memories on the sea 海の記録

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イラン国籍の違法操業船を拿捕   モザンビーク

2010-05-24 10:07:41 | 海事
PSC(ポートステートコントロール)とSADCのIUU宣言を実行中のモザンビーク漁業当局はイラン国旗を掲げた漁船を違法操業のかどでモザンビーク水域で拿捕した。(5月10日WFT)

モザンビーク漁業当局はイラン漁船PAYAM信号符字8895500,Shilat Chabahar船籍をモザンビークの港に連行した。本船は今日か無く領海に侵入し、3月10日にはInhambane港に入港している。本船はInhambane 地区漁業当局によって拿捕されたもの。

本船に対する尋問で船長はモザンビーク水域にはマダガスカル水域の方向から侵入下がその位置は定かではない、そのあとInhambaneに入港したと。また船長は本船の船主とマプートに在住するナイジェリア人の指示に従ったものだと供述。船長は8トンの魚を投棄したがそれらの魚をどこで漁獲したかは不明。この漁船は航海日誌をそのなえておらず、乗組員のIDカードも無い。流し網は9KM長さのものが検査官によって発見された。

PAYAMの船主と船長は漁業許可無くモザンビーク水域で操業を行ったこと、航海日誌が無いこと、モザンビークEEZ水域への進入と退去の報告がいい加減であることから罰金45,000ドルを命じられ、9キロ長さの流し網は没収され破棄された。
モザンビーク漁業当局は定期パトロールを行っている。

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