MALDIVES発:モルデイブの竿釣りマグロ漁業は総括的な実験として漁船に海鳥追跡レーダーを装備し個々の漁船の効率改善に努める(9月23日TFSND)
レーダーは海鳥の群れを遠く離れた水平線上でも発見するものである。日本の海洋電子会社 Furunoは1986年に世界初のレーダーを開発している。しかしいまだ竿釣り漁業に広く普及はしていない。
国際竿釣り漁業連盟 (IPNLF) は米国FURUNOチームを組み3か月間この試験を行う。FURUNOは機材提供のみではなく乗組員に必要な訓練も提供する。乗組員等はデータを集積し海鳥レーダが有効であるかどうえかの確認を行う。IPNLF会長John Burtonはこの結果に期待している。
「何世紀にもわたってモルデイブの船長は海鳥の存在でマグロ魚群を探してきた。この作業は数時間を擁する。我々の期待はこの時間を短縮し、操業機会を増やすことにある7」とMr Burton. さらに彼は「もしこの装備が有効となれば各ボートにとって非常に貴重なツールとなる。この漁業部門は沿岸集落にとって経済的文化的に必須のものである」
竿釣りは環境負荷が低い漁業として知られている。
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