memories on the sea 海の記録

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マグロの標識放流がはじまる  パプアニューギニア

2011-03-09 12:35:58 | 水産・海洋
PNG水域でのマグロ標識放流活動が国家漁業局NFAと太平洋共同体SPCによって来月から始まる(2月24日 THE NATIONAL/PACNEWS )

NFAのマグロ漁業管理担当官は最近、東ニューブリテン島で地元漁師と大衆を相手にこの計画についての説明を行った。科学担当官のThomas Usuはマグロの標識放流はこの国の水域における資源保護のためのアセスメントとして重要であるとし、マグロの漁獲にあたっての理解を求めた。

同係官はこの活動の結果がマグロ資源に関する科学者への生きた情報となるとともに高度回遊魚の移動や漁獲率を知る助けとなると。
Usu 氏によればPNGおよび他の大平洋諸国の主要商業魚種はカツオ、キハダ、バチマグロであると。今回の調査はソロモン海、Milne 湾水域、 南北のNew Britain島,ビスマルク海、Manus島北岸であるという。年間の標識放流数はカツオ、キハダ、バチの3万尾を対象としPNG 水域で2013年まで行われる。

NFAはソロモン諸島の船を傭船、漁獲と調査は竿釣りで行われ標識を付けて放流する。USU氏はこの方法は大規模な標識放流にむいていて魚のサイズは50センチ以上で釣り上げてから3分以内に放流することが肝要であると。漁村集落はNFAの活動に協力することを促し、標識の付いた魚を持ち込めば報償ありとしている。この事業計画は3百万米ドルのコストがかかるが、これえは3年分で、さらにSPCから毎年30万米ドルの支援がある。

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