大西洋クロマグロ調査に150万ユーロ

大西洋マグロ保護国際委員会ICATTは大西洋クロマグロの２件の調査計画に１５０万ユーロを投資すると（8月30日ICATT）

この計画は海洋と食物調査を行う二つの国際コンソーシアムによって行われる。第１の計画では11,750尾のクロマグロについて今年中に従来方式のタグをつけて放流される。そのうちの40%にはダブルタグをつけるが電子タグも取り付けられる。この調査はビスケイ湾、ジブラルタル海峡および地中海中部のイオニア海で行われる。この調査により生物学的および生態学的傾向を把握し、漁獲による死亡率を推定する。t二つ目の調査計画は大西洋クロマグロの遺伝子情報サンプルを集めるもので、これによりこの種の資源構造、回遊、成長、産卵率などをしらべる。
この二つの計画には異なる国々からの23の調査機関が参加費用は €1,080,000 €430,000になるという。