今さらな感じもしますがw
旦那の放送作家・鈴木おさむさんが書いた『ブスの瞳に恋してる』(これなんて初版を買っちまったw)&第二弾は先に読んでいたのだが、これは嫁の大島美幸目線で書いた出逢いから結婚、その後の結婚生活に関するセキララエッセイ。
『交際期間0日で結婚』ってのが何かとクローズアップされているが、
何だかんだで美幸ちゃんも女の子だwやっぱり、どこかで迷いや疑念があったんだなあ・・・。
だまされてるんじゃないか?とか、またからかわれてるだけだとか、ドッキリじゃないかとか。
そこには、小さい頃からいじめられてきたという過去も関係しているわけで。
子どもの頃、一度もいじめられなかったとか無視されたことがなかったという人の方が、今や少ないと思う。容姿だったり成績だったり、あとは鈍いとかどんくさいとか、そんな理由でいじめは発生するからな。ブスでデブだと、即いじめの対象・・・美幸ちゃんもそんな少女時代を送ってきたせいか、かなり性格がひねくれて育ったらしい。
しかし、悲しさ、みじめさ、そこからくる静かなる怒りや恨みってのはひねくれようが捻れてようがパワーになるんだよなぁ。
そんな、ある意味『負』のパワーを、笑い飛ばせるくらい面白おかしく文章にしている。
その文章力もすごいぞ。
『結婚して初めて』のことだらけだったという美幸ちゃん。
男性と10分以上目を見て会話した、男性に料理を振る舞った、男性とデートした・・・いろいろな初めてはあれど、
でも本当に本当に初めてだったのは、異性に愛されることだった。
一生分の不幸を22歳9ヶ月までに受け取り、
結婚した22歳9ヶ月と1日からは、
今まで受け取らなかった幸せを少しずつもらっているような気がした。
ココでもう、ほろっときた。
とにかく『いまが幸せだ』と胸を張って言えるってのは、意外に大切なことかもしれん。
いろいろあるのは、当たり前。
いろいろあるけど、しあわせだ、と言える自分。
もちろんそこには、男の度量ってのも大いにあるとは思うけれどw
この2人の場合、結婚に至るまでの経緯は少々変わっているかもしれんが、結婚してから恋愛している姿勢はステキだなぁと思う。
とにかく、愛してる人に愛されている女は強い。
その女が周りから見てブスだの美人だのデブだのグラマーだの金持ちだの貧乏だの、そんなの関係ないんだよな。
周囲がどう思おうと、どう見られようと、二人が思いあっているその時だけが真実だ。
旦那に宛てた遺書も泣けたなあ(*^^*ゞアタシも書こうかなぁ(*^^*ゞ
ともあれ。
結婚は大いなる博打、人生を賭けた壮大なギャンブル。
勝負は最後までわからんが、今の幸せを続けていく努力が勝負の行方を左右する・・・かも?
そして、結婚して一生をともにすることがいかに幸せか(そして難しいか!)ということを再認識させてくれる。
旦那の本同様、夫婦生活の内容がとにかく赤裸々すぎるので、好き嫌いは分かれると思うが、読んで笑って驚いて時々泣かされて、元気になれる本ですよ♪
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