完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

「数字」をどう読むか。     ~ちょっと偏って無いかい?~

2012年04月19日 | Weblog
私は初老男である。

ブログにコメントをいただくのは、とてもうれしいことだ。

久しぶりにコメントを頂いていたのに、もらい慣れてないのでそれに気が付かなかった。

ありがたいことに、その中でブログにおける「間違い」を指摘してもらっていた。

そうなのである。

これは「初老であること」よりも、私の若いときからの癖のようなものでとにかく「詰めが甘い」。

指摘してもらわなければ、ずっとそうしたまちがいのままだった。

コメントをして頂いた方たちに心から感謝します。ありがとうございました。



と言うことで「数字の読み方」である。

14日(土)のYahhoo!のニューストピックに


       「梅ちゃん先生、次回も見る89.4%」

           
                     という記事が出ていた。


こうした記事は、とかく「書いた人の意識」が如実に反映されるものだ。

調査の仕方や、その結果をちゃんと公表しているところなどは、好感のもてる記事ではあるのだが、その数字の読み方には「?」と思わざるを得ない。

私の抱いた最大の違和感は「次回も見る」と答えた人のパーセンテージが「89.4%」であるのも間違ってはいないが、前段の「梅ちゃん先生を見ましたか?」の問いに「見た」という答えは「18.8%」しかいないのだ。

今回の「梅ちゃん先生」以前の朝の連続テレビ小説ドラマの同じアンケート調査を、見たことがないので確定的なことはいえない。

しかし、私の感覚・私の数字の読み方としては、朝の連続テレビ小説を見ている人自体(「梅ちゃん先生」をと言う意味でなく)が「18.8%」位のものだと思う。

この2割弱の人は、基本的に「習慣として」このドラマを見ているのではないだろうか?

たしか、このドラマ自体の視聴率自体が、ほぼこれくらいだった気がするからだ。

まあ、私のようなのが「習慣としていない視聴者」の代表みたいなものだけれど・・・。


大体、調査をするのが「早すぎる」。

放送が開始されて2週間では、視聴者の動向が決まってはいない状況だろう。

そうした中では、この「梅ちゃん先生」以前から連続テレビ小説ならずっと見るという視聴者は多分それなりのパーセンテージいるはずだ。


結果的に、この数字は私には極々当たり前の数字を、いかにもこのドラマが「校長」違った「好調」な滑り出しをしているように書いているように思えてならないのだ。

ほぼ毎日時計代わりにこの番組を見ている人に、始まって2週間経った時点で「明日も見るか?」ときかれたので「もちろん、見る」と答えるとこの数字になるのではないだろうか・・・。


もちろん、これは私がこのアンケートの数字を読み込んで出した「個人的見解」だから、この記事の数字の読み方の方が正しいのかもしれない。

少なくとも、データというのは解釈に仕方によって、ずいぶん違ったものになるというのが初老男のモットーである。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、数字の読み方はいろいろあることを感じますように。

                         
                       May


大体、この朝の連続テレビ小説って新人俳優の「登竜門」だったのになぁ。




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