

明日になるか明後日になるかわかりませんけれど、残りをやりたいと思います。

以上、ちょっとたまりすぎてあぷあぷしている209-1でした。

 


新規開拓 バス路線

2017-07-28 23:56:56 | たまにパワーアップな日々 2017

 

ちょっと前の話となりますが、

私は移動するのは出来るだけ徒歩、それが無理ならバスや地下鉄、あるいはJRとなるのですが、

利用する路線はほぼ固定で、もう家から中心部にでるのはそれしかないと思っていた。

が、どうやらそれは思い込みだったようで、

娘情報によると、我が家から多少(15分ほど)歩くけれど、

そこからバスに乗車すれば1本で大通りや札幌駅までいけて、

料金もバスの基本の210円、料金的にも安いし、なにより乗り換えしなくても目的地に着く、

なかなかおいしい路線があるみたいだから確かめる価値ありだぞと、

おすすめ情報なのか特務指令なのか、

どんなものなのか確かめにそのバスに乗り、先日出かけてきました。

 

いやぁ、知らない路線、初めての路線、それも単独でなんて、緊張緊張(笑)。

事前に路線図できちんと調べてはあるけれど、

地下鉄と違ってバスはとてつもなく不安になるのは何故でしょう。

 

ドキドキしながら窓からの様子を見ていると、

あ、ここ知ってるとか、いやだ、ねじ式だわとか、

結構利用できそうな路線で、植物園なんてこれが一番近くて便利な気がするし、

通勤時を除いたら、中心部までといってもそこまで遅れることもなさそう。

 

だいぶ前に読んだ本に「空間を(経路を組み立てながら)移動するのが脳にはとてもよい刺激になる」と書いてあり、

タクシーの運転手さんは脳のどこだったっけ? 海馬だったか発達しているそうで、

あ、なんかその感覚はわかる気がする、出来ることから刺激を与えないとどんどん錆びつきそう。

 

と、いったい何を書きたいのかわからなくなってきたので、ここで終了します(笑)。


架空請求メッセージがきた

2017-07-25 22:43:43 | たまにパワーアップな日々 2017

 

話には聞いていたけれど、

自分あてに架空請求のメッセージ(ショートメール)が届き、いやぁ、心臓バフバフになりました。

 

 

 

 

 

おっとろしい。

まるっきり身に覚えがないとはいえ、送信元があの有名なアマゾンドット○○となっていて、

たまにアマゾンで買い物をする身としてはちょといやな感触。

こういうのはほったらかしにするのが一番。

といいつつ、出所がアマゾンドット○○というのが気持ち悪くて、

安全確認のため消費者センターに電話をしてみた。アマゾンじゃなくて消費者センターね。

 

 

で、やはり絶対記載されているその番号にはかけないでくださいとのこと。

みなさんご存知かと思いますが、

アマゾンドット○○をかたる業者が任意の番号を一斉送信し、たまたまその番号のひとつが私の携帯番号だったわけで、

こちらから発信することでこの番号は生きていることになってしまい、

あとは電子マネーなどで支払いを請求してくるのが今の手口だそうです。

気持ち悪いですなぁ。

また同じところからメッセージが届いたらどうしようなんてドキドキしていたら、

義母が危篤と連絡が入り、もうそんな架空請求がきたことのバフバフはふっ飛んでしまいました。

 

この架空請求メッセージが届いたのが7月14日。

それ以後今日までなにもなし。

あのバフバフの慰謝料を請求したい(笑)。社会勉強ですね。

 


平和湖

2017-07-24 23:34:34 | たまにパワーアップな日々 2017

 

この五日間に三回平和に行っていて、そのうちの二回分を昨日書きました。

残りの一回は錦水橋のもっと奥、平和霊園のそのまた奥にある平和湖です。

7月23日、「暑いからヨシヨシに行ってアイス食べよう」と娘からお誘いメールがはいり、

西野の住宅街のはずれにあるヨシヨシに遠征、その帰りに平和湖までさらに遠征してきました。

 

 

昔住んでいた西野に引っ越してきた直後、娘の転校先の小学校で学年レクというものがあり、

親睦を深めるため(っていったって転校して2日目で親子ともどもなにがなんだかわからない状態)ぜひ参加してくださいと担任に言われ、

家中ダンボールの山の中から娘のリュックとそれらしき服を血眼で探し出し、

学年レクといいつつ親子レクで私まで否応なしに参加で、

引越し疲れと初対面のお母様方のなかで不安と緊張で硬直しながらついたところはどこか奥の奥の川辺で、

その川に膝まで入らされた破壊的な記憶が残っていて、

手稲山に登るたびあの膝まで入った強引な川(当時はまるっきりインドア人間でしたので)はどこだったんだと記憶をたどるも見つけられず、

のちに知ったのですがあそこは平和霊園(薄っすらお墓の記憶あり)の奥の平和湖だったのかもしれないと、

そこまではわかったものの再訪する機会に恵まれず、いずれ走っていってみるかと思いつつもクマは怖いし、

何年も何年も記憶を確認することが出来ぬままになっていたのが平和湖なのです。

 

 

 

ヨシヨシから車で移動し平和霊園まできたものの、これといった案内の看板は見つけられず、

とりあえず墓地を一周してみるかと広い敷地を囲むような道を移動していると、

公衆トイレの脇のちょっと置くに看板らしきものがあるのを発見。

以前、このような道に突入して(それは小樽海岸自然探勝路だ)娘の機嫌を激しく損ねた過去があるので、

無理強い厳禁、「今度走ってここまで来るから今日は帰ろう」と断りを入れると、

「いや、大丈夫、行ってみたい」となにやら娘のほうから好感触が。

案内板にこの先40メートル先と書いてあるとおり、

なぜか自動車のドア一枚立てかけてある入り口を下りてゆくとすぐに水の音が聞こえ始め、

 

 

 

 

 

 

いきなりむき出しの川があらわれた。

あ、こんな感じだった、川を渡って中洲に移動した記憶がよみがえる。

「覚えてる?」と訊いてみたら、

「覚えてない」と返ってきた。

あの親子学年レクの苦労をこれっぽっちも覚えていないとは。確か小3だったはず。

 

 

 

 

 

 

ダムだ、平和ダム。

 

 

と、背後で娘が「和牛、和牛って書いてある」と言い出し始め、

なんのことだ、きっと肝試しかなんかの落書きがあるんだろうとコンクリートの壁を見てみると、

落書きらしきものもステーキ弁当の包み紙も落ちていない。

「堤和牛だって」

 

 

 

 

 違う、平和堰堤だ、堤和牛ではないっ!(それに一文字飛ばしてるだろが)

 

うちの娘はどういうわけかこういうミスをたまにやらかします。

学生時代、「いなか神社いなか神社」というのでなにごとかと思えば稲荷神社、

「でじるでじる」というのはおわかりでしょね、「出汁」。

ほかになにか他所でやらかしてなければいいのですが。

 

 

 

 

 

これは墓地側から見た堤和牛ならぬ平和堰堤。

 

 

 

 

 

魚釣りをしている親子がいて、お互いびっくりする。

そうよね、あまりこういうところで人にあうものでもないしね。

 

 

 

 

 

ウツボグサ発見。

 

 

 

 

かなり広い霊園でした。

 

 

 

その後錦水橋の1本下の平和サイクル橋へ。

錦水橋も好きですが、このサイクル橋も気に入っています。

 

 

 

 

 

向こうの赤い端が錦水橋。

お?

 

 

 

 

流木がうまい具合にすっぽりはまってしまっている。

 

 

 

 

 

木橋です。

 

 

さ、また近々走ってここまでくるか(笑)。

魔の中洲橋だし(笑)。

ここの道路自体の幅は広くないのだけれど、運が悪いときは車の往来が切れるまで待たなければならない。

そして、ここでガタっとくる。

鬼門だな(笑)。さ、頑張ろ(笑)。

 

 

 


ちなみに今回ヨシヨシで食べたアイスは、

娘:ティラミスとバニラ

私:黒蜜きなことミルク でした。


琴似発寒川 きんすいはし

2017-07-23 23:58:58 | たまにパワーアップな日々 2017

 

この5日間にどういうわけか3回も平和に行っています。

札幌のかたなら平和で通じると思いますが、札幌以外の方なら「平和?」でしょね。

ラブ&ピースの平和ではなく、まれに心霊スポットでも登場しますが、地名です。

 

 

毎年数回は琴似発寒川河畔の道の最後の橋「錦水橋」まで走っていたのですが、

今年はまだ一度も通して走ってなく、あれ?去年も走ってないかもしれないな。

距離にするとそうでもないのですが、なんといっても錦水橋まで延々続く上り道で、

それもだらだらと緩い勾配の連続、私にとってはかなりきつい道のりで、

そこを走りきるのがある種の憧れ的存在でもあり、ここまで走れる自分を褒めようではないかで通じます?

