完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

「諦める」ことで開ける。Up   ~精神的な心の広さ~

2007年12月20日 | Weblog
私は中年である。

何とか今年内で「歯科治療」が終わりそうだ。

40代半ばから、初めてしっかりと歯医者に通うようになった。

今年の5月ごろから通い始めて半年以上かかったのだから、さすがに長かった。

本当は前歯の虫歯の詰め物が取れたので、すぐに治療が終わると思っていたら
そこここ、本当に小さなところまで見てくれて、歯間ブラシの使い方指導まで
やってくれた。

歯ブラシが当たり過ぎて歯が「磨り減った」所まであった。

まあ、「歯・眼・○○」の順で老化はやってくるという。・・・仕方ないか。


さて、最近・・・というよりかなり前からストーカー的な事件が多発していて
今回の佐世保のスポーツクラブ襲撃事件も、見方によるとこれに属するだろう。

37歳まで女性との交際経験が無く、ちゃんとした職業にも就いていない男。

多分に「親の責任」という部分があると思うが、それだけではあるまい。


私も男ばかりの3人兄弟として育ち、高校は男子校に通った。

若い時は「女性」は大の苦手で、女性とどう接したらよいか全く分からなかった。
(その時の反動か、それから女性の中に男一人っていう職場に20年以上いるけど)

人間誰しろ「経験していない」ことに対しては、自信を持って判断できない。

特に人間関係のような相手によって全く違う「答え」が出るものは尚更だ。

時代は「清濁併せ呑む」感じの情報の波に、私達は飲み込まれている状態だ。

そうした中で「全くブレない感性」でいることは、むしろ「危険」である。

若い時に様々な経験をして、自分なりの「アイデンティティ」を確立させることが
大切なのだが、時代は刹那的に「今」ばかりを求めているようだ。

中年であるからこそ言わせてもらうが、いかに自分の「想い」が強くても
いつまでも「つけ回す」(ストーカー)ようなことは、みっともないはしては
いけない。

「男女の区別」も「年齢による区別」も薄くなりつつある今の時代では、そんな
意識でいるのは笑われそうだが、あえて言いたい。

     「男は『恥辱』を忘れず・女は『恥ずかしさ』を持つべし」

今の日本人が忘れかけている「恥」という意識は、キリスト教社会における
「神に誓って」の意識にも負けない美徳だと私は思っている。

事実、その「恥ずかしい」と思う自意識が人間を成長させているのだ。

女性がミニスカートを穿くのは何の問題も無い。しかし、パンツをチラチラ見せて
歩くのは恥知らずである。

最初は男は喜ぶかも知れないが、その女性の精神性や品性を「見透かし」ながらの
喜びである。

風が吹いてふわっとめくれ上がる膝丈スカートを、「キャッ」と言って押さえて
辺りを見回す。ってな姿に男は「ドキッ」としてその恥ずかしそうな姿に日本女性の
「品性」を見出すのだ。

男も何の影響なのか「ずっと想い続ける」ことが、相手の「迷惑」になっていることを
感じられない風潮が見える。

日本男子の「潔さ」が薄れつつあることが、社会的な部分まで侵食していることに
大きな不安を覚える。

自分の信念を貫くことに「人の眼」を気にする必要は無いが、「信念」を作り上げる
過程に「人の眼」を考える必要はあるのだ。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが、もう一度自分自身を見つめ直し「恥ずかしい」の意味を
再認識しますように。

                                 may

「やったモン勝ち」のような恥知らずな世の中を、これ以上進めてはいかんぜよ!




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« またまた年末のスポーツ2題... | トップ | 見直した燗酒Up    ~休... »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事