Grandma のデジカメ写真日記

折々の散歩や旅行で撮った風景、花等の写真を載せています

5月の皇居東御苑 (3)

2007年05月20日 | 花や実の写真
二の丸雑木林を出て、汐見坂を登り本丸跡に行くともう青空になっていて雨が降っていたのが嘘のようでした。
実際にはすぐ富士見櫓のそばの野の花の多く咲く場所に行ったのですが、その前に広々とした風景写真や
建物を載せることにしました。

この芝生が本丸跡とばかり思っていたのですが東御苑のガイドブックを調べるとこの辺り「大奥跡」でした。


下の写真が本丸広場、戦後しばらくの間は、荒れ野原だったり、野菜畑や桑畑だたりしたそうです。
そして気象台発祥の地でもあり明治から昭和30年代まで気象庁の官舎があり、正しい時刻を
知らせる午砲台があったそうです。松の木の手前に午砲台跡の石標が小さく見えます。


そして、反対の方角に「天守台」の跡、登って行くと本丸のゆったりとした芝生が見渡せそれとは
対照的に丸の内のビルが立ち並ぶのが見えます。


「桃華楽堂」(上の写真の右手にあります)
香淳皇后の還暦をお祝いして昭和41年に建てられた音楽堂、屋根はテッセンの花を模したもので
外壁は八角、モザイクタイルで色々な絵で飾られています。
  

玄関の屋根の上に金色のお雛様が飾られているのに気がつきました。


富士見櫓のそばでは「コアジサイ」が柔らかな藤色で咲いていました。




本丸大芝生の西側にあるバラ園は主に野生種が植えられています。

「コウシンバラ」(庚申薔薇)


「カノコ」(鹿の子)  


       「イザヨイバラ」(十六夜薔薇)        
       
       
             「マイカイ」(玫瑰) 中国原種のバラ
             ">

「ナニワイバラ」(難波薔薇)


以上あまり名前を聞かない珍しいバラのような気がします。
他にハマナス、サンショウバラ、サクラバラ等が咲いていました。

バラを見終わり、柑橘類の花が咲く頃なので「タチバナ」の木を見に行ったところ
我が家のレモンや柚子と違った感じの花が咲いていました。


最後に「カリン」(花梨)の果実を見つけて帰路に着きました。
コメント (4)
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