World Shipping Council(WSC)の調査によると、海上で失われたコンテナ数は縮小し続け、毎年出荷される1億3,000万TEUの1%のわずか1,000分の1に過ぎないと。(7月17日SNT)
過去10年間に海上で失われたコンテナの64%が、嵐、船舶の沈没、衝突、土地喪失または海賊行為による50件のコンテナの喪失と定義される壊滅的な事故の結果であることが判明した。
2013年には5,578個の容器が完全に喪失した。その77%はであった。インド洋で8,110 TEUのMOL Comfort(90,613 dwt)が沈没したために発生したもの。これは史上最悪であった。
El Faro(14,977-dwt)の総損失は2年後の2015年に発生した。El Faroコンテナはすべて失われ、これだけで2015年に海上で失われたボックスの43%を占めた。WSCは、2008年から2016年にかけて、壊滅的な事象を考慮せず、年間平均海域568個の海上喪失を推定している。平均して、壊滅的な出来事を含む年間1,582のコンテナが海上で失われている。
2014年、2015年、2016年の調査対象期間の3年間で、コンテナの海上損失は16%から612に減少した。過去3年間の損失よりも少なくなった。
しかし、壊滅的な損失が含まれている場合、総損失は、致命的な事象に起因する56%で平均1,390。これは、2014年に推定された平均年間損害2,683件から48%削減されたと同報告書は指摘している。
インド洋で1,181-TEUのMOL Comfortが沈没した結果、4,293のコンテナのすべてが失われた。これは、最悪のコンテナ船ロスの歴史である。また、2011年にニュージーランドの3,351-TEU Renaの座礁による喪失が発生し、船外損失900個のコンテナとなった。
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