Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

第二期ダイエット経過報告04

2010-05-09 16:33:15 | ダイエット
月に一度のダイエット経過報告です。
前回の報告(4/3)では77.0kgでしたが、
今月はいかほどに?

体重:78.5kg

1.5kg増です。
もうね、ダイエット報告ではなしに、
体重変動報告になりさがっていますね。
これだけ増えたのも、食べる量が増えたのと、
ウォーキングの代わりに自転車を使いだしたのが
良くなかったのかもしれないです。
そして、4月末には3日間で7個の極上ロール
(セブンイレブンの商品)をたいらげる始末。
それと、魚肉ソーセージにはまるの巻…、
ここにきて、ダイエットのうっ憤がたまって、
そのうっ憤の解消のための方向に食い気が動いてしまいました。

また、夜にお腹がすくことの原因に、
夕食の時間が早いことが挙げられる。
それで、22時、23時になったら
何か食べたくなるんだよなぁ。

そして、体重計に乗らなくなってしまった。
これで気持ちが緩むのです。

みなさん、なかなかダイエットは難しいです。
僕はあと1年くらいはダイエットをするつもりですが、
今回のように、増えることも、これからも出てきそうです。
せっかく、冬場よりも運動をしやすい季節になってきているのだから、
それを活かして、逃さないようにしたいなと思う所存であります。

こういうのも、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」なんだろうなぁ。
いかんいかん!とはいえ、ちょっと開き直って行こうと
思っています。
Comments (8)
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『読むだけですっきりわかる日本史』

2010-05-07 23:31:39 | 読書。
読書。
『読むだけですっきりわかる日本史』 後藤武士
を読んだ。

けっこう面白かったですね。
帯にも書かれていますが、日本史を、
いろいろな語句を含めてマスターできる種類の本ではありません。
歴史の「流れ」というものを把握するのに適した本ですかね。

日本史っていうものも、教科書通りに学ぶと、
微にいり細にわたって見ていくうちに、
おおまかな流れというか、どうしてこう歴史は進んだのかが
わかりにくくなったりしないでしょうか。
そんな人にはお勧めできます。
そういう意味で、テストの点数には大幅に貢献はできないけれど、
これは中学レベルの歴史ですが、その後の高校から大学入試へと
日本史を選択する人にとっては、ベースとなる日本史認識になるでしょう。
そういった意味では、日本史の勉強を強化します。
だけど、なかなかね、期待して読むと、あんまり身にならねぇなってことに
なるでしょうから、やっぱり読み物として楽しもうと思って
読むといいですね。

かといって、現役の学生じゃない、僕のような人が、
再度日本史を見つめ直すのにも適した本。
ここから、もっと日本史を深めていくのもいいのだろうなぁ。

ここだけの話、僕は大学受験で日本史を選択し、撃沈!
なんで合格したのかが、人生の七不思議のひとつだったりします。
この本で、ようやく、鎌倉時代が少しわかった。

そんな人が勧める、「こりゃ、いいわ」の日本史本です。
つまり、あんまり日本史がわかりません、って人が読むと
良いのでしょうね。

たまに挟まる、余談的な豆ちしきも面白いです。

また、江戸時代に「慶安の御触れ書」っていうのが出てくるんですが、
それって、農民は朝起きてから寝るまでずっと働き通しじゃなければいけないよ、
っていう、なんとも酷い労働を強いるものなんですね。
だけど、それが今日の、日本人の「休まない仕事の姿勢」の礎になっていたり
するんじゃないかなっていう気もしましたね。
武士だの貴族だのが歴史の表舞台で活躍しますけど、
日本人を構成している大部分は農民出身でしょう。
だから、過酷な労働条件がデフォルトみたいなのが
こびりついているような気がしましたね。
でも、そうでもないのかな、パソコンが登場してから
仕事がきつくなったなんてよく聴きますよね。

まぁ、真相は、勉強して、自分でたどり着いてください…。
僕は勉強がそんなに好きではないので、一生たどり着けないような気もします。
そうですね、なんなら僕に教えてくださいな。

そんな思索へも誘われる日本史の本でした。
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謎ポエム添エ書キ

2010-05-04 11:31:22 | days
5月に入ってからいきなりの3日間、めったに更新しない、というか、
きっと初の普通の(というか、奥田恵梨華さんがいうところの謎の)ポエム
を書いてみました。

そこで、ほんのちょっとだけ解説を記しておこうと思います。


1『五月ノ愚カ者』
マザーグース的なもので、ナンセンスな、想像力の遊びができるものが
書けないかなぁと書いてみた。韻も踏んだ。

2『夕暮レノ金貨』
マザーグース的なものに加えて、お金の魔力についても語ったつもり。
ちょっと安易なテーマだったかなとも思う。

3『心詰マル瞬間』
一転して、10代の、自分を認めてほしい気持ちを書いたつもり。
ちょっと文章の調子が古いのが自分では何故かわからない。
今時の子たちの言葉感覚がわからないのはともかく、
自分が10代だったころの感覚も忘れてきているようだ。
「世話なんか役に立たねぇ」なんて書いていますけれど、
僕なんかは、まぁ、世話してほしいのとしてほしくないのと、
フィフティフィフティくらいの気持ちかもしれないですね。
ま、状況とか、人によりますけどねー。
そんなことを言いながら、自分が他人にいらぬお世話を
していることもありますね。


