memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

スラムに水上学校を  ナイジェリア

2012-10-09 00:06:38 | 水産・海洋
ラゴス発:ナイジェリア最大の都市Makokoの水際のスラムは汚れて悪臭を放つ水の上に竹馬のように建っている。建築家の一人がここに一つのアイデアを持っている(9月27日WIVB)

Kunle Adeyemi は3階建ての学校を16基の浮かぶ基盤の上に設け、この象徴的なスラムに100人の生徒と教師を収容できる設備を考えている。この計画が成功すればスラムに居住する10万人以上の家屋についても適用したいと考えているという。ナイジェリア政府はすでにスラムの家屋を破壊住民を隅に追いやっていることからこのアイデアが生まれたもの。当局は依然、家族が数十年にわたって住み続けてきた住居をさらに破壊しようと試みている。「人々がここに住めなくなれば、かれらはどこかに住まねばならない」とAdeyemiはいう。「我々はより良い解決を提案したいのだ」

この計画では地元で調達した木材とプラスチック製の空のドラムを利用、それに木製の桁を渡した構造である。その基盤の上の共通スペースは子供の遊び場とし、その上に2階建ての教室を設ける。ここには風呂場ももうけられる。スラムにはくつろげる場所が欠けている。この学校プロジェクトは国際グループから通知を受けたものでスラムに完成させるには6250ドルのコストがかかるとAdeyemiはいう。これは驚くほどの金額ではないがラゴスの水上の杭の上に建った小さな小屋よりも価値がある。

Makokoに住む人々は漁民としてあるいは近くの製材所の労働者として生計を立てている。こうした製材された木材は毎日市内に運ばれてくる。その他の仕事としては門番やその他の産業である、しかしそのすべてがこの水辺の領域の中にある。Makokoの人々は政府に頼らず生活を営み、整ってはいないが自前の学校、診療所を設けている。しかし政府は最近彼らの家屋を破壊、凡そ3,000人がホームレスとなった。その後政府は解体を中止したが人々はまた戻れるのかどうか心配している。(以下省略)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