デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

イーにロにホ。

2016-03-04 00:23:20 | つれづれ日記
いや~~3月ですね~♪
なんだかんだ言っても、イチバン寒い季節は過ぎ、一日ごとにあたたかくなってくる3月。
それでもたまに寒の戻りがあったりして油断はならないのだが、
一歩一歩春に近づいているんだよなあ・・・と実感できる、ちょっとワクワクする季節である。
・・・のはずなんだが、実際にはあったかくなってくれば花粉も半端なく飛ぶもんで、
デブ夫婦は朝からクシャミハナミズの嵐である。
この季節だけしか買わない、柔らかくてお鼻に優しいローションティシューが、ハナミズをたっぷり吸っているため、
ゴミを捨てるときにずっしり重い・・・それがこの季節のデブ夫婦宅である。情けなし。

さて、そんなこんなでハナミズ全開、目薬とメンソレータムのお世話になっている毎日であるが、
先日新聞を読んでいた1号旦那が、突然
『2号! ほ って、イーに、ローで、下がホーでいいんだってよ!!』
・・・いったい何を言い出したのかと思ったら・・・コレのことであった。

文化庁の文化審議会漢字小委員会、手書き漢字の「とめ」「はね」など細かい違いにはこだわらない
・・・という指針案をまとめたというニュース。テレビでも結構報道されていたので、知っている方も多かろう。
で、1号旦那が何を一生懸命説明しようとしていたかというと、
『保土ヶ谷』の『保』が、『にんべんに口に木』ではなく『にんべんに口にホ』でもOKらしい、ということを言いたかったようである。
それをふまえて、上の1号の発言を読んでみてくださいね~♪

さて、この指針案に対しては
『漢字離れの歯止めになるか』『日本語の乱れになるか』という議論があちこちで起こっているようだ。
パソコンで文章を読んだり作ったりするのが当たり前になった現代では漢字離れが進んでいるのだそうだ。
で、デジタル機器での文字入力が増えたことで、実際に手書きする頻度が減っていて、そのうえ漢字には『とめ』『はね』『はらい』などの細かいルールが面倒だから、今の若者は漢字を敬遠しやすい風潮になっている・・・とかなんとか。
というわけで、手書きの漢字についてのルールを『ゆる~~く』したらどうか? ということになったんだろう。
多少違っても、同じ字として認めてあげよう! ということらしい。

まあ、学生時代に『とめはね』とか、上下の長さの違いやらで、漢字テストでバツをもらった人も多いだろうし、クセ字の人も居るだろうから、
ゆるくなるのはいいことだという意見も多い。
明らかにその字である、と認識できる程度の崩れなら、もうちょっと寛容でもいいのかもなあ・・・とは思う。
銀行や役所なんかじゃ字が正確じゃないからといって書類を書き直させられることも結構あるらしいが、わかればいいのでは・・・。
しかしそこは『特に正確な個人情報』を扱うところだから仕方がないのかしらん。
漢字の正しさがゆるくなれば、そりゃ今より漢字はカンタンになるし、使いやすく書きやすくなるんだろう。細かいところにまで気を配って書く必要なんてなくなって、楽ちんかもしれない。

でも、この指針案の中にはいくつか『なんか気持ち悪いぞ』というのもある。
さっきの『保』もそうなんだけど、『天』という字の横棒を、上下どちらが長くてもOKということにもなっている。
でもさー、上が短いのって変じゃない? なんか天っぽくなくない??
と、個人的には思ってしまう 。(*^▽^*)ゞ ここらへんはもう『感じ方』の問題ね。

そんなわけで、この指針案を『漢字文化の崩壊』とか『筆文字を冒涜している』などと批判する向きも多いようだ。
実際2号嫁も、最初にこの記事を見たときは、
『そんなこと言っても正しい字ってのはあるわけだから、最初から適当でいいってのはちょっとなあ』という印象を持ったのも事実。
基礎がしっかりして初めて、崩してもいいんじゃないの? と思ったのだが。
しかし、よくよく調べてみたらこの漢字小委員会の真意というのは、ちょっと違うようだ。
旧文部省の時代から、細かいところにはこだわらないという姿勢だったそう。
そして、漢字の書き取りを厳しくしたのは実は学校だけの問題だったらしい。漢字を厳しく採点するのは、教員の間で何の根拠もなくできあがったものなのだという。教育現場だけが、なぜか漢字に厳しくなっていったという話もある。
今回の指針案は『適当に書いてもいい』『雑でも簡略化してもいい』という意味ではないのだそうで、
とめはねなどが漢字の骨組みに影響しない場合は、その差で間違いにはしない、という意味であって、
「整っているか」「丁寧に書かれているか」などは別の観点とのこと。

