memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

大量の魚の斃死の謎    ボリビアの湖で

2016-03-31 00:02:24 | 水産・海洋

数千尾のマイワシのような小魚がAlalay湖で死んで発見された、しかし溶存酸素が劇的に低下したことなど誰も知らない(3月12日Telegraph)

これらの魚は湖岸に打ち上げられた。この大量死亡の前にはある種の魚はボリビア中部のCochabamba市のAlalay湖で孵化したものという。誰もその魚の数を知らないが5立米ほどの魚で1トン以上になるという。地元報道によれば最も斃死士が多かった魚は外観がマイワシに似た"platincho"であるという。これらの魚はすでに投棄された。

当局はこの湖の水質が高度汚染されたことと2015年お熱波により魚が大量死したことではとしているが、定かな原因は判明していない。

酸素レベルが5㎎から2.8㎎に低下したという研究所の報告をwp地元当局が明らかにしている(以下省略)


海風の変化で巨大イカ漁獲が回復しつつある    ペルー

2016-03-31 00:01:47 | 水産・海洋

ペルー巨大イカ (Dosidicus gigas)の漁獲が徐々に回復している。これは地元の漁民や業界のみならず、欧州やアジアの加工業者が待ち望んでいたもの(3月10日MP)

現時点の状況をまとめるとつぎのようになる

• 北部海域:事実上漁獲なし。ほとんどなきに等しい。注文に対応するため業者らは南部から買い付けている。

• 倉庫にはPAITAから1500kmのAticoTheから巨大イカを運んでいる。Altamar, Proanco,Seafrost, Dexim や Cetusなどの買い付け価格はキロ当たりPEN 2(およそ66円)で裁かれチューブ、脚部、頭部の付いたものの価格である。丸のままの場合はPEN 1.95/kg.

• 2015はこの時期は工場値段でPEN 0.60/kgであった。

• 北部 Chimbote 物:一日当たり80トンの水揚げがあるがすべてが北部に運ばれている。

• Lima物: PucusanaおよびAnconからくる。一部がリマに運ばれそのほかは Paita向けである。

• 南部小型巨大イカ: Atico, Lomasや Planchadaでは十分な操業が行われていない。一日当たり200トンの水揚でPEN 2/kgで北部に売られている。

• 南部巨大イカ: Ilo-Mataraniでは沖合2日の所が漁場であるが、漁師らはマヒマヒの漁が終わったことから。操業が増えている。これらはTacna, Lima や北部に送られている。