24日午前4時40分ごろ、島根県益田市沖31キロの日本海で、長崎市の「東洋漁業」所属の巻き網漁船「第一源福丸」(135トン、乗組員20人)が転覆して沈没したと、近くにいた仲間の船から海上保安部に通報があった。3人が行方不明となっており、浜田海上保安部(島根県浜田市)などの巡視船が付近を捜索している(12月24日 毎日新聞)12月24日 09時47分
海保によると、乗組員17人は船団を組んでいた別の3隻に救助され、病院に搬送された。2人が意識不明の重体。乗組員は、日本人17人、インドネシア人3人という。
東洋漁業によると、行方不明の3人は、いずれも長崎県平戸市の浜本満義さん(52)、松口明裕さん(54)、今西要一さん(60)。重体となっている2人は病院で死亡が確認されたという。24日午前2時から計5隻でアジやサバ漁を始めたというが、想定以上に魚が取れたため、第一源福丸はバランスを崩したという。船長はけがのため乗船していなかった。
事故当時、現場付近の日本海には注意報、警報は出ていなかった。