デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

食べることへの興味は薄れることなく。

2012-10-23 23:40:18 | 料理・食・おいしいもの

ひと雨ごとに秋が深まっていくようで、朝晩はさすがに寒いくらいになってきた。デブ夫婦の寝床にもついに羽毛布団が登場! 日記を読み返してみるとだいたい10月20日過ぎに羽毛布団を出しているようで、毎年同じような時期にきちんと寒くなってくるもんだ。

さて秋といえば、デブ夫婦の場合はやっぱり、どう考えても食欲の秋。しかしデブ夫婦は、いわゆる『グルメ』ではない。
ただ『食べること』は大好きだし食べ物にそこそこの興味はある方だと思っている。
ゆえにコンビニでもファストフードでもファミレスでも街のとんかつ屋でもチェーン居酒屋でも煙もうもうのホルモン焼きでもホテルで食べる中華でも個室で食べる日本料理でも、幅広くおいしく楽しく食べられるというお得な性分である(ただし1号旦那はナマモノが身体的にNGなのでそれ以外)。
要は食べるんだったら少しでもおいしく思えるものがいいよねー程度の興味。それは場所とか値段ではなく、おいしく思えればOK。何を食うかよりも誰と食うかの方が大切な年齢になってきたのかもしれん。

そして2号嫁、30歳を過ぎたあたりから、食には『こだわりのある人』『そこそこ興味がある人』『さほど興味が無い人』とざっくり分けて3種類の人間が居ることに気づきはじめてきた。

『こだわりのある人』ってのは、いわゆる食通・グルメなんでしょう。どこどこ産のなになにはこの季節に食べるのが一番ウマイんだよ的な。
で、食べ物にそこそこ興味がある人ってのが、デブ夫婦も含めて世の中大多数だと思っている。多分ほとんどの女性はココに入るのではなかろうか。そして飽食の時代とはいえ、世の中には食欲が本能だとするならばそれさえ満たされればいいというスタンスの人も居るわけだ。食に興味が無い、といってもいいかも。
そういう人は『お腹さえいっぱいになれば何でもいいんだよねー』ということになるのだろう。

付き合っているだけの間柄なら食にこだわってたり逆に興味が無かったりしても、まあ他の部分でカバーできていれば問題はないのかもしれんが、これが結婚して食生活をともにする・・・と考えると、食べることへの興味や執着がそれなりに一致していることって結構大切だと思うのだ。

あまりにこだわりが強すぎて、外食でもファミレスやファストフードなんてもってのほか、マズイもん食わされるくらいだったら食わない方がマシ、みたいなタイプの男性はそれはそれで困りそう。結婚したらご飯の炊き方、味噌汁の出汁の取りかたひとつからあーだのこーだの言われそう、と想像してしまうw
たまに食べるカップラーメンとかレトルトカレーとかミニストップのホットドックとか冬限定のチョコレート『メルティキッス』とか肉屋のコロッケなんかをこよなく愛するワタシのような人間としては、
『インスタントなんて大人が食うもんじゃないよ』とか
『そんな油が回ったコロッケや唐揚げなんてよく食えるね』と言われると、
『いやあ、チープな舌しか持ち合わせてなくてすみませーん』と言いたくなってしまう。

一方、食に興味が無いタイプも楽しくなさそうだなーと思う。
出された料理をただ黙々と食べて、感想も何もないタイプ。こっちが『これおいしいねー!』と言っても『う、うん』としか言わなかったり『あ、そう? それでさ・・・(と別の話を始める)』みたいな感じだとそれはそれでつまらないかもしれん。結婚して料理作っても、ウマイでもマズイでもなく毎日こうなのか? と想像してしまうw
で、食にあまりにも興味が無い男性って結構ほかのこと(自分の趣味とかね)には異常なほどのこだわりとかがありそうで怖い(これは偏見)。

