デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

すききらい。

2013-10-03 09:37:31 | 料理・食・おいしいもの

10月になりましたね~。2013年も残すところあと3ヶ月。早い、早すぎる・・・。あと3ヶ月だというのに結局未だにゴルフに行ってないデブ夫婦。でも食欲の秋到来ってことで相変わらず食ってばかりのデブ夫婦。今月は練習くらいは行こうかと・・・一応思ってはいる・・・。

そんなこんなで、いよいよ『食欲の秋』ですよ♪ しかし、これだけ『食べるの大好き』なデブ夫婦であっても、やはり『好き嫌い』ってのはある。

まあ、食べ物の好き嫌いってのは、この世に生まれて食べ物を口にして以来、誰でもある(あるいは『あった』)ものだと思う。しかし、個人的に食べ物の好き嫌いがあまりに多い男というのは、偏見だがマザコンなんじゃないの? という気がしてならない。勝手なイメージだが『ママ』が『アナタは好きなものだけ食べていればいいのよ』と、お魚が嫌いな息子のために毎日自分たちの魚のおかずとは別にお肉料理を作ってくれてたとか。多分『文句があるなら食べなくてもいい!』と母親に皿を下げられた経験なぞ無い男なんじゃないか? とも思う(´m`)クスクス 
対して好き嫌いが多い女というのは、ひと昔前までは『カワイイもんじゃないか』と世間も寛容だったような気がするのだが、ここ最近では『ワガママ』というレッテルを貼られてしまうらしい。

まあ確かにイイ歳をした大人に
『ニンジンとピーマンとシイタケと、鶏肉の皮のところと臓物系と、あとお漬物が嫌いなんです~』などと言われると、まー味覚がお子ちゃまなのね~と意地悪な印象を持たざるをえないよなあ。

40年ほど前に一世を風靡した『黒ねこのタンゴ』のB面だった『ニッキ・ニャッキ』という歌がある。もちろん2号嫁の家にもレコードがあった。その歌詞によると
好きなモノ ラーメン、玉子焼き、天ぷらそば、コロッケ、ジュース、ミルク、シュークリーム、チョコレート
嫌いなモノ 赤いにんじん、たまねぎ、お魚、ごぼう、なす、鳥の肉

これは昭和40年代の子どもの味覚なんだろうけれど、好き嫌いの多い人って多分、こういう味覚のまま大人になっているんじゃなかろうか。

が、食の嗜好ってのは不思議なもので、子どもの頃に食べられなかったものが大人になるとおいしく食べられるようになるという現象は誰でも経験していると思う。
2号嫁も子どもの頃は魚が嫌いだったり漬物がイヤだったりしたもんだが、今では魚も漬物も自分で料理するようになってしまったし、イカの塩辛とかピータンというクセのあるものもお酒を飲むようになってから自然と食べられるようになった。
が、年齢を重ねても『どーしてもダメ』というものが存在するのもまた事実。

人間誰でも『これだけは食べられない』とか『ガマンすれば食べられなくもないけど、できれば口にしたくない』食べ物ってのが、イイ歳になってもひとつやふたつはあると思う。
1号旦那の場合・・・生モノ全般。これは味がどうこうとか、食わず嫌いとかではない。ちょいとバクチになってしまうので食わないのが安全なのさ。同級生が経営している寿司屋で平気で納豆巻(もちろんお品書きにはそんなもん無い)を頼んだり、せっかくの新鮮なネタをわざわざ炙ってもらったりするヤツである。
あとはひじき、パクチー、らっきょう。香りの強いものがダメらしい。ニンニクも効きすぎてるとだいたい後で具合が悪くなる。

2号嫁の場合・・・これを言うとだいたい『えーっ!なんでー!』と驚かれるのだが・・・メロン。そして決まったように『それはおいしいメロンを食べたことがないんだよ』と言われる(ノ_-。) 子どもの頃にプリンスメロンを食わされたことがあるのだが、どーしても『瓜』としか思えないまま大人になった。そして大人になるとそれなりにおいしいメロンをご馳走してもらったり、取材先で出されてやむを得ず食わせてもらったりもするのだが・・・やっぱり『瓜』。お値段の高いフルーツパーラーで食べさせてもらったメロンも、どう考えてみても『瓜』。同じ瓜系でもスイカやキュウリはOKなんだけどなー。
これも『えーっ!なんでー!』と言われそうだが『ウニ』。寿司屋で食っても瓶詰めのウニでもダメ。ガマンすれば食べられないこともないのだが、後でリバースする率がほぼ100%(*^^*ゞなので、多分体質に合わないんだろうなあ。あとは、ホタルイカ、茄子の漬物。子どもな理由で申し訳ないが、ホタルイカはカタチでダメ。なので食う機会はそんなに無いが、イナゴの佃煮とかも多分ダメ。茄子は大好きなんだけど漬物になったときのあの『くにっ』という食感がダメ。

と並べていて気がついた。
子どもの味覚だとストレートに『ニンジンが嫌い!』となるのだろうが、大人になると嫌いなモノってのが複雑になってきている。
周りにも多いのだが、たとえば生のトマトやセロリは嫌いだけどソースやスープになると大丈夫とか、ステーキみたいなカタマリ肉はダメだけどハンバーグになると好きとか、味噌炒めや味噌煮、味噌ラーメンはダメだけど味噌汁は好きとか(これは1号旦那)。元のカタチそのままのホタルイカはダメなくせして中華街の飲茶で出てくる鳥の足を八角で煮たやつは好きとか(これは2号嫁)。
他人サマから見ると『単なるワガママ』にしか見えないんだろうけど、本人にしてみれば『いや別にニンジンそのものが嫌いなわけじゃないのよ、子どもじゃあるまいし。煮物やカレーに入ってるニンジンは大好きなのよ、ただ、生のニンジン食べてると馬になったような気分になるのがイヤなのよ』的な言い訳をしたくなるのが大人なんだろう。

一方、大人になっても食材そのものに嫌いな食べ物が多い人ってのは、思うに嫌いなモノが多いゆえに食事を『残す』ということにも何ら罪悪感を感じないのじゃなかろうか。
『だって、食べられないんだもん』
『子どもの頃から、これだけは無理なんだもん』
とハッキリ言える強さがある。
昔、一緒に仕事をしていたライターさん(女性)の話。飲食店の取材に行き、撮影した後の料理をお店の方が『どうぞ食べていってください』と勧めてくれたのだが、その料理に入ってる食材で彼女のキライなものがあったらしい。
そんな時でも『あ、すいませーん。ワタシこれ食べられないんで』と、同行しているカメラマンさんに全部食ってもらったそうで。その話を聞いた時にゃ『いや~~強いなあ』とため息をついたもんである。ちなみに彼女は当時30歳手前くらいだった。
ワタシなんぞはカラダに似合わず小心者なので、嫌いなものを出されたり、ご馳走してくれるところで苦手なものが出てきたとしても、『せっかくお店の人の好意だし・・・』とか『これ食えないとかっていうのも大人げないし・・・』などと思ってしまうので、その場は何とか食べてしまう。だからこそ、あれが嫌い、これは無理、と言えちゃってなおかつ周りから許されてしまうようなキャラクターってのはうらやましかったりするのだが。

まあ、そんな『ワガママ』も許されるのは若いうちだけってのは充分にわかっている。若いお嬢ちゃんだから『形があるお魚って目が合うと怖いじゃないですか~』とか『ホルモンとかって内臓じゃないですか~ワタシ気持ち悪くてダメなんです~』と言っても『そうだよね、女の子だもんね』と許してもらえるかもしれんが、さすがに45にもなった女が『ごめんなさーい、ワタシこれ食べられないんですぅ~』と言ったところで、世間様は『イイ歳して何言ってんだよ』という冷たい目でしか見てくれないと思う。なので、2号嫁は嫌いなモノがあるのを悟られないようにと人一倍量を食べたりするのである(単なる言い訳)。

多少の好き嫌いがあっても、たくさん食べる相手となら食事も楽しいと思ってもらえるのではないか。そんな風にごまかしながら、『食欲の秋』にかこつけて今日ももりもりと食べているデブ夫婦なのである。

コメント (7)
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