私の中では「錦水橋」はちょっとスペシャルな存在なのです(笑)。

 

なのに今年はいつもの右股橋で折り返すのがパターンになっていて、

「これじゃあイカン、もう少し頑張らないと現状維持どころかどんどん走れなくなるぞ」と、

義母の葬儀の翌々日の7月19日、走るのは何日ぶりになるのかな、

錦水橋とまでは言わないからとりあえず奥のほうへ走ってみようと、

いつもの琴似発寒川の定点撮影の橋(写さなかったけど)からスタート。

 

 

 

 

 

ガガイモの花が見送ってくれた(笑)。

 

 

久しぶりに走ったせいか、あるいは疲れが抜けきれていなかったのか、

1キロも走っていないのに息が苦しい。

極力スピードは落としているのに、なにこの苦しさは。

それでも「いつもの右股橋」から先のゾーンに突入。

中州橋まであと100メートルぐらいの地点で吐き気がして世界がゆがみ始めた!

うわぁ、これって変。

走るのをやめると、世界のゆがみも吐き気もおさまるけれど、ここでいったん休憩。

中州橋まで歩き、そこから折り返し走って帰ってきました。

 

 

 

酸欠だったのか、練習不足なのか、あんな距離で歩いてしまったことが悔しくて、

昨日もう一度走りに行ってきました。

「錦水橋」まで行けなくても、せめて吐き気に襲われた中州橋まで走ってみようと。

で、ここでまた問題が。

中州橋まではなんとか走れたのだけれど、車が途切れるまで道を渡るのを待たなければならず、

待っている間に息が上がってしまった(笑)。

私、信号待ちとか本当苦手なんです。中途半端に止まるのが一番いけない。

こうなってしまうと、無理に走り始めても潰れてしまうので、

心拍数が落ち着き呼吸が安定するまで悔しいけど歩くことに。

 

 

 

 

 

さぼって寄り道。

平和渓流公園というらしい。やまなみ橋を渡り、階段を上がり、水飲み場でぬるい水を飲む。

 

 

 

 

ね、奥っぽいでしょ。

 

 

時間にして5分も歩かなかったはずだけど、なんだか別人のように復活したので再び走り始める。

 

 

 

 

 

 

最後の急登を走りきり、なんとか「錦水橋」に到着。

やっぱりあれですね、ここはゴールではないのだけれど、

ここにたどり着いた、走りきったときのこの達成感というか満足感、

これを味わいたいがために延々上りを走るんだな、きっと。

 

 

 

 

この橋を上流に向かい右折すると、そのむこうが平和の滝となります。

そこまでは走れないわ、私の力では(笑)。すっごい急な登り坂です。さすが手稲山。

 

 

帰りはずっと下りで、嘘のようにらくちんらくちん(笑)。

5キロの上りと5キロの下り、加えて自宅まで2キロ弱。

中州橋を車待ちで立ち止まらなかったらなんとかなりそうなんだけど。1,2台にしといて欲しい。

目標中州橋突破だな(笑)。

確か今までは歩かずに走りとおせたはず。衰えてしまったのか。

しかし上りで一度止まってしまうとなんであんなに苦しいんでしょ。

魔の中洲橋だ(笑)。

ちなみに右股橋にも信号待ちがあるけれど、あそこはまだなんとかなるんだけどなぁ。

ぼやきでした。

 


手袋のような軍手のような靴下

2017-07-22 22:47:47 | たまにパワーアップな日々 2017

 

