完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

本人だけが分からない。      ~「はやるラーメン屋」と「はやらないラーメン屋」~

2016年11月06日 | いま興味のあること


私は初老男である。





世の中には「はやるラーメン屋」と「はやらないラーメン屋」がある。




それは別にラーメン屋に限らない。




飲み屋でもソバ屋でも同じである。







しかし、ラーメン屋というものには、他の食べ物屋と違う「何か」がある気がする。






近くに




        「はやるラーメン屋」と「はやらないラーメン屋」




                               がある。




まあ、大抵どこの町にも両方あるだろう。





だが、大きな町なら「はやらない」といっても「それなりに」食べていけているだろう。





しかし、我が町のラーメン屋はどう見ても「それなりに」食べていけてない。





それなのに、なかなかつぶれない。





普通に考えると、構えた店の座席を「3回転」させなければ利益がでないという。






「はやる店」の話からしよう。






はやる店には、当然理由がある。




細かいことはたくさんあるのだが、やはり一番の理由は「やりたいこと」が、はっきり見えることだ。





正確にいえば「伝えたい味」を、作っている職人自身がわかっているのである。





だから「好みでない」が「おいしい」というラーメンはありえる。





昨日食べたラーメンがそうだった。






そして、はやらない店には、そうした「明確な伝えたい味」が見えてこないのである。





もっと言ってしまえば、単純に「俺でもできる」程度の感覚でラーメン屋を始めるような職人もいるようなだ・・・・。





「食べるもの」というのは、残念ながら作る人の「すべて」が反映される。




そのラーメンは「そういう味」がする。





例えば店の扉。




これが「引き戸」であるか「ドア」であるか、中が見えるガラスであるか、すりガラスであるか。




なんてのも食べる人が「かなりの意味」を持っていることに、気が付いていないオーナーが結構いる。





気の付くオーナーなら「中が見える」といっても、完全に見えるのではなく「人は見えるが中ほどだけすりガラスになっている」物を使う。






わたしもお客がどの程度入っているかによって、入ろうかどうか考える。





だが経営者本人だけが、こういうことを分かっていない。





だから思う。





マズいラーメンを食べると・・・・・。





「この人は、このラーメンを『おいしい』と思って作っているのだろうか?」





自分がおいしいと思っていないラーメンを客に出しているのだろうか?





今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、おいしいラーメンを食べることができますように。







             May





はやらないラーメン屋さんは・・・・。元別の飲み屋だったところをほんの少し改装し、タンメンの野菜炒めを電磁調理器で作っていた。扉は2重扉で食券機がその最初の扉の所にあった。店に入っても、私をなかなか見つけてくれなかった・・・・。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自覚すべきなんだよ!   ... | トップ | 思った通りだ。      ... »

コメントを投稿

いま興味のあること」カテゴリの最新記事