私は初老男である。
いよいよ明日の午後には「湿雪」が降るという。
まあ、11月の初旬を過ぎればいつ来てもおかしくないんだけね・・・。
いま「鬼龍院花子の生涯」を見ている。
これだけ有名になった映画だが、全編をしっかり見たのは初めてだった。
1982年作品。
主演の夏目雅子は、この3年後に夭逝することになる。
私には
「流行っている物に興味を持たない」
という悪い癖がある。
そのためこの時の夏目雅子に、ほんの少しだが「老」を感じていた。
例の
「なめたらいかんぜよ!」
のセリフも、そんなに感じるものはなかった。
しかし、今この映画を見てみての最大の魅力はなんであるかが分かった。
それは・・・・・。
出演者のほとんどすべてが「旬」なのである。
50代もなかばを迎えると、そうした「役者の旬」がよくわかるようになる。
★★★★★★★★★★★ちょっとブレイクします。★★★★★★★★★★★