足指をがばっと開く練習をしていて、これが私全然開かなくてね、互いに寄り添いくっついていて、

それでも最近なんとか指と指との間に隙間がはいるようになってきた。

この歳になってもまだ進歩することがあるのだから嬉しい。

それで、嬉しくてこのごろは5本指ソックスなるものを穿いて過ごしているのですが、

走るとき用にも欲しいなと近場の衣料品コーナーに立ち寄ったところ、

色やデザインはあれだけど、値段と機能(特に値段ね)に惹かれて2足買ってきてみた。

(ちなみに靴下は履くか穿くかちょっと悩み、辞書を引き調べたところ、穿くとなっていました)

 

 

 

 

 

 

どうみても軍手でしょ(笑)。

色といいリブ部分といい、作業がはかどりそうだ。違うって。

でね、他にもスポーツブランド(ナイキ)の5本指ソックスもアディダスの他のデザインも売っていたのに、

よりによって一番オシャレ度の低い軍手のようなのを買ってきたのは何故だ。

それは、

 

 

 

 

 

じゃじゃん、なんとこれには滑り止めがついているのです。

 外側に流れないよう、薬指下から踵まで一列ついている! これって親切!

 

 

 

 

ランニングシューズの中で足がずるずる動くことはないけれど、

なんとなく密着というかさらなる一体感が生まれそうに思えて、

一度滑り止め付きソックスを穿いてみたかったのです。

アーチ部分もリブになっているのでほどよくフィットしそうだし。

 

 

 

 

 

ミカン色だ(笑)。

 

ちなみに必死の指先パーはというと、

 

 

 

 

こんな感じ(笑)。これでも全力だ(笑)。

ソックス脱いだほうが隙間が出てパー感アップします(笑)。

 

 

書いてしまいますが、今日さっそくこのミカン色5本指ソックスで走ってきたのですが、

感想はというと、暑い!

滑り止め部分は通気悪いし、指が分れているということは布の表面積は多くなるということで、

密着・さらなる一体感を感じる喜びよりもランニングシューズの中がむんむん暑くてまいったわ。

でもその暑い以外はとくに不平不満の言葉は浮かばなかったから、まぁまぁでしょか。

暑いのも穿き続けているうちに「こんなもんでしょ」と慣れてしまうかもしれないし。

あれですね、次回はもう少しほどほどの滑り止め付き5本指ソックスを探してみます。


今日は初七日 勘 予感

2017-07-21 23:12:12 | たまにパワーアップな日々 2017

 

義母が亡くなって今日は初七日。あっという間ですね。

 

私は勘がいいとか鋭いとかは特になく、ほどほど?

むしろ神経衰弱(トランプ)ではべろ負けするから鈍いほうか。あ、それは勘より記憶力だな。

 

義母はいつ何が起こってもおかしくない病名のオンパレードでしたが、

逆に何も起こらなければ100歳のお誕生日を迎えられるのではないか、

うまく伝わらないかもしれませんが、身体の基礎が頑丈・丈夫で、

あれだけ病気持ちなら私だととっくに2回は死んでいると思います。

(ちなみに今回は腹部大動脈瘤肥大による出血となりましたが、その破れた原因というのが、

朝食時に汚れた病衣を取り替えるのを嫌がり怒り暴れたそうで、おとなしく着替えていれば今でも元気にしていたかもしれません)

 

 

虫の知らせというか、いくつか出来事がありました。

まずは電話機。

我が家の電話機はかなり古くて(ダイヤルではないけれど)機能らしき機能はほとんど役に立たず、

携帯が主流なので固定電話はめったに使うことはないのだけれど、

それでも何かあったら高齢の親戚は携帯ではなく固定電話にかけてくるはずで、

まだ何も起こりそうではないけれど「(万が一に備え)電話機買い換えよう」と義母が亡くなる1週間前に家庭内宣言していた。

夫も娘も「携帯があるし固定電話もつながる」で私の意見は即刻却下。

結果ほとんどが携帯での連絡でした。

 

 

次にお米。

まだ補充するには早いけれど、亡くなる数日前になぜか買っておいたほうがいいような気がして、一袋買った。

枕膳や祭壇にお供えするご飯の量って結構多くてね、

底が見えるのを気にすることなく豪勢にご飯を炊く&供えることができ、慌てなく済みました。

 

 

