完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

フライパン料理2種

2006年05月03日 | 料理
私は中年である。
GWに入ってようやくこの地域も
暖かくなってきた。しかし、あまり
気分が晴れない中年である。

さて、このブログで「炒飯」のことをUpしたら
意外に評判が良い。
そこで、私の得意の「フライパン料理」を
二つほどUpしようと思う。

一つは「芙蓉蟹」(フヨウハイ)ならぬ「芙蓉ツナ」
つまりは、「ツナ玉」である。

蟹は卵に良く合うし、非常旨みも強いのでおいしいのだが、
何しろ値が張る。そこで、負けず劣らず卵に合う「ツナ」を
つかって中華風に仕上げる。

手順をまとめる。

①卵は理想一人3個(まあ2個でも許そう。1個じゃ、
 いくら何でも無理ですワ)

②ツナ缶も小一缶使いましょう(まあこれは適当に)

③長ネギを斜に長めに切っておきましょう。

④他にも、干ししいたけや筍なんかが入るとそれらしいです。
 しかし、具が多くなるとその分卵が多くないとまとまり
 にくいっス。

⑤すべてをボールに入れてよくかき混ぜます。(卵だけ先に
 混ぜておいた方がうまく混ざりまっセ)軽く塩コショー。

⑥フライパン(この料理はホントは中華なべを使って欲しい)
 を熱し、少し多めの油を入れる。

⑦温まったら一気に材料を流し込む。あわてず、ゆっくりと
 固まった卵を上へ上へとかき混ぜる。

⑧硬くなりすぎない内にひっくり返す。(中華なべなら思い切り
 振り上げてひっくり返す「大技」に挑戦して欲しい)
 無理しないでフライ返しで返しても、もちろんイイヨ。

⑨卵が焼きあがるのにあわせて、タレを作る。
 私は甘酸っぱいタレがあまり好きでないので、鶏がらに
 醤油・酒・少量の酢を煮立てて(必ず!)水溶き片栗粉を
 入れてとろみをつける。(とろみ加減が命です)

⑩私はご飯の上に乗せて「ツナ天津丼」にします。


一つは「オムライス」である。
いまや洋食料理の「花形」の感のある料理だ。

私の作り方は、ちょっと変わっている。作り方は以下の通り。

①卵はやはり3個使いたい(まあ二個デモいいけど、一個じゃ
 つるりんジャー!)

②具はめんどくさいからツナ缶でいいや。(ブツ切りソーセージ
 ・鶏肉なんかもいいです。ただ、あまり大きい切り身だと形成が
 むずかしくなりますよ)

③卵をよくよくかき混ぜて、具を混ぜる。塩コショーして、
 ご飯を入れる。(ここが私流「卵ご飯」を作ってしまうのです)

④フライパンにバターを溶かす(油でいいけど)ツナ玉とちがって
 あまり油を入れすぎないこと。

⑤フライパンをゆすりながら、ゆっくりかき回す。

⑥全体が半熟になってきたら、フライパンの向こう側に寄せていく。

⑦木の葉形に仕上げる。(全部返さず、皿を裏返してフライパンに
 のせて一気にひっくり返すと失敗しないゼヨ。口で説明しても
 分らんでしょうね・・・)

⑧オムライスの中に具が、少ないのでハヤシライスに近い
 ソースを作ってかけて欲しい。(タマネギ・キノコ等を具に
 してデミグラスソースorハヤシライスルーを使って作る)

やはり、卵料理は火加減・フライパン捌きが出来ていないと
おいしく仕上がらない。そうした意味では、やはり「むずかしい」
料理であることは間違いない。

ゆえに、これが出来ればほぼ卒業証書をあげることができる。

最後にフライパン使いのコツを伝授する。

フライパンは火に乗せて前後に「押し出しと引っ張り」を
繰り返す。これを続けると中の具が時計回りに動くようになる。

前後のゆすりが出来るようなったら、前に押し出すときに
フライパンを持ち上げて、引っ張る時に下げる。を繰り返す。

すると押し出す時にフライパンから翔び立った具が、
引っ張る時に戻ってくるようになる。

これも、火と相談になる。火が通りにくくならないように、
手早く混ぜてなるべく温度を下げないようにする。

すべては「感覚」なのだ。それは、何度もやって自分で摑むしか
ない。このことに「近道」はない。

みんな、ある程度までフライパンを使えているのに、最後の
レベルにいっていない人が多く見られる。
自分が、炒めれている具の気持ちになれれば最高だ。

料理は、いつも言うように「作った人のすべてが出る」
つまり、出来た料理はあなたの「分身」なのだ。

あだやおろそかに作ってはいけない。健闘を祈る。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなに幸福が訪れますように。
「料理は爆発だ!!!」           may
コメント (3)
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