完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

なるほど、そういうことね。         ~人気のカレーライス~

2017年04月30日 | Weblog


私は初老男である。




GWに突入である。





だが5月1・2日が通常の勤めの私にとっては普通の土日と変わりない。







ただ、世の中は当然その「モード」に入っていて様々なイベントが組まれている。









今日はその「あるイベント」に行ってきたのだが、それについては次にUpするつもりである。










今回はそのイベントの前段に、ずっと気になっていた「ある食べ物」についての謎が解けたのだ。












ある立ち食いそば屋のカレーの話である。











このカレーが様々なメディアに取り上げられて、評判のカレーである。








っていうか、私がタイミングを失って今まで食べていなかっただけだが。










大抵行ってみると「売り切れ」になっていていたのだ。










今日は11時ちょっと前に、店に行くと・・・・・すでに大勢がカレーを食べていた。










昔ながらの黄色いカレー。








多分470円だったと思う。










食べてみた。








・・・・・なるほど、そういうことね。











お金でやり取りされるものは、すべて「需要」と「供給」のバランスでできている。










その中の「需要」というものには「場所」や「なつかしさ」さらに「メディアで取り上げられる」という付加価値がつけられることがある。










単純に私の期待が「大きすぎた」とも言えるだろう。









すくなくとも、私が想像していたカレーではなかった。








とにかく思う。











このカレーは「この場所」の「この蕎麦屋」で売られていなければ、こんな風に流行ったりはしなかっただろう。












人間においての「食」「味覚」というものは、本当に不思議なものだと今日は再確認した。










今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、自分の舌がいかにあやふやなものであるを実感しますように。










                  May







前にもそんなことを記したことがある。

びっくりカメラで自分の奥さんの料理を、高級料亭で食べさせて「さんざん褒めさせて」から種明かしをして笑う番組がある。

が、あれは間違っている。高級料亭という「場所」と「器」「もてなし」によって人間の舌は「いつもの奥さんの料理」の味ではない物として感じているのだ。

笑っている人ほど「味覚」というものをわかっていないのである。



























コメント
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