本。

幸田露伴や幸田文の葬儀の話を読んだばかりで、骨の本も読んだばかりで、

返却日はまだなのに、なんとなく図書館に返しにいき、さらに受け取りも済ませていた。

本来の返却日はちょうど葬儀の日で、あれはなんでだったんだろう。

さらに受け取ってきた本のタイトルは「メメントモリ・ジャーニー(死を想え・旅)」。

 

 

次に時間。

病院に泊り込んでいたのですが、このまま持ちこたえてくれるようなそうでもないような、

一進一退の状況だったのがよくない方向に傾いてきて、

これは夜を越せないのではないだろうか、朝をむかえることはできないかもしれない、

さらに状況が悪くなり、これは○時まで持たないかもしれないななんて不謹慎にも付き添いながら感じていたのですが、

結局その○時が医師の死亡確認の時刻となってしまった。

 

父や義父のときはこんなことなかったので。

こじつけといえばこじつけ、たまたまといえばたまたまだけど、

重なることもあるんだなあと。

勘の鋭いオバサンに認定でしょか。


この五日間

2017-07-18 17:08:08 | たまにパワーアップな日々 2017

 

義母が亡くなりました。92歳でした。

 

7月14日午前中に療養先の病院から「腹部大動脈瘤が破れたかもしれない」と連絡がはいる。

破裂、大出血ではなく、破れた箇所から少量規模の出血を起こしていて、

それが今後落ち着くかもしれないし、出血量が増えるかもしれない。

時間単位になるか、日単位になるか、月単位になるか予測しかねるが、

あまり良い方向ではないと思っていてくださいと医師から言い渡されました。

 

義母は、小柄で痩せ型なのだけれど恐ろしく頑丈というか不屈というか、

死んでも生き返るようなタフな復活の歴史を持っていて、

私も夫も娘も、「破裂」ではなく「破れる」だし、

あの義母のことだからこれは死には至らないのではないか、戻ってくるのではないかと思うこともあったのですが、

心拍数上昇血圧低下バイタルサインが悪いほうに悪いほうに動き出し、

15日、夜が白みはじめたころ、静かに息をひきとりました。

 

16日御通夜、昨日17日葬儀と慌しく過ぎ、

今日18日はまだまだいろいろしなければならない細かなことはあるけれど、

普段の生活、いつもの暮らしに戻ってきています。

 

歳が歳ですし、腹部大動脈瘤二つ、糖尿病、高血圧、脂質異常症、動脈硬化、脳梗塞、胃半分切除、大腿骨骨折2回、

いつなにが起こってもおかしくないような状況がここ何年も続いていたので、

そういうときがいつかくることは覚悟していたし、

ああ、やっぱりこういう日がきてしまったんだなと。

 

悲しいとか辛いとかではなく、なんというか、「ああ、死んじゃったんだな」という気持ちのほうが今は強いです。


一方的

2017-07-13 23:22:22 | たまにパワーアップな日々 2017

 

やっとこの時間になって過ごしやすくなってきました。

今日も暑い一日でした。ここは夏涼しい北海道ではなかったのか。

なんだか日本列島真っ赤赤の天気予報の最高気温図。

明日もさらに暑いとか。そうくるのか。

 

さて、少し前の話となります。

とあるスーパーで買い物をしていると、

奥の一画にテレビカメラを肩に乗せた男性と掃除道具のような集音マイクを旗手のように抱えている女性、

そしてリポーターらしき女性が買い物客に声をかけている姿が見え、

おっとっとと、映りこまないよう、ぐるっと遠巻きに離れて別の売り場に移動、

テレビ局の人と思われる一団がその場からいなくなったのを確かめてから、

インタビュー現場だった売り場に戻り、買わなければならないものの品定めをしていると、

私に話しかけてくる女性の声がする。

え! とふりかえるとそこにはいなくなったはずの先ほどのテレビ局三人が立っており、

カメラはこっちを向いてるし、掃除道具のようなもふもふマイクも頭上にあるし、

なんといってもマイクが1本私の前に突き出されている。

で、そのマイクを持った女の人はこう言ったのね、

 

「○○○(テレビ局のアルファベット3文字)の××××(情報番組の名前)ですが」

 

私、これが女子アナっていう人なの? リポーター? テレビ観てないからわからないけど、

その女の人の顔をじっと見ながらこれが世に言う人気職種女子アナねなんて思っていて、

この人次に何て言うのかなとさらに顔を目を凝視していると、

 

