デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

残暑ざんしょ!!

2015-08-13 11:30:10 | つれづれ日記
残暑お見舞い申し上げます~。

8月も半ばとなり、ここ数日は暑さも少し和らいだ感じになってきている。
暦のうえではすでに『秋』なのだが、どっこいまだまだ、9月下旬までは暑さが続くのであろう。
相変わらず、家の中では汗だくになり、一日何度もシャワーを浴びているデブ夫婦である。

さて、8月となると毎年テレビやら他のメディアでも『終戦』の特集が組まれている。
特に今年は戦後70年ということと、安保法案の絡みもあるせいか、異常にチカラが入っているメディアが多いような気がする。
決して忘れてはいけないことはわかってはいるのだが、この季節になって各メディアが挙ってこういった特集を始めると、
2号嫁の中で思い出す文章がある。

寺山修司の『書を捨てよ、町へ出よう』に収録されている文。有名なので知っている人も多いかも。
一部引用してみる。
『毎年夏になるとグラフ雑誌は、原爆特集をやる。(中略)ぼくはこんなグラフ雑誌を見る気がしない。
ぼくは大体、「原爆反対」に反対なのだ。原爆反対に名を借りて、人間の死にざまの醜態を見たがる心理が、大衆の中に根深くあるかぎり、
ぼくは歴史なんて信じないし、原爆反対のキャンペーンにも組することなどできないだろう。
夏が来て、原爆記念号が企画され、ケロイドと死のアメリカの禿鷹の特別号が発売されても、
ただの一冊も売れなかった、という時代が訪れたときにだけ、ほんとにベトナム戦争は終りに近づくだろう。
どう思いますか、戦争好きの親父さん。』

初めて読んだ時は、正直ピンと来なかった・・・というよりも、この文章が書かれた時代から何十年も経っているんだから、
今の時代にこれが通用するかっていうとどうなんだろう・・・という漠然とした感想だった。
(よく考えてみれば、まだ何十年『しか』経っていないのだが)。
のだが、なぜかアタマから離れないフレーズではあった。

この季節になると、戦争を体験した人たちに個人の体験を語ってもらい、
『戦争はこんなに悲惨なんだ、だから戦争は絶対反対』という着地点に持っていく作りのドキュメンタリーやニュース番組をよく見る。
語らなければ、伝えなければいけないことはわかる。
けれど、必ずしもそういう人ばかりではないのもまた、事実なわけで。
もう忘れたい、思い出したくない、語りたくもないという人ももちろん居るだろう。
そして『戦争の記憶を語り継いでさえいけば、二度と戦争は起こらない』わけではない。
でも、そう信じている人はたくさんいると思う。確かに昔は自分もそうだったと思う。

『戦争はいけない』なんてことは誰でもわかっているのに、ゼロにはならない。
勝とうが負けようが、悲惨な思いをするのは変わらないのに、止められない。
そこにはいろーんな理由があるわけで。日本人じゃ理解しえないような理由だって、当然ある。
戦争が二度と起こらないなんて保証はどこにもなくて、実際世界中で戦争は今もあるわけで、
そう考えると『戦争はいけない』から『語り継いでさえいれば』という考えそのものが、
イチバン危ういものなんじゃないかと思うこともある。

もちろん、上に挙げた寺山修司の文章が正しいなんて思っていないんだけどさ。
読み方によっては『本当の平和=無関心になること』とも取れるし、
毎年毎年戦争について取り上げて、記憶を受け継いでいくということそのものが、
彼の言うところの『戦争好きな社会』なのかもしれない。
こういうことにおいて『何が正しいか』なんて誰にもわからんこと。
けれど、個人的に一年に一度くらい思い出す文なんだよなあ。

で、終戦の時期に安保法案とくっつけて、野党の皆さんはじめメディアはあれこれ言いたがっているようで。
たいした知識も学歴も教養も持ち合わせていないワタシらのような人間から見ても、
なんでそんなに乱暴な極論になっちゃうのか・・・と『????』。
集団的自衛権=死者が出る、徴兵制が復活する=戦争法案 であると。
これって、単なる難癖に見えちゃうのは、ワタシが阿呆なんだろうか。

