私は初老男である。
・・・・。
もう、4月1日である。
さまざまな混乱が自身にあり、なかなかブログに手が回らない。
言いたいことは山ほどあるのだが・・・・。
ここにきて起きている社会的な出来事には、ある共通点があるのではないかと思っている。
「森友問題」
「てるみくらぶ」
「東芝巨額赤字」
これらである。
もちろん、個々にはイロイロあるだろう。
しかし「経営」というものにおいての「性善説」が崩壊し始めているように見える。
一般人にも、もちろん「性善」が必要であるが、こうした社会性の高い「経営」というものに携わるも人たちには、特別高い性善性がなければいけないのではないだろうか。
「経営者の判断」というものは、大変に重いものだ。
その経営基盤の大きさによって、判断はむずかしくなる。
てるみくらぶの経営者の判断も、東芝の判断も、たしかにむずかしかっただろう。
今の日本経済・世界経済をみれば「守り」の経営では、生き残れないし株主も納得しない。
「賭け」に出る必要の時ばかりなのかもしれない。
結果的なことしか、私のような者には書けないが・・・・。
「引く勇気」
を、発揮するべだっただろう。
東芝クラスの経営陣に「性善性」がないとは思えないが、やはり原子力産業の撤退は遅きに失してしまった。
てるみくらぶの破産手続きも同様。
これらの事柄は、事ここに至っては「詐欺」の疑いをかけられも致し方あるまい。
そこに「性善説」を疑わざるをえない。
一般人では、とうの昔にそうした物は崩壊しつつあるのを自覚している貴兄も多いだろう。
それは大企業や、サービスを中心とするものには「まだ」残っていると思っていた。
今回の事柄では、バブルというものの前にはあったものが、今や「完全に崩壊」してしまったことの証明ではないだろうか。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、便利になったことの反動で失っていくものがあることを忘れませんように。
May
ネットの情報には「信頼できるかどうかを判断する部分自体」が「信頼できるか」を疑う必要がある時代なんだよね。