「普段○○○(食品名)は食べますか?どんな種類が好きですか?」

 

え? いきなりそこ行くの? その前に2,3おききしたいのですがとか、お時間よろしいですかとか、

相手側の都合というものを確認すると思っていたのに、

いかにも応えるのが当たり前みたいなもちかけ方で、

テレビ局ってそんなにえらくて、みんなテレビに出たいとでも思っているのかとちょっとムカついた。

 

「それは他人に話を訊く態度ではないでしょ、ましてテレビでしょ、子供じゃないでしょ、プロでしょが」といい放ちたかったけれどそこは抑えて、

両の手のひらを相手に見せ「こういうのはどうも」とやんわり拒否を表すと、

「あ、取材お断りですね」と三人そろってくるっと背を向け去っていった。

すみませんでしたとか失礼しましたもないのね、礼儀も挨拶もなし。そんなものなのでしょか。

 

別にお高くとまっているわけではなく、昔、まだ私が函館に住んでいた頃テレビのインタビューに応えたら、

いいだけカットされ都合の良いように編集され、まるで違う言い分を喋っている私が流れ、

運の悪いことに私を知っている人の多くがそれを観ていたという出来事があり、

あれ以来、テレビのインタビューは断るようにしています。といってもこれで三回目だったけど。

きちんと「インタビューよろしいですか?」と聞いてくれたなら私も「ごめんなさいね」と断れたのに。

 

そういう社員教育をしているのかなぁ。気軽に応じなかった私が変っているのか、考えてしまいました。


バランスボールイボイボくん

2017-07-12 22:27:27 | たまにパワーアップな日々 2017

 

うちにはバランスボールがふたつあります。

 

 

 

 

右の水色の大きいのは5年前に買ったもので、確かサイズは75センチだったはず。

パソコン机の椅子代わりに使っていて、今もお尻の下、これに乗って玉乗り入力しています。

飽きたら後ろに倒れて背中を伸ばしたり、両脚あげてバランスとったり。膝立ちも可能。

 

今日の主役は左横の青いバランスボール、通称イボイボくん。見たままずばりのネーミング。

このイボイボくん、娘とともに津軽海峡を渡り、

どういうわけか単独先行帰ってきたという歴史があり、かれこれ15年ぐらい熟成されてるのかな。

普段はそこらへんで待機していて、たまに背もたれ、あるいは椅子代わりになっている程度。

 

札幌は連日の真夏日、昨日も暑くて暑くてうっだうだ、窓から離れた床に寝転がり読書。

で、鍛えながら読書は可能かと、仰向けになり脚でイボイボくんを操作。

両脚を乗せお尻を浮かしバランスキープしてみたり、脚の間に挟み、股力でイボイボくんを挟み潰したり、

挟んだまま左右に倒せばストレッチにもなるし、イボイボくんと戯れながら読書していたのですが、

ふと見ると、むき出しのふくらはぎがイボイボくんイボ突起の跡だらけになっていてなんだかすごい有様になっている。

うわぁ、画鋲刺さっているみたいだわとふくらはぎに触れてみると、

なんと、ふくらはぎがふにゃっふにゃになっている! 

赤ちゃんみたいにふにゃふにゃにほぐれていて、こんなに軟らかなふくらはぎなんて自分の脚じゃないぞ。

どうしてこんなにふにゃふにゃなんだ?

 

私、仰向けになって、太腿の裏膝裏ふくらはぎでイボイボくんを挟み、

潰したり持ち上げたりもしていたんです。

圧力弾力イボ突起がどういうわけかイボイボマッサージになっていたみたいで、いいだけふくらはぎ揉み解されていたみたい。

驚きの軟らかさ。

 

今日某所(ジム)で筋肉使ってきたので、

同じようにイボイボくんを脚の裏側に挟みプッシュプッシュ、アップアップしてみたところ、

またまたババロアのような軟らかさ。婆ロア。

これすごいかもしれない。

影の実力者だな。

 


札幌のアムンセン4

2017-07-10 23:56:56 | たまにパワーアップな日々 2017

 

アムンセンは札幌滞在中、山形屋旅館に宿泊していましたが、

その山形屋旅館にアムンセンのサインが残っているという情報を見つけ、

それが本当なら、アムンセンの直筆生サインを直にこの目で見てみたい、

写真でもパソコン画面からでもなく直にアムンセンが残したものに触れてみたい(触るという意味ではなく)。

何年前からだ? シャクルトンから始まって極地関連の本は何冊読んできたんだろ。

特にアムンセンに関しては熱狂的に読みあさりました(笑)。

来日していたのを知り、札幌まで来ていたのをつきとめ、調べたその先に直筆サインの存在を知ったこの興奮、わかります?