軍隊のあるなしに関係なく、戦争が避けられない事態ってのは起こりうるわけで、
それを回避するのが政府の責任でもある。
が、一方的に宣戦布告されたり、攻撃されたりということになった場合、どーすりゃいいんだろう??
ただただ反対している人たちには、何かいいアイディアがあるんだろうか・・・。
難しいことは、アタマのいい人たちが考えてるんだろうからわからんけど、
『私たちは平和主義です!』と叫んでいれば攻撃されないで済むんなら、それに越したことはないんだけど、
現実、今の世界はそうではないのだろうなあ、とも思う。
自分たちが正しい(と思っている)から、攻撃されないなんてのは理想であって、
平和を愛してる人の家には泥棒も強盗も悪人も入らないかっていうと、そうではないよね・・・。
だから鍵つけたり防犯カメラつけたり、ネットではセキュリティ対策もするし、
家によっちゃボディガード雇ったり(笑)するんだよね・・・個人では。

ま、難しいことはわかりませーん♪ ←ヾ(・ε・。)ォィォィ
だけど、忘れてはいけない ということと だから何でも反対する ことは、
セットにはならんような気がするんだけどな・・・なんとなく。

ともあれ。
世の中今週はお盆休みということで、それなりに高速道路なんかも混雑しているらしい。
デブ夫婦はこの時期にどこかに出かけるということはないので、通常どおりの生活を送っている。
デパートなんかでは『帰省みやげ特集』などと称して、東京やヨコハマのお土産コーナーを見かける時期でもある。
で、先日近くのショッピングビルに行った時に、ついつい買ってしまったものが・・・(*^^*ゞ



榮太樓の飴! 泉屋のクッキー!! そして銘菓ひよ子!!!!
なかなか『自分で食べるために買う』ものではないブランドのお菓子たちでしょ!?
昔よくいただいたわ~という人も多いかもしれないが、今は食べきりサイズ&ご自宅用でも売ってるんだね~。

ひととおり食べてみたんだけど、やはり『長い間愛されているものには理由がある』のだなあと実感させられた。
榮太樓の飴なんて、砂糖と水飴しか使っていない『THE・飴なわけですよ。
口に入れた瞬間、しあわせ~~(´▽`)はぁぁ・・♪ と顔がほころんでしまうような甘さ。とにかく甘い、でもこれぞ飴!!
黒飴の黒糖のコクとニッキの上品さ、梅ぼ志飴(ちなみに梅干し味ではない)のしあわせな甘さ。
こんなに甘くて甘くて甘くて贅沢なお菓子があるだろうか・・・。

さらに、泉屋のクッキー! 昔は缶入りのものをたまにいただいたものだが、
あのハードタイプのクッキーがどうにも子どもの味覚にはなじまなかったもの。
しかし今食べてみると、しっかりとした食感に贅沢なバターの香りにウットリ♪・:*:・ ( ̄* )
種類別に小袋に入って売っているのだが、やはりココはリング型のアレを選んじゃうよね~。

そしてそしてひよ子! これはもう安定のおいしさ♪
デブ夫婦は迷わずアタマからかぶりつきますよ!!

やはり、都会で老舗と呼ばれ、銘菓となっているものには理由があるのだ。
写真には無いけれど、鎌倉銘菓『鳩サブレ』だって、十番館の『ビスカウト』だって、素朴でおいしくて、年に何度か必ず食べたくなる味♪
甘さ控えめの最近のこじゃれたお菓子には無い、昔ながらの贅沢な甘さがうまいのよん。
『名物にうまいものなし』とよく言われるが、それでも長年残っているってのは、やっぱり理由がある!
子どもの頃は、どれもさほどおいしいと思わなかったのに、大人になって食べてみると、こんなにおいしかったのか! と感動すら覚える。
味覚も、それなりに大人になるものなんだろうか・・・などと感じた夏の盛りであります。

さて、今週末までは一応お盆休み♪ とはいえ、デブ夫婦の周りはカレンダー通りで夏休みも取れないよーん、という人のほうが多いのですが。
2号嫁は、先日約一年ぶりに、お仕事をしていた時のお友達であるKakoお姉さまと遊びに行った♪
たまにはおしゃれスポットに繰り出してみよう! とばかりに、
玉川にできた『二子玉川ライズ』に行ってみたのだが、まー駅前もレストランもすごい人で、ふたりして(;´ρ`) グッタリ。
14時過ぎならどこも空いてるよね? で待ち合わせをしたのだが、どこも行列。
そういえば去年の同じ時期に、渋谷のビアガーデンに行った時も同じような目に遭ったというのに。学習能力が無いふたり(* ̄m ̄)プッ
ホントにふたりとも情報誌の仕事をしてたのか? というくらい、世間のことがわからなくなっちまっているという情けなさであった。
そんなこんなで、ニコタマの混雑っぷりに少々おたおたしながらも、無事にお店にも入れて、昼間からビール飲みながらあれこれおしゃべり。
考えてみれば、最近マンションの管理組合のお手伝いなんかで親世代の人とは話をするが、
同世代とおしゃべりするのってエライひさしぶりかもしれん・・・。つくづく情けない(ノ_-。)
でも楽しかったよーん♪ たまにはこういうお出かけもいいものですね♪

