
しかしながら、海事専門家らは鉄屑にして販売することは無駄であり、これらは手を加えれば娯楽施設や浮かぶホテルとして利用できるという。さらに博物館や海上の監獄としても利用できるという。一部の学者らは廃船を浮かぶ島として漁業の物流に利用することや、浮かぶ島として移動させることも示唆している。また船を沈めることはフィリッピンが砂州の維持のためにかつて行ったことがあるがこれもひとつの方法である。
VINASHIN船舶設計コンサルタント会社の元役員で技術者のNguyen Khac Hienは現在, Vietnam- ROK Shipbuilding Company社のアドバイザーであるが、船を沈めるのは良いアイデアであるという。Hienは鉄屑として販売するのは最後の方法という。
「もし船をくず鉄として販売する場合、船殻のみならず機械類や装備品が無駄になる」と彼はいう。 「そういったものがキロあたり1ドルになるだろうか?一方買い手は1馬力当たり100ドルを支払わねばならない。自分はこうした廃船をベトナムの砂州に沈めるのが良いと考えている。そのための準備もして入るが、その許可が下りるかどうかが問題だ」という。
Hienはこれを実行するのに技術的に問題は無いという。たとえばVINASHINの ラッシュ船LASH (lighter aboard ship) は目的の砂州に砂を運ぶことが出来、その後に沈めればよいという。「とても単純な作業だ」戸彼はいう。
其の他の船舶についてはHienは軍用としてアップグレードできるという。例えば船舶Hoa Senは大きな船倉を有しているので多数の「車両を搭載できる。また戦車や武装車両など重量物を載せられるという。 もしベトナムがこうした重機をロシアから買い付ける場合陸路か空路で中国の領域を通過することになる。しかしアップグレードした船舶であれば国際水域を通航するため安全にベトナムに戻ることができるという。
また別の専門家によれば Vinashin は Hoa Sen を北から南へのコンテナ車両の運搬に使っていたという。「もし船が20トン以上あるコンテナを運ぶことが出来るなら戦車や航空機も運ぶことが出来る」と彼はいう。こうしたことはベトナムの技術者だけで可能であるという。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます