海面上昇の危機 ベトナム

ベトナムは海面上昇に対し最も脆弱な国である、と首相Nguyen Tan Dungが発言した（9月27日infovn）. 

天然資源環境省と南西部運営員会はメコンデルタ地区の機構問題と水資源医ついての会議を9月26日に開催した。この開催は副首相Vuong Dinh Hue および気候変動対応国家委員会長であったNguyen Tan Dung をひきつけた。Dungはメコンデルタ地区の海面上昇が予測よりも早まっていると発言。

一方メコン川上流部での水力発電ダムの建設が深刻な影響を及ぼしているという。「気候変動シナリオを好適な地方開発のために更新する必要がある。メコン寺歌は我が国の発展に重要な役割をしている。よって我々は任意の手段によって地域を保全するために気候変動問題にまで対処する必要がある」とDungはいう。投資計画省によればその地区の45%が近いうちに塩害の影響を受けると予測している。

Ca Mau 省では長期にわたる旱魃と深刻な塩害に見舞われている。国家資源環境省は21世紀末までの海面上昇シナリオを4つ想定していて、最大の場合は75㎝になるという。副首相Vuong Dinh Hue は気候変動問題については地方から中央を含む関係部門の協力が必要という