memories on the sea 海の記録

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保護団体はサメの貿易規制に投票

2013-03-29 09:17:54 | 水産・海洋
国際野生生物会議で保護主義者らはフカヒレに用いられているサメの種の保護について交易を規制することに投票した(3月11日businessnewsnet)

代表者らは3年ごとに行われる絶滅危惧種に関する国際会議でoceanic whitetipヨゴレザメ、, hammerheadシュモクザメ、porbeagle sharksニシネズミザメを貿易規制リストに加えることを提案した。20種類以上のサメが絶滅の危機にあるとされまた100種以上が資源が脆弱化ないしは脅威にさらされているという。マンタエイやサメはバハマ、フィージー、モルデブなどで利益を生むものとして観光産業にとって貴重である。

ブラジル、米国、エジプトはこれらの種の規制を提案していた。無記名投票で行われた採決ではヨゴレザメについての提案は賛成92表、反対42、棄権8票で採決された。またシュモクザメも賛成91、反対39で採決された。ニシネズミザメはそれぞれ、93-39-8で採決された。米国の国際サメ擁護団体のSonja Fordhamは票決に喜び「これらは貿易流通が多く、脅威にさらされているサメについて緊急な保護が必要である。持続性の無い交易がその資源、生態系、家計、エコツーリズムに影響する」と発言。

国際野生生物愛護協会のRebecca Regneryは,提案の適用は「 商業目的の攻撃からいくつかの種を守るための唯一の方法である」と。また支持者らは乱獲と漁業者らによる別の魚種を狙った操業の際の混獲で種の数が現書しているという。日本と中国はこの提案についての反対者である。彼らはサメ資源尾管理は地区漁業委員会の手にゆだねるべきであると主張した。ヨゴレザメとシュモクザメの漁獲はフカヒレ需要によるものであり、ニシネズミザメは欧州でのサメ肉需要による。

非営利団体のPEWグループは香港がフカヒレの世界最大市場であり、世界の83ヶ国からの輸出量は2011年で10,300トンという。(以下省略)


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