わかんねーよと聞こえています、はい。

 

でもそのサインはどこにあるんだ? 山形屋旅館はもう廃業しているし。子孫のかたが持っていらっしゃるのか?

調べていくうちに2011年7月28日の北海道新聞夕刊に、

「札幌市文化資料室でアムンセンのサインが見つかる」という記事を見つけた。

札幌市文化資料室は2013年より札幌市公文書館となっていて、

特定重要公文書目録検索システムに入力すると、どんと出てきた。

ある、ここに行けばアムンセンのサインがある、直にアムンセンを追える。



行ってきました。






もうどっきどきよ。

どこから入ればいいのか、どの部屋にいけばいいのか、私みたいなのがひょこひょこ訪ねていいところなのか。


心配無用。みなさんとても親切でした。


書類を数枚書き、手続き完了。

待つこと数分。

職員さんが持ってきてくれたのは年季の入った布の表紙の「名士筆跡」というサイン帳。

山形屋旅館に泊まった有名人偉人の名前や絵などが書いてあり、

計4冊のうち私が知っている名前はアムンセンだけでした。

高名な画家や○○伯爵とか、残念ながら私無知でして全然わからない。

外国人はアムンセンだけでした。

 

 

では、写真撮影とブログ掲載許可を得ての札幌市公文書館所蔵のアムンセンのサインです。

 

 

 

 

 

 

うわぁ、これ、アムンセンが書いたのよ、この紙に向かって、毛筆よ、

端に手をそえ筆を持ち、一文字一文字真剣慎重に筆を進めたんだろな、90年前に。同じものよ、それが目の前にある。

 

 

 

 

 

 

 

よく見ると、

 

 

 

 

おお、墨がNの上に散っている!!

 

 

 

離れられませんでした(笑)。ずっと座って眺めていたかった。

隔てるものないんだもの、私との間には。ああ、この手で犬ゾリを曳いたんだ、この手で南極点に国旗を立てたんだ、

この手で北極不時着時には氷を砕き、最後の遭難時には何をその手で掴もうとしてたのか。

 

 

まだどこかにアムンセン来札時の写真やサインや記録が残っているかもしれません。北大とか新聞社とか。

 

そのアムンセンですが、1927年7月4日午前7時30分発の急行で盛岡に移動しています。


17ページ 6行目 208

2017-07-09 23:35:35 | 本 3

 

 

 

今日も暑い暑い一日でした。毎年7月の今時期ってこんなに暑かったっけ?

この炎天下走っている人を見かけたわ。えらいなぁ。

私はズルしているわけではなく、膝の調子がぱっとしないのをいいことに、何日走っていないのかな。

6日間か。あ、まだそんなもんなんだ。

 

では、今日は7月9日、9のつく日なのでいつもの17ページシリーズを。

この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文を書くというシリーズをやめ時が見つからないまま延々続けています。

 

 

 

 

 

 

 小石川の家/青木玉

は休むに似る。

 

 

 

 帰りたかった家/青木玉

ったねえ」

 

 

 

 

 父・こんなこと/幸田文

 親がそうだから二人の男の子たちも、垣根越しにかいま見た白髯のおじいさん先生を尊敬して

 

 

 

青木玉さんの母は幸田文、幸田文の父は幸田露伴、幸田露伴は青木玉さんの祖父となります。

「小石川の家」は再読となり、

ここに露伴仕込の掃除(拭き掃除の雑巾の使い方)が書いてあったと記憶していたのですが、

それが記憶違いで見つけられず、私が昔読んだのは「小石川の家」ではなく「帰りたかった家」だったのかと、

こちらも読んでみたけれどこの本でもない。玉さんの本ではなかったのか?