多分ワタシの盆休みイベントはこれで終わり(*^^*ゞ

あとはどこにも行かず、だらだらして終わりそうです~。それもまたよし。
またよしといえば、芥川賞を受賞した『火花』が掲載されている文藝春秋を買ったので、お盆休み中に読まなきゃ~。
そんな感じのデブ夫婦のお盆でございます。
あっ! あと『リズム天国ザ・ベスト』のノリ感がやっと『94』になったぞ♪ まだオールクリアではないけれど。
いや、だから何だってわけじゃないんだけどさっ(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
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2 コメント

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梅ぼ志飴 (yumi)
2015-08-17 10:33:13
子供の頃、お土産で良くこの梅ぼ志飴を頂きました。

その頃は黄色と赤の平べったい缶に入ったような記憶が…

弟と分けあって喜んで食べたましたが、子供心に「本当に梅干しが入ってるんだろうか…?」と思ったものです。

泉屋のクッキーも頂き物で食べた記憶があるけど、ひよ子の思い出はほとんど無いのよね…

その頃でも高かったのかな?


確かにこの時期になると戦争物ばかりが流れます。

今年は特に特攻物が多かったような…

その時には正しいと言う事だったのかもしれませんが、昨今の自爆と重なってしまうのは私だけでは無いと思います。

狭い地域の紛争もそうでしょうが、これだけ世界が近くなってくると全員が同じ価値観を共有すると言うのは不可能だと…

その中で自分の正義を押しつける事で争いが起こり、それが戦争に繋がって行く…

多分、どちらの側も自分が正しいと信じているからこそ相手を言い負かしたい、言ってもわからなければ力で…と言う事になるんだと思うのです。

もちろん話し合いで解決する事例の方が圧倒的に多いだろうし、それが理想ですが、武力では無い実力行使もたくさんあります。

そこから武力に進まないようにさせるって…すごく難しい…

理想に向かう思いが強ければ強いほど、相手をねじ伏せる事が正義と思ってしまう…

そして「正義の為には…」と言う方向に行ってしまうのかも…

正解の無い永遠の問いですね。

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yumiお姉さま♪ (デブ2号嫁)
2015-08-18 14:38:45
正解の無い永遠の問い。そうなんですよね。

戦争とか特攻を美化したり否定するつもりはないけれど、
『あのときは仕方がなかったんだ』と思うしか、
今のワタシたちにはできないのもまた、本当のところだと思うのです。
何が正しいかなんて、その時の状況や立場でカンタンに入れ替わってしまうし、
その場に身を置いていたひとりひとりが判断できることではなかったんだと思う。
自分ひとりでは正しい! ということを貫けない場合も多い。
そもそも、正しいこと=(すべての人にとって)良いこと ではない。
以前の記事でも書きましたが、
『正義』の反対にあるのは『悪』ではなく、
『別の正義』なんですよね・・・。
→ココ http://blog.goo.ne.jp/mamasaki720/e/ce406176a6cdb7a7b6be4a9bf88ad56f
ホントに正解なんてないわけで。

マンガ『ワンピース』のセリフの中に
『正義は勝つって!?そりゃあそうだろう 勝者だけが正義だ!』
『徹底した正義は 時に人を狂気に変える』
ってのがあります。これ結構深いと思うのですが・・・。
ただ、マンガからこういうのを持ってきちゃう自分の浅はかさが(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

実はワタクシ、榮太樓の飴をちゃんと食べたのって
初めてだったんっすよ・・・。
もうね、感動的なおいしさだった!
次は缶入りを買っちゃいそうな勢い♪
でも子どもの頃は、榮太樓の飴よりも
キャラメルとかヌガーとか舶来の菓子のほうがまぶしかった。
・・・若かったのさε- (´ー`*) フッ
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