女性はどうかというと、ワタシら世代は若い頃に会社の上司なんかに結構おいしいお店や若いコムスメ同士ではちょっと入れないような店に連れてってもらった人が多いと思う。
なので、おいしいものはそこそこ味わってきていると思うのだ。
2号嫁も、横浜関内にあった『京風おばんざい』の店に連れてってもらって、大皿に並べられた『おばんざい』の数々に感動したり、チェーン店ではなくオヤジさんがひとりでやってるような料理居酒屋に連れてってもらったり、雑居ビルにあるパブみたいな店に連れてってもらったりしたもんだ。
さらに仕事柄、鍋特集ですっぽん鍋をご馳走になったり、ホテルのフォアグラディナー試食とか『○○さんと行く中華街開運めぐり』みたいな企画にくっついていって、自分じゃ食えないような値段の高級料理を食わせてもらったりもしたっけ。いや~思えばあの頃がイチバンいいもの食ってたかもしれん(〃^∇^)o_彡☆あははははっ♪ もう20年以上前のことだ・・・。

さてそんな時代を送ってきたからといって大人になっても高級志向なわけではなく、同僚とちょっと高級な和食屋さんも行くけれど、モスバーガーだって会社の近所で売ってるお弁当だって食べるし、スナック菓子だってコンビニの新作スイーツだって話題のドーナッツだって食べますよーというタイプの女性がほとんどだろうと思う。

今、若い子の食に対する興味ってどうなんだろう? ワタシらの頃のように高級なお店に連れてってくれたり、いいものを食わせてくれる上司なんかも少ないだろうから、おいしいものを食べたい! という欲求は薄いのかもしれん。あとは食べ物にそんなにお金かけるなんてバカみたい、と思ってるかもしれんなあ。
けれど確実に、いいもん食いたい! うまいもん食いたい! と欲している人間も居るわけで。これもまた、食に対する選択肢が広がっているという証拠なんでしょうね。食事を単なる栄養補給と考える人のためには、世の中いろんなサプリとか栄養補助食品が出回っているし、味なんてよくわかんないから食べられれば何でもいいやという人には万人向けの味の外食産業や食べ放題のお店がたくさんある。それとは逆に今も『どこどこのなになに』を求める人のためにだって、老舗の料理屋やお寿司屋さんや三ツ星レストランは存在しているし。

人間の最大の贅沢って行き着くと食になるんじゃないかと思うのだが。物質的な欲や名誉などの欲が満たされれば、最終最後は食なんだろうなーと。病気になって好きなモノが食べられなくなるってのが、歳をとるとイチバン辛いのだそうだ。
そういえば、1号旦那が若い頃お世話になった社長さんにも食に貪欲な方が居たそうな。高齢なので量はそんなに食べられないのだが、イチバンいい部分をちょこっとだけ食べるためにいろいろなお店に行くんだと。1号とゴハンを食べに行くのがとても楽しみだったらしく、連れてってもらうだけの立場の1号はただもりもり食っていたそうだがw

というわけで、うまいもん食いたい欲が適度にあるデブ夫婦。でも今はふたりで食ってると何でもおいしく思えるので、それはそれでかなりお得な舌だと思っている。
決してグルメじゃないし、高い店に行くわけでもないし、いろんなお店を知ってるわけでもない。でも楽しくおいしく食べることへの興味だけは40歳を過ぎても活発になるばかりのデブ夫婦。

周りにいる年配の人の話を聞いても『もうこの年齢になると、食べることくらいしか楽しみがないのよ~』って人がホントに多い。で、歳をとってもピザやコーラが好きだったり、エスニックなんかも食べに行っちゃったり、80歳過ぎてもお肉が大好きだったり。いや~食べることに貪欲な人ってやっぱり若々しいのだ・・・。食は本能であると同時に娯楽でもあるのかもしれない。食べることを楽しむ人っていくつになっても見ていて楽しいなあ、いいもんだなあと思う。

あとどれくらい好きなモノを食っていけるかわからんが、歳をとった時に『今日は食欲無いからそうめんだけでいいよね』なんて会話はしたくないな~と思うデブ夫婦。食うモノはエネルギーの源だからねっ。

コメント
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