てことは、最初の記事は・・・ちょっと乱暴だった? それともわざとそういう視点で報道していたのか?(´∀`)クスクス(笑)
あの言い方じゃ2号嫁のように、勘違いする人も多そう。この指針案、ちゃんと読んでみると結構面白いです。

文字やコトバってのは時代とともに変化していくもの。漢字だって、何が何でも変えちゃいけないんだ! とは思わない。
漢字が簡単になって使いやすくなるのは、いいことだろう。
だって、いわゆる『旧字体』で『医院』とか『駅』とか『学校』を書けったって、今のワタシらじゃヽ(*`皿´*)ノキィィーってなるもんな。
あとは『さいとうさん』や『わたなべさん』のイチバン難しいやつ(齋藤さんに渡邉さん)を書かなきゃいけないときに、
パソコンやスマホで字を調べて、それを極限まで拡大しないと書けないという事態に陥った人も居る・・・はず(ワタシはあったw)。

『そのカタチでなければ正しくない=間違った字である』となっちゃうと、そっちのほうがむしろ『漢字を衰退』させ『手書き文化を破壊』することにならないだろうか? 
フォントで考えても、教科書体や明朝体が絶対に正しいわけでもないだろうし、活字にもそれぞれ味があって、すべてとめはねなんかが一緒ではない。
手書き文字もそれと同じなんじゃないだろうか。漢字の骨組み=基礎さえ間違いがなく書けていて、
しかもその漢字であると誰もが判別できればOK♪でいいんじゃないかなあ・・・と個人的には思うわけで。
一応漢検なんかを持っている(準1級止まり)2号嫁でも、もう少しゆるくてもいいのかもな~とは思う。
ただ、指針案の例に出てくる『OKとする漢字』の中に、感覚的にイラッとするものがいくつかあるのは仕方ないとして 。(*^▽^*)ゞ
そして正しい正しくない以前に、解読不能な漢字をたまに書いてしまう1号旦那のような大人も仕方ないとして 。(*^▽^*)ゞ

しかし、やっぱり日本の学校教育って・・・な気分にもなっちまいますが。

そうそう、政治の世界では『とめはね』のメリハリは大切よね♪
自分たちの政党名すらバシッ! と決められない方々が居るようで(´∀`)クスクス(笑)
何をしたいんだろう・・・とおそらく多くの人が思ってるんだろうが、
『どっちの名前が強く反映されるか』なんていうそれこそ『細かい違い』にこだわっているのに、
大きなことなぞできるわけがなかろう・・・と思っちゃう。
細かいところ細かいところに目が行くのは、ある部分ではいい時もあるかもしれんが、
決めるところは決める、止めるところは止め、はねるところははねる、はらうところははらう!!
そういう『気概』みたいなものってのも、大切なんじゃないかしら・・・などと思っていたら、
なんとなんとの『党名をネットで募集』!? これホントですか??
・・・キメられないにもほどがある・・・ヾ(o^▽^o)ノあはは♪

(追記)やっぱりというか気の毒というか、ネットでは『大喜利状態』になっているようでヾ(≧▽≦)ノあははは!
そのほとんどが、当の民主+維新にとっては不名誉な名前・・・(*-艸・*)クスクス
でもでも、常々『民意を尊重しろ!!』と目ぇひんむいてる方々なので、どんなに不名誉な名前でも、仮にそれが多ければ、
当然採用するんですよね??
採用しないまでも、公募という以上はすべての候補を公開して、投票で決めるんでしょうね??
もしそれをしないで・・・公募をしたけど公開はしないで、内部でこっそり決めるなんてことになったら、
お得意の『民意』ってやつは完全無視の政党ってことでいいんですよね??
まあアタマのいい方々が考えたんでしょうから、当然そのくらいの覚悟はお持ちだろうと。
どうせなら、イオンモールで公開投票でもすれば少しは見直してもらえるかも・・・ヾ(o^▽^o)ノあはは♪
コメント (2)
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