memories on the sea 海の記録

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海賊に4年間囚われの海員11人が解放された   ソマリア

2014-06-25 00:00:43 | 海事

Nairobi 発:-主にアジアからの海員11人はおよそ4年間人質であったが、ソマリア海賊が彼らを解放、ケニヤに向かったとこの解放にかかわった仲介者が土曜日語った(6月7日AFP)

彼ら海員は悲惨な環境におかれ、殴打や拷問などをうけた。彼等はバングラデシュ7人、インド人とイラン人が各1人、スリランカが2人である。英国陸軍元大佐John Steedがこの開放について支援したが、解放されたことを確認した。「現在人質は空輸された」とAFPに語った。彼らが乗組んでいたマレーシア船籍のコンテナ船MV Albedo は2010年11月に海賊に囚われ、昨年7月に荒天のために沈没している。

囚われのあいだに一人の仲間が海賊に銃殺され、4人は溺れ死んだ。他の7人のパキスタン人乗組員らは会社側が身代金を支払ったため解放された。然し残る人々は海賊の多額の要求には応えられなかった。「乗組員の家族らは想像も酔うなもつかないような苦痛にさいなまれた」。と国連特別部隊のNicholas Kayな声明文のなかで述べている。「乗組員は海賊のトラウマにさいなまれた、彼ラオ船は沈み、陸に囚われのみとなり、非常に困難な状況となった」彼らがどうやって解放されたかその詳細はいまだ明らかでない、然し国連は彼らのケアのために引き渡され、今後母国に帰還できるという。

しかし身代金は支払われていないと伝えられている。この船の海員の外に各船から38人が人質となっている、彼等は船主から見捨てられた。支払いの意志は彼らの船の沈没によって消えた。「近年はソマリア沖の海賊は明らかに減少した。然し自分はいまだ囚われている38人のことが気がかりである」とKay はいう。国際警備艦隊がアデン湾やインド洋で活動し、多くの船舶が武装保安要員を乗せていることもあって海賊の事案は削減された。海賊がピークであった2011年1月には736人の人質と31隻の船が囚われた。「こうした乗組員らを依然拘束している海賊に対し、彼らを家族と合わせるために会報を要求したい」とKayはいう。(以下省略)


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