幸田文の「父・こんなこと」に掃除の件が載ってはいるけれど雑巾の指の話ではなく、

いったい私はどこで何の本で読んでいたのだろう。

幸田文と私は少しだけだけど境遇が似ていて、早くに実母を亡くし(文さんのほうが早いけれど)、

その後継母をむかえ、まぁちょっとあれよねな家庭環境で、父・娘・継母間のやり辛さがなんだかわかるわよねで、

妙に同情共感してしまう部分もある。

結局継母は別居する形となりその後は父・娘・孫娘の暮らしとなり、最期は娘と孫娘が看取ることになる。

露伴の晩年の話はずんと心に重くきました。

玉さんの2冊を読むと、何故幸田文は離婚したのか、元夫はどんな人だったのか察せられ、

確かにこんな人なら生活するのは楽しいだろうけれど、

いざなにか困難にぶつかったときはその生きる力の無さに情けなくなるだろうなと。

来年こそは植物園にハンカチの木を見に行こう。

 

 

 

 

 偏路/本谷有希子 

若月  「ううん、いい」

 

 

こちらも父と娘の話(戯曲)ですが、幸田家の話と較べるのは酷ですね。

 今回も東京と地方とのコンプレックス、憎悪があちこち顔を出し、

遍路ではなく偏路となっています。

昔一時期歩き遍路したいと考えていたことがあったけれど、

やるならそろそろ練らないと足腰は丈夫でも膝が持たなくなってしまう?

 

 

 

 

 顔のない男/ステファン・アーンヘム 堤朝子訳

「いいんです」ソニアがさえぎった。「お入りください。荷物が届いてないので、なにも

 

 

読んだぁ、659ページは長かった。登場人物は多いし、スェーデン・デンマークと固有名詞に四苦八苦しながらも、

意外にもこんがらがることなく、というか、ここ数年アタマの回転閃き接続が鈍くなっているのに、

後半の、ネタバレになるので書けませんが、「あの人があれなのね」が早くにわかったこと、

伏線もおそらく回収できているのではという理解度に、ちょっと自分で自分に感心(笑)、自画自賛。

この前読んだ「傷だらけのカミーユ」も読後「なんだかわからんぞ」に襲われなかったし。

ミステリ音痴解消? たまたま?

 

主人公の刑事ファビアンには特に魅力を感じなかったけれど、ファビアンの上司アシトリッド・トゥーヴェソン、

同僚イレイェン・リーリャ、コペンハーゲン警察(クビになったけど)の刑事ドゥニヤ・ホウゴー、3人とも女性、好印象。

ファビアンと妻ソニアとの今後、息子の後遺症の有無、旅行中ということで一度も登場しなかった同僚、

そしてなによりクビになってまで捜査に協力したドゥニヤ・ホウゴー、

きっちり書ききってないまま終わっているので、これは次作があるとみていいのでしょか。

 

北欧ミステリは面白い! ヘニング・マンケルの「ヴァランダー(ラベンダーとごっちゃになる)シリーズ」、

残念ながら亡くなってしまったけれどスティーグ・ラーソンの「ミレニアム三部作」、

アーナルデュル・インドリダソンのエーレンデュルシリーズ

カミラ レックバリのエリカ&パトリックシリーズもなんだか明るいミステリで面白い。

なんて読み出すときりが無いので手を出さないようにしていますが、積みっぱなしももったいない。

 *追記(7月12日)カミラ レックバリのエリカ&パトリックシリーズ3作目「悪童」を読み始めたけれど、

取り消さなければならないかと思うくらい私の中では評価低く、がっかりしています。

 

もったいないといえば、私は本ばっかり読んでいて家にはわりと本の数はあると思うのに、

娘も夫もほとんど本を読まないのよね。娘は仕事関係の本なら読んでいるけれど。

あんなに絵本読んであげたのに、喜んで聞いていたのに、本好きに育つというわけではないみたい。

まぁ私もこんなに読むようになったのは30代後半ごろからだったかな。

 先のことはわからない。

 

以上、208回目でした。夜になってもまだ暑いし。

 

 

追記*幸田露伴仕込の指先を使った雑巾掛けの話、

ひょっとしたら向田邦子の本とごっちゃになっている可能性を思いついてしまった。

うわぁ、「父の詫び状」読み直しか。