Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

ブログ

2005-10-11 22:50:44 | その他
「積めるものだけ積んで出発だ!
荷台から零れ落ちるものなど放っておけ!
それゆけ!さあゆけ!」

こんなのに近いアメリカ的な精神性で、
僕はずっとこのブログを書いてきていて、それが板についてしまってる。

「ぱっと思いついて書けるものだけ書いてしまえ!
読む人が理解に苦しむ表現や言葉の用い方、行間などを
気になんかしてられない!ゆくぞ、それゆけ!」

セリフにすると、こうだ。
好きだった漫画『F』の赤木軍馬に感化されてるのかもしれないです。

「何人たりとも俺の前は走らせねえ!」

これに憧れてるところがあるのかもしれないなぁなんて思ってみたりします。

「俺の後ろはついてこさせねぇ!」

というのも感じうる。どうしたいんだろうねぇ。

また、それだけでもないんですよね。
何かが見えていても表現力が稚拙だという理由もある。
たまに過去の記事を振り返ると、言葉の足らない部分が多いかもなぁと
反省に似た気持ちにさせられるのでした。
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共同体雑感2

2005-10-11 17:54:12 | 考えの切れ端
ある共同体に属している者たちにとって大事なのは、
その共同体の働きも各人の働きもある程度納得のいくものかどうか
なんじゃないでしょうか。
そうあってこそ、多様な人たちが有機的に織り成せる共同体。
そんな共同体が社会へ有機的に働く状態が理想じゃないかと思います。

そして、納得がいくための基本姿勢の一つに、
「冷笑的にならないこと」があるような気がするんです。
冷笑的になることで、本来第一に見なければならない本質を見逃しがちになる。
冷笑的になることは、精神面のコストをケチることで、ゆえにコミュニケーション面や
物事を考える上での深い部分を見誤ってしまう。
そればかりか、せっかく深い部分を見据えている人の足を引っぱってしまったり、
深い部分へ続く道を見つけようとしてても閉ざしてしまったりする。
その結果、逆に皆が損をするという結果に結びつくような気がする。
目先の利益にとらわれて大きな利益を失ってしまう行為が、
「冷笑的なコミュニケーション」であり、内的にも外的にも納得性を失わせてしまう
もののように思うのです。

難しいことではあります。
こう書いている自分に対してなんとなく納得がいっていないのですから。
冷笑的にならないことは「追求を促す」ってことだけじゃないんですよね。

前にも引用したことがあるかと思いますが、T・カポーティ著
『草の竪琴』という小説に、こんな一文があります。
>「話の内容というのはさして大切なものではないんです。
>大切なのは、信頼をもって話し、共感を抱いてそれを聞く、そこにあるんですよ」
この文章からちょっと意味をとって考えると、
「納得の気持ち」っていうのが、大事なように思います。


それと、「共同体」って書きましたけど、会社だとかグループだとかに換言可能な
考えだと思って書いてみました。
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共同体雑感

2005-10-10 17:33:03 | 考えの切れ端
中身が有機的、そして外部に対する働きとしても有機的に作用する共同体って
理想的だなと思う。ミクロとマクロ両方で有機性を備えている集まり。
有機的に物事を押し進めるのって、フェアさが必要な気がする。
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ゲーテノ言葉

2005-10-09 17:54:27 | 考えの切れ端
ゲーテ格言集より。
>人間がほんとに悪くなると、人を傷つけて喜ぶこと以外に興味を持たなくなる。

これはたぶん、産業革命前の言葉です。
現代って、産業革命に加えてIT分野が発達していますし、交通網は整っていますし。
それでも、この格言を「そんな時代もあったか」と過去の言葉にすることは難しい
のかもしれないけれど、豊かさってのはそこにありますよね。
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vsラトビア戦

2005-10-08 21:27:04 | スポーツ
サッカー日本代表のヨーロッパ遠征第一戦になるvsラトビア。
中盤がダイヤモンド型の攻撃的4-4-2の布陣で、コンパクトかつダイナミックな
サッカーを前半展開していましたが、後半には足が止まってしまって2-2のドロー。
残念。

勝てなかったんですが、動きながらパスを回したり受け取ったり、
有機的なボールコントロールを随所に見せてくれ、カタルシスがありました。
その瞬間ごとでの面白みをみせてくれて、それが連続する
というサッカーを日本代表は繰り広げていたように見えました。
高原選手ナイスゴール。

次はウクライナ戦だそうで。
世界屈指のFWシェフチェンコに日本のDF陣が出会うわけです。
楽しみです。
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流シキレズトモ

