デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

いまや『もうひとつの』の方が面白いのでは。

2010-03-23 23:05:07 | つれづれ日記

冬季パラリンピックが閉幕した。44カ国500人を超える選手が参加し、日本勢は金3、銀3、銅5の計11個のメダルを獲得。前回のトリノを上回る成績を残した。

これでも、こういう結果を残しても、まだオリンピックの10分の1の支援しかしないのか?

最近のオリンピック代表選手はメディアの取り上げ方のせいだろうけれど、まるでタレント扱い。それで結果を出してくればまだいいけれど、何回も出場していてメダルに届かないばかりか上位に食い込むことすらできずに、それでも『楽しかったです~』などと笑っていられるのが不思議でしょうがない。
ま、タレントのように扱われてるんだから、まともな成績をあげられなくても、
とりあえず『カワイイ』『さわやか』『頑張った!』とメディアが持ち上げてくれるからいいのか。で、メダルを獲っても獲れなくても感動秘話が待っているってわけで。

そりゃあ今やオリンピック自体がショーになっているので、選手のタレント化も仕方ない部分もあるだろう。要するに数字を取るためだから。
それにしても、もっとパラリンピックを取り上げてくれてもいいのに。
オリンピックよりもよほど見応えがあったし、しかも結果も出しているのに、この扱いの小ささは何なんだ?腹立たしいったらない。

パラリンピックも、もちろんいろいろな問題をはらんでいるとは思う。
機具の出来でも左右されてしまう競技だってあると思うし、機具の良さという点ではやはり日本や先進国の方が優れているのは仕方がないと思う。
なので、先進国有利という点も問題だという議論も出てきてしまうのだが、そもそもウインタースポーツ自体が、お金がないとできない競技だからなあ。
だから冬季オリンピックに雪の降らない国から参加するってのはすごいことだし、冬季オリンピックに出場するくらいの選手になるには相当のお金をかけないとってのも理解できる。

それにしても・・・、
いまや『もうひとつのオリンピック』の方が元気ですねw
オリンピックで5回も6回も出場していてメダルのひとつも獲れない選手と、
パラリンピックで5回も6回も出場している選手は同じではないと思うのだ。
オリンピックで20年とか出場してるのは、それだけ後進の選手が育っていないか、もしくは何らかの力で若い選手の出場機会を奪っているようにしか見えないんだよね。これって、どちらにしても大変なことじゃないか?

そんなことを言うと、オリンピックは『参加することに意義がある』『勝ちゃあいいってもんじゃない』という反論もあるとは思う。
しかし、東京オリンピックや札幌冬季オリンピックの頃ならいざ知らず、今、この日本で『参加することに意義が』とか言ってていいのかなあ? とどうしても思ってしまうのだ。
会社なりに所属はしていても、その競技だけやっていればいいという恵まれた環境が与えられ、税金を遣ってオリンピックに行かせてもらえて、メダルも獲れずに『楽しかったです』『自分らしさが出せました』『ちょっと悔しいです』などと言いながらへらへら笑って帰ってきてほしくないよな~と・・・。
ビービー泣くくらいならメダル獲ってこいよな~と思ってしまうデブ夫婦なので(*^^*ゞ
ただ、やはり東京&札幌の時にオリンピック精神みたいのを叩き込まれた世代の方々は、
『勝つことがすべてじゃない』的な考え方の人が多いのでそれはそれで仕方がない。

1984年のロスオリンピックから、いい意味でも悪い意味でも商業的な要素が強くなってしまい、金もえらくかかるようになってしまったオリンピック。これから発展していこう、とかスターを出そうという国の『参加することに意義がある』と同じことを、もう日本は言ってはいけないよな。これだけ豊かな国なのに甘えすぎてないか?
プロ野球選手にしたってプロゴルファーにしたって、勝てなければ金ももらえないし、金がもらえなければモチベーションだって落ちるし、ファンだって離れていくんだよ?
だから何が何でも結果を出さなきゃいけないし稼がないといけない。
そういう危機感とか、国を背負っているとかっていう感覚が果たして今の選手たちにあるんだろうか?
確かに勝つことだけがすべてではないかもしれないが、少なくとも世界の舞台で勝つことは重要だ。誰も負けに行くためにわざわざ参加するんじゃないだろう? だったら最初から勝負の世界になんぞ行かないで、そこそこ上手な兄ちゃん姉ちゃんで居ればいいわけで。

しかし、何かあれば『我々の税金を遣って云々』と目ぇひん剥いて報道しているメディアが、ことオリンピックに関しては税金が遣われてるってことを声を大にして言わないのは、きっと理由があるんでしょうね。
選手の滞在費から着崩しちゃったユニフォームから、税金だからねえ。
そのへんをわかってて、なおかつ『勝つだけがすべてじゃない』『感動をありがとう』『勇気をもらいました』ってマスコミの方々は言ってるんですよねえ?

そうそう、1号旦那いわくJリーグも岐路に立ってるよなあ、とのこと。
チームは増える、選手も増える、でも観客数は減っているしテレビ中継も今や夜中。さらに国際レベルにいつまで経っても達していない。ワールドカップもそれこそ『参加することに意義』状態になっている。スポンサーも離れていくし、toto頼みだけではどうしようもない。
プロ野球もしかり。このままだと選手は増える、給料は払えない、引退後の保障はない、スポンサーは離れる、そしてファンも離れる・・と衰退するばかりだと思うのだ。
頭のカタイ人たちが、上っ面だけでやれスポーツ振興だ何だと言ってても多分何も変わらない。日本のスポーツ、アマチュアもプロも障害者スポーツも含めて、もう一度考え直さないといけない時期に来ているんじゃないかなあ。

ともあれ、日本の底力を見せてもらったパラリンピックだった。すばらしかった!

あ、でもスポーツも鳩さん政権では仕分けの対象になってるんだっけ(。・m・)クスクス・・・いったい何を考えてるのか。さらに、解任のはずが一転撤回だそうで。これで副幹事長を続ける方もヘタレだと思うが、民主党っておかしな党になっちゃったね。今2号嫁がイチバン怖れているのが

『マニフェストを守るとは、我々のマニフェストに書いてありません』

などと言い始めるんじゃなかろうか・・・ってことで(。・m・)クスクス・・・鳩さんなら言いかねない?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする