memories on the sea 海の記録

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需要上昇傾向 スコットランド・ムール貝

2010-09-24 11:37:07 | 水産・海洋
この時期のロープ養殖によるムール貝は最上の品質となるが、スコットランド貝類販売グループはこれから数か月間にわたる需要の伸長を予測しているが、その理由は消費者がムール貝のキッチンでの多岐にわたる利用の仕方を認識したためという。

ここ数年ムール貝の販売は急騰しているとScottish Shellfish 社の役員Stephen Cameron はいう。この急増の理由は消費者が家庭での食事つくりを躊躇しなくなったためとみている。「ムール貝はキッチンで広範な利用ができるとともに調理もしやすい、このことが多くの消費者に受けている」と同氏はいう。

「この需要増加の主因は最近消費者が生鮮な食品とその由来について関心を持つことが強くなったことによるものと確信している」またCameron氏は「ムール貝は非常に健康によく、脂肪分やカロリーも低くこの上ないタンパク質、必須ビタミン、オメガ3オイルの供給源である。

一年のこの時期はムール貝がジューシーで味に富む時期と伝統的に理解されている。またCameronはロープで育てたムール貝であるという環境情報がこの貝の需要の増大のもう一つの理由だという。「我々のロープ養殖によるムール貝は環境への影響を最小にして持続可能な養殖を行っているものだ」 「ムール貝は天然のプランクトンを捕食すべくスコットランドやシェットランド西海岸の潮汐帯で育つ」

今年の早い時期には、ロープで育てられたScottish Shellfish 社のムール貝が英国で育てられた海産物として海の友達Friend of the Sea (FoS)の認証を受けた。Scottish Shellfishはスコットランド西海岸とシェットランドでムール貝やカキの養殖生産を行うスコットランド西海岸とシェットランドで行う協同組合で、新鮮な付加価値を付けた貝類をスーパーストアや個々の魚販売店、レストランなどに供給している。

写真:毎年この時期になるとジューシーで旨味の詰まった貝の身を味わうことができる。


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