2005-10-08 12:21:10 | days
昨日『白線流し 夢見るころをすぎても』を見ました。
オリジナルシリーズから10年経ち、最終章とのこと。

高校教師になった園子が、教え子から「幼さと大人さ」を感じ取る。
いっぽう、まどかは、育児も家事も中途半端だと嘆く。
年をとるということは、何かを得るだけじゃなく、失ってもいくから彼女らは
そう感じるわけで、その繰り返しの中、トータルでやっと一歩前進したりする
ものだということを、今回のストーリーは(毎回そうだったかもしれないけど)
語っているんじゃなかったのかな。
白線に書いて流した、各々の欠点。
10年経っても、それらは流しきれていないね、と笑いあうシーンだとかに
そう感じ、またそういうところに、同世代として共感を持ちました。
自分と一緒で、主要キャラ7人も自らの中途半端さにあがいてるなぁ、と。

これまでのスペシャルドラマの回ではみんななんだか浮ついていた感があって、
それが音楽にあまり合わなく思っていたんだけど、
今回はみんなに切実さがあって、オリジナルシリーズに回帰したかのような
懐かしさがありました。でも、今回が最後だそうで、ちょっと寂しい。
よく事件や事故が起こったりと劇化されていても、等身大の同世代の話だったから。

Comments (2)
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虫歯完治

2005-10-07 15:05:16 | days
歯医者さんに通うこと3日目。
上あご右奥歯の治療をしてもらう。

「あともう少しで終わりです」

ドリルファーストトライの後こういわれ、
なんだ、ほんとに軽い虫歯だったんだなぁと安心する。

「はぃ」

簡潔に返事をする。
久しぶりに歯医者に通うこと3回目にもなると、
口数も少なくなり、無言で問いかけに応えることも多くなってきた。

キュイーン。ががががが。
今日も20分ほどで終了。
浅い虫歯であったためにすぐさまプラスチックを埋め込むという処置。
いつも金属をつめ込まれるので、こういう処置は初めてだ。

初日に出会ったノラ猫と再会したので、撮影を楽しみながら帰路に着いたのでした。
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低信頼社会ハ持続シナイ

2005-10-06 16:08:46 | 考えの切れ端
町田康の『河原のアパラ』を読んでいて気になったんだけど、

自由の名のもとに集った、
怠惰、酷薄、無責任、ケチの精神性ってのが、世にはびこってるんですよ、けっこう。
だから、成熟した自由ってのが大事なんですよ。

根本的なものとして踏まえなければいけないもの。
ファーストプライオリティとして何よりも先んじなければならないもの。
本来第一義的に感じなければならないものをきちんと感じられるかってことが
大事なんですよね。

ここらの常識の歪み方は、
これから高齢化社会の在り様にかかってくると思うんですよ。
老人は死が身近です。
若い人よりもずっと多くの死に対面してきただろうし、
自らも年をとるにつれ、死の覚悟を段々考えるようになってくる。
そうすると、死の概念が軽くなると思うんですよ。
死という忌み嫌う概念を受け入れていく過程で。
で、そんな、「死が軽くなってきている」世代の割合が
どんどん増えていくでしょう。
若年層にそれらの影響がでるんじゃないかと思います。
低信頼社会の俗悪さとあいなり、お互いに悪循環してしまう。

持続可能な社会を実現するには、人間ひとりひとりの成熟が必要です。
足るを知り、豊かさを知るためには、やっぱり文化を鍛えて
人間性を高めていくことだと思うのです。
きちんとした文化・クリエイトされたものを摂取し、理解を深め、
クリエイティブな姿勢や生活をもとうとすること。
文化の循環型スタイルをもつことに、社会の次のステップが見えてくるような
気がしています。

このへん、大分わかってきているのだけど、なかなかうまくまとまらないです。
誰かまとめて・・・、って感じも・・・。

より豊かになりたいため、
より自由を獲得したいため、
ファシズムを避けるために書いています。
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虫歯予防ナラズ

2005-10-05 21:32:43 | days
昨日に引き続いて歯医者へ行ってきた。
上あごの歯石はそれほど多くなかったようだ。

「痛みますか」

口以外の表情をガーゼで隠されているにもかかわらず、
こちらの微妙な心の動きを察している。というか、口が動いた。

「ぁわぃぁ」

いつも思うのだが、
歯の処置をされているときに喋るというのは実に難度の高い行為だ。
相手に言葉を伝えつつ、動く筋肉でブラしたりして邪魔をしてはいけない。

キュイーン。ごしごしごし。
今日も20分ほどで終了。
やっぱり両方いっぺんにやっても良かったんじゃないかと思いつつ、
虫歯発見の告知に軽く虚脱して帰路についたのでした。

その後、100円ショップに赴くも、帰路にはやっぱり虚脱したのでした。はぁ。
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虫歯対策

2005-10-04 18:45:27 | days
ずっと気になっていた下前歯の歯石を取ってもらいに、
歯医者へ行ってきた。

「歯石とヤニをとってください」

そう頼むと、最初に医師が口内をチェックしてくれ、

「今日は下をやります」

ということになる。
明日、上あごの歯石やヤニを除去してくれる。
2日がかりの虫歯予防。

キュイーン、がりがりがり。たまに痛む。
そして20分ほどで終了。
両方いっぺんに処置してくれても良かったんじゃないかと思いつつ、
きれいになった下あごの歯に、気分がすこし晴れやかになるのでした。

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