memories on the sea 海の記録

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今後10年間で世界の冷凍運搬船は半減する

2011-01-24 00:00:00 | 海事
よそ半数の冷凍運搬船が廃棄あるいは冷凍コンテナにとってかわられると(1月16日 London's Financial Times)

「今後10年のうちに冷凍運搬船は現在の半分となる」と Seatradeの役員 Yntze Buitenwerfは語った。海上コンテナはその積み付け、荷卸しのコストは安く、トラック、列車、船などへの転載も容易である。加工品や半加工品はいまや従来船ではなくコンテナ船で運ばれている。「コンテナ輸送の利便は冷凍貨物も一般貨物と変わらないことである」オランダの輸送会社CEVAの海上貨物国際部門の責任者Dominik Tichelkampはそういう。

多くの船会社たとえばデンマークのマースクは南半球と北半球を結ぶ航路を運航、これには冷凍コンテナも含まれている。マースクの新船団は1700箱の冷凍コンテナを積載し南北を結んでいる。シンガポールのAPLもバナナの輸送においても冷凍運搬船に勝っている。最近は冷凍物の製品がコンテナへと移っている。「いていの地域においてはすでに転換が進んでいる」APL副社長のFRIC ENGはそう語る。しかし、冷凍運搬船はコンテナ輸送が難しい品物については依然とってかわられることはない。

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