memories on the sea 海の記録

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津波のナゾ・・・魚は日本の別の場所から?

2013-04-30 00:02:01 | 東北地震津浪災害 3.11
3月22日にロングビーチに漂着した20フィート長さのボートは2011年の日本の津波による残骸と判定された(4月10日SeattleTimes)

しかし、多くのなぞが残るのは5尾のイシダイがボートの中で生きていたこと。この魚は南日本のもので津波が襲った北のものとは異なる、と州生態局の報道担当Curt Hartはいう。ではどうしてボートの中にいたのか?

Hartによればこのボートが海を南方まで漂い、転覆した際にイシダイの格好の隠れ家になったのではないかという。その後ボートが正常な状態に立ち直った際に魚をその内部に取り込んだのではと見ていると。 「実際に何が起こったのかはミステリーだ」という。4尾の魚はボートが浜に乗り上げた際に死亡、残る一尾はオレゴン州のシーサイド水族館に送られた。

ボートはサイショウマルであるとシアトルの日本総領事が確認、持ち主はボートの返却を望んではいないという。ワシントン州公園局とコロンビア川海事博物館はこのボートを永久貸し出しとすることを検討している。イシダイのほかにもボートの中には30~50種類の海草や動物が確認されている。

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