memories on the sea 海の記録

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太平洋島嶼国家は遠洋でのマグロ禁漁を強化

2010-05-01 07:11:41 | 水産・海洋
太平洋の8カ国は先週金曜日に450万平方キロに及ぶ広大な海域でのマグロ資源の保護のために禁漁を実施することを決定した。ナウル合意(PNA)として知られるグループ当局者らは世界のマグロ供給枠の管理に関して責任を持つとともに遠洋での新しい海域での拡大に合意した。(マジュロ発AFP,4月23日)

この経済水域で漁業を行おうとする漁業会社は遠洋水域での操業を中止しなければならない。彼らは西部および中部漁業委員会の12月の年間会議に提案し、マグロ資源の保護方式について太平洋諸国と漁業国の双方が合意を必要とする。
ふたつの島嶼国家の経済水域は今年から除外されている。PNAは是を拡大し来年からはパラオからパプアニューギニア、キリバス、マーシャル諸島ツバルなどを含めるよう望んでいる。「それは簡単なことではない(囲い込みを認めてもらうこと)」とPNG漁業当局のSylvester Pokajamはいう。「しかし、これにより、メバチの乱獲には大きな影響がある」
メバチとキハダは日本のスシとサシミ市場に好まれるものであり科学者らはその乱獲を警告している。その他の魚種であるカツオは依然資源は潤沢であるとされ缶詰に用いられている。パラオの海洋資源局のNanette Malsolは資源の保護は違法操業との戦いであるという。