薔薇の木に薔薇の花咲くごとく、我が家のドラセナくんに・・・。

なんだかんだでバタバタしていて更新をサボっている間に、いつの間にやら５月中旬になってしまいました(*´σｰ｀)ｴﾍﾍ
昨年末～今年に入ってから、まあ見事にいろんなことが起こりに起こりまくっているデブ夫婦であるが、
季節だけは変わらずめぐってくる。自然というのはやはり偉大なんだなあ。

というわけで、自然の力を感じた出来事がひとつ。



生まれて初めて見たんですけど！！ドラセナの花！！

我が家のリビングで育てている・・・と言うのも申し訳ないくらい置きっぱなしになっているドラセナ。
水だけは週に一度やっているのだが、気づくと葉っぱにホコリが積もったりしているので、
大切に愛情こめて育てているとはとても言えない。重ね重ね申し訳ない。
そんな我が家のドラセナは、１号旦那が言うには４０年ほど前に父親が持ってきたらしい。
葉っぱが伸びて伸びて、何度も何度も切って挿し木をして鉢が２つ３つに増えて、人にあげて…で４０年。
現在、ウチでは鉢２つに分けて窓辺に置いてある。
これも、天井につきそうなくらいまで伸びるとテキトーに切って水につけておき、
テキトーなところで知人に嫁入りさせる・・・というのを１０年くらい繰り返してきた。

まあ、窓辺にあるのが当たり前の状態だったので、特に注意して見ることもなく、気にもしていなかった存在ではあったのだ。

ところが。
ある夜、なんか家の中でユリみたいな香りがするなあと思って窓辺を見たら、なんか白い花が見えたんですよ。
こんな感じで。


２号嫁は花オンチなので、もちろんドラセナに花が咲くなんてことは知らなかった。
ゆえに『なんでドラセナに何かの花がくっついてるんだ？？』と思い、近くで見てみたら・・・

茎がビヨーッと伸びて、そこから花が咲いてるじゃないですか！？

１号旦那は入院中のため早速メールで確認。
『ねえ、ドラセナって花咲く？』
『咲くらしいぞ、何十年に一度くらい』
『咲いてるんだけども』と写真を送信。
４０年家にあるが、１号旦那も花が咲いたところを見たことがないという。

しかし、これだけ茎がニョキニョキ伸びてきていたのに、ここまでまったく気づかなかったワタシもワタシだな(*´σｰ｀)ｴﾍﾍ

ウチのドラセナは多分『ドラセナ・フラグランス』という種類だと思われる。
別名『幸福の木』ってやつね。
調べてみたら、花が咲くには高さ約2メートル近くまで大きくならないといかんらしい。
そこまで育つためには５年～１０年かかるそうだが、
そこまで大きく育っても毎年開花するわけではないらしい。
一度花が咲いて数年後にまた咲くものもあれば、数十年に一度しか花が咲かないものもあるそうな。
・・・なんとも気まぐれなお花で・・・

花が咲いてることに気づいた夜は、香りはすれどもまだつぼみが閉じたまま。
翌朝になると、あのユリのような強い香りがすっかり消えている。
調べてみたら、夕方５時頃から香り始めて、朝には花びらが閉じて香りが消えるらしい。不思議～～(´・∀・｀)ﾍｰ

そして花に気づいてから２日目の夜、ほぼつぼみが開いた♪

結構カワイイ花なのね～。茎のところには蜜も出ている。


花が開くようになってからは、夜帰ってきて玄関を開けた瞬間から、もうユリのようなヒヤシンスのような強烈な香りが。
なのに、朝になるとつぼみも閉じて香りもしないという神秘的なお花である。

そんなことを１週間ほど繰り返し、ドラセナの花が茶色くなっていった。

適当なところで根元から切って『楽しませてくれてありがとー』と、処分。
切ったあとも蜜が落ちてたぞ。すごい生命力だわ。


いや～～レアなものを見ることができましたよ！！ありがたい。
それだけでラッキー♪うれしいものである。
ちなみにドラセナ・フラグランスの花言葉は『幸福』『隠しきれないしあわせ』だそうだ。
この『隠しきれないしあわせ』ってなんかいいなあ♪(*´艸`*)
いいことあるといいなあ♪

それにしても・・・薔薇の木に薔薇の花咲くように、ドラセナの木にもドラセナの花が咲くんですね。
誰も教えていないのに、毎年ちゃんと咲く花もあれば、ドラセナみたいに突然気まぐれに咲く花もある。
どちらも自然なんだよな。当たり前っちゃー当たり前。

でも、
当たり前のことを当たり前として、これまで結構見過ごしてしまってきたのかもしれない・・・などと感じる今日この頃。
いろーんなことがあったせいか、当たり前のことに感謝したいという殊勝な気持ちにもなっているわけで。
当たり前のことって、実は何ひとつないのかもしれない。
だからこそ、当たり前の積み重ね＋ちょっとの努力と進歩　で、気づくとスゴイことになってたりするのかもしれない。
毎日元気に起きられること、ゴハンが食べられること、誰かと話ができること、
おひさまの光を浴びられること、キレイなものをキレイと思えること、おいしいものをおいしいと感じられること、
やるべき仕事があること、笑えること、泣けること、すべてが当たり前ではないんだよな。

気持ちだけでも、すべてのことに感謝していたいと思う。
１号旦那の家で４０年育っていたドラセナくんに、
まだここに来て１５年しか経っていない新参者の２号嫁が気づかされた１週間でありました。
いろいろありすぎてるので、ドラセナくんが我が家に幸運をもたらしてくれると信じて♪
次に花が見られるのは数年後なのか十数年後なのかわからんが、
これからもテキトーに＆もう少し大切に？世話していこうと思った次第である。