創設から120年を迎えた「天使の聖母トラピスチヌ修道院」。
北海道新聞函館支社報道部は、この節目に合わせて17年3月から1年以上にわたり取材を続け、夕刊一面で20回もの企画記事を連載してきた。
6月10日に発行された「光のもとで 函館・トラピスチヌ修道院」(北海道新聞函館支社報道部編)は、取材をしてきた修道院の1年間の暮らしを1冊にまとめたもので、未発表の写真も多く掲載されている。
修道院院長のセシリア青木秀子さんは修、道院と修道女のことを次のように教えてくれる。
「神様から呼ばれて修道女となった私たちは、塀に囲まれた居住区域『禁域』の中で、神様と向き合い、神のみ業(わざ)に感謝し、賛美しながら共同で生活しています」
「私たちは神様に仕えるのが目的ですから、生活様式は異なりますが、八百屋さんや魚屋さん、会社員など、社会にさまざまな仕事があるように、私たちも社会に中の一つの存在であり、決して特別な人間ではありません」
「社会で起きていることは人ごとではなく、私たちは『祈れ、そして働け』の日々を通して人々とつながっています。私たちの心の中には世界中の人々がおり、いつも一緒に生きています」
写真も文章も秀逸で、四季の修道院の情景や修道女の暮らし・生活・活動がよく伝わってくる1冊だ。
「光のもとで 函館・トラピスチヌ修道院」(北海道新聞函館支社報道部編)
北海道新聞函館支社報道部は、この節目に合わせて17年3月から1年以上にわたり取材を続け、夕刊一面で20回もの企画記事を連載してきた。
6月10日に発行された「光のもとで 函館・トラピスチヌ修道院」(北海道新聞函館支社報道部編)は、取材をしてきた修道院の1年間の暮らしを1冊にまとめたもので、未発表の写真も多く掲載されている。
修道院院長のセシリア青木秀子さんは修、道院と修道女のことを次のように教えてくれる。
「神様から呼ばれて修道女となった私たちは、塀に囲まれた居住区域『禁域』の中で、神様と向き合い、神のみ業(わざ)に感謝し、賛美しながら共同で生活しています」
「私たちは神様に仕えるのが目的ですから、生活様式は異なりますが、八百屋さんや魚屋さん、会社員など、社会にさまざまな仕事があるように、私たちも社会に中の一つの存在であり、決して特別な人間ではありません」
「社会で起きていることは人ごとではなく、私たちは『祈れ、そして働け』の日々を通して人々とつながっています。私たちの心の中には世界中の人々がおり、いつも一緒に生きています」
写真も文章も秀逸で、四季の修道院の情景や修道女の暮らし・生活・活動がよく伝わってくる1冊だ。
「光のもとで 函館・トラピスチヌ修道院」(北海道新聞函館支社報道部編)