欧州は小規模漁業者等にも手を伸ばす

EUは、ヨーロッパの小規模漁業者にアプローチし、欧州海洋漁業基金（European Maritime and Fisheries Fund：EMFF）が専門家育成を支援し、漁業コミュニティの支援に貢献する機会を促進している。（3月30日FF)

「小規模漁業者としてEMFFはあなたの職業生活をサポートする」と。EU海事漁業コミッショナーKarmenu Vella,は、長さ12 m以下の漁船を持たない漁船および英国漁具を持たない漁船ンは特定の条件のもとで、優先的なアクセスとより高い公的支援の恩恵を受けることができるとコメントしてた。「これはほとんどの場合30％ポイント以上で、EUの最外地域としてのギリシャやクロアチアの遠隔地では35％ポイント以上に増えている」と述べた。

'EMFFは、あなた自身やパートナーを訓練したり、研修生を雇うのに役立つ。 またそれは、新しいボート、新しい漁具、新しいエンジン、または搭載機器に投資するのに役立ちます。また、漁業の実践を向上させ、漁獲量を増やしたり、経済活動を多様化させるのに役立つ」と。5年以上30年以下の中古船の購入価格の25％は5年以上の経験を有する40歳未満の漁師が利用でき、24m未満の船舶は新エンジン購入の場合は30％まで申請ができ、生物多様性を保護するために機器や漁具に投資するコストの最大80％を申請することができる。

EMFFはまた、エネルギー効率の向上、品質の向上と付加価値の向上、独自の加工やマーケティングの実施、多様な活動への投資のための助成の機会を提供する。EUオンライン書店から入手できる無料のEMFFリーフレットには、利用可能な機会が掲載されている。

しかし、対策はEUと加盟国によって共同で行われているため、これらのオプションのうちどれを行うかを決定するのは各加盟国の責任である」とKarmenu Vella氏は述べた。

ニッスイにCaistor plantを売却 Sealord Group, NZ

ニュージーランドのSealord Group Ltdは、英国カイスター（Caister）の加工工場を日本水産（Nippon Suisan Kaisha）の子会社に売却した、と3月27日日水が発表（3月27日SfS)

この売却は2017年4月1日に発効し、プレスリリースによるとCaistor Seafoods Ltdと改称される。SealordのCEO、Steve Yung氏は次のように述べています。「私たちは、英国のCaistorとGrimsbyに長年にわたり事業に大きな貢献をしてきた」SealordのCEO、Steve Yung氏が発言。「ヨーロッパのシーフード加工場で同様の野心を持っている会社と提携することは、ビジネスが最大の可能性を達成に役立つ」と。

Caisterの事業は「長期的見通しが良好で強く」とYungは語った。Caistorの施設は英国のスーパーマーケットであるWaitrose社の海産物の主要サプライヤーである。 Sealord Caistor CEOのAdrian Crookes氏によると、この関係は新しいオーナーシップグループの下で継続することになっている。

「素晴らしい品質の魚介類でWaitroseにサービスを提供することに焦点を当てることに変更はなく、WaitroseはNissuiの100％投資を完全にサポートしている」とCrookes氏は述べた。Sealord社の50％所有者でもあるNissuiは、工場の操業を完全に制御できるようになる。SealordのYung氏は、この事業は "長年にわたり"グループの貴重な貢献者であったが、工場を売却する決定はオセアニアにおける事業に焦点を当てる戦略的決定であったと述べた。

"それは、オーストラリアで重要なサケ養殖事業を行っているニュージーランドで、最高の深海漁業事業であることを経営の実績とビジョンに引き続き集中させることができる」とYung 。「すべての企業は、事業を継続的に見直すとともに、明確な焦点と優先順位を設定する必要がある。

 

水産物ブーム ノバスコシア

カナダノバスコシア州のハリファックス港は、世界各地に輸出されるシーフードの輸出が好調に推移し、貿易の大きな好況を享受している。ハリファックス港当局は、シーフード貨物コンテナは、多くの新しい船会社を誘惑していると語った。当局のKaren Oldfield最高経営責任者（CEO）は、シーフード輸出の価値がますます重要になっていると語った。ノバスコシアの21億ドルのシーフド輸出の半分はアメリカ向けだがが、北米自由貿易協定（FTA）を破るおそれのトランプ氏の脅威を受けて、この地域ではますます心配している。（3月31日FUD)