完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

鹿島・Jリーグいや、日本サッカーが手に入れたもの。      ~クラブワールドカップ決勝に寄せて~

2016年12月23日 | スポーツ



私は初老男である。



数年前まで、我が地域は高校野球「不毛の地」であった。




春の高校野球には余程のことがないと出場したことが無いし、夏の大会では1回戦突破も珍しかった。




そうした物には、期待をしないようになっていた。




しかし・・・・・。





2009年に新潟文理高校が決勝戦に進出し、高校野球史に残る「9回裏の逆襲」を見せた。







相手は中京大中京。






現広島の堂林が、優勝インタビューで悔し涙にくれていたのを憶えている貴兄もいるだろう。










この準優勝がわれわれに与えた「衝撃」は・・・・・。








ちょっと言葉にし尽くせない。








そして、手に入れた「自信(みたいなもの)」は不思議なことに「絶大な意識」を生み出した。









次の年から少なくとも3回戦まで進むことが「当然」と思うようなり、1回戦負けなどすれば職場でも仲間内でも「激怒」するようになったのである。












鹿島アントラーズがクラブワールドカップで準優勝した。






実はクラブワールドカップ決勝は・・・・。






前半30以降、後半30分まで「見逃して」しまったのだ。







前半の早い時間に失点した時点で、鹿島の負けとタカをくくってしまって、確認のために後半30分ごろにチャンネルを回した。







すると・・・・。





            「2-1」でリード。





PKを献上して同点になったが、あの判定はかなり微妙じゃないかぇ?






さらに「例の2枚目のイエローへの逡巡」問題。






残念ながら私は、彼の逡巡を責めるほど「純」ではない。







「幸運」という部分はもちろんあった。しかし、単純な「幸運」だけで決勝まで上がることはできない、







幸運だけでレアルから「2点」は取れるわけがない。






私は個人的に鹿島アントラーズは「嫌い」である。





故横綱北の湖に似て「小憎らしい」のだ。






勝ち方を知っている。






どれほどの凄い選手がいるわけでもないのに・・・・。






しかし、それは逆に言えば外国人選手が居なくても、天才的選手が居なくてもサッカーで「勝ち切る」ことはできることの証明でもある。







とにかく鹿島アントラーズという日本のクラブの培ってきたものは「正解」であったことが世界中で認められたということ。






今回の鹿島の準優勝は、日本代表が世界ランキング45位であることやワールドカップ5大会連続出場ということと違うインパクトの「自信」を手に入れた。








そう「サッカーに関わる日本のすべての人たちが」である。







ちょうど、わが地域の高校野球に対する人々の意識が変わったように・・・・。







今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、手に入れたものの大きさを知りますように。






                May






人間の「メンタル」というものは、恐ろしいものでこの決勝戦を「見ていただけ」なのに「一ランク」上がるのだ。新しい年の日本サッカー界は、かなり期待していいよ!

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2 コメント

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Unknown (通りすがり)
2016-12-24 11:10:25
言いたいことはわかるけど、ちょっと例えとしては違うように思うな~
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通りすがりさん、コメントありがとうございます。 (May)
2016-12-24 17:57:19
通りすがりさん、コメントありがとうございます。


そうなんです。本当のところ、 ちょっとずれてる感じはしたんですが、インパクトとしては、一番近い感覚でUpしてみました。

ただ、日本のサッカーに関係している人全員(特にプレーヤー)の意識が「1段Upした」ことだけは、間違いないと思っています。


日本代表になっていないJリーガーあたりが、一番メンタル的に変わるんじゃないでしょうかねぇ。勘違いであろうとも「俺たちだってやれる!」って。

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