とまぁ、そんなところです。
考え抜いてますっていう類の詩は、堅くなってしまうので
書きたくなかったです。そのうち書きたくなったら
書くかもしれません。
同じように、今回のような、ほぼ一筆書き的な詩も、
また書きたい衝動が湧いてきたら書いてみようとも思います。
あしからず。

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心詰マル瞬間

2010-05-03 00:06:43 | 裏 Fish On The Boat
そんなに焼くな、役に立たない世話なんか。

僕の自立が脅かされる。


これ、あれ、あそこ、どうにも、こうだ、

やりな、やるなよ、ちょっとまて。

あなたたちのつばきで濡れ鼠なのが見えるでしょう。

正しい指導をされるから、言葉を返すなど恐れ多い。

物事は、僕が決めるものだと思っていたのだけれど、

実に多種多様な、人形使いを思わせる「介入」があるものです。

刃向かいませんよ、未熟な未成年ですから。

気持ちで感じていることを、

まだまだ言葉で言い表せない。

でも、確かにそれは「ある」んです。




そんなに焼くな、役に立たない世話なんか。

僕の自我が侵される。


地球の自転がぎこちないのは、

きっとあななたちのお世話のため。

善良な魂から産まれでる

世話好きの妖精さんが

甘い香りとともに発する蕩ける囁きは

「とても有難い」と苦笑いでは言えるのだけれど、

そう言いながら、喉と胸の間のあたりがきしむのです。

そんな君らが善であるから、

拒否する僕は悪にならざるをえない。

悪になってまで、自分を守るのです。

でも、自分を守るのは善ではないのでしょうか?



うまくやることが本当に一番大事なことなのだろうか。

もっと違うものがあるような気がすごくする。


言おう、主導権を握らせてと。

身分、年齢、関係のない、ささやかな自活の主導権をね。

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夕暮レノ金貨

2010-05-02 00:49:25 | 裏 Fish On The Boat
金貨六枚、踊りだす!

くるりらりひゃんころころと、

夕暮れの光線がさしこむ、

廃屋酒場の古い樫の木のテーブルの上を、

あっちへこっちへ滑りまわる。


静かに見ていた男がいたさ。

老いた狩人その人だった。

しめしめ金貨め、踊っているがいい。

これまでの酒代すべて、

返してもらおうじゃないか。


金貨六枚、笑いだす!

きかきかきかきかららららと、

室内涼しくなってわが意を得たりと、

表を向いたり裏を向いたり、

とにかくもうじたばたしながら

笑うしかないようだ。


微笑み浮かべた男がいたさ。

老いた狩人その人だった。

しかし残念、廃屋ぜんたい、

金貨の笑いで揺れ出したがため、

足を踏みいれたとたん、

廃屋、どっしゃんばらりと崩れ去って、

狩人、この世とお別れになった。


金貨六枚、どこへ行った?

くもに尋ねな、ねずみに尋ねな、

からすに尋ねな、かえるに尋ねな。

だけど、誰もわかるヤツはいない。

金貨はきっと、

またどこかの廃屋に現れるのさ。

そのチャンスの時まで、

誰も行方を知ることなんてできやしない。


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五月ノ愚カ者

2010-05-01 00:52:38 | 裏 Fish On The Boat
太陽が昇るとか昇らないとかで喧嘩しないでくれる?

どうせ今夜には北斗七星が何人かにさよならを告げるのだから、

喧嘩している場合ではないでしょう、あなたがた。

あなたがたにさよならが告げられるかもしれないのよ。

木星のごきげんばかり伺っているから、気付かなかったのね。

五郎川のワニは気づいていたそうよ。

ぼうぼうと葦の生えたぬかるみを寝床にして、離れた目を

北の夜空と南の夜空へ光らせていたらしいじゃないか。

疾風が吐き捨てていく、誰かへの警句。

尻尾が覇気薄れていく、ワニの中の苦悩。

火星は生き返るのだと、流れる星の数と方角でわかったそうね。

あなたがたはそれを見たいのでしょう。

ならば、夜までにワニの背中をなでておやりなさい。

そして、太陽の行方など一切考えてはいけません。

一人、二人、吸いこまれませんように、月の開けた口に。

三人、四人、吊るされるほどの悪事を 月に隠し通せますように。

あなたがたはそれを見たいのでしょう。

悲劇と感動劇を、同時に、左右の目で、見極めたいと。

空の柄杓が、今夜は一段と輝いて見える。

五郎川のワニは気づいていたそうよ。

やがて、地が震えた。大きく、大きく。

地に裂け目ができた。広く、深く。

ワニはいない。

あなたがたもいない。

わたしもいない。

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