投棄魚禁止政策に警告 スコットランド

投棄魚禁止政策はスコットランド漁業に深刻な影響を与えるとSFFスコットランド漁業者連盟は警告した（5月3日kincardinshire.observer）

SFFの見解は火曜日にブラッセルで行われた魚投棄禁止に関する欧州委員会に見解を表明する機会として行われたもの。
魚投棄は漁船がある魚種を目的に操業し、目的以外の混獲魚を船外に投棄するものである。SFFは投棄禁止政策には反対、しかし賢明な措置が必要としている。さもなくば漁船と沿岸集落は厳しい状況におかれるという。SFFの最高責任者のBertie Armstrongは「 スコットランド漁業界は投棄による損傷魚の無駄を嫌う、しかし我々は委員会による管理方式に関心を持っている。今に至るも、この点については驚くほどに表面的であり、改革について業界は僅かな認識しかない。多くの参加国は投棄の削減を求めている」と。

「漁業委員会のコミッショナーMaria Damanakiが漁業担当大臣らとの高官会議で公開した投棄禁止提案は詳細にかけ漁業の複雑さをよく理解していない。特に、我々が操業で直面する混獲の扱いについてそうだ」　「漁業者にとっては大半の魚投棄は悪い行いではない、しかし様々な漁業に対する似合わない規制については反動が起こりうる。病根が廃棄の現状の根底にある。「委員会の現状のスタンスは問題の複雑さを公正に扱っていない」「単に投棄を禁止するだけでは過剰に単純化している。深刻な影響を零細な漁業集落に与えることになる」